2015/8/20・伊東 透明度8~12m 水温26度
海底から海面に伸びる係留ロープを備え付けのフックですくい上げ、漁船の「タツ」にかける。
皆を船から降ろす。
その後自らも海に飛び込み、皆の後を追いかけ伊東の海に潜降をかける。
口にくわえたレギュレーターからの排気音が水越しのポコポコという排気音に代り、
耳元を泡に形を変えた自分の吐息がかすめていく。
景色が青一色に代り、何者かに出会える期待が一気に加速する。
と、その瞬間眼前に飛び込んできたのがこの光景・・・。
誰だコイツら・・・??
見たことあるような、ないような・・・・。
カイワリ?シマアジ?タカサゴ?
とりあえず皆を追いかけなければいけなかったので適当にシャッターを切り、後日調べてみた。
結果・・・どうやら、ギンガメアジの幼魚とツムブリの幼魚に近い・・・。
亜熱帯の魚。稀に伊豆でも見れるが、南伊豆の黒潮付近で見られるぐらいっ。
違ったらゴメンナサイ。でも多分あってる。
何気にすごいことだと思う。
カタクラサンとシミズちゃんを連れて潜った伊東の海は慌ただしく生命と生命をぶつけ合い、
削りあい、壮絶な一瞬を繰り返し過ごしていた・・・。
上段:
ニシキベラは産卵・放精した直後、それを食い散らかすメジナの群れ・
下段:
タカベやイサキの群れを捕食するカンパチの集団。
いつもながら逞しい自然に圧倒されて、箱根の温泉で人間らしさを取り戻してきた・・・。
まさ