何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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たぶん過去一の熱海

 

6月23日(日) 熱海 透明度15m 水温22度

 

この日の熱海は、個人的に過去一番の熱海。

 

生憎の雨模様だけれども、透明度は良好!

するするとロープを降りていき、着底した5秒後に・・・

 

 

ちびボブサン!!(美佐子さん発見)

この時点で勝ち戦の様相ですが、ここからがすごかった。

 

 

沈船の周りのソフトコーラルは、雨模様のおかげかもりもり元気に咲き誇っており、

その周りに群れる魚たちの量も過去見たことない規模!

しかもそこに数匹のブリがアタックして、手を伸ばせば届きそうな距離まで大接近。

 

 

こんなときに限ってマクロレンズ・・・というのがあるあるですが、

この日はお店のおろしたてのNewカメラにワイドレンズがセットされたものを借りており、装備はばっちり★

 

 

ソフトコーラルと群れと沈船 とか

群れをかき分けて現れるブリ とか

待望の沈船の周りを泳ぐ太郎君 とか

 

いろいろアングルも考えながらパシャパシャと。

そして2本目に行く船の上で、撮った写真を見返そうと再生ボタンを押すと

 

 

 

「メモリーカードが入っていません」

 

 

 

いやいや、1本目、シャッター押せてたし、カードがずれて反応しないだけかな?

なーんて思ってハウジングから出してみると、ほんとに入ってない・・・。

 

 

もう一度電源を入れてみると、画面左上に小さく「NoCard」・・・。

 

 

もっと主張してよ~。。。

ないのにシャッター押せるようにしないでよ~。。。

 

マクロレンズでソフトコーラルとキンチャクダイ by みたっち
マクロレンズでブリ by みたっち

 

ということで、2本目はマクロに集中。

前線のうねりががっつり入ってきたので普段あまり狙わない沈船周辺の根回りを重点的に。

 

ギャンブル要素もありましたが、

探してみるとムラサキ/キイロのウミコチョウはそこらじゅうにいるし、

アラリやミアミラなどのキレイなウミウシがいたところも過去一と感じた由縁。

 

 

 

潜ったはサラのカレーで締めて、過去一の熱海、完。

 

 

 

そしてみんなが帰った後、

店でメモリーカードが入ってなかった話をしたら

 

 

 

「それ、セッティングしたの、たぶんわたしです」

 

 

 

と言って爆笑し始めたのは、お察しのとおり、すずか。

 

 

 

まぁ朝確認しなかった俺も悪いけど、

ひとつ訂正しておくと

「たぶんわたし」 じゃなくて 「わたし」 だね。笑

 

 

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桃源郷はいずこ

6/1(土) 赤沢 透明度2m 水温19度

 

 

魅惑のハナダイポイント、赤沢。

 

急斜面を下った先に待つ桃源郷。

手製図鑑を使って各種ハナダイを入念にブリーフィング。
特徴を頭に叩き込んで、期待を胸に海に飛び込むと・・・

 

 

み、見えない・・・。

 

 

浅場の透明度、良く言って3m。

いや、2m。

 

 

桃源郷に向かう斜面は、真っ暗で一人だったら降りるのを躊躇するほど。

それでも勇気をもって降りていくと、暗い潮のおかげで、深場の生物や暗闇を好む生物は元気いっぱい。

 

 

深場の魚「ムツ」は浅場にいる小さいのじゃなく、釣りで釣るサイズの大きなムツがヒュンヒュン。

 

同じく深場を好む「ウメイロ」も、浅場でたまに見れる小型じゃなく、肉厚幅広の立派なウメイロがビュンビュン。

 

 

さらにさすがにこれは岩陰にいたものの深場のエビの代表格、「オキノスジエビ」がわっさわさ。

 

そして極めつけはこれ。

 

 

立派なキビレマツカサ。

 

せっちゃんがあんなに苦労して、

八丈島で感動の出会いを果たしたキビレマツカサ(詳しくはこのブログ)がまさか伊豆で・・・。

しかも数個体が、暗い潮のおかげで岩陰から出て普通に泳いでいる。。

 

 

嬉しいけれども、今日のお目当ては君たちではない、妖艶なハナダイたち。

 

 

 

さてみなさん、

暗い海でライトをつけると、臆病なハナダイたちはどうなるか知ってます??

 

 

 

そう、逃げまくります。

 

 

ライトの光から逃げようと縦横無尽に泳ぎまくり、

どうにかお目当てを見つけて写真を撮ろうとフラッシュがぴかっと光った瞬間、

そこにいたハナダイたちは岩陰にヒュン!・・・。

 

 

ごめんなさい、正直、撃沈です。。。

 

 

なんとか写真に納まったハナダイはスジハナダイとナガハナダイのみ。

さきの深場の生物たちや泳いでいるムラサキウミコチョウ、

ブイ下でたまたま見つけたイソコンペイトウガニが居てくれて本当に助かりました・・・。

 

これは飛んでないムラサキウミコチョウ嬉しかった、イソコンペイトウガニ

 

 

かたや、ひさびさの海を満喫するまさしさん率いるリフレッシュチームは、

陽の光差し込む明るいビーチで海のことを思い出し。

 

白砂の遠浅ビーチをのんびり泳ぎ、

でっかいイシガキフグと戯れたようで楽し気なリフレッシュチームとどこか煮え切らないベテランチーム。

 

船着場から見えるビーチの明るい水中に、こっちの方がきれいだね・・・と誰からともなく聞こえてきました。。苦笑

 

 

 

赤沢のポテンシャルはこんなもんじゃないので、リベンジさせてください!

 

りゅー

 

 

 

まるで平日お泊りのような

5/4-6(土日祝月) 妻良・波勝崎・安良里 水温19-20度 透明度15m

 

 

ゴールデンウィーク後半戦

2泊3日の伊豆ツアーは「晴天」「ベタなぎ」「貸切」♪

 

ダイバーを見たのは初日の妻良の二人だけ。

 

波勝崎も

 

安良里ボートも

 

貸切♪

 

 

こんな南伊豆ならではの水中景色も貸切。

 

さらに、ベタなぎ、透明度◎に加えて、流れ皆無。

 

ほんとに南伊豆?と疑いたくなるほどノンストレスな水中にはウミウシももりもり♪

 

ここは田子湾内…?いや、波勝崎の外洋ポイントです(笑)

 

南伊豆は周りにコンビニもない限界集落。

下田のマックスバリューで3日分の飲み物確保してクーラーボックスへ。

 

そして潜り終わったらすぐ・・・

 

かんぱーい♪笑

 

緩やかな時間が流れる南伊豆。

 

耳を澄まさなくても自然と聞こえてくる

 

ホ~ ホケキョ♪

 

と、新緑の5月にふさわしいウグイスの鳴き声に、

 

 

山々に囲まれた美しい棚田に響く

 

 

ヌ”ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

と、残響轟く、「ヤッホー」に代わるマサ流やまびこ確認法。

 

なお、この「ヌ”ーーーーー」は、水中でも威力抜群。

翌日、ボブサンをみんなに教えるべくヌーイングをしたレナさん、

見事にチームメンバー全員に教えることに成功しました。笑

 

 

 

なんならお宿も

 

初日に一人の釣り客がいただけで、二日目からは貸切。

 

10人なのに5部屋も用意していただいて。

 

手前の白身は・・・
テングダイ!?

 

今回は雲見の宿に2連泊♪

毎朝おばちゃんとこんな掛け合いをしながら。

 

【初日】
今日はどこ行ってきたのー?
→妻良です!

 

 

【二日目の朝】

今日はどこ行くのー?
波勝崎です!

 

 

【最終日の朝】
今日は雲見?
→安良里です!
え!?雲見潜んないの!?!?

 

 

ですよね笑

徒歩圏内にこんな穏やかな良い海があるのに。

 

穏やかな雲見の朝

 

雲見に潜らずしても、久々に潜った南伊豆の海は生物的にも最高でした。

 

クエはもはや普通種。

群れは1匹1匹がでかいから迫力満点。

5月なのに南方系幼魚もたくさん(ツユベラ・タテキン・セナキルリスズメ・アマミスズメ)

 

ただ、こんな穏やかな南伊豆、もうないだろうなぁ~笑

 

 

 

 

そして帰りは1本潜って渋滞回避で東京ランチ♪

店着は16時。

まるで平日お泊りのようなGW2泊3日でしたっ

 

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言霊と旨飯

 

ダイビングを始めて17年。

まだ果たせていない目標の一つが、事前情報のないクマドリカエルアンコウを見つけること。

伊豆で見れるシーズンは晩夏~初冬。気合十分に臨んだ2日間。

 

 

11月26-27日(土日) 田子・田子 水温21度 透明度10~15m

 

 

この時の田子にクマドリ情報はなし。

みんなの前で「情報はないけど、この2日間でクマドリ見つけたいんですよね」と口にしてみたところ、

安西さんに「まぁ、志は高い方がいいんじゃないですか」と まるで期待していないテキトーなお言葉が。

 

まぁ気にせず、1本目の沖の浮島根へ。

潜って25分過ぎ。

居るならこういう海草の生えてるあたりだろうなとさらに目を凝らすと・・・

 

 

 

 

いたぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

 

 

ほら、どうです、安西さん。

 

 

見つけましたよ。

 

 

 

 

 

・・・美佐子さんが。(笑)

 

 

 

みんなで水中で狂喜乱舞したものの、またも目標を果たせず。

く、悔しい・・・。

 

 

2本目は小蝶アラシでシーズン前のウミウシ探し。

これが意外とキレイ系のウミウシ豊富。洞窟ポイントなのに水路に一つも入らず45分でエキジット。

 

そしてこの流れに乗って3本目、情報皆無だけどもセトリュウグウを探しに行くことに。

「セトリュウグウはいなくても、そろそろピカチュウとかはいるかもしれないですねー」なんて言ってたら・・・

 

 

きたぁーーーーーー!!!!!!

 

ピカチュウを飛び越え、スーパーピカチュウことカンナツノザヤウミウシ。

 

そしてこれも見つけたのは美佐子さん(笑)

 

いや、あれもこれも、僕の言霊とコース取りが良かったことおかげですね。

 

 

 

 

 

と、海メインで書いてましたが、この日は旨飯ツアー!!

ちょっと良いお宿で温泉に浸かって、本日のご飯処「久遠(くおん)」へ♪

 

 

  

 

前回行ったまさしさんがおすすめの品を事前オーダーしてくれていたので、間髪なく運ばれてくる旨飯たち♪

 

まずは10種以上の刺し盛に、アジと島寿司、カリカリベーコンのサラダ。

チーズとフォアグラを使った洋風茶碗蒸しに、カマスの山椒焼きにイベリコ豚の串。

キンメとオナガダイの煮つけ。

 

溢れる美味しいご飯に進む日本酒♪

 

いや~食べたなぁ~なんて思っていたところに

「お待たせしました~」と店員さんが持ってきてくれたのは、

山盛りの唐揚げとステーキ。

 

 

・・・まさしさん、ちょっと頼みすぎ(笑)

 

 

 

でもそれも平らげて、宿に戻りしなコンビニでアイスも買って、

また宿で温泉入って、朝風呂もして、また田子でクマドリにご挨拶して。

 

控えめに言って、自分、楽しかったです(笑)

 

 

りゅー

 

 

 

 

45分の壁

11月6日 北川 水温24度 透明度15m

 

東伊豆の伊東から30分ほど南下したところにある温泉街・北川(ほっかわ)。

昭和レトロが香るこの街は、マクロ派垂涎の海でした。

 

 

ポイントまでは小舟でわずか5分。

-20mの水底には、こんなかわいいレモンイエローのイロカエル(×2匹)に、

今年初物のフリソデエビのちびちゃん。

 

どちらか1匹だけでも歓喜するレベルの生き物ですが、これでもまだまだ序の口。

 

 

満開のソフトコーラルに乗るクダゴンベに、5mmほどのオレンジのイロカエル。

見やすいサイズのフリソデエビのペアに、小指の爪先ほどのしかないコウワンテグリのちび助!

 

これでも終わらず、まだまだ続く!

 

 

4匹目のフリソデエビは極小!2㎝もない、今まで見た中で最小サイズ。

このオレンジのイロカエルも極小!後ろのグレーのがスレートのペン先。いかに小さいかがわかります(笑)

 

さぁもう一丁!

 

 

最後は小ぶりで鰭がきれいなニシキフウライウオ(赤)と、

これまた今年初物のウミウシカクレエビにピカチュウ(×3)!

 

次から次へと現れる小さなスター生物。

しかしそんな小さな生き物には目もくれず、GOPro片手に泳ぎまくってたムラキさんが何か呼んでいる。

カメでもいたかな?と思って近づいてみたら・・・

 

 

まさかのカスザメ!

こんな岩場のちょっとした砂だまりに、しかもまだ水温24度もあるのに見れるとは!

少しずつ冬の気配を感じた瞬間でした。

 

 

そしてこれらが「カジカキ」っていう一つのポイントで2ダイブした成果!

ただ唯一の難点(?)が、こんなに面白いのに潜水時間が45分の制限あり。正直まったく時間が足りない。

もちろん2本ともぴったり45分、1分も余すことなく潜ってきました(笑)

 

 

りゅー

 

 

 

 

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