何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「イルカ」カテゴリーアーカイブ

またね、鬼ヶ島!?

10月15~17日 三宅島&御蔵島ツアー 透明度:25m 水温:25℃

 

 

今年もこの景色を眺め。

 

 

レインボーブリッジ@三宅島ダイビングツアー

 

 

私たちを乗せた黄色い橘丸は、
東京湾をゆっくり南進していく。

 

 

東京の夜景はだんだん、
横浜のオレンジ色の明かりが灯る工業地帯になり、
気がつけば船は東京湾の出口、あたりは真っ暗闇に。

 

 

そろそろ、寝ましょうか。

 

 

まだまだ甲板で風を浴びていたい気持ちをグッと抑え、
明日からの楽しみのためにすごすごと船内へ。

 

 

そう。

 

 

目を開ければ、そこはもう三宅島。

 

 

学校下@三宅島ダイビングポイント

 

 

朝陽を浴びてエントリー。
ドキドキの洞窟を潜り抜ければ、青い海。

 

 

アオウミガメ@三宅島ダイビングツアー
『おはよー』

 

シンデレラウミウシ@三宅島ダイビングツアー

 

 

朝食中のアオウミガメにご挨拶、
伊豆とも沖縄ともつかない三宅島の海の中、
見たことない生物たちにカメラを向ける。

 

 

 

さぁ、午後への準備運動はバッチリ。

 

 

 

いざ、ドルフィンスイムへ!

 

 

 

ドルフィンスイム@御蔵島

 

 

正直ベストとは言い難いコンディション。
荒波乗り越え、でした。
船酔い乗り越え、たまに負け・・・。

 

 

それでも、この子たちが待っている海へ何度も飛び込んでしまう。

 

 

 

 

野生の筋肉質なイルカたち。
とんでもなく泳ぐのが速い。
でも、素潜りをすると、

 

 

『え?なに??遊ぶのー???』

 

 

とばかりに、ふりかえって戻って来てくれるんですよね。
これがもう、可愛すぎて。

 

 

ドルフィンスイムツアー@御蔵島

 

ドルフィンスイムツアー@御蔵島

 

ドルフィンスイムツアー@御蔵島

 

ドルフィンスイムツアー@御蔵島ダイビング

 

 

意外とハードなドルフィンスイム、
唯一、全ダイブ皆勤賞の猛者が。

 

 

チューサ殿、大佐に昇格おめでとう。

 

 

でもって、ハードなドルフィンスイムと、
蟻地獄のようなエキジットで経験値を積んだお二人へ。
100本、おめでとうございますっ。

 

 

記念ダイブ@三宅島ダイビング&ドルフィンスイムツアー

 

 

経験値UP間違いなしの3日間。
逞しい3桁ダイバーになることでしょう。
ウミガメだってお祝いに駆け付けましたから。

 

 

 

 

『荒れ女』のパワーを今回もバッチリ発揮して、
グルグル回る風に荒波に、翻弄されまくりましたが。

 

 

急遽の早朝ダイビング、ギリギリの記念ダイブ、
ついてきて頂き、ありがとうございました。

 

 

ペンションサントモ食事@三宅島ドルフィンスイムツアー

 

ペンションサントモ@三宅島

 

おさかなセンター@三宅島ダイビングツアー

 

新鼻新山@三宅島ジオスポット

 

橘丸@三宅島&御蔵島ダイビングツアー

 

食事@東海汽船橘丸

 

レインボーブリッジ@三宅島ダイビングツアー

 

 

ペンションのお食事美味しかった。
奢ってもらったレディボーデン美味しかった。
船上で食べるシーフードヌードル・・・格別っ。

 

 

またいつか、みんなで帰ってきましょう。
またね、鬼ヶ島!
・・・じゃなかった、御蔵島(笑)

 

 

御蔵島@ドルフィンスイムツアー
スズカの因縁の鬼ヶ島?笑

 

みか

イルカの島。

10月2~4日 三宅島・御蔵島 透明度:20m~ 水温:26度

 

 

東京湾の夜景を背に、
眩いばかりに黄色い船はゆっくりと走りはじめる。

 

 

東京湾夜景@三宅島ドルフィンスイムツアー

 

 

そう、今年も無事、三宅島に向かうことができた。

 

 

東海汽船@三宅島ドルフィンスイムツアー

 

 

そう、今年も無事、船上でシーフードヌードルを食べることができた。

 

 

 

 

大人しく寝ましょう。

 

 

全然眠れる気はしないけど、
明日からのちょっとハードなお楽しみのため、
日付が変わる前に、消灯された船内へと引き上げた。

 

 

 

 

明け方よりも早く、船は真っ暗な三宅島の港についた。

 

 

仮眠を取ろうにも、
やっぱり全然眠れる気はしないので、
諦めて今日の海を見に行く。

 

 

 

どこまでも、穏やかな海。

 

 

 

こんなに穏やかな三宅島、いったい何年ぶりだろう?

 

 

 

今日の海への期待を胸に宿に戻ると、看板娘が。

 

 

三宅島の猫@ペンションサントモ

 

 

早朝出勤かと思いきや、目ざといね。

 

 

ペンションサントモ朝食@三宅島ツアー
これに釣られたな?

 

 

腹ごしらえをバッチリ済ませ、

 

いよいよ、出発です。

 

 

大久保浜@三宅島ダイビングツアー

 

 

慣らしのはずのダイビングが楽しすぎて困る。
それでもどうにか午後のため、陸に上がる。

 

 

午後はそう、今回の旅のメイン。

 

 

ドルフィンスイム。

 

 

ちょっとハードなんて可愛いもんじゃないです(笑)
くったくったになるまで遊びました。
遊んでもらいました。

 

 

 

アッコさん、映像提供ありがとうございますっ

 

 

ありがとう、今年も。
そして来年も、また会いに来ます。

 

 

思い残したこと、沢山あるから・・・(笑)

 

 

 

 

冷えたビールは体に染み渡り、
地元食材ふんだん使用の料理の数々はあっという間に胃袋へ。

 

 

ペンションサントモ食事@三宅島

 

 

夜風に吹かれて、蚊取り線香の香りに包まれて、
なんの話をしたのかは全然覚えていないけど、
楽しかった、気がする(笑)

 

 

ペンションサントモ@三宅島

 

 

布団に倒れこみ、目を閉じる。。。

 

 

そして目を開けると、明るくなりかけた(笑)三宅島の海へ。

 

 

早朝ダイブでアオウミガメ@三宅島ツアー

 

 

海の中に差し込む黄金色の朝日。
朝食を食べに来た何匹ものウミガメたち。
早朝ダイビングは気持ちいい。

 

 

学校下@三宅島ダイビングポイント

 

早朝ダイブ@三宅島ダイビングツアー

 

黒潮@三宅島ダイビング

 

 

どんなに遊んでも、帰りの船で眠れるから。
朝食後は70分のロングダイブ。

 

 

ロボコン@三宅島ダイビングツアー

 

ツユベラ幼魚@三宅島ダイビングツアー ウミタケハゼ系?@三宅島ダイビングツアー

 

キンチャクガニ@三宅島ダイビングツアー

 

 

早朝じゃなくても、ダイビングは気持ちいい(笑)

 

 

 

 

あっという間に三宅島を離れる時は近づいてきて、
船尾で小さくなっていく三宅島を見ながら乾杯。

 

 

着々と船は伊豆諸島を北上して、
東京湾の入り口が迫ってきたその時。

 

 

お見送りイルカ@三宅島ツアー
館山見えてます。

 

船を囲むイルカの大群。

 

 

引き波に乗って跳ねるシルエット。

 

 

最後まで、もってます。
最初にイルカを見つけたウエノさんは、あの場のヒーローでした(笑)

 

 

 

三宅島イルカツアー@橘丸

 

レインボーブリッジ@橘丸

 

 

明け方から遊び続け、ついに瞼は・・・

 

 

三宅島ツアー@橘丸

 

 

海風に当たりながら、
ソーシャルディスタンスをキープ。

 

 

遊び疲れても3密を避けるその姿勢、さすがです。
でも・・・風邪ひかないでね(笑)

 

 

 

 

また来年も、ちょっとハードな三宅島ドルフィンスイムツアー、やります。
タフな皆さま、お待ちしております(笑)

 

 

三宅島ドルフィンスイムツアー@東海汽船
ほんとタフ(笑)

 

ありがとうございました。

 

 

ペンションサントモ@三宅島

 

 

サントモさま、今年も大変お世話になりました。

 

 

可愛くて優しい。

2月8日(土) 初島 透明度:8~18m 水温:17℃

 

 

この1日の総まとめ動画。

 

 

 

 

 

編集したわけではないのですが。

 

 

あおり足の練習をしに来た、先週ぶりのスズカ。
冷や汗ものの待ち時間の後に現れた、イルカの大サービス。
そして・・・後方で起こる初心者ツアーのトラブル。

 

 

あおり足の練習をするスズカを撮るはずだった動画に、
たまたま、この1日がギュッと凝縮されていました。笑

 

 

 

 

イルカ@自由が丘ダイビングスクール
可愛いねー。

 

ドルフィンスイム@自由が丘ダイビングスクール
優しいねー。

 

イルカ@自由が丘ダイビングスクール イルカ@初島ダイビング

 

 

外休憩の寒さも、気温と太陽のおかげで、
なにより優しいイルカの登場で、ふっとびました。

 

 

 

初心者ツアーのみんなも、
1本目はイルカよりもアルミタンクに苦戦して疲れ切って見えたけど。
2本目は風波にも負けずに笑顔で帰ってきました。

 

 

初心者ツアー@初島ダイビング

 

 

 

そんな初島イルカツアーに花をそえるかのように。
2本目はネコザメまで。

 

 

オオウミウマ@初島 ネコザメ@初島ダイビングツアー

 

イロカエルアンコウ@初島 ガラスハゼ@初島

 

 

こんなにいいもの見て、いいのかな?
これは冬のダイビングのご褒美かな?

 

 

寒いけど、初島来てよかったでしょ?マキさん。
オータニさん、この調子でパラオも大物見ますよぉ!
そしてアオイケさん、イルカを呼んだ(?)私の腕を褒めてください!笑

 

 

初島ツアー@自由が丘ダイビングスクール

 

 

パパさんの有り余るおもしろ話は伏せといてあげたのに、
写真はなんだかみんなの先生みたいになってますよぉ(笑)

 

 

みか

イルカと友達になったオノジンさん。

10月4~6日(金・夜~日) 三宅島・御蔵島 透明度:20~30m 水温:27℃

 

 

 

三宅島ダイビングツアー@夕陽

 

 

 

御蔵島で、イルカと友達になりました。

 

たぶん、なったと思います。

 

オノジンさん、なりましたよね?

 

 

ミナミハンドウイルカ@フレンドリー

 

 

 

なんとも、伝えようのない感動。

 

 

 

スキンダイブでイルカの気を引こうとすると、
泳ぎ去ろうとしたイルカがクルり。

 

 

ドルフィンスイム@御蔵島
ASOBU?

 

お腹を見せたと思ったら、
直立してこちらを見ているではありませんか。

 

 

ミナミハンドウイルカ@御蔵島ドルフィンスイム
TOMODACHI?

 

『おーい!』

 

『ギュー。』

 

『かわいいー!!』

 

『ブゥー。』

 

 

息の続く限りイルカの前をキープ。
その間ずっと『ギュー』とか『ブゥー』とか鳴くイルカ。

 

あー!もう苦しいっ。
息継ぎに上がって、下を見ると・・・

 

直立姿勢でまだ待っているー!

 

 

ドルフィンスイム@御蔵島
早くおいでよー。

 

驚きと興奮。

 

すぐさまもう一度イルカに会いに行ったのでした。

 

 

 

友達になったオノジンさんとイルカの会話。
(よーく耳を澄ませてお聞きください。)

 

 

 

 

あのイルカが何を話してくれたのかはわかりませんが。
たぶん、私たちは仲良しだったと思います。

 

 

ドルフィンスイム@御蔵島・三宅島ツアー

 

ドルフィンスイム@御蔵島

 

乳飲み子イルカ@御蔵島ドルフィンスイム

 

 

 

 

強風の中出港した橘丸は、無事朝焼けの綺麗な三宅島に到着。
心配していたイルカの船は出港。
最終日は現地の方の采配で、期間限定のメガネ岩へ。

 

なにもかもが良い方に転がり続けた三宅島ツアー。
これは、みんなの日頃の行いの良さ、だったのかなぁ。

 

 

レインボーブリッジ@東海汽船

 

三宅島ペンションサントモ 東京タワー@東海汽船

 

メガネ岩@三宅島ダイビングツアー

 

ヒオドシユビウミウシ@三宅島ダイビングツアー 黒潮@三宅島ダイビングツアー

 

ナンヨウツバメウオ@三宅島ダイビングツアー キカモヨウウミウシ@三宅島ダイビングツアー

 

アオウミガメ@三宅島ダイビングツアー

 

三宅島ダイビングツアー2019 橘丸@三宅島ダイビングツアー

 

メガネ岩@三宅島ダイビングツアー

 

東海汽船@三宅島ダイビングツアー 橘丸@三宅島ダイビングツアー

 

橘丸@三宅島ダイビングツアー 明日葉粉@三宅島ダイビングツアー

 

橘丸@東海汽船
IKITERUー?

 

 

去年のリベンジもたくさん果たしました。

 

 

早朝ダイブで潜った学校下。
エントリーが超楽しかったぁ。
朝ウミガメもお出迎え♪

 

 

早朝ダイビング@三宅島学校下 三宅島ダイビングポイント@学校下

 

 

夜のひと時は宿の素敵なお庭で。
やっとあの大木の下でお酒を飲めました。
満天の星空に、流れ星・・・私は見てないけど。

 

 

ペンション@サントモ三宅島ダイビングツアー

 

 

 

私、もう悔いはありませんっ。

 

 

そう思っていたのですが。

 

帰りの橘丸。

 

遠ざかる三宅島。

 

 

三宅島@東海汽船
いい女風ウサミちゃん。

 

やっぱり、

 

あのイルカがなんて言ってたのか確かめたいし。

 

何年も潜れていない大久保浜、潜りたいし。

 

橘丸の上で、NISSINシーフードヌードルは外せないし。

 

 

カップラーメン@橘丸
醤油じゃダメなんですっ

 

うさみちゃん、オノジンさんに負けちゃったし・・・。

 

 

橘丸@東海汽船
必死な大人と引く子ども(笑)

 

26歳になったアイちゃんには勝ったけどね。

 

 

記念ダイブ@三宅島ダイビングツアー
HAPPY BIRTHDAY!!

 

走るのは、あれだったけど。笑
アイちゃん、26歳のお誕生日、おめでとう。
気持ちを強く持ち、イルカと泳げた君は、本当に成長したよ。

 

 

 

また、来年、やっぱり三宅島に上陸してそうです。

 

 

その時は、まきさん、オノジンさん、私の面倒を・・・笑

 

そしてウエノさん、私、先越しちゃいましたけど(笑)
来年もろもろリベンジしましょー!
あ、緑の粉はいりませんので。笑

 

 

濃縮された2.5日をともにしていただいたみなさん、
本当にありがとうございました!

 

宿の女将さん、根気強くイルカを追ってくれた船長さん、
お世話になった現地の皆様、ありがとうございました!

 

 

三宅島ペンションサントモ

 

 

みか

前代未聞

 

 

 

2019.09.01(日) 初島 透視度4~10m 水温24.2℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノリコでーす!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イルカにも会いたい。

 

 

 

美味しい物も食べたい。

 

 

 

美味しいビールも飲みたい。

 

 

 

そう思い、僕たちは船で初島へと向かった後、

 

 

 

小田原のイタリアンへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説のような人、オオガミさん。

 

 

 

そう、今日は彼のおかげでイルカが見れたのだ。

 

 

 

彼は井田でマンボウを呼び寄せている。

 

 

 

まさしく幸運を呼ぶ人物。

 

 

 

そんなオオガミさんのおかげか、

 

 

 

初島へ向かう船上でカモメから僕の帽子の上に糞を落とされた。

 

 

 

まさしく『ウン』を呼ぶ男。

 

 

 

 

 

 

 

 

タカベの大群

 

流れと立ち向かいながら・・・。

 

愛くるしいその姿は。

 

『僕の家を壊さないで。』

 

まるで僕の眼のような、目の輝き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2チームがエキジットしたのは、12時25分。

 

 

 

目標としていた、船の出向時間が13時00分。

 

 

 

残り35分。

 

 

 

『間に合わない。』と、頭によぎる。

 

 

 

若干急ぎつつも、皆イタリアンは行けないムードになっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残り20分を切る。

 

 

 

マサさんが周囲の状態を見渡し、

 

 

 

一瞬で判断する。

 

 

 

『行けそう。いや、行こう。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、その場にいた全員に周知し、

 

 

 

猛スピードで撤収し始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出船まで残り5分。

 

 

 

先に準備が出来たのは、男性陣6名。

 

 

 

マサさんを残し、残り5名でその勢いのままに船へと向かう。

 

 

 

船を少しでも時間稼ぎ出来るように、

 

 

 

間隔をあけ縦列で向かっていく。

 

 

 

1分後にマサさんが女性陣を引き連れ、走ってくる。

 

 

 

みんな汗をかきながら、必死に必死に走る。

 

 

 

奇跡的に出船時間に到着。

 

 

 

船の乗組員に急かされながら、メッシュバッグを詰め込む。

 

 

 

一番最後に船に入ったのはマサさん。

 

 

 

そのタイミングでゲートが閉ざされ、船は出航した。

 

 

 

歓喜の雄たけびが皆からおこる。

 

 

 

呼吸を乱しながら、皆でくつろぐ。

 

 

 

『いやぁ、ギリギリだった。』

 

 

 

『やれば、出来るね。』

 

 

 

とんでもない達成感だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、僕の携帯が鳴った。店からだ。

 

 

 

出ると、ミカさんの声が聞こえる。

 

 

 

 

 

『玉ちゃんは今初島なの?』

 

『はい。』

 

『船に乗ってる??』

 

『全員乗ってます。』

 

 

 

 

 

僕はミカさんが預言者なのか、

 

 

 

はたまたどこかから監視しているのか怖く感じた。

 

 

 

『今オオガミさんから店に電話きたんだけど、

 

船に乗り遅れたらしいよ。』

 

 

 

辺りを見渡すと、確かにいない。

 

 

 

どうやら、取り残してきてしまったらしい。

 

 

 

その瞬間の皆の目が丸くなったのを今も覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたには敵いません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんやかんやイタリアンには全員来ることが出来た。

 

 

 

物凄く美味しかったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこでオオガミさんが消えたのか聞くと。

 

 

 

男性陣が船に向かったタイミングで、

 

 

 

カメラの水槽にカメラを回収に行き、

 

 

 

その後誰もいないテーブルに戻ってきていたらしい。

 

 

 

その時、オオガミさんを除く男性陣と女性陣は

 

 

 

既に船へと走っていた。

 

 

 

僕たちはそこに気付くことが出来なかった。

 

 

 

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオガミさん、

 

 

 

イルカを呼び寄せてくれてありがとうございます。

 

 

 

前代未聞の令和初の珍事件、これにて終わり。

 

 

 

良い勉強になりました。

 

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや