何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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マサシ:
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すぐ寝る。

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ユキヤ:
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マサ:
脳が硬式野球

今にも泣きだしそうな強面とカメを見に行く

 

 

2017/2/18・川奈       水温15℃   透明度8-15m

 

 

真ん中強面、両端天然夫婦、マサα

 

 

 

強面のユースケは今日も、

内心は可愛い子犬のように尻尾をお腹に巻き付けて、

自分の気持ちを落ち着かせようと必死だ。

 

何でもないトラブルだけどすぐに駆け寄ってきて、

助けを求める君はまるで子犬さ。

 

 

 

 

前回も海中でゲーしてそれがトラウマになってるから、

今日は大丈夫かと心配になって、

今すぐ吐きだしそうになっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなおっかない顔して海を見つめないで。

 

海は君の敵じゃないから。

 

 

 

 

そんなにおっかない顔して潜降してこないで。

 

海は君のことを受け入れてくれているから。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、ゆっくりと息を吐いてごらん。

君の吐息はキラキラと溶けていく。

 

 

ほら力を抜いてごらん。

海藻もユラユラ微笑んでいる。

 

 

 

 

 

さぁ。ゆーすけ。強面をほどいて裸になってすべてを受け入れるのさー。るるるー。

 

 

 

そしてカメと出会えたならこう言おう。

 

 

カメさんこんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川奈の海底にはムラサキウニがものすごいたくさんいる。

 

 

ウニを見た後にトシキに目をやると、アゴにウニが付いてるって錯覚するよ。

何度でもだよ。

 

 

 

 

 

今まで一緒に泳いでたマキコちゃん。

 

 

突然後ろを振り返りキョロキョロと何かを探し、逆走し、見えなくなったよ。

あとから聞いたんだけど僕たちを探してたんだって。

 

 

もうホラーだね。

 

 

 

 

 

 

 

こんな夫婦も一緒だったのさー。るるるー。

 

 

 

 

まさ

せっかちな人々。

2月14日(火) 八幡野 透明度:15m~ 水温:16度

 

冬の平日。

 

少人数で車ゆったり、道ガラガラ。
日差しは暖かく、いい陽気。

 

なんだか遠くに行きたいし。
水がキレイだから泳ぎたいなぁ。

 

そんなほんわかムードで決まった八幡野。

 

 

本当は、IOPに行こうと思ってたんですけどね。
波はイヤってカトーさんが言うから。

 

じゃぁ、川奈に行こうと思ったんですけどね。
14Lのタンクがある方がいいってカトーさんが言うから。

 

どこでもいいと言うわりには、だいぶワガママですね(笑)
でも、久々に潜った八幡野は、超~水綺麗で、魚いーっぱいいて、楽しかったーっ
カトーさんのワガママのおかげです。笑

 

海藻@伊豆の水中の四季 水中から見上げる太陽@八幡野ダイビング

 

透明度抜群@冬の伊豆ダイビングツアー 平日ツアー@八幡野ダイビング

 

サザナミフグ@八幡野ダイビングツアー オオモンカエルアンコウの幼魚@八幡野ダイビングツアー

 

 

初めて入った鮪屋さんで、絶品マグロの白子竜田揚げを頂きながらログ付け。
持参の伊豆の図鑑を開きながら見た生き物を調べ始めるカトーさん・・・

 

 

 

『クロ(黒)地に白い模様の魚が、ミツボシクロスズメダイですね。』
 『結論から言って、名前から~』

 

見ればログブックには書きかけの『ク・・・』の字。

 

 

 

『オオモンカエルアンコウの赤ちゃん可愛かったですね~』
 『あーみたみた、コレね!』

 

索引で調べて指さす先には、同じページで惜しいけど、アカグツという超珍しい深海魚。

 

 

 

まだまだこの爆笑のログ付けが続いたのですが、結論から言います。

 

せっかちすぎです!!

 

 

 

ついつい大先輩のカトーさんにつっこんでしまいました(笑)
そんなせっかちで、図鑑を見ては記憶を捏造しようとするカトーさんをアヤカさんと笑ったけど。
道中見つけた立派な桜の木の前で撮った写真がこちら。

 

河津桜@伊豆の四季
1。
河津桜@城ケ崎海岸
2。
伊豆の河津桜@城ケ崎
3。

セルフタイマーが連写だったのに気が付かず。
呼び止める二人の声もむなしく。

 

せっかち、というか、周りが見えず。
まぁその・・・そんなものですよね?笑

 

みか

スキルアップ、その前に。

2月12日(日)     熱海     透明度:15m     水温:16度

 

 

期間限定ポイント@熱海小曽我洞窟
熱海の水中風景です。

 

せっかくランクアップしたなら、
ちょっと難しいポイントとか深いところとか、冒険したい。
アドバンスを取ったばかりのミホのリクエストは、洞窟。

 

500本ダイバーのミサコさんだって初めて潜った洞窟なのに、
アドバンス取ったご褒美にしては贅沢過ぎるな〜なんて思っていたら、出発直前に。

 

『ライト忘れました!』って。笑

 

まあ持ち物が増えて、まだ慣れてないからね。
でも、心配してた潜降も頑張ったし、洞窟の中にはキビナゴがいーっぱいだったし。
いい海でよかった〜!

 

カジメ林@熱海ダイビングツアー     透明度抜群@熱海ダイビングツアー

 

ボラの幼魚@熱海ダイビング     鵜のダイブ@水中写真

 

 

2本目は、ちょっと難易度高いかなー?と思いましたが沈船へ。
いままで主張しなかったカワサキさんが、『沈船』の言葉に目をキラキラさせていたから。笑

 

 

沈船@熱海ダイビングツアー
これも熱海の水中風景です。

 

こちらも透明度抜群で、全長80mの沈船を冒険。
びっしりソフトコーラルに覆われた沈船には、イサキの群れやサクラダイの幼魚が。
やっぱり熱海といったら沈船だよね!とミホを振り返れば・・・

 

『ダイコン忘れました!』って、笑顔。

 

こらーーーっ!!笑

 

まだまだ一人前のダイバーへの道のりは遠そうです。

 

沈船ダイビング@熱海     ゴマフビロードウミウシ@熱海ダイビング

 

 

2ダイブを無事終えて片付けも完了。
さあ行きましょー!と車のエンジンを入れると・・・

 

『あ、忘れ物!!』と、ミホ。

 

もはや何を忘れたのか覚えていませんが・・・
ダイビングスキルどうこうより、まずは忘れ物に気をつけましょうっ(笑)

 

 

カンちゃんが一人でゴマちゃん見ていたことがブログの写真選んでて発覚したり、
キビナゴと洞窟の動画を撮ったと思ったら録画ボタン押してなくてイントラとして落ち込んだり、
その撮れなかったシーンをマドカさんがしっかり押さえていてくれていて喜んだり、

 

いろいろあったけど。恵まれた海だった今日の熱海。
誰もが穏やかな気持ちで1日を振り返りログ付けをする中、
小曽我洞窟の浅さに毎回浮きそうになって苦戦するヒロキさんのコメントが。

 

 

『だから熱海は嫌いです』って。

 

 

いえいえ、理由がおかしいです。笑
ちなみに随分楽しそうでしたよ、ちゃんと沈めている時は。

 

小曽我洞窟@熱海ダイビング
熱海が嫌いなヒロキさん。笑

 

渋滞をどうにか切り抜けマサさんの江の浦チームと合流。

 

生物見せるとテンション上がる、魚に超詳しい中学生ダイバーのサスケとか、
考えているようでなんにも考えてない、非常に興味深い謎の男クボタさんとか。
濃いキャラ揃いの初心者チーム、陸は問題だらけだけど海は結構上手だったようです。

 

小田原早川食事@こじま
マサさんの江の浦チームと一緒に。

みか

答えは決まっているけどニ択。

2月11日(土) 熱海 透明度:15m 水温:16度

 

今日はベストボートツアー。

 

 

『伊東か熱海が面白いですね~どっちにします?
云々かんぬん・・・だから、熱海がいいかなー?』

 

『じゃあ熱海行きたいんじゃん~』

 

えぇ、まぁ、そぅなんです(笑)

 

 

 

向かった熱海は激混みだったけど、透明度抜群!
水深30mから見上げる沈船はソフトコーラルに覆われて天然の壁のようで、
ダイナミックな地形を泳ぎ続けるとどこまでもいってしまいそうな景色。。。

 

熱海沈船ダイビングツアー
ソフトコーラルに覆われた沈船

熱海沈船ダイビングツアー イボイソバナガニ@熱海ソーダイ根

 

熱海沈船ダイビングツアー ネンブツダイの群れ@熱海沈船ダイビング

 

たまたま熱海初めての人だらけで、十二分に満喫。
でも、一つ問題が・・・お昼ご飯はどうしましょうか?

 

『今日のお昼はどこにしましょうか?麦とろ飯かカレーか・・・
云々かんぬん・・・だから、カレーかな?』

 

『じゃあカレーがいいんじゃん!』

 

えぇ、まぁ、そぅなんです(笑)

 

 

 

サリカレー@江之浦ランチ
ビールグラスも笑ってる。

グラスになみなみ注がれたビールは最高においしそうで。(シオツキさんの顔!)
3枚ぺろりと食べれちゃったナンは最高においしくて。(食べすぎ・・・)
気が付くとお腹ぱんぱん。

 

 

週末とは思えない少人数。
胃袋が満たされればあとはやっぱりこの季節。

 

『お風呂入りたいですね~箱根と海老名、どっちかな~?』

 

『どっちでもいいよー。どっちがいいのー?』

 

『云々かんぬん・・・だから、箱根に行きましょう!』

 

『いいね~!』

 

 

今日、初めてみんなの大きな同意が得られた気がしたのです。

 

が。

 

向かった箱根は大渋滞・・・これは・・・海老名でしょ!
寝ていたみんなを起こす。

 

『海老名のお風呂に着きました!』

 

『いいよ、いいよ~』

 

 

結局、二択の質問はするけど私が答えを選んで・・・
みんなの優しさに甘えっぱなしの一日でした。

 

 

熱海日帰りダイビングツアー
逆光っ!

にしてもお風呂上がりのガミさんの変身ぶりがすごい・・・
白長靴の熱海の地元漁師が、あっという間に東京の街の人に。
漁師バージョン、人気でしたけどね(笑)

 

みか

手が3本なら

 

 

2017/2/11・初島        透明度10-15m  水温16℃

 

 

 

ミラクルオーガミ

 

 

 

 

 

初島に激震が走る・・・。

 

 

 

 

インストラクターになってから18年、一度もなかったトラブルを

いま僕は目の当たりにしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

教えたことをやらず、教えていないことをやるオーガミさんという人がいて、

徹底マークしていた僕の目線の包囲網をかいくぐり、

ウェイト真逆システムを完成させていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

普通のベルトで考えて欲しい。

 

バックルを背中側につける人がどこにいるだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然は、何が起こるか分からない。

 

 

人も、何をしでかすか知れない。

 

 

 

 

だから、ダイビングは面白い。

 

 

 

 

 

 

 

そのオーガミさんの自由を奪うべく手を握り、水中を見渡すと

まばゆい太陽の揺らめきをさえぎりるようにメジナ達が海面付近に集まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

カメラを動画モードに切り替えて360℃アングルをずらしていくと・・・

今しがたまでここにいたカワテさんがフレームインしてこない事に気づく。

 

 

 

 

そうだ・・・もう一人、自由を与えてはいけない人がいた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画を一旦停止し、

どういうわけだか両手を万歳しながら再潜降しようとしてるカワテさんを迎えに行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーで言うなれば、

メッシ級のフォワードを一人で止めろと指示されたディフェンダーの気持ちだろうか。

 

 

期待には答えたいが・・・ムリがある。

 

 

 

 

旅行です

 

 

 

 

ふたりを目一杯、手一杯にマークしながら、

「一番経験が浅く、一緒に潜った事のないウエノさんが一番健闘しているではないか」

 

と、そう思った直後、水底でウェイトベルトを外して暴れ出したウエノさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お手玉で言うなれば、

2個でも出来ないと言っているのに、

3個でやってみてと子供に天真爛漫な眼差しでせがまれている時の気持ちだろうか・・・。

 

 

 

なんとかやってあげたいのだが・・・ムリなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな初島珍道中ひざくりげ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でっかい月が海から上がってきた

 

 

 

 

帰り道。

 

 

 

スヤスヤと車中で眠りにつく大人たちのその横で、

今遊んできた大きな海から、でっかい月がのぼり始めた。

 

 

 

まさ