何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2021/7/22-23・田子 透明度10-15m 水温26℉

サメだぁーっ。
カメだぁーっ。
遡ること7月の下旬。
夏真っ盛りの田子は依然黒潮に覆われていて、
僕はひそかに狙っていた。
龍を連れ立っての2チーム編成で
「田子島」(田子のダイビングポイント)を
攻めると決まった時からハンマーチャンスを。
水深20mに到達したころ、そろりと顔を上げると・・・
ホントにいるーっ!!!!デカい近い、そこーっ。
猛ダッシュで龍チームに教えに行くと、
龍チームは追いかけてった先でカメにも遭遇。
一時ハンマーとカメが並走したそう。
この頃、
ミカやおタマの目に余る言動が目立ちますでしょ。
神子元島に行っちゃーハンマーの大群に巻かれただの
潜降したら足元にハンマーがぐるぐる回ってて、だの。
ほんで、ハンマー遭遇率の低い僕やマサシに対して、
半笑いで茶化してくるわけですよ。そりゃーしつこく。
知らない人にはわからない話ですいません。
内輪な話ですいません。
みか、おたま、
ひとこと言わしてもらう。
君たちが見れてる時は、
そりゃ俺達が行ってたって見れてる。
な?まさし。
ことさら俺に関して言やぁ、
ハンマーポイントじゃないところでも、
こうしてねらって会っちゃうぐらいだからさ。
早く追いついて来いよー。と。

最後はかわいいウミウシの写真。
これを撮ってくれた人が、
田子島潜りたいってあの時強く言ってくれてなきゃ、
そもそも、ハンマーに会えてない。
って話もありましたけど・・・。
手柄の正式な所在はうやむやにして・・・。
さよなら、さよなら、さよなら。
まさ
8月1日(日) 千葉・西川名 透明度:20m 水温:26℃
8月2日。
私を悩ませるのは、二の腕と胸筋の痛み。
筋肉痛、ですね。
一番手にエントリーして、みんなをサポート。
どうにか全員無事潜降するのを見守ってはいますが・・・
実は自分も自然のパワーをひしひしと感じることに精一杯でした。
ナガミルが凄い速さで流れていきます。
イサキが渾身の力で尾びれを動かしています。

そして私たちは、水底を必死に這っています。

激流ポイントとして有名な、千葉の西川名。
言うてもそこまでの流れに当たることはほぼなく、
真剣なブリーフィングも、拍子抜けなんてことが多々あります。
しかし。
この日、西川名で潜った皆さんは、
自然の、潮流の、人が敵わないパワーを心に刻んだことでしょう。
悠々と泳ぐメーター越えのクエ。

西川名のシンボル的存在のヒゲダイ。

潮待ちの間に出会った港内のドチザメの赤ちゃん。
一期一会の出逢いに感謝っ。
人間の力なんて微々たるものと感じるこの海中を
フィールドにするこの子達の逞しさ。
またぜひ、落ち着いて会いに行きましょう。
あれ?ヨユーのピースが約1名?
駆け込みで受けて頂いたマスター。
ヘトヘト&へろへろの私たちの胃袋に、
あっという間に消えていった絶品海鮮の品々。
満腹必須・・・っ!!
ごちそうさまでした!
みか
7月31日(土) 田子 透明度:8~12m 水温:24℃
緊張の面持ちで私のブリーフィングを聞いてくれるみんな。
本日、ドリフトスペシャリティの方がたまたま勢ぞろい。
5人・・・
同時にフロート練習をしたら、
しっちゃかめっちゃかになりそうな予感しかしない・・・
いや、でも、大丈夫。
今日はサポート体制万全だから。
インストラクター1名(私)。
ダイブマスター講習のアシスト練習1名。
MSDの・・・セーワさん1名?!笑
先輩、お願いしますっ。
真剣にお手本に魅入るみんな。
完璧なお手本を見た成果は・・・
しっかりと水面に立つフロート×5本。
壮観でした。
お疲れさまでした。
おめでとうございます。
そして、ダイブマスター講習の域を超えるアシスト、
MSDだけどなぜか駆り出されてのアシスト、
お二人の万全のサポート体制、感謝ですっ。
この日の海の良さを忘れてしまうほどに、
思い出深いドリフトスペシャリティ講習の一日でした。





いや、忘れないな・・・
とてもいい海でした(笑)
みか
7月30日(金) 田子 透明度:10~15m 水温:24℃
世間は夏休み。
渋滞を警戒して海でお弁当。
帰り道。
いつもはスルーしちゃうソフトクリーム屋さんがちょうどデザートタイム。
うだるような暑さの中、甘いアイスを食べる幸せ。

陸で夏休みを感じる今日この頃。
海にもしっかり夏が来ました。

『前回の田子で見た魚の群、いるかな~?』
数日前に、潜った田子の海。
残念ながら・・・いませんでした・・・。
でもまぁ、温かくて気持ちいいですから。
顔をつけて、びっくり。
群、戻ってきました(笑)
さすが、神様。
数日前は影も形もなかったのに、
キビナゴの群れ、群れ、群れ。
それにアタックするツムブリ20~30!!

海中の賑やかな事と言ったら・・・!!

穏かな海に、魚の群れ。
ゆったりと流れに身を任せて〆はドリフト。
ダイブマスターの威厳にかけて、お願いします!
おじょーず。
父の威厳にかけて・・・
ログブックに一言。
『お父さんはフロート上手だったとお伝えください』
翌日海の息子さんへ、しっかり申し送りさせていただきました(笑)
みか
2021.7.24 田子 透視度8-20m 水温24℃
上の動画を、よーく見てみると、
数秒後、手前左側の女性がバランスを崩します。
それを見ていた、後ろの男性。
その動きを見るなり、すぐ後ろから飛んでくる。
その人は、女性の彼氏。
こんな行動、みんなは取れますか??

目の前には、どこまでも見えそうな透き通った、
気持ちよさそうに漂う魚たち。
その前にいる時は、みんな自然とそれに見入ってしまう。
それでも彼は、しっかりと彼女ことを視野の中に入れている。

男の中の、模範ですね。
毎度毎度、ボクも彼らには楽しませてもらってますが、
これからも僕は、見守りたいですね。


フィンに海藻が絡まったり、
安全停止でブイにしがみついたり、
思い出に残ることは、たくさんありますが、
この日のヒーローは、正しく彼。
僕も見習わないといけないですね。

ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。