何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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中秋の名月の奇跡

 

 

 

2021.9.21-22 田子 透視度15-18m 水温26℃

 

 

 

 

 

 

 

この日、9月21日は中秋の名月。

 

 

 

 

分厚い雲のせいで、せっかくの満月は見れず。

 

 

 

 

そんな中、挑んだ人生初のナイトダイビング。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライト片手に真っ暗な海を進んでいると、

 

普段とは違った動きをする生き物たちが。

 

 

 

 

 

暗くなると、昼行性の生き物たちは、寝る準備を。

 

砂地の窪みにそっと身を寄せ、動くのをやめる。

 

 

 

 

 

 

そーっと、近づいても彼らは気づかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で夜行性の生き物たちは、忙しそうに活動を開始する。

 

 

 

 

砂地を見ると、

 

ヤドカリたちがトコトコ、トコトコ歩き出す。

 

 

 

1匹見つけたと思えば、

すぐ横にもう1匹、その横にまた1匹。

 

 

場所を変えれば、今度は数匹。

 

 

 

 

 

 

すると、様子が変な個体が・・・。

 

 

背中に背負った貝を必要以上に動かしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに近づき、じーっと見つめてみると・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤドカリの産卵が。

 

 

この光景は僕も初。

 

 

 

 

 

 

細かい卵を水中に解き放っている。

 

 

 

 

 

 

 

中秋の名月でのナイトダイビングだったからでしょう。

 

 

 

 

運がいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキヤ

 

 

 

 

大正と昭和のカクテル温泉

 

 

2021/9/18-19・平沢-田子   透明度6-13m 水温26℃

 

 

 

 

 

 

 

 

昔から親交のあるご飯処「花ごよみ」は、

伊豆半島東海岸の伊東市に所在する。

 

「潜り終わった後そこで夕飯を頂こう」

 

という一泊二日。

 

 

 

 

僕が探し当てたこの日のお宿はその近く、

歴史ある温泉街としても知られる伊東市

中心街から程近くの細い路地に軒を連ねていた。

 

 

 

 

 

 

海からのぬるーい源泉と、

山側からのあっつい源泉。

 

2種類の源泉がこんこんとかけ流れる宿では

山側からの源泉を海からの源泉で割って

適温にし、入浴する。

 

 

 

 

 

 

 

 

宿のおかみさんに聞くと、先代?先々代?が

大正の頃に建てられた民家を購入し昭和に

今の宿を開業したとのこと。

 

 

昭和初期に改装した経緯を持つが、

今でも大正のまま、昭和のままの

建築物としての両面を保っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

2種類の海と山からの源泉。

 

建物は大正と昭和の構築物。

 

 

 

 

ボクは勝手に

「カクテル温泉」

と名付けることにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中秋の名月のこの頃、

カクテル温泉のおかみさんが、

すすきを活けていた。

 

 

 

葉で編んだバッタがリアルで、

僕らの目も月に負けず 真ん丸になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一泊二日で三回も入浴してしまった。

 

 

 

メインイベントの夕飯前にも

湯冷めしない塩泉でひとっぷろ。

 

 

 

そのおかげか、

夕飯もごきゅごきゅ胃に吸い込まれていく。

 

 

 

刺身にお肉に、こちらも山海の珍味を頂く。

 

 

 

親交のあるマスターに感謝。

 

からの説教・・・。(笑)

 

 

 

 

もっと素晴らしかったころの

マスターを知ってる僕らからの、

愛のあるお説教に、

「反省なんてしたことねぇもんっ」

と、いつものマスターで、

 

 

 

 

 

心配になったというか、

安心したというか・・・。

 

 

 

 

 

まぁこの辺の話は、

全く知らない人には誤解を招くので、

割愛。

 

 

 

 

 

良い夜でしたね、みなさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉も、

お宿も、

料理も、

 

 

カクテルな思い出。

 

 

 

 

 

 

お宿は東伊豆、潜った海は西伊豆。

台風が伊豆中をカクテルした2日間。

 

 

 

 

 

満タンで出発したはずの

ハイエースの燃料タンクは

カラッカラになっていた。

 

 

 

 

 

まさ

 

 

今日のガイド・・・

9月21日(火) 神子元 透明度:8~15m 水温:24℃

 

 

朝5時半、みなさんに事情を説明する。

 

 

北東の風が強い。
船が出船するかは直前まで不明。
それでも、私達は、目指します。

 

 

神子元。

 

 

しかし、行く手を阻む工事渋滞。
出遅れたところに、出船のお知らせ。

 

 

喜ばしい。
がしかし、間に合わない・・・
車内でブリーフィングを済ませ、道を急ぐ。

 

 

そういえば今日は、一応、
『のんびり神子元ツアー』でしたね(汗)

 

 

 

心配していた透明度は回復傾向。
ウミガメが悠々と前を通り過ぎていく。

 

 

 

 

スタートは上々、あとは・・・奴です。
1本目、単体をどうにかGETして、緊張の2本目。
できることなら、群れが見たい。

 

 

2本目、エントリーすると、怪しい潮色。
白濁した海に紛れるハンマーは見つけづらい。

 

 

そこへ響く、興奮気味の音・・・!!

 

 

 

 

 

かんかんかんかんかんかん・・・・・
かんかんかんかんかんかん・・・・・
かんかん・・・

 

 

 

わかったってば!!

 

 

 

はっ、いけない。
群れを見つけて頂いたのに、なぜか怒りが(笑)

 

 

それほどまでに響くカンカン音。
そりゃああの透明度の中、
自分で群れを見つけたら、興奮ですよね。

 

 

・・・私が見つけたかったなぁ。

 

 

OK?見れた??

 

 

ガイドさながらにOKサインを出すその姿。
迷わずOKサインを返すみんな。

 

 

・・・今日のガイド・・・私・・・です・・・。

 

 

みか

 

 

長い長いお話です。

9月18~20日 伊豆大島 透明度:15~25m 水温:21~26℃

 

 

長い長いお話です。

 

 

遡ること5年前。

 

初・伊豆大島ツアーを企画。
前も見えない豪雨に見舞われた。

 

 

今年4月。

 

5年ぶりの上陸。
した瞬間、翌日便の欠航が判明。
弾丸撤収、熱海の地に降り立った・・・。

 

 

翌々週、5月。

 

念願のお泊り。
海は荒れに荒れた。
最終日、空から雹が降ってきた・・・。

 

 

8月。

 

台風で・・・言わずもがな・・・
田子の海は、青かった。

 

 

 

伊豆大島との相性の悪さに定評があります。

 

 

 

8月中止ツアーの振り替えで挑んだ今回。
台風・・・また来たのね・・・

 

 

もう悟りの境地。

 

 

条件付きの船の座席に身を沈め、目を閉じる。
・・・ぐーぐー。(大抵の事じゃ動じませんから)
次に瞼を開けると、荒れた海の上。

 

 

お?いつの間に出港してる?
お?おぉ・・・大島!!

 

 

王の浜@伊豆大島ダイビングツアー
伊豆半島が見えますねー。

 

ついに、大島と和解したようです。

 

 

条件付きの船は無事大島につき、
心配していた海況も良好、全ポイント制覇。
そして、今回のメイン、ハンマーも!

 

 

ケイカイのハンマーヘッドシャーク@伊豆大島
この水路の先、ハンマーあり。

 

 

 

イサイ群@伊豆大島ダイビングツアー
特大ブリも・・・あ、これはミズキか。

 

開催危うい中、ついてきて頂いた皆さん。
本当にありがとうございました。

 

 

写真が少ないのは、手抜きではありません。
カメラが・・・あれ?
5月のツアーもそんなこと言ってましたっけ?笑

 

 

まぁ何はともあれ3日間9ダイブ、
無事潜れて、何よりです!

 

 

余った時間は島内ぐるーっと一周しましょ!
余った・・・時間・・・

 

 

急いでーーーーーっ!!

 

 

危うくもう一泊、
大島との相性が良すぎるのもなんですね(笑)

 

 

筆岩@伊豆大島ダイビングツアー
まだ余裕。
波浮港見晴台@伊豆大島ダイビングツアー
まだまだ余裕。
泉津の切り通し@伊豆大島ダイビングツアー
ダッシュ!!

 

ダイビングサービスの人もびっくりの、
駆け込み乗船でした(笑)

 

 

みか

 

 

冒険にでるために

9/20  田子  透明度:12m 水温:25.1℃

 

 

 

 

 

「冒険には準備と訓練が必要だ、それがなければただの無謀だ」

 

 

 

 

 

誰の言葉か知りませんが、、そんな言葉を聞いたことがあります、

 

 

 

 

そうです、今日は田子の海で訓練の日です(笑)

 

 

 

 

 

流れのある海を楽しむためのドリフトダイビング、

 

 

 

 

 

通常のボートダイビングは、ブイやアンカーに繋がったロープ沿いに潜降したり、浮上したりします、、

 

 

 

 

 

 

ですが、大海原のポイントの中では、そんな潜降ロープなんてないところも、、

 

 

 

 

ロープなしで潜降、

 

 

 

 

そして、時として激しい潮流が発生することも、

 

 

 

 

 

浮力をキープして流れに乗って、

 

 

 

 

 

流れゆく景色を楽しんで、たくさんの魚とすれ違って、、

 

 

 

 

時として大物の群れに出合えるかもしれない、、、

 

 

 

 

そんな冒険と共に、夢と希望に満ち溢れたダイビングスタイル(笑)。

 

 

 

ただし、、、楽しいだけじゃだめ、、

 

 

 

 

流された先では船に拾ってもらう為に、ダイバーの存在を知らせる必要がある、

 

 

 

 

 

水中から「シグナルフロート」という筒状の浮き具に空気を入れてを水面に打ち上げる、

 

 

 

水面に立つ1mほどのフロートを見つけた船はそのダイバーを迎えに来るのだ。

 

 

 

これが上手く打ちあがらないと、船はダイバーの姿を見つけられずに、、ダイバーは漂流してしまう・・・

 

 

 

 

確実にフロートを打ち上げる事ができないといけない、、

 

 

 

 

はい、ドリフトスペシャルティ講習始めます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユッカちゃん素晴らしい!

 

 

 

完璧な中性浮力と深度キープ、からのフロート打ち上げ、そして、ロープを編み上げて短く収納!

 

 

 

そして2人目のコミさんは、、、

 

 

 

フロートをあーだこーだやってるうちにどんどん沈んでく・・・(笑)。

 

 

 

ハッキリ言って1回目は失敗・・・

 

 

 

 

2回目は・・・決めてくれました。

 

 

 

 

2人とも無事合格とします!

 

 

 

これからたくさん冒険に出かけましょう、

 

 

 

 

そしてまだ見ぬ宝物を狙いましょう!

 

 

 

 

その頃、この日一緒のマサさんチームは、

 

 

 

 

 

じっくりマクロ狙い、、

 

 

 

ウミウシに南方種にエビ、カニ・・・

 

 

 

 

 

これはこれで楽しそう・・・

 

 

 

 

まさし