何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2022/5/3-4-5・GWど真ん中
田子・伊東・北川 透明度8-12m 水温16.8‐18℃

もぉさいこー。
このたのしそーなじぶんっ!(笑)
2泊3日の伊豆ツアーをリクエスト頂きまして、
修善寺の温泉宿を予約したのです。
修善寺をベースキャンプにして、
西風拭けば東伊豆、東風拭けば西伊豆へ
その日の海は風任せ。
海から帰りゃ温泉浸かって、
近くの美味しいご飯やに連れだって
呑んじゃ食っちゃしゃべっちゃ寝ちゃぁ。
伊豆半島の横断なら渋滞無関係。
GWの2泊3日は混雑無縁の伊豆行脚が良いね。
いつも素敵なリクエスト、あざますっ。

嬉しいことは、まだまだたくさんあるよ。
レナの1100本っ。
せっちゃんとのバディ潜水もちょうど400本
なんだってぇーっ。
すごくないっ??
日程示し合わせているわけではないのに、
そんなに一緒に潜ってるってっ。

そりゃ乾杯だっ!!
って、この背景の2人っ。
久しぶりだねー、やっとこれたねーっ。
Dよね夫妻と久しぶりの絡みも
懐かしいやら嬉しいやら。
2人にね、言いたいことあるよ。
「体力落ちすぎじゃいっ」(笑)


注文の品がどれもハイクオリティ。
「すぎや」さんじゃ必然的にハイテンション。
またすぐに行きたくなっちゃうお店。







そしてミサコさんのウミウシEyesっ!
笑っちゃうくらい見つけるの。
というか、
ウミウシがミサコさんを探してる説あるよね。
ミサコさんの行く手に、
3匹のボブサンウミウシが並んでたり、
振り向いたらそこにピカチュウいたり。
ご相伴にあずかること数知れず。
ミサコさんの目があれば、
ダイビングが2倍楽しくなるんです。

そんでこの写真ですよ・・・。
オトヒメウミウシが2匹っ。
それだけで大きな喜びだったんです。
ふとシオツキさんの写真を見てみたら、
え?んんん?うおえーっ!!?
2匹の中間みてください。
フジナミイロウミウシが写ってるぅーっ。
超希少種・・・。

そしてこちらは・・・
なんでしょうね。
ほっこりしますね。
まだ子供のムラサキウミコチョウの兄弟と、
ぴったりくっつくミアミラウミウシの子供。
何でこんなことになるんでしょうね。
この日の水温低かったからなー、
互いに助けあってるんだなーとか
想像したい。
実際は、
同じ餌を奪い合ってるの図、かも・・・ね。
どちらにしてもぎゅーってなって、
可愛い絵面です。

ナミダカサゴなるお魚。
ぼくも、1000本以上潜ってるせっちゃん、
みさこさん、れなもみーんな初めて。
涙の痕一筋、
哀愁とただならぬオーラを漂わせ、
しばし僕らはくぎ付けになる。



ニラミギンポ、ミヤケテグリ、ダイダイヨウジ。
分かる人には分る、なかなか出会えない魚たち。
ハナダイの乱舞やキビナゴの大移動、
アオウミガメの悠然たる泳ぎとか、
3日間の海はそれぞれにハイライトあり。



そしてこの旅の一番の収穫かな?
美味しい焼肉屋さん、開拓しましたっ。
上タン、ハラミ、ロース、ホルモン
大仁駅近くの焼き肉屋さんは、
おかみさんの腕も人柄もよく、
たらふく幸せ頂きました。
今後、修善寺2泊は焼肉もたのしみに。

しんこの気持ちのいい食べっぷり。(笑)
せっちゃんの酔いっぷり。(笑)
悪いのはぜーんぶウサミくんのせい。
2泊3日でいじられ続けたウサミ君に、
最大級のありがとうと、
お疲れさまっ!
M・V・P!
M・V・P!
まさ
5/4 大瀬崎 透明度:15m 水温:19℃

GWといえば、
やっぱり大瀬崎でマンボウ狙いでしょ、
しかも、なんと
昨日、この大瀬崎では先端というポイントで、
マンボウの情報が!
こりゃ、期待に胸膨らんじゃう♪

透明度も良いし水温も高い!
潜っているだけも気持ちが良いんだけど、
この日ばかりはそんなこと言ってもだめでしょ?(笑)。
今日も昨日マンボウ情報があった先端へ1本と、
前までよくマンボウが目撃されていた外海へ1本、行く予定なんですがね。
マンボウ狙いの日は、
男らしくマンボウのみを本気で狙うっしょ!
ブレて下なんか向いていたら見逃しちゃうよ!
なんて意気込みバッチリの僕ちゃん、、
でも、なんか外海ではこれまたレア種の「ボロカサゴ」情報が、、
いやぁ、みんな、今日はボロカサゴ見なくていいよね?
という話をボクがする前に、、、
実は朝一から
「なんか外海でボロカサゴが見れてるんですよね?見たことないんで見たいんですけど」
と言い出した、早くもマンボウからブレまくりのアンザイさん(笑)
そんなでいいんですか?
えー、見たいんですか?
どーします、、、じゃぁ、、狙います?ボロカサゴも(笑)
すいません、今日は下向かない!と意気込んでいた自分も、結局ブレました、、

やりました!
ボロカサゴ♪
でも、のーまんぼー(笑)。
みんなからはマンボウ見れなかったし、
ボロカサゴ見といてよかったよ、いい保険になったじゃん(笑)と。
そ、そうでしょうか?(笑)。
ちなみに、この日初心者率いるユキヤチームも先端へ



なんか綺麗な海、
魚の群れ、海草、イソギンチャク、、、いいよね。
ほんと、マンボウがどうのとか言わなければ最高の海なんだけど・・(笑)。

まさし
2022.5.1 田子 透視度15-18m 水温19℃

あっと言う間に5月になってしまい、
ウェットの人もチラホラ出始めまして。
冬眠から目覚めたタカユキさんに、
台湾から帰還したエグチさん。
ずーっとウェットの人たちが戻ってまいりました。
おまけにナイスなお天気に、ナイスな海。
今年のGWはなかなか良いようで。





正直ボクもウェットスーツ・・・、迷いました。
コンディションさえ整えば、ちょー最高です。
ただ、僕はビビりましてね・・・。
まだドライスーツにしときますよ。
まだまだウミウシの出が調子の良い洞窟ポイント。
先日はベニシボリも出てくれて、
今回もなんとしても見つけたかった。

約60分の激闘の末、なんとか1匹のミスガイが。
必死に探した甲斐がありました。
えっ?寒かったって??
僕はドライスーツだから、快適でしたよ・・・笑

たま
5月2日(月) 田子 透明度:15~20m 水温:18℃
GWの合間のとある平日。
貸し切りの沖の浮島根にて。
アキホさん、300本おめでとうございます!
長かったと言うけれど、
その年数、この本数、よく潜り続けました。
これからも、末永くよろしくお願いいたします。
そんな本日の田子ツアー。
最初のリクエストは写真練習。
次の一時帰国中のスズカよさんから、大好き田子リクエスト。
最後にアキホさんの田子300本記念のご希望。
みんなの色んな想いがつまった田子ツアー。
雨のち快晴、黒潮接近の青い海。
平日ガラガラなのをいいことに3本、どっぷり。
青いよーーー
イクタ氏処女作、ばっちり。
つぶらな瞳にピンばっちり。
ロマンチストな一面も証拠写真残ってます。
水中から見上げた青空とか撮っちゃって。
ボブサンもばっちり・・・
一人で楽しんでいた証拠写真残っています。
ちょ、ちょっとーーーっ
先輩方の作品の数々も。






夏を先取りしたかのような良い一日。
ありがとうございました。

え?先取りしすぎました・・・?
ぽつーーーん(笑)
ウエットで3ダイブ、
太陽光が沁みますねぇ(笑)
みか
2022/4/28-30
北海道 -支笏湖と千歳川に潜り、山では山菜を採る

4月の北海道には、なーんにもねぇっ。
雪解けからまだ日が浅く、木々は未だ新緑とは程遠いし、
夜は冷え込むから、生き物たちはまだ土の中で
薄ら目を開けてはまた眠る。
森進一が「襟裳(えりも)岬」にて、
えりぃ~ものぉ~春はぁ~なにもない春ですぅ~♪
と唄うが、それは襟裳に限った話しなんかじゃなく、
全道的な情景と、元道民のぼくはそう認識している。
冒頭の写真は、北海道の玄関口千歳空港から、
車で15分の勇払原野(広大な日本有数の湿地帯)
にあるウトナイ湖にて。
東京のダストに目詰まりしそうだった心肺機能を
北海道の酸素豊かな新鮮な空気で換気・洗浄する為に
バードウォッチングしながら散歩した。
本来ならば多くの白鳥や鴈、何種にも及ぶカモ達、
そしてそれらを狙う猛禽類達、
あわよくばタンチョウヅル等も見られるが、
いまは4月・・・。
渡り鳥達はすでにシベリアや繁殖に適した土地を目指し、
旅立ってしまった後だった・・・。
小鳥数種類、遠くにオジロワシ、
コゲラというキツツキの仲間などを、
辛うじて数種の野鳥を見る事が出来た。
ほどなくして誰かが、
「お腹減ってきたっ」と絶叫した。



車を30分走らせ、苫小牧の市場にて。
肺は新鮮な空気で満たされたことだし、
今度は水揚げされたばかりの海の幸で
からっぽの胃を満たそう。
そうして我々には
名物のホッキ(北寄貝)カレーをシェアし、
生ビールや日本酒にまで手を伸ばし、
ウニやらイクラやらサーモン、
ホッキの刺身などを頬張るなどした疑いが
もたれている。
腹が満たされたら、次は道内観光に行こうっ。


新鮮な魚介で満たされた車内はうとうとタイム。
途中競馬ファンには垂涎ものの、
「社台(しゃだい)ファーム」を通りかかる。
社台は有数の競走馬の産地・調練場で、
南に太平洋、北は樽前山に挟まれた風光明媚な草原に
馬たちは走り、草を食んでいる。
乳をせがむ産まれたての仔馬は、
もしかしたらこの数年先にダービーを制する
駿馬に成長するのかもしれない。
満腹なのか眠いのか・・・車から降りずに、
その眺めを横着に楽しむ女性達の写真も添えて。
この直後に立ち寄った
美味しいハンバーグが買えるお店では、
スムーズに車から降りてたくせに。(笑)


社台のある町は白老(しらおい)町と言い、
黒毛和牛ブランドの白老牛や養鶏などの畜産が盛んで、
古くからアイヌ民族の生活の場としても栄えていたと聞く。
そこに国立アイヌ民族博物館はあって、
当時の生活様式や、自然と共生するアイヌ民族の
カムイという考え方について学ぶなどした。
おそらくみんなの記憶には、
焼きたてのアップルパイとアイスクリームが
美味しかったこと・・・ではなかろうか・・・。
そして、
明日以降のダイビングに備えて我々は
この日の目的地、「支笏湖へ」。



湖畔にたたずむホテルは
部屋良し、酒良し、料理良し。
部屋くっついてる露天風呂、
2階のテラスからの眺め・・・etc
冷えた体に沁みいるおもてなし。
ああ。
さて明日は、この美しい湖でダイビング。
今日は早く寝よう。
・・・とはならない・・・。(笑)





キーンと冷たい澄んだ真水。
湖底に沈む太鼓の森。
冷水の中でも逞しく息づく魚やエビ、
そして真水ゆえに、昆虫の幼虫も観察できた。
〆は
支笏湖から流れ出しやがて太平洋に注ぐ、
千歳川の流れに身を任せ。
風にそよぐ草野原のようにたなびく水草と・・・。


湖と川底に魅せられて、
そしていま僕らは暮れなずむ湖面を眺めている。
少し寒いけど、空気が凛としていて気持ちいい。
ホテルに帰れば、
暖かいお風呂と、美味しい夕餉にすぐにありつける
アドバンテージがぼくらにはある。
そして・・・今宵も

色んな地酒の4合瓶が用意されていて、
そしてこのホテルの酒蔵は、
ぼくらの泊まった2日間で
ただのがらんとした手薄な蔵になった・・・。
翌朝・・・支笏湖を後にして、
もう一つのメインイベントが待っている。

この季節の1週間程しか生えない山菜、
その名もアイヌネギ(行者ニンニクとも呼ぶ)を探しに
今度は山に入るのだ。
4月の何もない北海道に来る理由は、
実はこれが一番の狙い。
今回はアイヌネギ狩り何十年のガイド付き、
その名もハマベ トシアキ(ぼくの父とも呼ぶ)につれられて、
幸運にも沢山の収穫を得る事が出来ましたっ。



ガイドのお家(ぼくの実家とも呼ぶ)に移動して、
自家栽培のシイタケをもいで、
近所で取れたホタテやアスパラなどを加え、
生ラム肉を用いて盛大なアイヌネギジンギスカンっ。
森進一にも教えたい北海道の春。
北海道は4月の支笏湖ダイビングツアー。
アイヌネギ狩りからのジンギスカン付き。
開催3回目の今年も大盛況。
豊かな自然と、出演者に恵まれて、
目いっぱい、腹いっぱい。
東京の母 せつこ
実母 せつこ
が揃う光景に
そして僕も胸いっぱい。
このツアーをリクエストしてくれたシオツキさんをはじめ、
参加してくれたみなさま、
手伝ってくれて、
おやじにも付き合ってくれて、
ほんとうにぼくはうれしかったです。

とおちゃん、かあちゃんも
ありがとうー。
並々ならぬラム&アイヌネギ臭を漂わせ、
周りの乗客に気を使いながら、
羽田への機内は少し肩幅狭めておとなしく・・・。(笑)
まさ
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。