何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2月11日(祝・木) 大瀬崎湾内 透明度:10~12m 水温:17℃
2月です。
ウミウシがザクザク増えてきて、
季節来遊魚が最期の踏ん張りを見せるとき。
でも、2月はついこの子の姿を探します。
薄皮で味の濃い寿太郎みかんが並び、
早咲きの河津桜が蕾を膨らませるとき。
弥次喜多のカキフライが・・・
終わる前に駆け込む季節です。
ということで本日のリクエストはトシさん発の、
『弥次喜多カキフライ』
えっとー、海はどちらへ?
話した結果、今ウミウシが旬な海、休憩中にみかんが食べられる海、
『大瀬崎湾内』
に、トシさんが来る前にほぼ決定(笑)
違うんです、
2月の楽しみをギュッと凝縮してみたら、こうなったのですー。
言い訳に聞こえるのはなぜでしょうか(笑)





ミサコさん発見のコロコロのツノザヤウミウシ、
ミサコさん発見のセナキルリスズメの幼魚、
ミサコさん・・・!私も探していますからね、悪しからず。
ぎゅっと濃い湾内、2月らしくなかったのは・・・
60分に迫るロングダイブくらいですね?
君のせいだぞ・・・!!
身体を冷やさぬように皆様もご自愛ください。
冷えた身体には、弥次喜多のお味噌汁が効くらしいですよ?
みか
2020/11/18-19・田子-安良里 水温22℃ 透明度6-15m

「チビハナダイ」なる魚。
地味だけど今まで見たことない。
彼にとっても人間初めてかな?
お互いに「なんだこいつ?」の図。
今日は田子。
「永遠の2TOP」と一緒に一泊二日。
お茶目で、やんちゃで、お転婆で、それなのに
徳があって、品があって、生き様お洒落。
彼女たちの我儘は不思議と僕を惹きつけ、
やる気さえ引きだしてしまいます。
僕の定めし「永遠の2TOP」。
2人が揃ったのは何年ぶりでしょうっ。

西伊豆に宿をとり、夕陽眺めながら海の思い出話。
目の前の砂浜まで散歩して、星空眺めながら四方山話。
部屋に戻って、世間話に近況報告。
久しぶりの二人の再会と、
また一緒の海に入れたことが嬉しくて、
ぼくは時が過ぎるのをすっかり忘れてしまいました。
さかのぼる事15年前。
僕はまだ27歳の頃からのお付き合い。
僕はしっかりと歳をとり、
くたびれたおっさんに成長しましたが、
なんですの?
お二人は全く成長していないっ。(笑)
いつか年齢逆転されるんではないでしょうか・・・。
が、しっかり食らいついて、
まだまだお供させて頂きます。
これからも僕は勝手に
ふたりを目標にさせて頂きます。

翌朝も一本だけ
安良里のビーチで潜ったら、
Gotoの地域クーポンを使わせて頂き、
三島のウナギを三人でペロリ。
ウナギの骨のから揚げバリバリ噛み砕き、
中瓶2本を2人でさらり。(笑)


「ビーチは絶対に嫌よ」と頑ななシュウレイさんを
「騙されたと思って」と強引に安良里に連れ出して、
大成功っ。
”普通の”希少種ではなくて、”希少”な希少種
「チビハナダイ」をせっちゃん図鑑に加えられて、
大成功っ。
2人のために、
終始穏やかな海と暖かい青空を用意してくれた、
八百万の神々様にも感謝です。
次回、お二人が揃う日を待ち焦がれつつ・・・
まさ
8月24日(月) 神子元 透明度:8~15m 水温:21~27℃
誰もがハンマーヘッドシャークの群れを夢見て挑む、神子元。
ハンマー以上のものなんて・・・と、思っていたけど。
これは、見たい。
サイズ感、伝わるでしょうか?
メートル級の特大カンパチの群れ。
見慣れたカンパチと、あまりに迫力が違うため、思わず図鑑で調べてしまいました。
老成すると、特徴的な目にかかる鉢巻模様が薄れるそうです。
そんな老成したカンパチの群れがぐるぐるしてくれたら、
それは、見たい。
見たかったなぁ・・・
・・・察してくれたでしょうか。
みんなが老成カンパチの群れを楽しんでいた時に、
スレートのペンが絡まったのを直そうとずっと手元をごそごそしていた私の傷心を・・・。
みんな、見れてよかったね。
私も、ハンマーヘッドシャークの群れは、見れましたよ。
空気の読めるハンマーの群れ。
1本目、2本目、サメのシルエットにかすりもしなかった。
アオウミガメ見れたから、カンパチ見れたから、タカベの群れも凄かったし・・・
でもやっぱり、諦めない気持ちが大切ですね。
『しつこいなぁ。』
さすが神子元!
3ダイブ、泳ぎ、流され、逆らい、
最後にハンマーダッシュをして、30mのフロートラインを回収したあとの、
あの〆のラーメンは、汁まで美味しかった。。。
みか
2020/8/15・伊東 透明度5-7m 水温19-25℃

今日も暑い日、海日和。
「今日は良いマグロが入ってるよ」と、久しぶりのフレーズで
快く我々を受け入れてくれた飯屋のマスター。
奥さんが忙しく働いてるその傍ら、
厨房でドラマの再放送見ながらの不真面目極まりない
いつもの風景も、久しぶりに拝ませてくれました・・・。(笑)
シラスをふんだんに使った和え物と、
お勧めのマグロ赤身と、
納豆乗せの血液サラサラ丼。
血液の流れも良くなって熱中症や減圧症対策にも
間違いなく威力を発揮するであろうことうけあい。
(※希望的主観です)
ちゃんと迷惑かけないように注意しながらね、
「来て」って言ってくれるところには、
美味しいご飯屋寄り道も再開していこうかなって
おもってます。
この日の海は伊東ボートポイント。
久しぶりに海に出てきた若い女子コンビと、
職場ではでは師弟関係の仲良し女子コンビ、
とそこに、僕とタツさん(通称)、たにおーさん(通称)。
透明度が低く、おまけに深場の水温も低い中、
魚の群れを追い求めてたくさん泳ぎましたね。
タツさんの「残圧50」のハンドシグナルをうけて
慌てて戻った浮上ポイントで、
もう一回確認したら「70です」ってね・・・。
ふ、増えてますね。
夏にはそういう怪談話、つきものですから・・・。
良いんです、
みんな久しぶりなんだもの。
残圧の見かたも忘れますよ。(笑)
でっかいクエと、
透視度の悪い海にうっすらと浮かび上がる魚影が、
この夏の日の思い出。
帰り路、渋滞回避の伊豆スカイライン。
右手には今潜ってきた相模湾、左手には駿河湾、そして富士、
間隔をあけて座る後部座席には、皆のきれいな寝顔・・・。
口あいた寝顔も隠せる マスクのおかげかな。(笑)
まさ
2020/8/13-14・ 田子 安良里 透明度5-10m 水温18-26℃

この日の4日前、
店番をしていた僕は正午過ぎに一本の電話を受けた。
久しぶりにダイビングを再開したいと言う。
受話器の向こうの女性に名を尋ねると、
まだタケシやシンゴさんが沖縄に行く前の頃、
理解ある両親の庇護のもとOCEAN TRIBEに出入りしていた、
中学生だった少女の顔が浮かび上がる。
皆で可愛がっていた子と同じ名前だ。
もう13年も前の記憶・・・。
おそるおそる、
「しん子か?」と当時の呼び方で呼んでみる。
すると彼女は、
「まささん?」・・・「しんこですっ」と
応えてくれた。
その日のうちに店に駆け参じてくれた彼女は
当時の面影を残しながらも、
気配りや受け答えしっかりできる立派な社会人に変身していた。
偶然にも、
欠員の出ていたこの一泊ツアーと、彼女の盆休みが重なり
急遽同行することになった。
当然、昔話に花が咲く。
再会の喜びの中で、
感慨にひたりながら、西伊豆は田子と安良里の海につかる。

伊豆全域に暮らすアカイソハゼ。
冒頭の写真はコジカイソハゼ。
互いに3cm程の個体で生息域も似ていることから、
遠目では別種と認識するのが難しい。
でもこうして写真で撮り比べてみると、
コジカイソハゼの美しさに驚いた。
そいで、この日僕が初めて認識したキンホシイソハゼ↓と、

アカスジウミタケハゼ↓も併せて、この三種は
温暖化の恩恵・・・と思われる、
伊豆では今まで見ることがほとんど出来なかった種。

久しぶりに、敬愛する「母」(通称)と共に、
おそろいのカメラを構えて並んで写真に没頭した。
別名ハゼツアーと名付けてもいいのだろう。
「ハゼ」と「母」と「僕」は、海底を這いまわった。

タマテの海洋実習チームと宿で合流し、
目の前の海岸に、広がって寝転んで、
夜空にペルセウス流星群が煌々と走るのを眺めていた。
抜き打ちで100発ほどの花火が上がった。
密を避けるため、「知らされざる花火」・・・。
ぼくらそれぞれの面々が、
今年の夏の季語に照らしだされた。
再会に、
ハゼツアーに、
ライセンス取得に、
乾杯ー。

まさ
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。