何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

ゆずです。

 

 

 

2019.7.27〜28(土・日)  田子 透視度5~10m 水温24.0℃

 

 

 

 

 

この日からちょうど1年前、

 

2018年7月27日台風12号ジョンダリが伊豆半島へやってきた。

 

午後から暴風雨が予想され、

 

急遽午前の内に2本潜り、深い深い夜へと移行し、

 

講習初日を終えたそう。

 

その時OW講習中だったのが、ダイさんとケースケさん。

 

 

 

そして、1年後のこの日2019年7月27日、

 

台風6号ナーリーが伊豆半島へとやってきた。

 

ツアーはAOW講習。

 

昼から夜にかけて荒れていく予報で、

 

ナイトダイビングは敢え無く断念。

 

急いで、日中に3本を潜り、この日も深い深い夜へと移行。

 

そこに居合わせたのが、ケースケさんとダイさん。

 

 

 

台風を呼ぶ男たち。

 

この日から永遠にそう呼ばれるでしょう。

 

 

 

photo by kouki

 

まるでナイト。

 

 

 

台風の影響で、海況はなかなか・・・うーん。

 

透視度がいまいちな中での中性浮力の練習。

 

なるべく砂を巻き上げないように、

 

慎重に慎重に浮いてみる。

 

ウェイトを1kg渡され下に着いちゃう人、

 

渡されたウェイトの分空気を足したら、

 

そのまま浮き気味になる人。

 

何もならない人。

 

悪戦苦闘する皆を楽しみながら見る僕。

 

 

 

なんだかカッコいい。

 

こっちだ!!

 

この2日間で何枚写真撮ったの?

 

NEW器材に終始テンションが高いサホさん

 

人が必死に探している間に・・・。

 

 

 

たまたま同世代が揃ったこの日、

 

上は28歳から下は24歳。

 

珍しく若いメンバーが揃ったせいか、

 

男風呂は賑やか。

 

コウキの馴れ初め、お玉の筋肉事情、

 

同世代の男の恋愛観、そしてダイビングのこと。

 

あれやこれやと盛り上がる。

 

 

 

お風呂を終え、ご飯の時間。

 

待望のビールに至福を感じる。

 

 

 

刺身、煮つけ、フライ、味噌汁、

 

地元の海産物を堪能していると、

 

『このゼリー、ニューサマーオレンジだ。』

 

突然サホさんが話し出す。

 

『えっ?』

 

みんな沈黙する。

 

『これ絶対ニューサマーオレンジですよ。

伊豆の名産ですよ。』

 

恥ずかしながら、僕はニューサマーオレンジを知らなかった。

 

激しい主張に押され、恐る恐る食べてみると、

 

『・・・柚子じゃないですか。

おばあちゃん家のゆず風呂の匂いが。』

 

『それはないですよ。少なくともオレンジです。』

 

そんなことはないだろうっと思っていると、

 

サホさんが店員さんに、

 

『これニューサマーオレンジですよね?』と聞く。

 

『たぶん、そんな感じです。朝までに確認しときますね。』

 

っと店員さんに言われ、少しもやもやしながら、

 

深い夜へ。

 

 

 

『き、気持ち悪~い。』

 

 

 

猛烈な頭痛と吐き気を抱えながら、

 

朝食場の扉を開け、朝ご飯を食べ始める。

 

『昨日のことなんですけどー・・・』

 

っとサホさんが話し始める。

 

まだ目覚めてない僕の脳、

 

何のことだろうと思っていると、

 

『ゆずでした。』

 

一瞬で脳裏にフラッシュバックし、

 

笑いがこみあげてくる。

 

僕の鼻の方が正しかった。

 

蓄膿症の鼻なめるなよ。

 

 

 

これが外海。桁違い。

 

 

 

蓋を返してみると、台風の影響はあまり受けず、

 

無事メインポイント沖の浮島根を堪能し、講習終了。

 

 

 

2日で5本潜った皆はもうクタクタ。

 

本当にお疲れさまでした。おめでとう。

 

 

 

台風の男、力尽きる。

 

 

 

その2日後、

 

たまたま本物のニューサマーオレンジを食べる機会が訪れる。

 

 

 

 

 

味は全然違かった。

 

 

 

1人、少年が。

 

 

 

 

 

ゆきや

遊んじゃおうかな・・・?!

7月27日(土) 川奈 透明度:5~8m 水温:25度

 

 

おにゅうのカメラを手にルンルンと現れたミサキさん。
やれあれはこーして、これはそーして、と、教える。

 

カメラ練習リクエストをくれたターナーさん。
おにゅうの外付けストロボの調整に勤しむ。

 

写真練習ビーチに選んだ川奈は、台風接近を感じさせないべた凪。
じゃあ、私もちょっと、遊んじゃおうかな?!笑

 

砂地に目を凝らせば、ヨチヨチ歩くウミテングのおチビや、
唇をとんがらせたシマウミスズメの赤ちゃん、
目がハート型のトラギスなど。

 

 

ウミテング

 

シマウミスズメ ハナアナゴ

 

タツノイトコ

 

ウツボ ハチ

 

トラギス
ユカさーん。ハートですよね?!

 

あれこれと紹介していると、カメラを向けてくれる2人。
じゃあ、私も撮っちゃおうかな?!笑

 

と、思ったのですが、

 

 

ん?私のカメラが・・・??

 

 

捜索隊に任命されたターナーさん、エグチさん。
上から実は協力してくれていたリューイチさん。
最後に協力してくれたのか?!カズくん・・・笑

 

本当に、本当に、お騒がせしてしまってすみません。
みなさん、ありがとうございましたっ。

 

それにしても。
よく、泳ぎましたね・・・。

 

 

伊東・花季
そりゃあエグチさんの海鮮丼が大盛りになりますよねー。

 

みか

タマテリクエスト。

7月26日(金) 初島 透明度:8~12m 水温:23度

 

 

早朝、海況を見る。

 

初心者ツアーで同乗のタマちゃんに相談。

 

 

 

リクエストの川奈、行けるけど・・・透明度が微妙。
西伊豆の安良里とか田子の方が綺麗でいいかな?

 

タマちゃんは答える。

 

『昨日マサさん、初島のイルカ見れたみたいです。』

 

・・・聞いていないぞ、そんなこと。

 

『見てください、この写真!』

 

・・・一昨日の私の写真より数段撮れている。

 

 

 

 

人の心を読むのが苦手な私だってわかります。

 

君は、潜ったことのない初島に行きたいんだね。
去年見れなかったイルカを見たいんだね。

 

続々と集まるみんなに、
安良里や田子をお勧めしてみる。
そして、チラリと初島・・・・・

 

 

ええ、まあ、そうなりますね。
イルカ、ですからね。

 

 

リクエストは通ったようだよ、タマちゃん。笑

 

 

 

水中イルカ
今日はタマちゃんリクエスト。

 

でもね、そんなに世の中は甘くない。

 

 

『タマちゃん、ワイコン使っていいよー。』

 

『え?!いいんですか?じゃあ頑張って撮ります!』

 

『うん、頑張って・・・』

 

 

タマちゃんにカメラを託した私は、
それはそれはたっぷりと、イルカとの時間を満喫したのでした。。。

 

 

イルカの瞳
イッセイさん、イルカの目は優しいのです。

 

イルカ
奥の子、正面顔。

 

あー、楽しかったっ!

 

ね?タマちゃん(笑)

 

 

 

イルカと心置きなく戯れたあとは、メインポイントでじっくり。

 

ジョーフィッシュ

 

サカタザメ ホシエイ

 

イワシ
自然の厳しさが。

 

イワシの大群にアオリイカの産卵、サカタザメ・・・
イルカに負けない迫力の海でしたねぇ。

 

 

カメに引き続きイルカを見れたヨヤスちゃん、ケンゴくん。
もうこれからしばらくは大物見れないからね?笑

 

 

初心者ツアーでイルカ見れちゃったカナさん、
これを機にどっぷり海の女になりましょう。笑

 

 

イッセイさん、お写真いっぱいお借りしました。
ちなみにあの魚群は・・・ゴマサバでした!!

 

 

ゴマサバ
イッセイさんの目に狂いはなく。

 

いい海、いい一日、いい夏の思い出。
ありがとうございました。。。

 

 

初島ダイビングツアー

 

 

おまけ。

 

平日ダイビングツアー

 

気が合うんだか、好みが合うんだか・・・
でも6人いるなら6種類食べたかったなぁ。笑

 

 

みか

夏の、とてもいいことがあった日

 

 

 

2019/7/25・初島       透明度6-8m    水温25℃

 

 

 

おおおーっ

 

 

 

 

カズさんが100本目のダイビング。

僕は忘れないでしょう。

 

 

 

 

イルカに出会った日。

たぶん僕は忘れないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

4年前の1月。

 

ダイビングを始めていたミナさんに背中を押され、

僕の店番するオーシャントライブに来てくれた時、

僕はひどい二日酔いで、心の中で「今日は誰も来ないで」

とそう思っていました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

二日酔いを払しょくするために注文した鍋焼きうどんの

出前が到着した時、カズさんはミナさんと一緒に入ってきて、

酒臭かった(後日談)僕に優しく、

「それ食べてからでいいですよ」と、待ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、

学科講習を始めた心配性のカズさんは、

 

 

 

「奥さんがやってるから取りますけど、

ダイビングはどうも気が進まない。」

 

 

「リスクを考えるととてもやる気にはなれない。」

 

 

「やらないに越したことはない」

 

 

 

などと、

 

ダイビングに対してのあらゆるネガティブ発言を

これでもかと繰り返していましたね。

 

 

 

 

 

 

 

気が進まないプール実習が無事終わって乾杯した時も、

 

「海洋実習は行かなくていいです。もう十分堪能しました」

とゴネていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

僕に引きずられるように潜った海洋実習でも、

 

終始不安と不満を口にして、

何度も「水深5mまでしか行きませんから」と、

僕にずっと交渉をもちかけてきましたね。

 

「わかりました」と返事をしながら、

こっそり-18mまで連れて行ったのを覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズさんは100本ダイバーになりました。

 

 

 

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イルカとも一緒に泳ぎました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズさん、

続けてくれてうれしいです。

 

イルカと一緒に泳いだ100本目のダイビング、

おめでとうございますっ。

 

 

 

 

旗×かずさん×イルカ

 

 

きたぁー

 

 

おめでとうございます

 

 

すごい見てるー

 

 

 

 

半信半疑だった僕の前にイルカたちが姿を現したのが、

潜降を開始してから5分後のこと。

 

 

そこからなんと、約40分。

 

 

尾びれが当たってしまうほどのすぐ近くを

すり抜けていってはどこかに消え、

また現われては、笑顔で脇をかすめていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて優しい顔。

 

なんて光景。

 

なんて素晴らしい体験。

 

なんて満たされた時間。

 

 

 

 

興奮は幸せに変わり、身体隅々癒されていく・・・。

 

 

 

 

 

イルカたちと同じ時間を過ごしたことを、僕は忘れないだろう。

 

 

 

 

 

わわーっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ダメもとで電話した「一吉丸」さんも微笑んだ。

 

 

金目の煮つけペロリ

 

 

 

 

 

思い残すことのない一日は、

忘れられない思い出になる。

 

 

 

 

 

とてもいいことがあった日の集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とてもいいことがあった一日の、

集合写真。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 

タマちゃんの100倍嬉しい。

7月24日(水) 初島 透明度:3~15m 水温:24℃

 

 

つるんとしているようで、実はムキムキマッチョ。
好奇心強そうな瞳でこちらをチラリと見ては、
からかうように一周、二周、ぐるぐるー。

 

先に言っておきますが、
うちのタマちゃんではありませんからね。

 

 

 

 

 

イルカのカップルと遭遇#初島ダイビングツアー
え?ええ?!

 

イルカです。

 

野生のイルカ、です。

 

 

ドルフィンスイムで出会うことは多いけど、
スキューバダイビング中に出会えるのは・・・世界的にも稀。
そんなイルカに、出会ってしまった。。。

 

 

 

ケンちゃんの、イルカ見たいです、という一言で決めた初島。
野生のイルカが出没しているらしいけど、まぁ見れたって一瞬だからね。
そんな感じでエントリー。

 

 

待てどー。

 

暮らせどー。

 

イルカは出ない。

 

 

イルカ待ち#初島ダイビングツアー

 

着底&動いちゃダメというルールに暇を持て余したナホとケンちゃん。
手元の海草で暇つぶし・・・。

 

こんなんで1ダイブ終了か・・・。
と、ちょっと諦めムードが漂ったその時!!

 

 

イルカと遭遇#初島ダイビングツアー

 

 

目にも留まらぬ速さで全身を躍動させながら突進してきたイルカ。
そしてこれでもかというくらいぐるぐるー。

 

遊びに来てくれて、ありがとーっ。

 

 

 

 

本当はもっといっぱい遊んでくれたのですが・・・
あまりにもドキドキしすぎて、カメラを構える余裕が(汗)

 

でも目にはしっかり焼き付けました。
ケンちゃん、イルカ見れて・・・この贅沢者めーーーっ!笑

 

 

 

イルカも素敵だったけど、
実はみんな初めてだった初島のダイビングも、充実。

 

 

イワシ大群#初島ダイビングツアー

 

ミスジスズメダイ#初島ダイビングツアー ジョーフィッシュ#初島ダイビングツアー

 

イワシ大群#初島ダイビングツアー イルカと遭遇#初島ダイビングツアー

 

 

 

 

どこまでも湧いてくるイワシの群れを浴び、
可愛いジョーフィッシュをケンちゃんがいじめて!?
気がついたら一人増員してたり・・・?

 

 

 

興奮冷めやらぬままに空腹を抱えてフェリーへ。
・・・向かう道すがらソフトクリームをパクリ(笑)

 

デザートを先取りして、ついに本日のメイン!

 

 

サリカレー#江之浦ランチ#アフターダイブ
彼女がこれからナン3枚食べます・・・

 

うー・・・また食べ過ぎてしまった・・・。
まったく、ヨシハルさんのせいですからねー。

 

 

初島ダイビングツアー#イルカ見れた!
ジャンプ低っ!!笑

 

にしても、あのイルカとの暇〜な待ち時間が楽しかったというナカタさん。
なかなかの通ですね(笑)

 

みか