何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2021/10/11-12・伊東-八幡野 透明度8-15m 水温24.5℃

これはフチドリハナダイの幼魚。
伊東のとっておき情報を
教えてもらっちゃった♪
水深30mめざして
カメラ構えて真っ逆さま。
途中視界を遮る程のなんかの群れが
よこぎっていたけれども、
そんなのむしむし。
ナツミがその群れを追っかけて、
GoPro構えてどっかに泳いでったけど、
そんなのむしむし。(笑)
なんせこの日は僕もちゃっかり
自分のカメラを手にしちゃって、
こっそり楽しくってしょうがない。
ナガハナダイに、
スジハナダイ、
その中に一匹だけ、
フチドリハナダイの幼魚が
ぽちっといたよ。
阿吽の呼吸のこの人たちと、
一泊二日の伊豆行脚。
イシムラさんの歴史の授業、
昔は高校生だったナツミの現在地、
すぐ眠くなっちゃうシオツキさんへの批判、
身を乗り出してみんなの話に聞きいる
せっちゃんと、
BBQの夜はあっちゅーま・・・。


ナツミは海が本当によく似合う。
昔のまんま。
休憩してる時も、
すーぐ海に飛び込んで、
くるくる泳ぎ回ってる。

あまりにも
気持ちよさそうに泳ぐから。
昔は逆三角形だったボクのお腹も、
どっぼーんっ。
子イカの群れが迎えてくれました。

カメやら、カマスの群れやら、
タコベラの綺麗な尾びれ、
キビナゴの大群、
ツユベラ幼魚、カンムリベラ幼魚、
コクテンベンケイハゼに似てる謎のハゼ、
ロボみたいなクリアクリーナシュリンプなど、
久かた振りの八幡野も、
2日目に隅々チェーックっ!


そして、、、
ムシフグなるフグとの出会い。

普通のフグじゃん・・・って思った人、
僕も、そう思いました・・・。
「クサフグ???
いや違う気がする。」
「せっちゃん撮っときましょー。」
てね。
そしたらやっぱりこれがムシフグ。
名前の由来など
詳しくはせっちゃん図鑑に
掲載されてますっ。
最後になりますが、
この2日間、最も奇跡的だったことを少々。
ノールックで寸止め駐車。
神業編。

車を停めて、
荷物を降ろそうと助手席側に回ると、
きゃーーーーっ!!!!
あ!?
あたってないっ!!!!
フォグランプのための凹みが
バンパーに設定されていなかったら・・・。
しかも見て。
この木を模したコンクリ、
地面を見るとずらした跡があって・・・
もしもこれがずらされていなかったら・・・。
全く見えてなかった死角のコンクリに
車のバンパーはのめり込んでいたでしょう。
神様。仏様。
いつも見守っててくれて、
ありがとうございますっ!
まさ
2021/10/10・北川 透明度15-30m! 水温24-25℃
目をとじると、
あの日の、青く透き通った海が
ありありと脳裏にひろがる。
僕らが港についた頃、
一本目を終えて戻ってきたダイバーたちが
「透明度30mはあるよ!」
と興奮気味に教えてくれた。
どこまでも見通しの効く青い世界を、
広く大きく泳いでアオウミガメと出会った。
キンギョハナダイ、
アカオビハナダイ、
スミレナガハナダイ、
カシワハナダイ、
微妙に色彩異なる暖色の魚たちが
沢山一塊になって泳いでた。
純白ボディに赤い碁盤の目状の模様が綺麗な
クダゴンベが
サンゴの隙間からこちらを覗いていた。
暖かくて、真っ青な空。
太陽の光がさんさんと差し込んで、
水深20mの海底でも眩しいほどだった。
その太陽の元、
地元のご飯屋さんが運んできてくれた
海鮮を食べて、ぽかぽか眠くなった。
素晴らしき一日。
素晴らしき海。
つい写真を撮り忘れて、
この日のブログは活字だけになった・・・。
まさ
2021/10/29・店番中

「いいてんきだねーぴーちゃん。」
:「こんな日は外散歩に行きたいねー。」
さて、
わたしどこでしょ。
答えはずっと下↓

あたしはここ
ぴー
2021/10/9・江之浦 透明度8-12m 水温26

真ん中カトーさん、
の、その後。
はじめて海に出たときの緊張すさまじく、
今も奮闘は継続中。
「なんで俺は出来ないんだ・・・」
って歯がゆさを滲ませてますけどね、
よーく考えてみてください。
プール実習や海洋実習の時と比べてみると、
呼吸だっておいしく吸えてますし、
浮力の調整だってちゃんと無重力、
耳抜きを自身のタイミングでこなし、
浮きそうになった時も身体起こして排気して、
空気の消費も少なくなってるし、
何より首に青筋立ってませんっ。
出来るようになったことに、
フォーカスあてていきましょう。
僕の、
カトーさん定点観測は続きます。
この日は嬉しいことに、カトーさんと
プール実習をした同期生が一緒。
大学生の彼女は明るくパワフルで上手。
「長い時間海の中にいたいですっ」
ってせがむから、
カトーさんも僕も押し切られる形で、
1本目が50分:2本目が56分!!
江之浦の海底の生物結構網羅しちゃった。
しかもね・・・
彼女はお母さんも連れてきてくれて!!
彼女が生まれる前からお母さんはダイバーで、
相当なブランクを引っ提げての登場。(笑)
カトーさんとの緊張対決そして、
どっちが迷惑をいっぱいかけているか対決で
「いいや僕の方が・・・」
「いいえ私こそ・・・」
両者一歩も譲らぬ名勝負を
繰り広げてましたね。
血のつながり越えて水の中、
心通わせ1チーム。
時間が許すなら、
お泊りにして
僕も乾杯に付き合いたかったな。

学生は就活&部活。
お母さんはまだ幼子の育児。
カトーさんは引き続き己の勝負を。
たのしみながらがんばって。
まさ
2021/10/1-4・屋久島 透明度15-30m 水温27℃

鹿児島空港から、
たったの30分のフライトで、
ついちゃう屋久島。
この区間のフライトが、
飛行機嫌いの僕にとっては珍しく、
「楽しみ」
という事をご存じだろうか?
激動の幕末に揺れた薩摩藩。
そして現在も噴火中の桜島。
そして宇宙センター擁する種子島。
そしてその先に、
縄文杉で知られる世界遺産屋久島。
これ全部鹿児島県。
なぁんて濃いんでしょう!
西郷どんの眉毛みたいに
濃厚な歴史や見どころが凝縮されてて、
海もイイ、
ときたらワクワクしない方がおかしいでしょ。
プロペラ機のちっちゃい窓に、
桜島が見切れるギリギリまで頭こすりつけて、
種子島にはJAXAのロケット発射台を探す。
そして、洋上に映る屋久島の島影に心躍らすのだ。
すぐ着くし、下は海だし、
そんな高度あがんないし、
景色が飽きないから、
この区画のフライトおれOK。

さて、
日本列島をかすめてった台風のおかげで・・・
ダイビング器材が届かないというひと悶着で
幕を開けた屋久島でのダイビング行脚。
毎日この海に潜ってる、
いたる氏のガイドを仰ぎながら、
屋久島の生物たちの多様性にも負けない、
多種多様な人間たちの珍道中。
疲れて眠るまで、
海と森の接点で過ごした4日間。
毎年の恒例行事なのにね、
鮮烈な記憶と楽しい思い出に満ちた
そこでの暮らしに
「またくるわ」
と、来年の予約も済ませてきたのです。






この旅で、
ミモ150本。アサミ450本、せっちゃん1050本。
ミモなんて、ぼくにずっと
「無理矢理 屋久島ツアー予約させられた」
って文句言ってたくせに、見て。

これ撮った直後に自分の部屋でこっそり
自分のプロフィール画像をこれに変更したりして、
すぐレナにバレるなどして。
「来年はどーする?」って聞いたら、
「予約で」だってさ。(笑)
そして、今回驚いたのはね・・・
ミモ、午年31歳
ボク、午年43歳
シオツキさん午年55歳
かとーさん、じゅんさん、午年67歳
何と男全員、馬なんですっ。
そこに、屋久島を代表する野生生物、
屋久鹿が現れて、
もうそこには馬と鹿しかいません・・・。
こんなに年齢層が分厚いのも、
今回の旅の一つのお祝い事でしょうね。
Top of 午年のお2人に敬意を表して。

そして、
この旅中の最も凄いこと。
せっちゃんの撮り続けてきた魚たちが
1000種を超える快挙。
いたる氏のあとをぴったりくっついて、
撮りたい魚を追っかける。
その瞳・シルエット・笑顔は
いたいけな少女。
その博学、文才、人柄は、
積み重ねてきた年輪を感じるんですが、
海の中では、ねぇ。
いつも初恋の乙女。のよう。
御覧の通り、
彼女の執念が実り、撮らえられた生き物たち。(笑)
自作の図鑑「せつこの部屋」もすごいことになってます。
せっちゃん、おめでとう!
この時に立ち会えて本当に幸せです。




「豊穣の海」屋久島。
とはよく言ったもので、
海に入る度に、初めての出逢いがあります。
海に入る度に、次への期待が高まります。
海に入る度に、楽しみが深まります。
ここに来るたびに、魅せられてしまいます。




それもこれも、
肌身離さずにカメラをもって、
いっつも自然の何かしらに突き動かされ、
島じゅうで暮らしてるガイドのおかげでしょうか。

森には猿がいて鹿がいて、
レナもいて。


海と太陽は眩しかった。


砂の海底


ゴロゴロ石の海底。

ビルみたいなでっかい岩の海底。

サンゴひしめく海底。

魚たちの活気あふれるゼロ戦の眠る海底。

また来年も。
ここにお邪魔しよう。
また来年も、
この子に会いにこよう。



お互いにまた一年歳をとって、
会いましょう。


さてと、
仕事もしなくちゃね。

また来年も、僕らはゼロ戦へと降りていく。
まさ
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。