何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

57歳差の同じいちにち。

 

2021/8/5・井田      透明度8-10m  水温26℃

 

 

 

 

 

 

本日も穏やかなり。

 

 

 

10代、20代、飛んで40代、さらに飛んで60代!

歳の差最大57歳の同じ夏の1日。

 

 

 

紅一点の20台にフォーカス当てたいところですが、

やはり、一番の主役は10歳の彼でしょう。

 

 

 

ピアノも英語も水泳もお習い事に持ち、

この夏、ダイビングライセンス取得に挑みました。

 

 

 

時折、

お玉インストラクターに「それはこうでしょ」と

明確な判断と指示出しする程、頭脳明晰っ!

 

 

 

何年かのち、

ご両親には内緒で(株)OCEAN TRIBEに

リクルートしてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全ての課題を海の中で終えた彼は、

当然まだまだ遊び足りなくて、

 

海で泳ぐ宣言をして、

お玉インストラクターについてくるよう指示を出し、

お玉をおもちゃ代わりに戯れるのでした。

 

 

 

 

 

 

さぁ、少年よ。

 

これから広大な海に漕ぎ出し、

逞しく育っていくんだよ。

 

 

 

そのためにはご飯をもりもり食べなさい。

昼ご飯はハンバーグ!肉だぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「うん、でも今日は

お母さんがいないからおやつ優先なんだ僕。」

 

 

 

 

 

 

 

 

一同、閉口・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こ、こらーそんなのいいわけないでしょーが!」

 

「で、でもまぁ今日は頑張ったし特別に良いか。」

 

 

 

 

 

なーんていいながら、

結局押し切られるのでした・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大人になっても、思い出として残るかな?

 

 

 

 

 

僕らは結構使える人達だったな、

って思ってもらえましたでしょうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうか、

彼の記憶にいつまでも

ひっかかっていられますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年よ、飯を食え。

 

 

 

 

 

 

 

まさ

サメカメ並走。 ミカタマに物申す。

 

2021/7/22-23・田子     透明度10-15m  水温26℉

 

 

 

 

サメだぁーっ。

 

カメだぁーっ。

 

 

 

遡ること7月の下旬。

夏真っ盛りの田子は依然黒潮に覆われていて、

僕はひそかに狙っていた。

 

 

 

龍を連れ立っての2チーム編成で

「田子島」(田子のダイビングポイント)を

攻めると決まった時からハンマーチャンスを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水深20mに到達したころ、そろりと顔を上げると・・・

ホントにいるーっ!!!!デカい近い、そこーっ。

 

 

 

 

猛ダッシュで龍チームに教えに行くと、

龍チームは追いかけてった先でカメにも遭遇。

 

一時ハンマーとカメが並走したそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この頃、

ミカやおタマの目に余る言動が目立ちますでしょ。

 

 

神子元島に行っちゃーハンマーの大群に巻かれただの

潜降したら足元にハンマーがぐるぐる回ってて、だの。

 

 

ほんで、ハンマー遭遇率の低い僕やマサシに対して、

半笑いで茶化してくるわけですよ。そりゃーしつこく。

 

 

知らない人にはわからない話ですいません。

内輪な話ですいません。

 

 

 

 

 

 

 

みか、おたま、

ひとこと言わしてもらう。

 

 

 

 

 

 

 

君たちが見れてる時は、

そりゃ俺達が行ってたって見れてる。

 

な?まさし。

 

 

 

ことさら俺に関して言やぁ、

ハンマーポイントじゃないところでも、

こうしてねらって会っちゃうぐらいだからさ。

 

 

早く追いついて来いよー。と。

 

 

 

 

 

 

 

最後はかわいいウミウシの写真。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを撮ってくれた人が、

田子島潜りたいってあの時強く言ってくれてなきゃ、

そもそも、ハンマーに会えてない。

って話もありましたけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

手柄の正式な所在はうやむやにして・・・。

 

さよなら、さよなら、さよなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

今日から8月

 

2021/8/1・店番

 

 

 

 

 

 

 

あっちーねー。

あっちーなー。

 

言いながら、わっせわっせと歩いて出社。

 

オリンピック見てアドレナリン出てるから、がんばれる。

 

 

 

 

 

5年間全てをかけてきた選手たちの、

競技を終えた後の

報われたあの顔、目標叶わなかったあの顔、

その両方に突き動かされて、僕はがんばれる。

 

 

 

 

 

そして今、

足裏の靴擦れに心ポッキリ折れている・・・。

 

 

 

 

 

 

 

今日はお玉が学科講習。

 

皆さん頑張ってお勉強。

 

 

 

 

 

マツイさんから頂いたコーヒーの豆を挽いて、

みんなさんとアイスコーヒーにして頂きます。

 

 

 

 

 

あっちーな。

 

おいしーな。

 

 

 

 

 

天然水で作った氷浮かべたアイスコーヒーと、

ダイビング屋の8月がはじまった。

 

 

 

 

 

まさ

2021じゃね

 

2021/7/31・店番

 

 

 

 

 

 

 

大汗かきながら、

大股で有酸素意識して、

お店まで徒歩通勤。

 

 

 

 

 

僕の頭かすめてセミが追い越して飛んで、

僕の目の前の旗にピトリとまって、

2020を2021に無言で修正。

 

 

 

 

 

ただそれだけの話し。

 

 

フォントサイズあってないけど、

ちょっと傾斜してるけど・・・、

 

 

ちょっと強引な話し。

 

 

 

 

 

 

 

まさ

決戦の日曜日

 

2021/7/18・田子    水温25-26℃  透明度15-20m

 

 

 

 

 

 

この日も田子へいそいそと足を運びます。

 

 

 

 

その理由は言わずもがな。

 

この前後のブログにこれでもかと出てくる

海況の良好さに他ならず。

 

 

 

 

この日も漏れずその恩恵にあやかって、

素晴らしきダイビング日和。

 

 

 

 

 

 

 

 

その夏空の下・・・

そんな日和を楽しむ余裕のかけらもない人物が一人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイブマスター候補生の彼はこの日、

400mスイムと800mスノーケルスイムという、

ハードな課題を抱えての田子入りでひとり顔色が違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ、

1本目のダイビングを楽しく終えた彼は、持ち前の明るさで

冗談交じりに400mスイムのスタート地点に向かいます。

 

 

 

 

 

そしてっ、

勇ましくクロールで海原に漕ぎ出した彼はっ!

 

あっという間に!・・・平泳ぎへと妥協し、

そして程なくっ、・・・背泳ぎに変形余儀なく、

先ほどの軽口が連想できない程のぉーっ、

鬼の形相へとスムーズに移行を完了し・・・、

 

何とか命からがら400m先の対岸へと辿り着いたのです。

(彼の激闘の始終の動画を栄誉を称えここに残します)

 

 

因みにダイブマスターへのこの試練は、

普段はプールで行うことが多く、5点満点中、

途中で足をつけば0点で不合格。泳ぎ切れば1点。

タイムが速い程高得点のスタミナテスト。

 

 

 

①、ターンできる壁がないこと。

②、さざ波ではあるがプールよりは波があること。

③、しかもそれなのに、

浮力の強い海水のアドバンテージを相殺するために、

彼の腰には500gの重りが巻かれていること。

④、そして・・・足がつく場所なんて一か所もないこと。(笑)

 

 

 

これら「海」であることのアウェーを泳ぎ切った44歳に

敬意を表しますっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

激闘を終えた、安堵の44歳。

軽口を忘れた、明るい44歳。

 

 

の、動画もおまけに、はい。

 

 

 

 

 

 

 

このあと2本目のダイビングもこなし、

昼飯も無理くり胃に流し込み、

800mのスーノーケルスイムまでこなした彼を、

僕は誇りに思いますっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

同行していた皆さんの温かい応援に見守られ、

田子のスタッフ方の黄色い声援に背中おされ、

無事に泳ぎ切れたのだと思います。

 

 

ご歓声頂いた皆様からの賜物、

彼に代わり御礼申し上げますっ。

 

 

 

 

 

 

2021年夏、あともう少しで

新たなダイブマスターが誕生することでしょう。

 

 

 

 

 

はたして・・・。

 

 

 

 

 

残る、筆記試験というブルーオーシャンも

彼は泳ぎ切れるのでしょうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

まさ