何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2021/5/5・井田 透明度12-8m 水温17℃

こどもの日。
まばらな人影の頭上には鯉のぼりが風にそよいでいて、
海底ではアオリイカが幾重にも重なり、
産卵のためのダンスを幾度も繰り返す。

岩の隙間には
アナモリチュウコシオリエビが文字通り
自分の住処である「穴ぐら」を守っていた。

浅瀬に戻ると、マメタワラのがうっそうと茂り、
水深3mほどの海は森に塗り替えられていて・・・

その茂みには、スナイパーが潜んでいた。
片や、写真練習。
片や、海草の森に包まれたいがために。
フリータイムを設定すると、
ぼくの視界における2人はカメラに没頭し、
その傍らでは海草にまみれて恍惚の表情を浮かべている。
「何時間でもここに居たい」と、とても幸せそうに。
茂みからこちらの様子を伺う彼と目があった時、
これが戦時下であったなら間違いなく僕は
狙撃されていたであろう、と背筋が凍る思いだった。
なぜか動かずじっとこちらを見ている彼。
戦慄はふつふつと面白さに変わり、
僕が彼にツアー料金を払うべきなのではないか、
というくらいに笑った。
写真練習も大成功っ。
ここに掲載したすべての写真はその成果。
スナオは、
初心者ツアーの若者たちとおしゃべりしながら。
アダルトな僕らは、
目いっぱい自分の愉しみだけを追求。
こどもとは無縁の、2021年5月5日こどもの日。
楽しませてもらったのに、
料金頂いてしまって、なんかすいません。
まさ
5月4日 初島 透明度 10m 水温18℃
ツアーチームと一緒に初島へ。
まささんの運転であっという間に熱海に到着。
時空が歪んだのかなそれともまささんの運転が・・・?
早く着いた初島はガラガラ。
フェリーに乗って島に着くだけでちょっとプチリゾート感。
島についてからはのーんびり。
のんびり準備して、青空の下のーんびり休憩して、また潜って。

1年空いてしまった初心者ツアーの二人。
前から上手だったけど、1年空いたらどーかなー?
変わらず上手。
ちょっと悔しいけど、控えめに言っても上手。

難しい課題を出すも余裕・・・。
はやくアドバンス取って、色んなとこ行こう!
初島に行ってダイビングして帰って来たのに、
まだまだ明るいうちに帰店。
やっぱり、時空が歪んだのかな?
それとも、運転手のおかげかな?
すなお
2021.5.4ー5 伊東・田子 透視度7~15m 水温16.3℃~17.8℃
ドライスーツに空気を入れまくったことはありますか?
僕はあります。
一切躊躇することなく、ただただ入れ続ける。
最初は気持ちいい。
次に暖かい。
そして、次は動きずらくなる。
それでも臆することなく、入れ続けます。
そしてやってくる。
我慢の先に訪れる、『苦しい』。

非常に苦しいです。
太ももは2,3倍ほどの太さになり、
『気を付け』が出来なくなります。
それでも空気が漏れる事はありません。

風船のように割れる事だってありません。
ただあるのは苦しさ。
そして、知らない人たちからの冷たい視線。
非常に痛いです。
ぜひやってみてください。
ゆきや
5月3~5日 大瀬崎・川奈・北川 透明度:8~18m 水温:16~18℃
マンボウが、大瀬崎の先端を通過している頃。
ちょうど前日、大瀬崎の先端を潜った私たちは、
春濁りを感じさせない青い海と、ソラスズメダイの群れに満足して、
2日目のダイビングポイントを川奈に決め込んでいました。

3億個の卵を産むのに、
なかなか出会えないマンボウもレアだけど。
15個くらいしか卵を産まないで、
10か月かけてやっと孵化したネコザメの赤ちゃんも、
同じくらい価値ある出逢いだと思うのです。

いーんです、マンボウもウミガメも、ニアミスでも。
久々の先端は、たぶん伊豆一のソラスズメダイの群でしたから。

みか
5月3日 大瀬崎 透明度10m 水温18度
前日の大瀬崎の先端ポイントの綺麗さにこの日も大瀬へ。
今日は若者男子がたくさん!
よし!先端までの台車を押すもの手伝って貰おう♪
この時期たまーに大瀬崎にはマンボウが出るんです。
でも、最近は一切聞かないので、マンボウのマの字も出さずに
先端へ。
相変わらずの群れと水の綺麗さに合わせて、
ピカチュウまで見つけてくれている!
ありがとう!



海草が多くなるこの時期、
私も最近教えてもらったのですが
“カギケノリ”という海草。
どうやら地球温暖化の抑制に一役買うのでは。
という論文が発表されたらしい。
この海草を牛のご飯に混ぜるとゲップが抑えられるらしい。
牛のゲップにはメタンガスが含まれいるので、メタンガスの放出が多い時には50%ほど抑えられるという実験結果が。
へぇー。この海草にそんな役目があったとは!
でも、世界中の牛に与えるには年間約2億トンのカギケノリが必要らしい。。。
現実的になるには難しそう。。。
私たちが海草に注目して潜ったこの日のつぎの日には
同じ先端でマンボウが3枚出たらしい。。。
もしかしたら、海草に注目していた私たちの後ろや上を
マンボウが通過していたかも・・・?
すなお
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。