何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

冬、来た??

11月15日(日) 田子 透明度:8m 水温:21℃

 

 

冬と言ったら、何を思い浮かべるでしょうか?

 

 

みかん、雪山、温泉、鍋、熱燗・・・笑

 

 

寒い時期、美味しくなるものは多い。
雪の中でしかできない遊びもある。

 

 

私の頭にポッと浮かぶのは・・・

 

 

冬=ウミウシ

 

 

職業病でしょうね。
思い浮かんでしまった方、ダイビングをお仕事に(笑)

 

 

 

 

冬になると種類や数が多くなるウミウシ。

 

 

本日、私がリクエストを聞く前に、
『ウミウシがみたいー』と、言われました。

 

 

・・・まだ早い気がします。でも、頑張ります・・・。

 

 

 

今日の海に、顔をつける。
サンゴの隙間に、流れ着いた南方種たちの姿が目に留まる。
先に進もうとする私に、誰かがライトをぶんぶん振った。

 

 

ん?誰ですか?何ですか?
近づいてみると・・・

 

 

ウデフリツノザヤウミウシ@田子ダイビング
え?もう冬、来た??

 

私の中で、冬になるとまず最初に姿を見せ始めるこの子。

 

 

アツコさん、ありがとうございますっ。

 

 

日々新しく、南からの季節来遊魚が見つかる今日この頃。
ウミウシにはまだ早いですよーと思ったのですが。
嬉しいのか悲しいのか、いました(笑)

 

 

フタスジタマガシラ@田子ダイビング

 

キンギョハナダイ群れ@田子ダイビング ミチヨミノウミウシ@田子ダイビング

 

マツバギンポ@田子ダイビング

 

 

もうすぐ終わってしまう紅葉を惜しみつつ、
これから訪れる大好きな冬の海に思いを馳せる・・・

 

 

・・・っ!!

 

 

とりあえず、次のお休みはカメラを手に海に行こう。
11月の伊豆、まだ撮ってない・・・!笑

 

 

みか

悪くない。

 

 

 

2020.11.15 江之浦 透視度10~12m 水温21.3℃

 

 

 

 

 

 

 

 

with ドラえもん

 

 

 

 

 

 

 

ウェットスーツに慣れれば慣れるほど、

ドライスーツにチェンジするのが億劫になってしまう。

 

 

 

全然勝手が違うもんだから、

一度大変な思いをしてしまうと、

「冬は冬眠でもしようかな」ってなりがち。

 

 

 

 

 

 

ねっ、デザキさん。

 

 

 

 

 

 

 

でもね、そもそもデザキさん自体が、

ダイビングが上達しているから、一年前とは雲泥の差。

 

 

 

 

 

 

 

ドライ初、おじさんず。

 

 

 

 

 

 

 

ほーら、僕の見る限り、苦手感は全く感じないですよ。

そして、良くぞリベンジしてくれました。

 

 

 

 

 

 

これで、冬も潜れる事が実感できましたね。

 

 

 

 

 

 

 

人生初のドライスーツだったヨコヤマさんだって、

地上こそ、多少苦戦はしてましたけど、水中は見上げたもん。

 

 

安心して、見ていられる。

 

 

 

 

 

まだまだ、不慣れな部分があると思いますが、

そこゆっくり慣れていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

ドライが慣れてきた。

 

イロカエルアンコウ

 

 

 

 

 

 

 

一方、

ドライスーツでしかダイビングをしたことのないチナツさんは、

水中は慣れたもんで、スイスイスイスイ泳いでいる。

 

 

 

ライセンス講習をした時は、

一緒にいたイクタさんが「おたかなたんだー(お魚さんだ)」と

追いかけていたけど、

 

今回はチナツさんが「おたかなたんだ」と

魚を追いかけ、僕の視界から姿を消す。

 

 

 

ずいぶんと海になれたもんです。

 

 

 

 

 

 

おじさんずを引き連れて

 

 

 

 

 

 

3時半に店に帰店。

 

なんやかんや話をし、各々ぞろぞろ帰り始める。

 

 

 

 

 

帰り際におじさんずは、

「ドライも悪くないですね。」といい、店を後にした。

 

 

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

一泊二日の大島ツアーレポート

 

 

2020/11/14-15・大島   透明度6-12m 水温21℃

 

 

1114-15大島 (18)

 

 

 

秋の大島。

快晴に恵まれて、なんて気持ちのいい船の旅。

 

 

全く揺れないホイールジェット船は、東京湾を出航し

三浦半島の突端の城ヶ島を横目に相模湾を南下。

 

 

 

小田原の江之浦を過ぎ、熱海を過ぎ、伊東を過ぎ、

流れる東伊豆の景色を船窓に眺めながら・・・

 

今頃あの陸のどこかでうちの3台のハイエースは

渋滞をかわしながら伊豆の各地を目指し、

マサシ・みか・お玉がそれぞれに騎乗し、

奮闘しているのであろうと思いを馳せる。

 

そして、

成功を祈りながら目を閉じて深い瞑想に入った。

 

 

 

 

 

瞑想が深すぎたせいか、

はっと気がつくとすでに大島の雄、

三原山が眼前にそびえていて、

見透かしたように僕を見下ろしていた・・・。

 

 

 

 

さぁ、僕の仕事はここからだっ。(笑)

 

 

 

1114-15大島 (3)

 

 

早速、北東風に強い「王の浜」に入って様子を探る。

 

うーん・・・透明度悪いね・・・。

ガイドとしてちゃんと戻ってこれるかなぁ・・・。

不安にょきにょき。

 

 

すると・・・

足元にコンシボリガイがよいしょよいしょと

歩いてるっ。

 

 

 

にょきにょき不安すっ飛んだねー。

 

よーしこれで行けるっ、行こうっ!

ってなったねー。

 

 

 

 

 

 

そして、

結局激しく迷子になったね・・・。(笑)

そして僕は深い迷走に入る・・・。

 

 

 

迷走が深すぎたせいか、

見透かした現地のガイドさんが寄り添ってくれて、

帰り路の方向と、

この堆積した落ち葉に埋もれながら睡眠を貪っていた

カメまで教えてくれた。

 

 

死んでんのかとドキドキ・・・寝てました。

 

 

 

午後は気を取り直して、「王の浜」攻略っ。

 

やっと仕事した?

 

 

 

イロブダイの幼魚っ   byれな

 

アカボシカニダマシとイソギンチャクエビ byみやき

 

シロボシスズメダイ  byれな

 

ボンボリウミウシっ byれな

 

 

 

 

 

 

夜のご飯は以前もお世話になったお寿司屋さん。

 

皿まで食いだしそうな腹ペコのみんなに、

段取りよろしくあらかじめ注文しておいた

美味しい料理が次々と運ばれてくる。

 

 

 

筋肉ムキムキのちょっと仕事スローな学生バイト君には

みんなイライラどころかメロメロになってましたねぇ。

 

あの、ミスしても皆が許してくれるキャラが欲しい・・・。

 

僕は心の中で何度も、そう注文を繰り返しました。

 

 

 

 

 

あと、くさや夫婦も面白かったですね。

くさやのピザに顏歪んじゃってましたから。(笑)

 

IMG_1151

 

 

 

 

食後、

宿の目の前の船着き場でみんなで寝転んで見上げた

星空もいい思い出。

 

満天の星と流れ星、星座を語らい気持ちよかったなぁ。

 

 

 

その光景を写真に残そうとしたんですけどね、

 

 

 

ただのホラーでした。

1114-15大島 (16)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に最終日・・・。

1泊2日って短いね。

 

 

 

2日目は大島のスーパーポイント「秋の浜」2本。

 

 

 

我々の進もうとする進路に、

生き物たちが先回りして待機してるのではなかろうか・・・。

と思うほど。

 

 

 

 

ジョーフィッシュ

じょー byれな

海底が小石と砂が混合したエリアで、

顔だけ出して様子をうかがっている。

 

一度穴の中に隠れてしまったけれど、

粘り強く待っていると、おそるおそるまた顔を出してくれた。

 

 

 

 

オオメハゼ

きれいー byれな

遮光気味の岩陰に逆さまに張り付いている。

いきなりライトを向けたり、ずっとライトアップし続けると

暗所に身を隠してしまうので撮影は難易度「モリスエ」級。

 

※モリスエは難易度の高い新体操段違い平行棒の技。

 

 

 

 

ルージュミノウミウシ

ルージュミノウミウシ byれな

ミノウミウシの仲間で最もテンションが上がる一種。

ネーミングの通り鮮やかなレッドと妖艶な紫がうつくしい。

このまま耳たぶにつけても相当おしゃれだと僕は思っている。

 

 

 

 

クロスジリュウグウウミウシの一種

発見者ミヤキに感謝  byれな

希少な普通種がピカチュウだとすると、

この種は希少な希少種。すげー珍しい。

未だ生態不明種でもある。

 

なんと、ミヤキ(敬称略)が見つけてくれた。

 

希少な希少種を見つけたのはミヤキと言う希少な出来事。

 

レア度が止まらない。

 

 

 

 

 

ハナゴイ

1114-15大島 (14)

安全停止を終えて、浮上のためにラダーへと向かうが、

彼女が我々を激しく引き留める・・・。

 

大島の海は最後の最後まで誘惑に満ちている。

 

メタリックムラサキの魔物に注意されたし。

 

 

 

 

 

フリソデエビ

振袖みたいなハサミを持ってることが由来。

透き通るような白地に、淡いブルーの紋様がむちゃくちゃ

綺麗。目も真珠みたい。

 

全長1㎝程の子どもで、小ささも相まって可愛さやばし。

 

ヒトデが主食なので、

この子は飯の上で一休みしていることになる。

 

 

 

 

 

ガラスハゼ

イソバナには必ずと言って他の生物が住み着いている。

ウミタケハゼの仲間や甲殻類、貝の仲間などが宿主に

しているため入念なチェックが必要だ。

 

おそらくオスとメス。

 

求愛のシーズンが終わると、

このイソバナにびっしりと卵を産み付ける。

 

内臓や骨まですべてを見せてくれる、

スケスケグラスボディ。

 

 

 

 

 

この他希少種ザクザク。

探せば探すほど何かが飛び出す。

 

 

 

 

 

 

総評:

今回初めて1泊2日の高速船利用の大島ツアーを

リクエスト頂いて行ってきましたが、

近くて海が良がくて、高速船の出航ギリギリまで潜れるし

普通の伊豆一泊で潜りに行くぐらいの感覚で遊べます。

 

竹芝桟橋、7:50集合(夏季はもっと早い)だから、

朝もゆっくり。

 

帰りも16:00台には竹芝到着後自由解散。

こりゃ伊豆よりも楽??

 

 

 

 

しいて言うなら、

もうちょっと島時間をゆっくり味わいたいし、

4本のダイビングはちょっとタイトだし物足りない。

 

出来れば2泊3日で・・・

初日:2本

2日目:4本

3日目:1~2本

 

で、今回は行けなかった巨ガメポイントの「ケイカイ」や

地形とイサキの群れとマクロ充実の「野田浜」

にも入れてベターかなーと。

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次の大島のリクエストが入る前に、

もうちょっとガイドの精度を上げなくちゃっ。

 

 

 

 

休みの日に大島リサーチ行かなくっちゃっ。

 

 

 

 

 

1114-15大島 (17)

 

 

 

 

 

 

まさ

 日向を求めて

11/14-15       OW      透明度:8~10m  水温:21℃

 

ダイちゃんも一緒に

 

 

 

OW講習の休憩中、

 

 

 

年が一緒の女子3人と僕、

 

 

 

ダイビング施設から離れた、

 

 

 

砂利の駐車場まで椅子を運び、

 

 

 

暖かい日向でまどろんでいた、

 

 

なぜダイビングサービスでなく、そんなところで?

 

 

答えは簡単、

 

 

暖かく心地の良い日向がそこしかないからだ、

 

 

晴れてるとはいえ日陰はちょっと寒い・・・

 

 

 

日陰も日向も気温は変わらないのに、

 

 

日向に入った瞬間なぜこんなに暖かいんだろう

 

 

不思議だねぇ、、、、と僕が言うと、

 

 

 

横にいる小学校教員のユイが笑っていた、、

 

 

どうした?

 

 

「日向と日陰の違いを考える」

 

 

 

ちょうど今、小学校3年生でそこやってるんですよ(笑)

 

 

 

ははぁ~ん、

 

 

 

するってぇと、なんだい、この俺の知能は小学3年生と同じってことが言いてぇのかい?

 

 

 

「はい、そうです(笑)(笑)(笑)」

 

 

 

 

なんてやりとりがあったんですがね(笑)。

 

 

 

 

いい所、悪い所、

 

 

強い所、弱い所、

 

 

得意な事、苦手な事、

 

 

 

 

 

頭は弱いけど、身体を使うのは得意(笑)これ、僕の事、

 

 

 

海でも陸でもそういうのはひとそれぞれあるじゃないですか。

 

 

 

今回も3人3様

 

 

耳抜きに非常に時間がかかってしまうが、浮力はいいかんじ

 

 

耳抜きや潜降は非常にスムーズ、だけど浮力コントロールがイマイチ・・・

 

 

すべて平均的にできてるけど、上がってくると気持ち悪い・・・

 

 

 

不得意な所や短所は努力や練習で補い、

 

 

得意な所は突き詰めてさらに伸ばしていく

 

 

シュールだね クマドリカエルアンコウ

 

 

ニシキフウライウオ バディ潜水はコンタクトをとって

 

 

二日間お疲れ様、

 

 

できない事って悔しい、そして疲れる、あきらめたくなる事もあるかもね

 

 

 

できなかった事ができるようになるって、

 

 

 

とても嬉しい、そして楽しい。

 

 

それは小学何年で教えてもらうんだろう(笑)。

 

最高の夕日だった

 

 

椅子もって日向を探し周って、

 

 

のんびり話したのがとても記憶に刻まれております

 

 

恋愛の話も、

 

 

異性に対しての考え方や求める事、

 

 

 

面白かったけど、

 

 

 

内容は内緒にしておくね(笑)。

 

 

 

OW取得おめでとうね。

女子3人同い年

 

まさし

信じていましたよ。

 

 

 

 

2020.11.14 城ヶ島 透視度8~10m 水温18.4~19℃

 

 

 

 

 

 

 

 

近いね。

 

朝6時20分にお店を出ても、7時20分には現地に着いちゃう。

 

土日の渋滞なんて、お構いなし。

 

 

 

 

 

眠たい目を擦りながら、

ハイエースを飛び出すと暖かい日光が照りつける。

 

 

暖かい。

 

 

 

 

 

天気は良いけど・・・寒いね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、地上が暖かくても、

この日の水中は寒かった。

 

 

 

 

なんと水温が18℃台。

 

 

 

 

 

前日まで21℃台と言われていたのに、

いきなり下がっちゃったもんだから、

皆はもう寒くて寒く、ぶるぶるぶるぶる。

 

 

 

 

ウェイトを多めに着けていた僕は、

ひとりひとりにウェイトをお裾分け。

 

 

 

 

重くなった分だけ、空気を入れて、体温をなんとかキープ。

 

 

 

 

 

一方でウェイトを上げすぎた僕は、

自分自身が浮いていかないように、肺の空気を抜きまくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

一人だけくぐってる。

 

ドライが慣れてきた。

 

 

 

 

 

 

なんとか水中は耐えしのげたけれども、

 

陸にあがるのが、まあ大変。

 

 

 

 

 

そもそも城ヶ島のビーチが浅いこと。(ウェイト+1㎏)

 

そもそも城ヶ島がアルミタンクしかないこと。

(ウェイト+2,3㎏)

 

そして、異常に寒かったこと。(ウェイト+1,2㎏)

 

 

 

 

 

この3つが重なって、通常より4~6㎏ほどウェイトが増。

 

止めに正面に待ち受けるは、上り階段10段ほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

クロイシモチ

 

リマちゃんの頭の上に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

無重力状態から解き放たれ、さぞ辛かったことでしょう。

 

 

 

おまけに、この日は、

ユリカさん、サキさん、ユイさん、リマちゃん、4人とも女の子。

 

 

 

 

 

でもね、僕は信じていましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

水深2m

 

 

 

 

 

 

 

この日、城ヶ島に行くことを決めた時から、

 

今日の女性陣は乗り越えてくれることを。

 

 

 

 

 

想像以上にタフでしたね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや