何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2020.12.28 伊東 透視度20m 水温16.8℃
『ハナダイが見たい。』
ひと月前、満面の笑みでリクエストしていたアサミさん。
朝、店の扉を開け、顔がひょこっと出た瞬間から、ニコニコ。
相当心待ちにしていたんでしょうね。
どんなハナダイがいるのか、ワクワクしている。
そんな感情が、表情から滲み出ていた。

荒れているのがデフォルトの伊東が、
この日は凪いでいる。しかも、流れも無し。
久々に体感する心地よい伊東に、
ウキウキしながら、探しに向かった。
ふた月ほど前から、
水中に大きな影を作る程のキビナゴはまだまだ健在。
思わずうっとり、見とれてしまう。
ただ、今日は『ハナダイが見たい』、そういう日。
キビナゴ達の事は一旦脳から外し、
ふかーいふかい、それはふかーい所を移動したのでした。



いるわ、いるわ。
あちらこちらに、散っているハナダイ達。
キンギョハナダイに始まり、サクラダイ、スミレナガハナダイ。
ナガハナダイ、フタイロハナゴイに、カシワハナダイ。
スジハナダイに、フチドリハナダイ。
バリエーション豊富なハナダイ達に、
ついつい時間を奪われてしまう。
わんさかある、ソフトコーラルと写真を撮ったものなら、
楽しくて、楽しくて、楽しくて、みんなは僕を見なくなる。
それほど楽しい。

ただ一つ難点が。ただただ深すぎる事。
あっという間に窒素が溜まり、
時計が浮上のお時間を知らせ始める。
もっともっとここにいたいのに・・・。
帰らなければならない。
毎回訪れるそんな葛藤。
どうしたのものか。
そんなこんなでアサミさんと話し合い、
私たちは決めました。
平日にエンリッチを担いで、3本潜ってしまおうと。
これでより、ハナダイを楽しめる。


あー、今から2月が待ち遠しい。
ゆきや
2020.12.27 江之浦 透視度12m 水温17.2℃
2020年も残すところ1週間を切った。
1年の疲れが蓄積したのか、
はたまた前日に酒に飲まれたせいなのか、
珍しくお寝坊をするヨシハルさん。
急遽初心者ツアーにシフト。
眠たそうなヨシハルさんを拾い、江の浦へと向かった。

今までアイさんとは、一度も潜ったことが無かった。
どんなものか、見定めさせていただきましょう。

・・・すっごい格好で撮るんですね。
とても、水中にいるとは思えない姿勢。
ロープをそう使う人初めて見ましたよ。
そんな姿勢で撮れちゃうアイさん。
泳ぎは全く問題なかった。
なので、僕も余裕ができ、
水中を遊び、遊び、遊び・・・、
遊び過ぎて、ロープに絡まってしまった。
情けない。自分で解けない。
近くにいたアイさんに助けを求めた。
手際よく解いてくれてる。
・・・あれ??!

ねー、ねー、聞いていいですか?
なぜあなたがロープに絡まってるんですか??
奇跡ですか???
こんな奇跡ってあるんですね。(笑)
思わず写真撮っちゃった。
ごめんね(笑)


海を楽しんだ後は、『そBAR』で蕎麦を堪能。
蕎麦三昧の大盛を頼んだ話や、
大盛の大盛を頼んで、店員に怒られた話を会話に花を咲かせた。
僕もノンアルコールビールで喉を潤し、年末感を味わった。
たぶん、今日1日で
遅刻したヨシハルさんが1番楽しんでいた。
あの人、たぶん反省していないな。
ゆきや
12月27日(日) 田子 透明度:15~20m 水温:17℃
12月最後の週末。
ベストポイントリクエスト。
何でも〆たくなるのが日本人(笑)
一年の締めくくり、ベストポイントは、ここです。
まぶしーーー。
田子・沖の浮島根。
連日吹き続けていた西風がピタリと止み、
年末だというのに風もなく、伊豆半島全域に穏やかな海が広がる。

相変わらずの魚の群れ。
相変わらずの生物の豊富さ。
相変わらずの・・・






皆さんの潜り収めに相応しい海。
今年も沢山の人、海との出会いに、感謝です。
そして寝坊して初心者ツアーにスライドしたヨシハルさん。
の、代わりに。
ちゃっかり初心者ツアーからスライドしてきたガミさん。
海越しの田子島と富士山を眺めながら。
きっと心の中で感謝しているはず(笑)
棚からぼた餅のお方(笑)
年末年始、今年は南伊豆周遊年越しツアーがまだ控えていますが、
一度感謝の気持ちを込めましてご挨拶を。
2020年という一年をご一緒頂き、ありがとうございました。
みか
2020/12/26-27・田子-熱海 透明度10-18m 水温17℃

年の瀬も差し迫り、海水温もやっと・・・
17℃台に下がってきた。
陸上は未曽有のパンデミック。
海中は未曽有の高水温。(深部は知らないが・・・)
海の中の暮らしも激動だったと推測する。
恩恵を受けるもの、受難のものがくっきりと分かれ、
伊豆の生態系はたった一年で見たこともない種の出現や、
既存種の衰退などが見られた。
このアカスジウミタケハゼも本来は南方種。
今や伊豆の至る所で普通種として観察出来る。
本来南国の代名詞・ハードコーラル(いわゆるサンゴ)
が伊豆の浅瀬を覆い始め、そこを宿主・生息域にする
フタスジリュウキュウスズメダイ、モンスズメダイ、
イシガキスズメダイ、アオスジテンジクダイ、
メガネゴンベ、ホシゴンベ、アカハラヤッコ、
タテジマヤッコ、などなどなどなどなど・・・・
今まで伊豆で目にすることはなかった南方種の
名前を挙げればキリがない。
その昔、
巨大な隕石が衝突して、
地球上の75%の生物が死滅した後に今の我々があるらしい。
陸も、海の中も、激変の繰り返し。
生き残りをかけて戦い、種の保存を目的として
進化やそのための営みを停めることは出来ない。
伊豆の海も潜り収め。
丘の上にも、海の中にも、
それを教えてもらった一年だった気がする。
恩恵も災難も受け入れて、
逞しく生きる生き物たちを仰ぎ見る。
今宵、
すぎ屋さんのおいしいご飯に唸り声をあげながら、
僕もその営みを停めることなく、粛々と・・。












ことしもたのしかった。
伊豆の海、
みなさま。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
まさ
12/26 江之浦 透明度:15m 水温17℃

まさやん、OWライセンス取得おめでとう。
2週にかけて、日帰りで2日間、本当にお疲れ様!
まさかそんなにドライスーツを気に入ってくれるとはね、、(笑)。
それもそのはず、ドライスーツでの浮力コントロールがなかなかのもの、
最後は練習というより、遊びメインで、
生物情報をもとに、回ってくるというツアー実践型、、っていうかほぼ遊び(笑)、
ただしっ!
遊びっつても、
楽しく遊ぶためには、色々考える事、あるわけね、
コース取り、残圧、時間、窒素、みんなの事、トラブルへの対処、、、、色々頼むよ(笑)
打ち合わせた生物は任せといて!俺見つける!!



なんか普通に楽しい海だったね(笑)
決めごとばっちり、
残圧もばっちり、
そして生物もね♪
お疲れさーん!!
そしてこの日一緒のユイとテツロー、
今日は自分のマイスーツで、
終始「いいわ~快適だわ~最高だわ~」とごきげんでした(笑)
そんな二人、まるで新しいおもちゃを買ってもらった子供のよう(笑)
そして、緊張してたゆきやチームのみんな、潜ってみたらなんのその、
いいかんじに泳げているし、
前回の講習で、ドライスーツの空気を抜く姿がファンタスティックだったリサちゃん、
今回もその姿を楽しみにしていたんだけど、
効率よく、少ない動きで空気を抜けるようになっちゃって(笑)。
期待したファンタスティックは見られず(笑)
これは良いことだよね?(笑)

お昼はみんなで相談、
候補は数ヶ所あったものの、全員がカレーにてを挙げ、
その後はナンと戦ったのでした。
俺とゆきやナン4枚、
あーしんどい(笑)
やっぱりしばらくナン見たくない、、
今年はこれでナン納め。
まさし
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。