何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

キンメに会いに

 

 

2022/3/6・江の浦     透明度8-12m  水温15.6℃

 

 

 

 

 

午前中は目の前の海でいっぱい遊んだ。

 

 

小さな防波堤に囲まれた漁村、

数十件の民家に溶け込むようにしてそのお店

「一吉丸」は佇んでいて、

知る人ぞ知る名店だったけれど、今ではすっかり

「予約の取れない料理屋」になっている。

 

 

 

何の飾り気もない昭和のアルミサッシの窓から

今潜っていた相模湾を眺め、

和室に置かれたちゃぶ台を囲んで

その海の深くから揚がったキンメを頂く。

 

「一番搾り」か「スーパードライ」

お好みの瓶ビールで喉を潤して、

運ばれてくるヒラメ、アジ、サザエ、カンパチの

お造りや自家製の塩辛に合わせて、

日本酒を冷で行くもよし。熱燗で行くもよし。

 

 

 

 

 

海上がりの昼下がり。

 

 

まだ陽の高い青空と、眼下の潮騒を聴きながら、

これ以上の時間の使い方もそうあるまい

と、そうおもう。

 

 

 

 

 

 

素敵なリクエストのおかげ、

 

豊かな海のおかげ、

 

良い笑顔のおかげ、

 

お土産もいっぱい買って、

 

いいいちにちをありがとうっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

山道をハイエースはとことこ登って、

お腹いっぱいになった寝顔をたくさん載せて、

みかん畑をはしる。

 

 

 

 

 

お城と、相模湾が

みかん越しに見える。

 

 

 

 

 

小田原デイ トリップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

私は跳ぶ

 

 

 

2022.3.5‐6 赤沢 透視度8‐15m 水温15℃

 

 

 

 

 

 

 

この日のツアーが組まれた時(約ふた月前)、

 

2日間東伊豆の赤沢に泊まり込み、珍しい生物たちを撮りまくる。

 

 

 

 

 

その予定だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果としては、2日で5本潜れた。

 

 

私たちは、1本1本狙いの生物を定め、潜りに向かった。

 

 

 

 

 

みんなで目を凝らした。

 

 

何千匹といるハナダイの中から間違い探しを探すかのように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真だけを見れば、

 

さぞ2日間楽しんだのだろう。そう思うでしょう。

 

 

 

 

 

 

でも違う。

 

 

 

 

 

 

私たちは不完全燃焼なのだ。

 

 

 

 

 

 

なぜか・・・?

 

 

 

 

 

それは初日・・・、

 

午前中しか潜れてないからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝の段階では船を出せる。

 

 

そう判断されていた。

 

 

だが、時間が過ぎるうちに風がどんどん強くなってくる。

 

 

風速は8m。

 

 

午後には風速10mを超えるそうだ。

 

 

 

 

 

 

船長からは安全を考慮し、

 

午前でダイビングは終了した方がいい。と言われた。

 

 

 

 

 

 

 

仕方ないのは分かってる。

 

 

潜れない悲しさと、午後が暇になった手持ち無沙汰感が残った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、私たちは跳んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰よりも長く飛び続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供が疲れてやめても、私たちは跳んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私たちは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次完全燃焼できることを願った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

マグロ丼とカップ麺とスナック菓子

3月5日(土) 田子 透明度:12m 水温:15℃

 

 

今日はお昼ご飯、海で食べましょ。
出前とって、お弁当頼んで。
足りない人は好きなもの持ち込んで。

 

 

朝ごはん休憩に立ち寄ったコンビニ。
ずいぶん沢山買い込んで、出てきたね。

 

 

中学3年生。

 

 

受験も終わって、海におかえり。
そんな若者2人のパワーに圧倒された一日。

 

 

マサさんが、ウミウシ探しゲームをしている傍らで、
ちょっと小さい生き物に、
ピントが合いづらくなってきた大人たちは悪戦苦闘。

 

 

でも、獅子奮迅。
どうでしょう??

 

 

ボンボリイロウミウシ@田子ダイビングツアー

 

クリヤイロウミウシ@田子ダイビングツアー

 

サラサウミウシ@田子ダイビングツアー

 

クロフチウミコチョウ@田子ダイビングツアー

 

アオサハギ幼魚@田子ダイビングツアー

 

シマウミスズメ@田子ダイビングツアー

 

 

春の田子湾内には、海藻がふさふさ。
その隙間には、小さなウミウシがざっくざく。
カメラを構えてじっくり、楽しい季節です。

 

 

テーブルサンゴ@伊豆の海ダイビング

 

 

お昼ご飯休憩はカツ丼、マグロ丼。
おつゆはカップラーメン。
食後のデザートにスナック菓子。

 

・・・若さとは、おそろしいものです。笑

 

 

その後しっかり懸垂対決で体動かしました。
40代マサさんに、負けてたけどね、ロイ・・・。

 

 

・・・大人だってまだまだおそろしいですよ。笑

 

 

帰宅途中、サービスエリアでお小遣い握りしめ、
アップルパイ買ってきた2人。

 

 

勉強おつかれさま。
うんと羽伸ばして訛った体動かしましょ。
ユウくん、来月アドバンス、頑張ってね。

 

 

見守って頂いた大人の皆さん、
ありがとうございました。

 

 

・・・え?私のことも見守っていた??笑

 

 

みか

 

 

そういえば、今日はひなまつり

3/3   田子    透明度:15m 水温:17℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれっ、

 

 

 

 

そういえば、今日誕生日でしたよね?

 

 

 

 

 

あれ、3/3?

 

 

 

 

 

そういえば、今日ってひな祭り、でしたよね。

 

 

 

 

そうですね、桃の節句と同じ日なんてなんかおめでたいですね、

 

 

 

 

なんですけどね、、今日はそのおめでたいリクエストにはお答えできず、、、

 

 

 

 

雲見は、、

 

 

 

 

クローズ・・・です・・・。

 

 

 

 

 

 

僕の記憶が正しければ、、きっと、今日は、頑張ったりするの嫌でしょうから、、

 

 

 

 

雲見の代わりと言ってはなんですけど、

 

 

 

 

大好きなワイドな景色をのんびり楽しめる田子に、

 

 

 

 

お連れしても良いでしょうかね、

 

 

 

 

天気も透明度もバッチリですよ♪

 

 

 

 

 

はい、ウミウシなどは望んでおられないのですね、承知しました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キンギョハナダイも、深場の地形も、

 

 

 

そして、そして、

 

 

 

浅場の海藻、

 

 

 

このサンゴの量!

 

 

 

あれ、気がついたら結構泳いじゃいました、、自分、、

 

 

 

えっ、全然疲れてない、って?

 

 

 

っていうか、一年半ぶりに一緒に潜りましたけど、

 

 

 

なんでしょう、、あの時より

 

 

 

浮力安定しましたよね、、

 

 

 

いや、別に誕生日だからヨイショしてるわけじゃないっすよ(笑)。

 

 

 

 

 

でも、、、確実にダイビング上手くなりましたよね、

 

 

 

 

 

いや、桃の節句だから女子にゴマすってるわけじゃないっす、ほんと(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の最後に、おめでたい方から、逆に教えてもらっちゃいました

 

 

 

保湿クリームの「ニベア」は日本発祥ではなく、もともとドイツのものだって。

 

 

 

 

はじめて知りました・・・目からうろこでした。

 

 

 

 

 

ちなみに、聞いたらマサさんも知りませんでした(笑)

 

 

 

 

 

きっと皆さんの中にも知らなかった人、いるんじゃ?

 

 

 

 

 

まさし

出前の愛車

 

2022/3/15・店番

 

 

 

 

 

メニューを吟味して、

親子丼と冷たいお蕎麦、それと蕎麦湯も忘れずに・・・

田園調布の老舗そば屋「兵隊屋」に出前を頼もう。

 

 

 

田園調布は第一次大戦後に軍人将校らが、

高台で地盤が固い同地に好んで家を建てたところから

地価が上がり現在に至っていると

以前に「ブラタモリ」で勉強した。

 

ここに開業したのが蕎麦屋「兵隊屋」。

名前の由来が紐解けた瞬間でもあった。

 

 

 

 

 

 

 

注文してから10数分後、いつものおじちゃんが

でっかいお盆を運んできてくれた。

 

 

尻尾を振り出迎えるコナツとボク、マイさん。

その後者2人に見向きすることなく

コナツを愛でるおじちゃん。

 

 

その光景に目を細めながらも、空腹の僕は

早くもお椀にかかったラップに手をかけた。

 

 

 

 

 

 

「これは新車なんだ」

大声でおじちゃんが外に止めたバイクの方を見た。

 

 

「出前機もパンダ出前機っていうやつあんだよ」

畳みかけるように。

 

 

「ちがう店のやつをうちが引き取ったんだっ。」

とても嬉しそうに。

 

 

「ちょっと来て見れ」

と言いながらもう外に向かって歩き始めてる。

 

 

 

 

新しいバイクの事、

出前機の珍しいメーカーの名前について、

その出前機を塗装するつもりがあるらしいこと、

とてもうれしそうに、たくさん語ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

僕の気づかないところで、

人生は色んな喜びに満ちているものだ。

 

気づかされてとても明るい気持ちになった。

 

 

 

 

 

 

 

やっと蕎麦にありつけたころには、

蕎麦はみずみずしさを既に失ってはいた。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

まさ