何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
20200.10.30 安良里 透視度12m~15m 水温22.6℃
ここ数年は、筋トレブームなんでしょうか。
自宅で自重でやる人、
ジムで器具を使ってやる人、
パーソナルトレーナーと一緒に鍛える人。
すごい増えた気がします。
ちなみに僕は、自宅で自重でやるタイプ。
ただ、場所はバラバラでも、
皆が必ず気にすることは同じ。そう「たんぱく質」。
この日の朝、土肥金山の向かいにあるコンビニで、
朝からタンパク質多めの食糧を、もぐもぐと食べながら、
タンパク質トークを繰り広げる。

「このソーセージはタンパク質12gある。」
この日、一緒に潜った人は誰もお菓子を食べていない。
アンザイ先生を筆頭に、チアキさん、ゲンちゃんは、
トレーニングの仕方、自らがしている事を語る。
もちろん、僕もその話に参戦する。
たまたまこの日向かった安良里には、
僕たちしかいない事が功を奏したのか、どんどん盛り上がる。
『この食べ物はあーだこーだ。』
『ここを鍛えるためには、あーだこーだ。』
そして、その会話を黙って見つめるホシ。
・・・ホシにとっては、つまらない会話だね。


ただ、悲しいかな。
どんなに筋トレをしたり、健康に気づかっても、
ダイビングには関係ないんです。
上手に泳ぐためには、それなりに練習をしなきゃいけない。


僕だって、筋トレしているけども、
水中では何一つ役に立ってない。
あくまで地上だけ。

ほら、チアキさん。
せっかく、自分のドライスーツを手にしたんですから、
練習しまくりますよ。
もちろん、筋トレも継続しながら・・・。
ゆきや
2020.10.25 江の浦 透視度12m 水温22.4℃

なんでも久々になると、少し大変になる。
ドライスーツもそう。
ひと夏をウェットスーツで潜りぬいて、
いざドライスーツに袖を通すと、
『苦しい』、『疲れる』という感想に。
ウェットスーツの時とは、全く違う感覚に戸惑う。
何十本、何百本潜ったベテランならまだしも、
始めたばかりだったり、数回目だったりすると、まあ大変。
足に空気を送り過ぎてしまったり、
間違ってBCDに空気を入れてしまったり、もうてんやわんや。

それでも、初めて着るスマさんや、
久々に着るユリカさんは、大変そうだけども、
案外上手。
たまに、アップダウンを繰り返しながらも、
なんとか完走。
それを震えながら、見守るホシ。
『ドライスーツが着たい』そう思っているんだよね。
もうしばらく我慢だよ。

なんでも久々だと、大変になる。
それは食事でも同じ。
この日は、ホシたっての希望で
『カレーとナン』の名店へ。
焼きたてでバターの香るナンと、
複雑な香辛料が入ったであろうカレー。
お腹空いていた僕たちは、無心で食べた。

以前は5枚食べれた。
この日は21歳のホシがいる。
負けるわけにはいかなかった。
必死に必死に食べ続けた。
ホシは、3.5枚。ボクは4.2枚。
勝った。
ただ、その後のダメージが・・・。
久々はつらい。
ゆきや
2020.10.24 平沢 透視度5~7m 水温23.4℃
裸の大将
すっかり、寒くなった。
ドライスーツで快適に潜れる日が続いている今日この頃。
ホシはまだウェットスーツ。
この日は地上に上がるなり、寒くて日向ぼっこ。
皆はドライスーツでぬくぬくとしているのに、ホシはウェット。
早く自分のドライスーツ届くと良いね(笑)

彼を見ていると、3年前の僕を思い出します。
僕も始めた当初は、ウェットスーツしか持っていなく、
11月末までずっとウェットスーツでした。
『自分暑がりですから。』
そう豪語し、決してドライスーツを着ようしていませんでした。
7月上旬にライセンスを取得したボクは、
8月、9月とウェットスーツで快適に潜っていました。

ひょんなことから、9月中ごろ本栖湖ツアーに参加することに。
皆がドライスーツを持っているのにも関わらず、僕はウェット。
『玉ちゃんなら大丈夫だよ。』とミカさんがニコニコしながら、
言うもんだから、信じてついていくと・・・水温11℃。
当時殺意がわいたのを、今でも覚えています。
寒いのは、つらい。

ホシは今、3年前の僕のような状態。
ほら、周りを見てごらん。
ミヤコシさんだって、サキさんだって、
ドライが初のリマちゃんだって・・・快適そう。
誰もさむがってないよ。

ホシ!!
強がりは、ダメよ。
自分が、寒くなるだけだから。
ゆきや
2020.10.19 井田 透視度8~10m 水温23.6℃
昔から、僕は声が聞こえにくいと言われてきました。
通りにくい、僕の声と、
あまり大きな声でしゃべらない僕。
そして、ここへきて、マスクの着用により、
さらに聞こえにくくなった僕の声。

中学校の生徒会長時代、あまりの滑舌の悪さに、
入学式や卒業式での挨拶で何度噛んだことが。
卒業式では、答辞を呼んでいる最中、
僕が悲しさのあまり号泣して噛んでいるのだと、
女子が勘違いして泣いていたほど。
僕は一切、泣いていない。
ただ緊張していただけ。


あの当時は、マイクがあった。
だから、あまり大きな声を出さなくても良かった。
でも今はない。

この日も何度2回、3回同じこと言った事か。
伝えたくても伝えられないこの気持ち。
ユウコさんや、ヒラガちゃんに聞き直され、
フルキさん、アユミさんに茶化される。
その姿を見たサキさんは微笑む。
終いには、ご飯屋さんに電話しても伝わらない。
ただ、圏外でしたけど・・・。

『大きく、はっきりと』
しばらくは、この言葉を僕の心の中留めておきましょう。
何か便利な機械あったら、良いのに・・・。
誰か作れるなら、作ってください。
しばらくは聞きにくいかもしれません。
ご留意ください。
ゆきや
2020.10.17 平沢 透視度8m 水温23.6℃

この時季は、雨が降ると一段と冷える。
この日、12月並みの寒さになっていたそう。
気温最高12℃。
基本的に上半身裸で、寝るタイプの僕は、
起きてすぐに異変を感じた。
『今日は一段と寒い。』
そう感じ、思わずタンスから、
暖かめのインナーを引っ張り出す。

ぼく以外、みんな女性。
僕の体温に合わせるわけにはいかない。
車内の暖房をスイッチオン。
一瞬も寒さを感じないように気を付ける。
車内の気温が上昇する。
みんな気持ち良さそう。
僕の体温もどんどん上昇する。
額から汗が流れ始めた。
僕は、長袖を脱ぎ捨て、半袖にシフトチェンジ。
僕にとって、裏起毛のインナーは宝の持ち腐れかもしれない。
2月くらいまで取っておくとしよう。

初めて、ドライスーツを着たアベさんやウララちゃんは、
感動したんじゃないだろうか。
全く濡れる事のない身体。
そして、スーツ内に入れる空気によって、
身体は温められ、水中の方が快適な事に。

寒くならない為のコツをレクチャーしながら、浮く練習も。
ぬくぬくとしながら、たまに浮いちゃったり、沈んだり。
少し難しくなった中性浮力。
もう少し、手こずるかと思いきや、なんのその。
上手に浮けちゃった。

あんなに快適だった水中を出ると、外は極寒。
ここでこの場に長くいては、いけないと気づく。
その後の動きと言えば、稲妻のような速さで撤収し、
ぬくぬくに温められたハイエースへと避難した。
あのあとに飲んだ、すし屋のお茶は美味しかった。
そして、家へ帰り、寝る支度。
上半身は裸になり、布団を体に巻き付ける。
その姿は、さながら太巻きのよう。
ここで気づいた。
この状態が心地よい季節が来たのだと。
冬がちかづいたなー。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。