何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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一泊二日の大島ツアーレポート

 

 

2020/11/14-15・大島   透明度6-12m 水温21℃

 

 

1114-15大島 (18)

 

 

 

秋の大島。

快晴に恵まれて、なんて気持ちのいい船の旅。

 

 

全く揺れないホイールジェット船は、東京湾を出航し

三浦半島の突端の城ヶ島を横目に相模湾を南下。

 

 

 

小田原の江之浦を過ぎ、熱海を過ぎ、伊東を過ぎ、

流れる東伊豆の景色を船窓に眺めながら・・・

 

今頃あの陸のどこかでうちの3台のハイエースは

渋滞をかわしながら伊豆の各地を目指し、

マサシ・みか・お玉がそれぞれに騎乗し、

奮闘しているのであろうと思いを馳せる。

 

そして、

成功を祈りながら目を閉じて深い瞑想に入った。

 

 

 

 

 

瞑想が深すぎたせいか、

はっと気がつくとすでに大島の雄、

三原山が眼前にそびえていて、

見透かしたように僕を見下ろしていた・・・。

 

 

 

 

さぁ、僕の仕事はここからだっ。(笑)

 

 

 

1114-15大島 (3)

 

 

早速、北東風に強い「王の浜」に入って様子を探る。

 

うーん・・・透明度悪いね・・・。

ガイドとしてちゃんと戻ってこれるかなぁ・・・。

不安にょきにょき。

 

 

すると・・・

足元にコンシボリガイがよいしょよいしょと

歩いてるっ。

 

 

 

にょきにょき不安すっ飛んだねー。

 

よーしこれで行けるっ、行こうっ!

ってなったねー。

 

 

 

 

 

 

そして、

結局激しく迷子になったね・・・。(笑)

そして僕は深い迷走に入る・・・。

 

 

 

迷走が深すぎたせいか、

見透かした現地のガイドさんが寄り添ってくれて、

帰り路の方向と、

この堆積した落ち葉に埋もれながら睡眠を貪っていた

カメまで教えてくれた。

 

 

死んでんのかとドキドキ・・・寝てました。

 

 

 

午後は気を取り直して、「王の浜」攻略っ。

 

やっと仕事した?

 

 

 

イロブダイの幼魚っ   byれな

 

アカボシカニダマシとイソギンチャクエビ byみやき

 

シロボシスズメダイ  byれな

 

ボンボリウミウシっ byれな

 

 

 

 

 

 

夜のご飯は以前もお世話になったお寿司屋さん。

 

皿まで食いだしそうな腹ペコのみんなに、

段取りよろしくあらかじめ注文しておいた

美味しい料理が次々と運ばれてくる。

 

 

 

筋肉ムキムキのちょっと仕事スローな学生バイト君には

みんなイライラどころかメロメロになってましたねぇ。

 

あの、ミスしても皆が許してくれるキャラが欲しい・・・。

 

僕は心の中で何度も、そう注文を繰り返しました。

 

 

 

 

 

あと、くさや夫婦も面白かったですね。

くさやのピザに顏歪んじゃってましたから。(笑)

 

IMG_1151

 

 

 

 

食後、

宿の目の前の船着き場でみんなで寝転んで見上げた

星空もいい思い出。

 

満天の星と流れ星、星座を語らい気持ちよかったなぁ。

 

 

 

その光景を写真に残そうとしたんですけどね、

 

 

 

ただのホラーでした。

1114-15大島 (16)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に最終日・・・。

1泊2日って短いね。

 

 

 

2日目は大島のスーパーポイント「秋の浜」2本。

 

 

 

我々の進もうとする進路に、

生き物たちが先回りして待機してるのではなかろうか・・・。

と思うほど。

 

 

 

 

ジョーフィッシュ

じょー byれな

海底が小石と砂が混合したエリアで、

顔だけ出して様子をうかがっている。

 

一度穴の中に隠れてしまったけれど、

粘り強く待っていると、おそるおそるまた顔を出してくれた。

 

 

 

 

オオメハゼ

きれいー byれな

遮光気味の岩陰に逆さまに張り付いている。

いきなりライトを向けたり、ずっとライトアップし続けると

暗所に身を隠してしまうので撮影は難易度「モリスエ」級。

 

※モリスエは難易度の高い新体操段違い平行棒の技。

 

 

 

 

ルージュミノウミウシ

ルージュミノウミウシ byれな

ミノウミウシの仲間で最もテンションが上がる一種。

ネーミングの通り鮮やかなレッドと妖艶な紫がうつくしい。

このまま耳たぶにつけても相当おしゃれだと僕は思っている。

 

 

 

 

クロスジリュウグウウミウシの一種

発見者ミヤキに感謝  byれな

希少な普通種がピカチュウだとすると、

この種は希少な希少種。すげー珍しい。

未だ生態不明種でもある。

 

なんと、ミヤキ(敬称略)が見つけてくれた。

 

希少な希少種を見つけたのはミヤキと言う希少な出来事。

 

レア度が止まらない。

 

 

 

 

 

ハナゴイ

1114-15大島 (14)

安全停止を終えて、浮上のためにラダーへと向かうが、

彼女が我々を激しく引き留める・・・。

 

大島の海は最後の最後まで誘惑に満ちている。

 

メタリックムラサキの魔物に注意されたし。

 

 

 

 

 

フリソデエビ

振袖みたいなハサミを持ってることが由来。

透き通るような白地に、淡いブルーの紋様がむちゃくちゃ

綺麗。目も真珠みたい。

 

全長1㎝程の子どもで、小ささも相まって可愛さやばし。

 

ヒトデが主食なので、

この子は飯の上で一休みしていることになる。

 

 

 

 

 

ガラスハゼ

イソバナには必ずと言って他の生物が住み着いている。

ウミタケハゼの仲間や甲殻類、貝の仲間などが宿主に

しているため入念なチェックが必要だ。

 

おそらくオスとメス。

 

求愛のシーズンが終わると、

このイソバナにびっしりと卵を産み付ける。

 

内臓や骨まですべてを見せてくれる、

スケスケグラスボディ。

 

 

 

 

 

この他希少種ザクザク。

探せば探すほど何かが飛び出す。

 

 

 

 

 

 

総評:

今回初めて1泊2日の高速船利用の大島ツアーを

リクエスト頂いて行ってきましたが、

近くて海が良がくて、高速船の出航ギリギリまで潜れるし

普通の伊豆一泊で潜りに行くぐらいの感覚で遊べます。

 

竹芝桟橋、7:50集合(夏季はもっと早い)だから、

朝もゆっくり。

 

帰りも16:00台には竹芝到着後自由解散。

こりゃ伊豆よりも楽??

 

 

 

 

しいて言うなら、

もうちょっと島時間をゆっくり味わいたいし、

4本のダイビングはちょっとタイトだし物足りない。

 

出来れば2泊3日で・・・

初日:2本

2日目:4本

3日目:1~2本

 

で、今回は行けなかった巨ガメポイントの「ケイカイ」や

地形とイサキの群れとマクロ充実の「野田浜」

にも入れてベターかなーと。

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次の大島のリクエストが入る前に、

もうちょっとガイドの精度を上げなくちゃっ。

 

 

 

 

休みの日に大島リサーチ行かなくっちゃっ。

 

 

 

 

 

1114-15大島 (17)

 

 

 

 

 

 

まさ

信じていましたよ。

 

 

 

 

2020.11.14 城ヶ島 透視度8~10m 水温18.4~19℃

 

 

 

 

 

 

 

 

近いね。

 

朝6時20分にお店を出ても、7時20分には現地に着いちゃう。

 

土日の渋滞なんて、お構いなし。

 

 

 

 

 

眠たい目を擦りながら、

ハイエースを飛び出すと暖かい日光が照りつける。

 

 

暖かい。

 

 

 

 

 

天気は良いけど・・・寒いね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、地上が暖かくても、

この日の水中は寒かった。

 

 

 

 

なんと水温が18℃台。

 

 

 

 

 

前日まで21℃台と言われていたのに、

いきなり下がっちゃったもんだから、

皆はもう寒くて寒く、ぶるぶるぶるぶる。

 

 

 

 

ウェイトを多めに着けていた僕は、

ひとりひとりにウェイトをお裾分け。

 

 

 

 

重くなった分だけ、空気を入れて、体温をなんとかキープ。

 

 

 

 

 

一方でウェイトを上げすぎた僕は、

自分自身が浮いていかないように、肺の空気を抜きまくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

一人だけくぐってる。

 

ドライが慣れてきた。

 

 

 

 

 

 

なんとか水中は耐えしのげたけれども、

 

陸にあがるのが、まあ大変。

 

 

 

 

 

そもそも城ヶ島のビーチが浅いこと。(ウェイト+1㎏)

 

そもそも城ヶ島がアルミタンクしかないこと。

(ウェイト+2,3㎏)

 

そして、異常に寒かったこと。(ウェイト+1,2㎏)

 

 

 

 

 

この3つが重なって、通常より4~6㎏ほどウェイトが増。

 

止めに正面に待ち受けるは、上り階段10段ほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

クロイシモチ

 

リマちゃんの頭の上に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

無重力状態から解き放たれ、さぞ辛かったことでしょう。

 

 

 

おまけに、この日は、

ユリカさん、サキさん、ユイさん、リマちゃん、4人とも女の子。

 

 

 

 

 

でもね、僕は信じていましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

水深2m

 

 

 

 

 

 

 

この日、城ヶ島に行くことを決めた時から、

 

今日の女性陣は乗り越えてくれることを。

 

 

 

 

 

想像以上にタフでしたね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

一択です。

11月14日(土) 井田 透明度:6~8m 水温:21℃

 

 

半数が半年ぶり以上、いや、1年ぶりくらいの海だったこの日。
できるだけ穏やかな、優しい海を候補に上げました。

 

 

ソラスズメダイ群れ@井田ダイビングツアー

 

 

水深5m。

 

 

水底から湧き上がるかのように群れるソラスズメダイ。
浅場に差し込む太陽光がその体に反射して、
言葉では言い表せない青色を見せる。

 

 

口々に、浅場が一番綺麗だったと言いながら上がってくるみんな。
井田を選んで良かった。

 

 

と、思うのですが。

 

 

かまでぃーさんが候補の中から、井田がいいと言った理由は。

 

 

弥次喜多@沼津ランチ

 

 

お昼ごはんはどうしましょう?と聞いた私に、

 

 

『え?弥次喜多以外あるんですか?』

 

 

一択(笑)

 

 

もう、私の心はアジフライ。
みんなの心は、始まった今季のカキフライ?

 

 

海をおざなりにはしませんが。
お休みの日の適度な運動、の後の、お昼ごはんは、
この一日を楽しむ大切な要素です(笑)

 

 

まあ、もちろんおざなりになんてできないのですが。

 

 

見上げた水面に吸い込まれていく泡も、
その日そこで出会えた生き物たちも、
カメラを構えて上手に撮れた時の嬉しさも。

 

 

ガラスハゼ@井田ダイビングツアー

 

トウシマコケギンポ@井田ダイビングツアー ロボコン@アナモリチュウコシオリエビ

 

ニシキフウライウオ@井田ダイビングツアー

 

オルトマンワラエビ@井田ダイビングツアー コガネスズメダイ@井田ダイビングツアー

 

ミナミギンポ@井田ダイビングツアー

 

 

ちなみに、かまでぃーさんへ。
井田で潜った後にはプリプリ活あじ寿司とか出汁の効いた親子丼とか・・・
いっぱい美味しいものご用意してますからね(笑)

 

 

みか

山も最高。海も・・・

 

 

 

2020.11.13 平沢 透視度5~8m 水温20.8℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れ時の富士と芦ノ湖

 

 

 

 

 

 

 

 

この時期の箱根の山から見る景色は最高。

時間は4時半ごろ。

 

 

北側には、富士山と芦ノ湖。

西側には、駿河湾と夕陽。

東側には、相模湾。

 

 

そこを覆うようにある、秋色に色付いた山々。

 

 

 

この時期にしか見れない絶景。

 

海の中も良いけれども、山もまた良い。

 

 

 

 

 

ただ、この時期の山は寒い。

 

 

気温は9℃。

日中の陸地が21℃だったので、温度差は12℃。

 

 

 

 

秋の格好をしている皆にとって、さぞ寒かったでしょう。

ただ、僕も半そでのせいで、震える震える。

 

 

この日が半ズボンじゃなかった事をただ喜ぶ。

 

 

 

 

 

近いうちにまた行きたいものですね。

あれ?このブログがアップされる頃には、寒すぎるかも・・・。

 

 

 

それはそれで良いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後がんばれー

 

 

 

 

 

 

 

こんなに地上の景色が綺麗なのに、

なぜ水中はこんなに微妙なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

水中と地上の差

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ魚がわんさかいるから、マシか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年まで生き延びなよー

 

 

 

 

 

 

 

 

早く海も冬らしく綺麗になってほしいもんです。

 

 

 

 

 

浅いところは最高

 

 

 

 

 

 

今度は冬の山に行くのが楽しみだ!!

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 これが神子元

 

 

 

 

2020.11.10 神子元 透視度8m 水温21.6℃

 

 

 

 

 

 

 

 

※注意 去年7月3日の動画です。

 

 

 

 

 

 

 

この動画は、

昨年7月3日に初めて僕が神子元をガイドした時のもの。

 

 

 

 

 

まさに奇跡だった。

透明度(たぶん30mくらい)、天気(快晴)、

海況(超穏やか)、サメの数(たぶん約300匹)、全てが完璧。

 

 

 

 

 

そんな日に神子元デビューを果たしたヨシハルさんは、

それがデフォルトだと思い込んでしまっていた。

 

 

 

 

 

 

あれから1年と4か月ほどが経ち、迎えた今日。

ようやく、あれが奇跡だったという事を信じてくれた。

 

 

 

 

 

 

タカベの散弾銃

 

 

 

 

 

 

 

透視度は8mほど。良くない。

そんな中で挑んだ神子元はどう感じたか。

 

 

 

1つ言えるのは、去年とは全然違うという事。

 

 

 

 

見えない視界に、ひたすら流され、

上に下に流されて、そしてサメが見当たらない。

いるのは、ひたすらタカベばかり。

 

 

 

 

驚いたことでしょう。

でも、こんなのが普通なんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必死に、必死に泳いでも、タカベばかり。

 

周りの人たちも誰もサメを見ていない。

 

 

 

 

 

でもね、ここが違うんです。

僕はまだ100%の男なんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

見ちゃった。

 

 

 

 

 

 

 

いやー、運がいい。

しかも、見れたのは僕たちだけ。

これがまた気持ちいいのなんのって。

 

 

 

 

 

 

 

ただ頭に刻んでほしいです。

ハンマーを狙うのが如何に大変かを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良い空間でした。

 

 

 

 

 

 

 

その後の雰囲気の良い蕎麦屋で飲む勝利の美酒は、まー格別。

船酔いしたヨシハルさんも、ビールを飲むとケロリと蘇る。

 

 

 

 

そして、絶品の上鴨肉もまた最高。

 

 

 

 

 

 

これが旨い!!

 

 

 

 

 

 

ただ、浮かれてる僕たちには、これだけでは足りない。

 

 

 

 

 

 

あれ?さっき蕎麦食べましたよね??

 

ハンバーガーは別腹。

 

 

 

 

 

 

 

デザート感覚で食べた、巨大な下田バーガー。

戦を終えた3人には、これくらいが必要だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや