何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
	
		
			
			マサシ:
筋肉の貯金はできる
		 
		
			
			ミカ:
トイレ近い
		 
		
			
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一番エライちび
		 
		
			
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すぐ寝る。
		 
		
			
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祖父農家 米安定供給
		 
		
			
			マサ:
脳が硬式野球
		 
	 
	     
	
	    
			
			
				
	
	
		
		5月22日(土) 熱海 透明度:10~12m 水温:17℃
 
 
映画『イントゥ・ザ・ブルー(Into the Blue)』を知っていますか?
 
 
実は子供のころ、洋画が大好きでした。
その中でもこの映画で見た海中の映像は、子供心によく覚えています。
 
 
たぶん、沈没船の宝を探すというのが、
宝探しに(本気で)憧れていた私の心に印象的だったのでしょう。
 
 
沈船探検。
 
熱海の沈船を潜る度、
砂利運搬船を漁礁にしたこの船に宝があるはずはないと知っているのに、
どこかワクワクした気持ちが湧いてきます。
 
 
私の心のどこかで、まだ金銀財宝を夢見ているからでしょうね(笑)
今週末もせっせと綺麗な生き物を探してきます。
 
 
にしてもーすんごい魚影でした・・・!
 
みか
 
 
	 
	
	
	
	
		
		 
 
 
2021.4.18 熱海 透視度7~12m 水温16.8℃
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
むかーしむかーしあるところに、
「旭16号」という名の砂利運搬タンカー船がありました。
 
 
 
 
 
それはもう大きくて、
全長約81m、全幅約18m、総トン数約5,000トンもありました。
 
 
 
 
 
 
旭16号は、
全盛期は砂利運搬船として活躍していましたが、
老朽化が進んできたため、
遠くから運んできた砂利を海上で一時的に保管する、
「保管船」にシフトチェンジしていました。
 
 
 
 
 
当時も熱海の沿岸部にあった、
「汚水処理場」を埋め立てするべく、
砂利を過積載の状態でじっと待機していました。
 
 
 
 
 
ところが1986年1月30日、
甲板作業員は、船の異音を耳にしました。
 
 
 
 
慌てた作業員たちは、
すぐさまベルトコンベアで繋がれていた
周囲の砂利運搬船を撤収させたそうです。
 
 
 
 
その後、遂に限界が来たのでしょう。
砂利積載部分から真っ二つに折れ、
現在の地点で24時間かけて沈んだそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
旭16号は、曳船を必要とする砂利保管船だった為、
沈没した時は、エンジンは積載されていませんでした。
 
 
 
 
エンジンを積載していなく、不安定だった為、
タンカー部分にゴロタが投入されました。
 
 
 
 
 
沈没した当時は、さぞ綺麗な船体が残っていたでしょう。
 
 
それが年を重ねるごとに、
船体の壁面には、鮮やかなソフトコーラルやウミトサカがつき、
船内部には大量の魚が住み着くようになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕がダイビングを始めた4年前までは、
旭16号は割と綺麗な形を残していました。
 
 
それが、1年、また1年過ぎるたびに、
台風にやられ、船側面の壁はエグれていき、
今ではすっかり壁がありません。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
いつまでその姿が見れるのでしょう。
 
今年の台風でもまた形を変えるんでしょうね。
 
 
 
1年後か、2年後か、はたまた5年後か、
見れなくなる前にたくさん潜っておきたいです・・・。
 
 
 
 
 
 
ゆきや
	 
	
	
	
	
		
		 
 
 
2021.2.23 熱海 透視度10~12m 水温14.8℃
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
午前中に熱海を堪能したあと、
 
僕たちは小田原のイタリアンへと向かった。
 
 
 
 
もうお腹はペッコペコ。
たっくさん食べれそうだ!!
 
 
 
 
途中、江の浦でマサシさんの初心者チームを拾い、
急いで向かった。
 
 
 
 
 
ランチタイムは、15時まで。
 
到着したのは、13時半。
1時間半の戦いが始まった。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
席に着くなり、各々好きな物を頼む。
 
待っている間は、炭酸の聞いた飲み物で喉を潤す。
 
 
 
『まだかな、まだかな。』
 
 
 
待ちきれない。
 
そうこうしているうちに、
アクリルボードの向こう側のテーブルに続々と届く。
 
 
 
『ということは、次は僕たちの番かな?』
 
 
 
 
卑しい目で、左右のテーブルを見渡す。
 
待っているいる間に、男性3人の真ん中では、
グラスが空になってしまった。
 
 
 
しかたないので、次なる炭酸を注文。
 
 
 
 
これまた、美味しい。
 
 
 
 
 
飲み物がすんなり来るのに、食べ物が来ない。
 
でも、周りにはどんどん注文した物が届く。
 
 
 
 
『きっと頼んだのが、時間かかるやつなのか。仕方ない。』
 
 
 
 
 
こうして、また男たちは待った。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
『あれれ?女性陣がデザートに入ろうと・・・。
こっちまだ始まってませんよ・・・。』
 
 
 
 
痺れをきらし、僕たちではなくヨーコさんが聞いてくれた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
奇跡が起きていたみたいですね。
まあ、仕方がない。
 
 
どうやら、ここからジャンジャン来るようです。
 
気合入れて、食べねば!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いやいや、良く40分くらいであの量を食べましたね。
 
終盤の忙しさは凄かったですけど、
終わってみたら大満足。
 
 
 
 
 
男性テーブルだけ、ランチにしては結構いい金額。
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、とりあえずヨーコさんに感謝するしかないですね。
あの時、言ってくれてなければ、
僕たちはゲッソリしていたことでしょう。
 
 
 
 
ホントありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
 
 
ゆきや
 
 
 
 
	 
	
	
	
	
		
		 
 
 
2021.2.22 熱海 透視度10m 水温14.6℃
 
 
 
 
 
 
 
年々雰囲気が変わっていく、熱海の沈船。
 
 
1986年に水深30mに沈められた時は、まだ船の綺麗な姿が。
 
 
 
 
 
 
 
 
あれから、35年。
 
毎年のように日本列島を襲う、台風たち。
 
 
綺麗だったはずの、船体は台風に削られ削られ。
 
 
 
 
今では、すっかり船体のサイドは剥がれてしまった。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
時間が過ぎるごとに、次第に壊れてきた『旭16号』。
 
それでも、ただ壊れてきたわけではない。
 
壊れた場所には、生き物たちが。
 
 
 
 
そこは、彼らの住処になっている。
 
1匹2匹ではない。何百匹、何千匹。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕がダイビングを始めた4年前は、
もっと船体が残っていたはず。
 
 
 
 
4年でここまで変わってしまうなんて・・・。
 
 
 
 
 
 
 
あと、何年この景色が見れるのやら。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
年々風景が変わる沈船とは打って変わって、
 
安定の綺麗さを誇る期間限定ポイント『小曽我洞窟』。
 
 
 
 
 
最大水深10mほどのこのポイントは、
台風がきても変わることはない。
 
 
 
 
洞窟の中に群れる大量のネンブツダイ。
 
これもまた安定の景色。
 
毎度毎度全くブレることのない小曽我洞窟。
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
変わる景色、変わらない景色。
 
どちらにせよ、今がベストで面白いのは間違いない。
 
 
 
 
 
 
 
ゆきや
 
 
 
	 
	
	
	
	
		
		2月9日(火) 熱海 透明度:15~20m 水温:17℃
 
 
立春をすぎた2月9日。
前日までの小春日和が嘘のような、寒波に見舞われた。
 
 
『明日、激寒らしいよ。』
 
 
その言葉に一瞬気持ちがひるみましたが・・・
 
 
『金目しゃぶしゃぶが美味しく食べれそう。』
 
 
そう、返しました。
 
 
正直、強がりです。
でも、明日は寒風吹きすさぶ熱海ボートリクエスト。
口だけでも強がらなきゃやってられない。
 
そんな思いで挑んだ熱海。しかし・・・
 
 
 
火の力は偉大。
 
 
 
ホント、最初に火を自発的に起こした方、尊敬です。
 
 
 
壁のない屋外の熱海の休憩エリア、
外気温ひと桁のこの日は相当覚悟していました。
 
が、メラメラと燃え上がる焚火のそばに近寄ると・・・
 
あたたかーーーい。
いやむしろ、熱いぞ?
 
暖房、越えてます。
焚火、すごいっ。
 
 
真冬の寒波をものともせずにぬくぬくの休憩挟んで2ダイブ。
久々の熱海の海の中は最高の透明度に恵まれて、
これまた心が温まるーーー。
 
 

 

 
 
 
 
片づけをサクッと済ませたら、ハイエースを走らせ隠れた名店磯料理屋さんへ。
 
カチッとガスコンロをひねると火がつく。
 
 
 
繰り返しますけど、火の力は偉大。
 
 
 
ガスコンロ考案した方も、尊敬。
 
 
 
そしてガスコンロの上に置かれた土鍋からは出汁のいい香り。
この出汁作れる大将、尊敬・・・いえ、もう惚れちゃいますね(笑)
 
 
くんくんくんくん♪
 
みか
 
 
	 
	
	
		
					 
	
		
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