何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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旬な植物

 

 

 

2020.6.23(火) 井田 透視度10m 水温21.2℃

 

 

 

 

 

海へ潜りに出かけると、

 

思い出すのは水中の生物と景色。

 

 

 

 

 

春夏秋冬その時々で、思い出に残るのは変わっていきます。

 

 

 

 

 

でも、それは地上も同じ。

 

西伊豆では、今は紫陽花が開花を迎えています。

 

 

 

 

 

 

紫陽花①

 

 

 

 

 

 

 

花言葉は『辛抱強い愛情』、『一家団欒』、『家族の結びつき』

 

 

ピンク、青、紫、白。

 

 

場所によって、様々な色になる紫陽花。

 

 

どうやら、土壌の酸性度によって変化するそう。

 

 

 

 

 

 

僕が見た西伊豆では、紫と青が多かったような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

青バージョン

 

 

 

 

 

 

 

 

よく見かけるこういった形の種を

 

『ホンアジサイ』と言うみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本格的に調べようとすると、

 

きっとウミウシのように奥が深いんでしょうね。

 

ちょっと調べただけでも

 

『万葉集』の名前が出てきていたので・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガクアジサイ

 

 

 

 

 

都内で見られる紫陽花とは、見た目が違う上の画像。

 

この花も『紫陽花』だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

千葉県房総半島、神奈川県三浦半島、

 

静岡県伊豆半島、高知県足摺岬、小笠原諸島南硫黄島、

 

小笠原諸島北硫黄島の海岸に自生しているようです。

 

 

 

 

名は『ガクアジサイ』。

 

中心の花を、白い花が周りを縁取る見た目が

 

額縁に入れてたように見えるからその名前がついたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまには海へ向かう道中の植物に

 

 

目を向けてみるのも良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

 

 

自然というもの

6/21   安良里

 

 

知っている人も、

 

実際に見た事ある人も、いるかと思いますけど、

 

ここ1年ぐらい、初島にイルカが居ついて、

 

水中でもかなり高確率で見られていたんですよ。

 

数日前までは・・・・

 

 

それが・・・残念な事に・・・

 

いなくなったそうです。。。

 

この日も本来、イルカを狙う予定だったんですが。。。

 

 

 

 

西伊豆は安良里、

 

ここのビーチには

 

数年にもわたり、

 

マダイが居ついている、

 

しかもダイバーに懐いている。

 

エントリーするやいなやダイバーの前に現れる、

 

マダイの成魚、

 

現地では「だいちゃん」の愛称で親しまれ、名物キャラクターになっている。

 

 

P6210005

 

 

水中の生物が居つくようになるには

 

何か好む条件や、エサの事など、

 

色々あるんだと思うけど、

 

居つく事もあれば、

 

新しい住処を求め、旅立つ事もある、

 

生きていれば、それもまた自然ですよね。

 

 

 

 

これから初島のイルカを狙う予定だった人、、、

 

 

 

残念であります。

 

 

 

 

まさし

ふかーい森。

6月21日(日) 井田 透明度:12~15m 水温:21℃

 

 

春先から夏にかけて、すくすくと成長した海藻。
水温が上がってくると、ある日、驚くほどあっという間になくなってしまう。

 

 

しばらく見ていない間に、
井田のビーチには人の背丈以上にのびたマメタワラたち。
それはまるで、突然海の中に現れた森のようです。

 

 

わずかな期間しか見ることのできないこの光景。
実は毎年の私の楽しみなのです。

 

 

マメダワラの森@井田ダイビングツアー
今年はとくに深ーい。

 

 

小さい魚たちが身を隠すのに、もってこい。

 

 

いつもは水底近くを泳いでいるソラスズメダイたちも、
今日は私たちの目線よりも上で海藻に守られて泳いでいる。

 

 

 

 

私たちが冒険するにも、もってこい。

 

 

いつもの井田の浅場は、まるで天然の迷路のよう。
無計画に、迷い込んでみる。

 

 

マメダワラ@春の水草

 

 

 

 

でもみなさんへ。

 

 

意外と森は深いから、お足もとにお気を付けください。。。笑

 

 

マメダワラ@海草

 

 

みか

昨年の強運は・・・

 

 

 

2020.6.19(金) 安良里 透視度5~8m 水温19.8℃

 

 

 

 

 

 

去年の僕の運と言えば、それはもう凄かった。

 

 

 

 

伊豆半島の突端に位置する神子元島へ行く度に

 

現れたシュモクザメの群れ。

 

 

 

 

10匹や20匹ではなく、

 

100匹、200匹、いや300匹くらい。

 

 

 

 

 

 

 

 

あのマサさんがビックリするほど。

 

本当に凄かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年の強運が今年も続いてることを願い、

 

この日はトビエイを狙いに行ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飛んでないトビエイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果は、飛んでないトビエイが一枚。

 

遠くに消えそうなトビエイが一枚。

 

 

 

 

昨年の強運はどこへ・・・。

 

来月の神子元、大丈夫かなあ。

 

 

 

 

 

ゆきや

こだわり強めな帽子。

6月20日(土) 田子 透明度:8~15m 水温:21℃

 

 

生き物には色々な身を守る術がある。

 

 

鋭い棘や角、牙をもつもの。

 

秀でたスピードをもつもの。

 

数で勝負するもの。

 

固い殻で身体を覆うもの。

 

 

 

かれらは・・・

 

 

 

カイカムリ@田子

 

 

お洒落な帽子をかぶることにした。

 

あ、失礼。

 

海綿をかぶることで、海綿に擬態することにした。

 

 

 

体長の5倍はあろあうかと思われる帽子。

 

その正体は、『ジュズエダカリナ』という海綿の一種。
海綿とは、体を洗うスポンジのもとなどになる水中生物(海綿動物門です)です。

 

樹木のように伸びるジュズエダカリナの一部をチョキンと切り、
さらにチョキチョキと体にフィットするように整形して、

 

はい、完成。

 

 

 

この子がお洒落なだけでしょ?
いえいえ、カイカムリはみーんなお洒落なのです。

 

 

カイカムリとジュズエダカリナ
海綿かぶったカイカムリ on 海綿

 

ちなみに、ジュズエダカリナをかぶったカイカムリをご紹介しましたが、
他にも多種多色な帽子をかぶったカイカムリがいます。
皆さん、見つけたら私に写真ください。笑

 

 

 

とにかく帽子は体よりも数倍大きく。

 

 

その大きさが、自分の強さを誇示するためのものなのか。

 

ちょっとくらいかじられても大丈夫な仕様なのか。

 

やっぱり・・・こだわりのオシャレなのか?

 

 

真相はカイカムリに聞いてみないと、わかりませんが。

 

 

この特徴的すぎる大きな帽子をかぶっているがゆえに、
壁面にくっついている千切れた不思議なジュズエダカリナを、
その下に隠れるカイカムリを、見つけることができる。
(↑皆さんも、田子の白崎で潜る際は探してみましょう。笑)

 

そして、この身体よりも大きな帽子をかぶっているがゆえに、
海草にひっかかって動けなくなっていた・・・。

 

 

うーん、身を守る術は身の破滅と紙一重。

 

 

 

ちなみにカイカムリにフォーカスを当ててしまいましたが、この『海綿動物』。

 

自力で移動することのできない固着生物で、
数ミリから1mほどのものまで、様々な色のものが存在します。
水をろ過して栄養分を摂取するため、水を綺麗にしてくれるそうです。

 

 

みか