何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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ショック

 

 

 

2020.7.7(火) 伊東 透視度15m 水温18.8℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年のハンマーのリベンジをすべく、各々集まった。

 

 

 

 

 

 

しかし、連日続く大雨、そして強風により前日に欠航が決定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、神子元のハンマーは行けなくても、

 

 

伊東のソウシなら狙える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウシとは、本名ソウシカエルアンコウ。

 

世界最大カエルアンコウとされており、

 

最大60㎝ほどまで大きくなる。

 

 

 

 

よく伊豆で見かけるカエルアンコウ、クマドリカエルアンコウが

 

1、2㎝ほどなので、そのデカさはもう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊東では期間限定ポイントの『五島根』にこのシーズン現れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウシカエルアンコウ

 

 

 

 

 

 

 

通常のカエルアンコウに比べてデカいから、

 

見つけやすいと思われがちですが、そんなことはない。

 

むしろ通常の種よりも見つけにくい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棲みついている所は、岩の隙間。

 

ピタッと岩に寄り添っているため、

 

事前に知っておかないと厳しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日、ベテラン4人で1本目から捜索。

 

 

 

4人があらゆる方向に散って、探すも撃沈。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しくて、2本目も五島根に挑戦。

 

 

 

17~18℃台の水温の中約80分使って、ようやく発見。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発見した時の喜びは、ハンマーに遭遇した時に匹敵するくらい。

 

それほど嬉しい出会い。

 

 

 

 

 

地味で目立ちにくい体に対して、宝石のように輝く瞳。

 

 

 

 

一人一人がじっくり時間をかけ、撮影。

 

この1匹に対する感動と言ったら、計り知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、この写真をよーく見ると、右奥にもう1匹・・・。

 

 

すぐそこにいるのに・・・。

 

 

この事実を知ったのは、お店に帰って来てから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただただ、ショック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファインダーの先に。

7月2~6日 柏島 透明度:5~15m 水温:18~22度

 

 

梅雨の最中、晴天の高知空港に降り立った。
幸先のいいスタート。

 

 

しかし、私たちはその青空を喜ぶ暇もなく、ハイエースに飛び乗る。
いち早く、あの海に飛び込むために。

 

 

 

 

カメラのファインダーを覗き込むと・・・

 

 

目が合った。

 

 

アンコウウバウオ@柏島
べーーー。

 

例年にない低水温も、透明度も、たくさんの諸々も。
この海の居住者たちを前にすればふっとびます。

 

 

ウミシダウバウオ@柏島
すまーいる。

 

クマノミ@柏島
だめーーー。

 

アナモリチュウコシオリエビ@柏島
よりめ。

 

タナバタウオ@柏島
ふんっ。

 

キンセンイシモチ口内保育@柏島
お口の中から目が合った。

 

キアンコウ@柏島
でろーーーん。

 

時には顔に突き刺さるような豪雨もありましたが、
日に日に上がる水温と透明度、
続々と姿を見せてくれる可愛い居住者たち。

 

 

こちらを正面からじっと見つめる顔。
その一瞬の表情を見事に切り撮る敏腕カメラマンたち。

 

 

出逢いに喜んでいるのは私たちだけでしょうけど、
まるで表情豊かにみえるその正面顔にほっこり。

 

 

 

今年も再会を喜んだ子たち。

 

 

アオサハギ幼魚@柏島
生まれたて。

 

メシマウバウオ@柏島
つまみ食いちゅう。

 

ハチジョウタツ@柏島
去年ぶりー?

 

奇跡の出会いに歓喜した子。

 

 

アデウツボ@柏島
はじめましてっ。

 

たまーに目線を上げれば広がるテーブルサンゴ、
その上に群れる、夕暮れの海中でも眩しいくらいに青いソラスズメダイたち。
そしてたまたま通りかかったギンガメアジの群れ。

 

 

柏島のサンゴ@水中

 

ギンガメアジ群れ@柏島

 

 

 

4度目の柏島には飽きる要素なんて1ミリもなく。
常にそのクオリティの高さに驚き、新たな発見があり。
落ち着かない日々の中、柏島に今年もまた来れたことに感謝。

 

 

時折背びれを見せる、港に数ヶ月前から住み着いている2頭のイルカ。
四六時中スリスリしてきて、寝姿で癒やしてくれた美形のニャンコたち。

 

温かく迎えてくれて、ありがとう。

 

 

柏島の猫 柏島の猫

 

柏島の猫
なんだよぉ。

 

日々美味しいご飯を提供してくれた女将さん。
次々と生物を紹介して楽しませてくれた現地ガイドの方。

 

温かく迎えいれて頂き、ありがとうございました。

 

 

みか

雨が降り続くと心配な事も


7/5      OW  大瀬崎

 

いやぁ、

 

 

 

雨、雨、雨・・・

 

 

 

そして・風・風・風・・・

 

 

梅雨ですし、

 

 

梅雨前線の影響で、

 

 

雨も風も強いのは仕方がないですね。

 

 

この日は、非常に南西風強し、、、ですからもう、風に強い大瀬崎の湾内一点突破です、

 

 

 

ですがこの大瀬崎の湾内というポイント、

 

 

ただのなんて事の無い雨であればなんの問題もないのですが、、

 

 

あまりにも強く、量の多い雨が降り続くと、

 

 

ちょっと心配な事が、、

 

 

それは、

 

 

 

川の水を海に解き放つ、放水路からの濁流がきてしまう事が、、

 

 

 

そうなると透明度も・・・・

 

 

そうなんです、ダイビングは、風向きやうねり、前線、低気圧の位置、色々ありますが、

 

 

それ以外にも、

 

 

川の濁流が入ってくるポイントとか、雨水が山から流れ入るポイントなど、そういうのもあるんですよ、

 

なので

 

 

天気も良く、風もなく、穏やかな海が広がっているのに、

 

 

前日の雨の濁流で・・・透明度がぁ・・・なんてこともあるんですよね(笑)。。

 

 

 

 

この日も、覚悟してました、

 

 

けど、

 

 

ほっとしました、

 

 

大丈夫でした、

 

 

なんとか青い海をキープしていました。

 

 

 

P7050056

 

 

雨風の中、

 

重い器材を背負って、

 

課題をクリアした事。

 

拍手を送りたいとおもいます。

 

 

まさし

卵の時期

 

 

 

2020.7.5(日) 大瀬崎 透視度8m~10m 水温20.8℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台風が直撃しない限り、大荒れすることはない大瀬崎の湾内。

 

 

伊豆を主として潜るダイバーは、

 

 

ほぼすべての人が行ったことがあるはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水底一面に砂地が広がる湾内では、

 

 

目を凝らしてみると色々な生物がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

その中でも今回は、

 

 

『トラフカラッパ』を発見。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラフカラッパ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的に砂に埋もれて隠れていることが多いこの種は、

 

 

なかなか歩いている姿を見るのが少ないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔はマンジュウガニと呼ばれていたのですが、

 

 

別の種の中でそう呼ばれる生物がいたため変更されたそう。

 

 

 

 

 

 

 

カラッパという名は、

 

 

インドネシア語で椰子の実を意味するそうです。

 

 

 

 

 

 

そのカラッパという種の中で、

 

 

今回発見した個体が虎班模様をしていることから

 

 

『トラフカラッパ』となったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回見つけた個体をお腹に卵を抱えていた。

 

両手にある大きいハサミで卵を見えないように隠す。

 

 

 

 

 

 

普段であれば、万歳のポーズで攻撃してくるのですが、

 

この時は、卵を守ることを第一優先としていたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この日見たトラフカラッパもそうですが、

 

今伊豆のあちこちで色んな種が産卵をして、

 

孵化するのを今か今かと待っています。

 

 

 

 

 

 

アオリイカに始まり、マダコ、ネンブツダイ、そしてカラッパ。

 

 

 

 

 

 

 

今卵の個体が、

 

成長して、群れとして見れる日が待ち遠しいです。

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

小さい頃はかわいいんです。

7月4日 大瀬崎 透明度8-12m

 

この日も朝から大雨。

最近私が海に行く日には大雨、前線の影響で強風・・・。

 

海に出るなってことなのかしら・・・?(笑)

 

なので連日の大瀬崎ですっ!

 

連日続く大雨に水中の透明度を心配してたけど、

これが、びっくりするほど綺麗!

ちょっと拍子抜け・・・。

 

そんな大瀬崎で出会ったのはこの子。

 

幼魚

 

カラフルな体で海藻の影に隠れたりとかわいい。

これはある魚の幼魚です。

 

 

魚は幼魚(子ども)と成魚(おとな)で見た目が全く異なることも多いのですが、

この子もその代表例の一つ。

 

名前はコブダイ。

 

 

ちなみに成魚の姿はこれです。

 

成魚

 

 

名前の通りコブもあるし、顎も出てるし、

うんー。ブサイク・・・。

 

いやブサかわいいということにしましょう。

 

大きいものでは1メートルを越えることも。

よく、IOPでみたことがあるというかたも多いと思います!

 

このコブダイ、寿命は20年くらい生きるんですって!

 

成長していく過程で、体長が50㎝をこえると、コブが形成されます。

そして、固い貝なども潰せるように顎も張りだし、強靭な顎へと進化?成長をとげるのです。

 

このコブは雄だけにできるもので、中身は脂肪です。

 

プニプニと柔らかいんです。

 

雄のシンボルでもあるこのコブは、大きければ大きいぼどメスへの求愛で役立つんです。

 

大きい雄ほどモテるらしいですっ!

 

幼魚のころのかわいらしさは全く無くなった成魚。

 

人間も小さいときは可愛かったのにーなんて声もよく聞きますもんねー。

 

そこは人間もコブダイも同じ?なのでしょうか。

 

 

 

すなお