何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

エネミー2号

 

 

2023/6/3-4・修善寺-伊東

透明度3-13m 水温19℃

 

 

 

 

 

線状降水帯が~・・・

台風2号が来た。

 

ぼくら、台風の名前なんてどーでもいい。

全ての台風を敵(エネミー)と呼んでいる。

 

必ずと言っていいほど

週末の、所謂稼ぎ時にめがけやって来て

屋内じゃほぼ無力のオーシャントライブ

スタッフ達を、もれなく食えない缶詰にしていく・・・

 

今回も為す術なく・・・、

 

 

 

と、おもいきや・・・

一筋の光明が、的な2日間のお話し。

 

 

 

 

 

 

 

 

日帰りツアーは全て中止。

 

お泊りツアーのみ

現地の情報が出揃って安全が確認出来次第、

正午くらいに出発。

 

 

忘れた携帯を取りにお店に引き返す・・・

という唯一の誤算も、そのタイムラグで

東名高速の通行止めが解除され、

遠回りになる回避ルートを通らずに済んだ。

 

そういう点では、ある意味冴えていた・・・

という事にしてしまおう。

 

 

 

とはいえ、

海の中がどうなっているか全く予想がつかず、

この日のダイビングは鼻から諦めて、

 

”昼から温泉”

 

予約済みの修善寺に在る

”「すぎ屋」さんでの夕食”

 

ホテルに戻り敷地の小川に

”ホタルを観賞しながらもう一杯”

 

と軌道修正。

これもなかなか濃ーい軌道じゃなかろうか。

 

 

 

まずホタル見ながら呑むお酒を調達しようと

コンビニに入ると商品棚にかかる垂れ幕に目が。

品薄の理由(ワケ)を知れて一同吹き出す。

 

 

 

何て良い滑り出しだろう

楽しくなる予感しかない・・・。

 

 

 

早めのホテルチェックインからの

サウナ4セットでしっかり整えて、

 

 

 

ハイっ

 

 

 

 

 

蛍は7-8匹が常に有視界を翔んでいて、

せせらぎ聴きながらの無言の時間や、

線香花火まで愉しんだ。

 

 

 

呑み過ぎも、想定内・・・

翌朝の出発時刻に現われない女性陣を

部屋まで呼びに行くと、昨夜僕が提案した

話しと全然違うと4人から攻め立てられた。

 

四面楚歌・・・だがしかし、

身から出た錆らしい・・・

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

一行はやっと海に向かう。

ダイビングツアーらしくなってきた。

 

 

 

 

 

伊東チョイス。

 

 

 

 

ハイっ

 

 

レナに狙われたらそりゃこう撮られるゎ

 

 

あつこさんっおみごとじゃないですか?

 

おびただしい数だなこりゃ

 

美しい個体でした

 

そんなにいる??

 

 

 

水面付近は透視度3mぽっちも、

深くなればなるほど綺麗になり

MAX13mほど先まで見える。

 

 

そこに目いっぱい魚を詰め込んだような景色、

こちらは食える缶詰か。

 

 

 

 

「これは勝ち戦だわ」

 

 

 

 

2本目も”五島根”という季節限定ポイントで

幸先よくボブサンを見つけてゲンちゃんを呼び、

「レアなウミウシ」とスレートで紹介すると、

アレ!?そこにも、あそこにも・・・

で結局7匹ね。

 

途中から砂かけて隠そうかと思ったくらい。(笑)

 

 

 

 

 

 

さぁーそしてここからっすよ。

 

一波乱あったのは。

 

 

 

 

 

 

窒素を溜め込んで根頭まで深度を上げると、

そこにはなかなかの流れがかかっている。

 

 

 

尾根伝いに根に掴まりながら

浮上用のブイまで戻りたいが、

地形沿いに掴まりながら行くと深度が深くなり

窒素レベルが危険区域にかかる・・・

 

行けるまで泳ぐしかないと根から飛び出すと

ハイっ、みんな仲良く漂流。

 

 

 

ぼく、ゲンちゃんを引っ張って泳ぐ

 

空気がどんどんなくなる

 

レナから空気もらう

 

フロート上げてドリフト浮上っきゃない

 

 

 

諦めて流されながら安全停止して

透視度3mの海を

風の吹くまま、流されるまま。

 

 

 

 

ブイのところで待機していた船からは

どれだけ離されているだろう・・・

恐る恐る水面から顔を出すと・・・・・・・・・・・、

 

 

 

 

船が目の前にいる奇跡。

 

 

 

 

一緒の船に乗っていた別チームも

近くを流されていて

全く同じ所で浮上したらしい。(笑)(ほっ)

 

 

 

 

 

海ってのは偉大だね。

 

勝ち戦かと思いきや、

しっかりお灸を据えてくるあたり。

 

肝に銘じよう。

 

 

 

 

 

 

 

そんで、腹減るよね。

 

激闘のあとにはカレーライスでも

ラーメンでもかっこみたいっ!

 

 

 

 

 

だけどそこは大人ですから。

 

ちょっと辛抱すればほら、

借景に、美味しい食べ物がズラリ並んで、

ビールは要らないって言ってたのに、

3本のビールをみんなで旨そうに吞んでたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊豆急の線路沿いの紫陽花の群生

 

相模湾の絶景

 

番傘が飾られ、

ステンドガラスをはめ込んだ天井の

明り取りが奥ゆかしいご飯屋さんで、

最後はみんなでパシャリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台風一過の、

楽ありゃ苦もあるさ、

思い出の2日間はアッという間の為五郎。

 

 

 

 

 

1人も欠員出ることなく集まってくれた事が、

一番嬉しい2日間のお話し。

 

 

 

 

 

まさ

初夏田子 

 

2023/5/28/・田子

透明度10-13m  水温17-20℃

 

 

 

修善寺を越えて
ぼくここの風景が好き

 

 

 

 

10人乗りのハイエースは久しぶりの満員御礼で、後部座席には気持ちよさそうな寝息が充満しています。

 

 

スズカとぼくで考えた車内の席次にミスがあって・・・

 

助手席のらっきょさん、2列目タイガ、3列目オウ、と

 

左端3列に重量級を並べてしまったばっかりに、

ぼくはみんなと対照的に常に左に傾こうとするハイエースを矯正しながらの何とも気持ちの悪いハンドリング・・・。

 

 

 

 

でもね、

 

花咲く野を越えて

田植えの済んだ田んぼを横切って

紫陽花もチラホラ緑深まる峠を越えていくうち

いつの間にかその気持ち悪さも忘れてましたけど。

 

 

 

 

 

さぁ、

今日は田子へと向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドライスーツじゃ陸は暑く、

ウェットスーツじゃ海中は寒い・・・

帯・襷みたいなこの季節、

深くなる程下がる水温にどんどん青ざめていく

ウェットスーツ組の表情も楽しみながら行きましょね。(笑)

 

 

 

わしゃー

左上の暗くなってるのもぜーんぶ魚

 

ざざー

ウォールを眺め泳ぐイワシタちゃん

 

 

 

 

1mのクエが突如現れたり、

でかいヒラタエイが前を横切ったり、

そんで噂通りのイサキの群れがやーばいっ

そこにタカベも一緒になって凄ーっ!

 

魚群ウォールの横を泳ぐイワシタちゃん、

キャリア20本ぐらいなのにうまーいっ!

 

 

 

 

 

感激してたら最後にまだコレですよっ↓

絶対誰も知らないハズ

「ショウグンエビ」!!

 

 

全長20㎝の大型のエビで僕は沖縄でしか見たことがない

 

 

 

名前もイカツイし、

エビ好きのぼくとしてはこれ以上の驚きと感動は無っ。

 

 

全員に紹介出来なかったのは残念なんだけど、

居る場所は抑えたからね、

また一緒に張り込み行きましょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

季節限定のポイントの田子島も魚沢山いたよ

 

休息時間にはガッツリ日焼けもできたよ

 

久しぶり海に潜れたミヤコシサンの笑顔がマブかったよ

 

ライターとタバコの箱ごと海に浸かったタイガの禁断症状面白かったよ

 

リョウちんのスキル練習上手過ぎたからそれには触れないよ

 

 

 

 

2023/5/28 田子 夏至にはまだ早いけど、

 

桜の木の下でみんなでお昼ご飯を食べたのは、

ボクにとって今年の夏の想い出の1ページ目かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船着き場の船長は釣り具の手入れでしょうか、

いい雰囲気醸してる。

 

 

 

 

船長の定位置。もはや海の一部みたいな。画になるなぁー

 

 

 

 

かっこいいなぁ。

 

 

 

 

近づくと、

携帯いじってました・・・。

 

 

 

 

 

 

まさ

ピンポーンパーンポーン

 

 

2023/5/29・お店番

 

 

 

 

梅雨みたい

しとしとしと・・・

ぴとぴとぴと・・・

 

 

 

 

 

雨に濡れる新緑モミジと紫陽花を愛でながら、

箱根の露天風呂にゆっくりと浸かってるワタシ・・・

そんな自分を想像しながら読み進めてください。

 

 

 

 

以下、

直近でツアーのリクエストをいくつか頂いたんですが、

1名じゃ開催出来なくて・・・な、ツアーの告知ですっ。

 

 

 

6/2

アフターダイブは旨いもの食わせろツアー ※ポイント未定

 

6/9

初心者ツアー (ベストビーチツアーでも可) ※アフターダイブには箱根の露天風呂でも寄り道して

 

6/13

ベストポイントツアー ※アフターダイブには箱根の露天風呂でも寄り道して

 

 

 

近々の平日ですが、よーく考えてみて

「そうだなぁ、そういうのイイよなぁ」って思ったら、

お店までご連絡ください。

 

 

 

このブログを見てご参加いただいた方には、豪華な

「別に要らないけど、無いよりはあった方が良いモノ」を

プレゼントしたいと思っています。

 

 

「プレゼントの内容を聞いてから判断する」

みたいなご相談に関しましては要相談です。

 

 

 

 

 

まさ

おべんきょう♪

 

2023/4/28・店

 

 

 

 

 

 

新しいことを始めるのに勉強。

 

 

 

勉強って言ってもね、海で遊ぶための勉強だから

試験とかもないし愉しくいこう。

 

今日は大好物のスイカの差し入れ頂いて、

ご機嫌タマテ先生、いつもより滑らかに熱弁中。

 

 

 

 

 

ふつーに海に出かけて、

潜ったり、眺めたり、泳いだり、

この先の楽しみに向かってっ。

 

 

 

 

 

マサシミカスズカと、海に出掛けてった人達は

今日はどこの海の底を散歩してるでしょ。

 

 

 

 

 

陸の気候も含めてさぞ気持ちいいだろーなー。

 

 

 

 

 

丘の上のマサ

「どうも、ぼくです」

 

 

 

 

2023/4/1-2・田子     透明度10-12m  水温16-17℃

 

 

 

 

 

 

タマとスズカ乗車のハイエースの後ろにくっついて、

 

 

この空気っ

この景色っ

 

 

伊豆縦貫道脇の青々とした孟宗竹の林!

ヤマザクラに白くなった天城の尾根!

田植え前の肥沃な田んぼ!

 

思わず窓を全開にして

「これこれーっ」って叫んじゃう。

「あー空気も旨っ!」

 

 

 

舩原峠の入り口に建てられた宝蔵院の参道に、

かの川の源流沿いに、古民家の軒先に、

満開を迎えたソメイヨシノや枝垂桜がたくさん!

 

 

 

峠を下ると見えてきた駿河湾に「海ですよーっ」

って叫んでしまう44歳のインストラクター。

 

 

 

 

 

 

どうもぼくです。

去年の10月以来ですよっ。

 

 

 

傷んだ腰を改装しましてね、

まだ単独じゃちょっとコワイし

タマとスズカが近くにいるツアーなら

気心知れたこの人たちに囲まれてなら

 

 

お花見ツアーのどさくさに紛れて

こっそりガイド稼業に復帰させていただきました♪

 

 

 

 

 

 

 

この人たちが見守ってくれてるなか、

こんなきれいな桜満開の馴れ親しんだ田子で、

海は凪、青空高く、この暖かさっ!

 

 

 

復帰のロケーションとして、

これ以上って絶っ対ないっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見てくださいっ!

こんなに元気になりましたっ!

 

こんな崖だって登れます

 

撮ったのこれ↓

 

 

 

 

 

見てー!

こんなところにだって到達できます。

 

 

 

撮れたのこれ・・・↓

 

 

 

イクタくんとスズカに心配されながら・・・

世界の海を所狭しと走り回っていた

あの頃の僕がもどってきたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然の旬に囲まれて海に通える生活がまた始まります。

 

 

 

 

満開の桜に代わって盛られる新緑の蛍光グリーンとか、

 

水が張られた田んぼに写る空にはアマガエルが跳んで、

 

海を眺める くねくね道にアジサイが所狭しと顔を連ね、

 

駿河湾にそびえ立つ富士の雪が少しづつ減っていく様、

 

これからはそんな景色の変化が愉しめることでしょう。

 

 

 

 

そしてなにより、海のなかの生き物たちに囲まれて♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁ~すごい・・・

田子のウミウシたちの豊富な顔ぶれよ

希少種たちのまばゆい美しさ!

ふぃ~いいなぁ~

 

 

 

ぼく、ちゃんとガイドとして機能してます?

いざとなったら、スズカに任せ・・・

 

 

 

え?どした?スズカ

 

 

 

えーっ?空気がないっ???

潜り始めて15分しか経ってないぞっ!?

 

 

 

こらーっ

ちゃんと潜る前にチェックしなさいーっ

 

 

 

まさかの、スズカが一番世話焼けるパターンでした。

 

 

 

からのこの爽やかな顔ね。

 

 

 

 

 

松崎町の歴史情緒あふれる街並みの、

いつも美味しいお酒とアテを用意してくれる料理屋さんで

飾らない人間模様を突き合せてるとね、

時間なんてあってないようなものね・・・。

 

 

 

せっちゃんがつぶやいた

「止まってほしい時間を過ごしてるわ」

「良い人生を歩んでると思わない?」

とか、なんて幸せな音色とおもったことか。

 

 

スズカがつぶやいた

「今日あたし仕事してないですー」

に関しては、邪魔はしたよな、とおもったことか。

 

 

 

 

 

 

 

 

松崎の海にそそぐ那賀川を遡り、

覆う夜桜の道を時よとまれと歩いた。

 

 

 

 

 

 

あくる朝も爽やかなダイビング日和

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旬の自然と人間模様がキラっキラしてて、

まるでこれからのダイビングライフを

照らしてくれているようだった。

 

 

 

 

「どうもぼくです」       おしまい  (笑)

 

 

 

 

まさ