何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2020.11.8 平沢 透視度3~7m 水温21.3℃

夫婦ってなんでしょうね。難しい。
同じようなタイプの方が良いのか、
それとも全く違うタイプの方が良いのか。
分からない。

1年ぶりに潜ったワチ夫婦は、全く違うタイプ。
旦那は理詰め派。
妻は感情派。
僕は不思議で仕方なかった。
なぜ上手くやっていけるのか。
虫が大の苦手な奥さんは、山とかに行くと、もう大変みたい。
足に虫がついたもんなら、『キャー!!』っと叫ぶ。
まるでミカさんみたい。
いや、ミカさんの場合、
『ちょっ!!』って言って逃げるだろうなー。
そして高い所へ避難するでしょうね・・・。
若しくは、屋外に避難するんでしょうね。

旦那さんは『キャー!!』って叫んでいる奥さんに向かって、
『そんなに叫んでも何も変わらないよ。
むしろ虫が集まって来ちゃうよ。』と言うらしい。
なぜそれで上手くいくの??
普通喧嘩になるでしょ。いやー、不思議。
旦那さん曰く、『ただ疑問に思ってるだけなんです。』
さらに旦那さんはこう続けた、
『全く違うタイプだから、相手に求めないんですよ。』と。

それに対して奥さんは、
『この人はワチじゃなくてネチです。』
奥さんからすると、ネチネチしてると思われてるんですね(笑)
この一言には、もう笑いが止まりませんでしたよ。
夫婦って不思議。
どうか水中では喧嘩しないでね。
そんな2人が唯一大変だったと言うのが、結婚式。
『あの時には戻りたくない』と2人は口をそろえて言う。
でも、今の2人を見ているとなんだか羨ましく思えてくる。

ホシ、初めてドライスーツをきて喜んでいるのも良いけど、
ちゃんと話、聞いときなさいよ。勉強になるから。
ホシはまずあの変態的なインナーを脱ぐところから始めような。
あれは結婚以前に、逮捕されちゃうぞ??
ゆきや
2020.11.7 安良里 透視度8~10m 水温22.3℃
こんなに時間が過ぎるのがあっという間だとは・・・。
マクロってやっぱり楽しいですね。
見つけた時の達成感、写真を撮っている時の幸福感。
いやいや、ずっといられる。
By Ayaka
最大10m程しか水底に降りなくても、
わんさかいる豊富南方種たち。

僕も久々にマクロな生き物を眺めて、改めて楽しさを感じた。
ただ、その頃楽しむどころではない人が。
トシさんとユカさん。
初めてきたドライスーツに戸惑いながら、
撮影している人たちの周りをぐるぐる回っている。
止まる余裕は、まだない。
それもそのはず、
彼女たち2人と、ベテランの人たちとの本数差は、最低100本。

最低100本も本数差があれば、
そりゃあ水中の落ち着き度合いが違う。
水面にいる時もそう、
そして水中でもそう。
ベテランが何気なくやっていることが出来ない。
相当もどかしかったでしょうね。

ただ、みんな口にしなかったけど、
始めた当初は皆もそんな感じだったはずだよ。
あと、2,3年もすれば、
今の自分が懐かしくなるでしょうね。
きっとその時には、
小っちゃい生物をじっくり見れるようになっているでしょうね。
ツマグロモウミウシ
その時が楽しみね。
ゆきや
2020.11.4 伊東 透視度8~12m 水温22.3℃
伊東の船着き場を出て、15分。
ダイビングポイント『白根南』に到着した。
水面が少々バシャついているが、流れはない。
ただ潮の色はあまりよくない。みどり色だ。
呼吸を整え、水中へと入っていく。
入ると、潮の色なんて関係なかった。

潜り、根の頭に到着した途端、
頭上を往復し続けるキビナゴ群れ。
キラキラ、キラキラと体を光らせながら、
縦横無尽に泳いでいる。

キビナゴの川の向こうに行ってみる。
ただ、一向に対岸にたどり着かない。
進めど進めども、現れるキビナゴに、
どれだけ頭を振らされたことか。

美味しそうな体をしたイナダに追いかけられ、
さぞ疲れただろう。
一体何匹が胃袋に消えていったのか。
ただ言えるのは、時間が経てども、
キビナゴの数は減ったようには感じない。
今日の伊東は、正解だ。

2本目も、『白根南』に行くのに迷いはなかった。
1本目に行っていることもあり、船の上は慣れたもん。
目を閉じ、揺られながら、到着を待つ。
ただ、ここからが違った。
激しい流れだ。いわゆる激流。
脚力ではなく、腕力で進んでいく。
根に到着した時、すでにショウコちゃんは疲れていた。
うん、お疲れ様です。
相当焦ったでしょうね。
うーん、やっぱり不正解か・・・?
一方、ツルタさんは焦ってない。
流石なもんだ。
ただ、別のことで焦っていた。

ディープ講習で、水中でペットボトルに空気を入れてみる。
間違っても離さないように、注意する。
もし離してしまえば、水面までロケットのように打ちあがる。
ペットボトルをパンパンにし、
ちょっと手を離し、すぐキャッチ。
これがなんとも言えない。
楽しいのか、ツルタさんは何度もやっている(笑)
ただ、一瞬掴み損ねた。物凄く焦っていた。
その瞬間の動きと言えば、それはもう笑えて笑えて。

結果として、正解だったかもしれない。
流れはともかく、群れは最高だ。
そんなテンションが上がっている僕に、
ジャンケンを持ち掛けてくる他のお店の人。
・・・僕は負けた。
そして、何故か飲み物を全員分交わされた。
やっぱり、不正解だったかな??
ゆきや
2020.11.3 井田 透視度12m 水温22.6℃

オープンウォーター講習の海洋実習を終えた時は、
『私はなんで始めてしまったのだろう。』
そう思っていた、クリハラさん。
器材を背負って歩くのは辛いし、
潜る度に気持ち悪くなって吐いてしまうし、
ダイビングってこんなに辛いの?
僕自身、果たして続けてくれるのか、不安でした。
おまけに休業する事になり、更にその心配は増しました。

あれから8か月、遂に自分のドライスーツを手にした。
泳いでみると、もうあの時のクリハラさんはもういない。
手を放してもへっちゃらだし、
自分でちゃんと潜降、浮上、中性浮力もできるし、
そして吐かなくなった。
ようやく、ダイビングらしくなってきた。
2本潜っても、疲れない。
ご飯も美味しく、食べれる。
スゴイ進歩。


だから、イクタさんもきっと吐かなくなる・・・はず。
イクタさんの場合、原因ははっきりしてますけど(笑)
マーライオンようには、ならないように気を付けましょう。
あと、僕の頭の上には勘弁して下さい。

みんな、それぞれに課題はあるけども、
着々と進歩している。
未来は明るい。

いつか、皆でどこかの海へお出かけしたいもんです。
その時、ダイビングを始めた時の話でもしたいですね。
相当、笑えるんだと思います。

ゆきや
2020.10.31~11.01 大瀬崎 レスキュー講習 水温22.6℃

『助けてください!!』
まるで、そう叫んでいるような姿。
ノリコさんの演技力はスゴイ。そして面白い。
演技力は、今回のメンバーでNO.1。


今までやってきたダイビングとは打って変わって、
今回やるレスキュー講習は、動きが全然違う。
水面でパシャパシャ、キャッキャッ。
複雑な動きばかりするから、
体をよーく伸ばす、デザキさん。
それを見つめる、ホシ。
2人の後姿は、まさに親と子。
遠くから2人の姿を眺めていると、
『こういう親子いるよなー』っと思えた。


意識がない人を岸まで引っ張ってきたら、
次は地上へ引き上げなきゃいけない。
ヤヒロさんは、自分の父親と同世代のデザキさんを担いだ。
最初は、間違っても水面に顔をつけないようにしていた。
ただ、何度かやっていくうちに、彼はふざけ始めていく(笑)。
デザキさんの顔を、水面スレスレにしたり、
わざと揺らしたり、彼は凄く楽しそうだ。
彼は、きっとワルイ子なのだ(笑)
そして、やられているデザキさんの顔・・・何とも言えない。

8月にダイビングを始め、
あっという間にレスキュー講習に入ったホシ。
念願だったので、彼は張り切っている。
何をしても、
『余裕ですね』、『全然平気です』の一点張り。
悔しかった僕は、
お昼ご飯を食べた後に、彼を泳がせまくった。
講習内容をやりつつも、
彼には人の3倍ほど泳がせた。
すると、彼は初めて気持ち悪くなったようだ。
ようやく、彼も他人の辛さを理解することができたようだ。
これだけでも、大収穫。
ホシ、ごめんね。


人は、ひーひー言っているのを笑いながら、見ているユカさん。
誰かのBCDに乗り、遊んでいる。
一応、講習なんですから見てくださいよ。
ほら、後ろでデザキさんが首をグイってやられてますよー。


そして、今回で100本を迎えたチヒロさん。
諸事情により、水中の写真が無いので地上でパシャリ。
これはこれで貴重ですよ。
おめでとう。

まるで親戚の旅行のようだった。
今回のレスキュー講習。
『大変だった』思い出よりも、
『よく笑った』思い出の方が多い気はする。
笑い過ぎて腹筋が・・・。
これはこれで良いレスキューでした。
ただ一つ・・・、

ヤヒロさんは、ワルイやつだ(笑)。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。