何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

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芸術の秋

 

芸術の秋にふさわしい。10月の伊豆半島

 

なんかいる

 

 

一年を通して海に浸かっているといっても、単調な日々の繰り返

しではない。

 

 

 

もちろん自然には四季があって、旬があって、その年の豊作不作

があるのももちろんのことながら、

ダイビング家業そのものにもシーズナリティがあるからだ。

 

 

 

5月のGWあたりから、ライセンスを取りたい人々でにぎわい始め、

真夏になると海水客とあいまみえて海は一番盛大に盛り上がる。

残暑を過ぎる頃にはその数を急速に減らし、海イコール夏、

夏イコール海、という過激派たちの姿が消える。

 

 

 

 

 

というわけで、平穏を取り戻した海にどっしりと腰をおろし、向かい合った10月。

 

まさに芸術の秋。

 

 

その結果がここにある。

 

 

オトヒメウミウシ!!! ミチヨミノウミウシとムラサキウミコチョウ byなかみー ぴかちゅー8mm

 

ミカドウミウシ幼体2mm モンハナシャコだぁー イサキも

 

きゃー 海底飛行 無数

 

クマドリカエルアンコウ byよねd イロカエルアンコウ  by  A・みなさん アオサハギ byかみぐち

 

イソバナカクレエビ わわわ トガリモエビ byかまd

 

ハクセンアカホシカクレエビ ウミウシカクレエビ byかまd クダヤギクモエビ

 

イソギンチャクカクレエビ byぱぱ うわー、なんてエビだろー??3mm   byかみぐち マルガザミ 広背筋キレてるよーっ

 

フタイロサンゴハゼ 対照ガラスアハゼ byかみぐち クマドリカエルアンコウ

 

10/1-2 田子ー大瀬崎ツアー

10/3 初島やぐらツアー

10/4 IOP初心者ツアー

10/9 井田初心者ツアー

10/10 初島ツアー

10/11 安良里(黄金崎)ツアー

10/12 IOP初心者ツアー

10/17 田子ツアー

10/18 田子ツアー

10/19 大瀬崎初心者ツアー

10/24 井田ツアー

10/29 雲見ツアー

10/31 伊東ツアー

 

ぼくが行った海の記録。

 

 

アマ日のフライト生とザイアン氏 やっぱり中古。12人乗ったら砕けそう 顔アップNGなんですって

 

名前、一文字が多かったねー プリウスαとハイエース2号 おれが一番長身

 

いい大人がそろいもそろって・・・ あんなに写真撮ったのに自分たちの写真忘れてた チカが強そう

 

DSCF7478 IMG_8095 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

集合写真を撮り忘れちゃった日もあって本当に残念・・・。

 

 

片手に甘海老で一杯のザイアン氏が、この充実した10月を

よく表現してくれているとおもいます。

 

 

 

 

最後は僕的今月MVPフォト。

 

「アカスジカクレエビ」  byかみぐち

 

ポリプ全開のソフトコーラル、透明のエビ・・・。

 

 

ファンタースティックっ。

 

 

アカスジカクレエビ byかみぐち

 

まさ

 

地元の甘味

 

2015/11/4・店

 

自由が丘産の柿

 

 

 

今朝。
トクトク。
店まで歩く。

 

 

 

店に飾られていた枯れてしまったままの苔をどうしようか悩みつつ、
いよいよ秋色に染まってきたイチョウの巨木を見上げつつ。

 

 

苔の代わりになるようなかわいい野草か何かないものだろーか・・・
住宅の間をトクトク。

 

 

 

ふとある邸宅の前に差し掛かった時、玄関先に見事に密集してい

る苔の群落が目に入る。
思わず歩を停め見入ってしまっていると、

路地をこちらに向かって歩いてくる初老の男性に「なんだぁーっ?」

と大声で尋ねられた。
どうやらこのお宅の主人らしい。

 

 

「怒られる」と思ったが訳を告げると思いがけずこのご主人から、

「この辺の人か?柿もってけ」と、邸宅の庭の奥まで案内され、

今、まさにもぎたての柿を5つも頂いてしまった。

 

 

 

早速お店で皮をむき、陽気と地元の気さくさにほだされ乍ら、

ぎっしりとつまった実の心地よい歯ごたえと旬の甘さを頬張る。

 

 

 

 

簡素な礼状をしたため、そのお宅のポストへ投函した帰りにも、

またもやその玄関先の立派な苔たちに目を奪われてみたりして。

 

 

 

 

まさ

ペア―ルックの提供でお送りします

 

10/30・店番から

 

 

ぺあーるっく

 

 

母さん、今ぼくは東京のダイビングショップで働いています。

 

 

すっかり秋めいてきたこちらでも、イチョウの葉が色づき始め、

道端に銀杏の実を落としています。

 

 

一緒に働いている人達も良い人ばかりで、そしてペアルックです。

 

 

 

僕はやはりペア―ルックは恥ずかしくて出来ないと思っています。

 

でもこの人達はワザとやってるわけではないのです。

ずっと一緒に働いているので似てきてしまうのだと感じています。

 

 

 

 

この照れくさそうにしている人たちと、今日も元気に仕事をしてきます。

 

 

それでは。

風邪などひかぬよう、ご自愛ください。

 

 

 

まさ

言い訳のまとめ・・・

 

秋刀魚の刺し身が始まった~9月ダイジェスト~

 

9月は秋刀魚刺しが始まった

 

 

 

ブログが滞るにはちゃんとしたワケがある。

 

 

 

それはね、

 

お店のパソコンからは人間の目を攻撃する悪い光線が出ていて、体を守るためには居眠りしてしまうのが一番だから。

 

 

 

 

 

 

まだあるよ。

 

地球の自転がどうも最近早くなってるらしいんだ。

みんなが寝てる間に地球の回転速度があがってすぐに朝が来てしまう。

1日が24時間なんて言うのは今やもう昔の話なんだって。

 

 

 

 

 

 

それからね、

 

ダイビングインストラクターは自然に精通してなければいけないから、

その対極にあるようなスマホとかパソコンとかにあんまり触れ合っては

いけないというしきたりがあるらしいんだ。

 

 

 

 

 

 

あとはね、

 

スタッフ全員の能力がそんなに高くはないらしいんだ。

それなのにいちいち思い入れが強くあるから、サクサクっとやっつけられないんだね。

で、結局追い詰められてダイジェストになってしまうんだ。

 

 

 

9/5井田。だれがいちばんまっちょかコンテスト 9/6伊東 こいのぼり 9/11井田 8人ともこの日のメンバーです

 

足5本 波勝碕の日常 船盛りにほころぶおーたにさん

 

マスターズ?マスターデキズ?? 雲見の光 2015923 (4)

 

9/14安良里 だらだらだらだらーっとねっ ナイトダイビングへ向かう俺チーム。見送るミカチーム ジュラシックパークみたいな崖

 

波勝碕の水中洞窟 仲良しの2人 色々ありましたけど・・・おめでとうっ。

 

秘境に潜入 ヒメイソギンチャクエビっ クリアクリーナーシュリンプっ

 

フリソデエビっ ホムラチュウコシオリエビっ byこさか やどかり

 

アカスジカクレエビ byこさか アカホシカクレエビ byみさこ ウミシダヤドリエビ byみさこ

 

ウミカラマツエビっ byりえ かわむら

 

 

 

9月5日は初心者ツアー。

 

ぼくのちゅうこくを聞かず、ウェイトを7kgもつけると言ってきかないゆりえは、

無重力のみんなをしり目に海底で腕立て伏せを繰り返していたし、

本物のラガーマン・シユウのマッチョボディにはみんなの視線が釘付けになっていた。

 

 

 

 

 

9月6日は伊東ツアー。

 

潮流を受けて泣きそうになるリエをよしよし慰めながら潜降して、

潮流の中でばーばぁと息を上げて泳ぐカズをスローダウンさせながら、

の、小エビ探し。(笑)

リエのもミサコさんのも良く撮れてて、使わせてっ貰ったよーっ。

 

 

 

 

 

9月11日は、ミカと井田へ。

コサカさんがカメラを手に入れたことで放っておかれることが多くなったイクちゃんがふてくされ、

そんな事とも知らずに写真に没頭する30代と40台と60代の男たち。

巨人軍は永久に不滅ですっ。そして、男は永久に子供ですっ。

そしてコサカさんのアカスジカクレエビ、ホムラチュウコシオリエビ見事ですっ。

カワキタさんのビールあおる姿、七福神級でした。

 

 

 

 

 

9月14日もミカと安良里ビーチ。

予定の潜水時間をゆうに超える1時間越えのダイビング2本・・・。

超難関のハナタツやら生まれたてのイロカエルアンコウを2匹、ウミテングノ子供etc・・・。

2本目では遠泳余儀なくされる水中ドームを攻めるも、帰りの遠泳でまさかのフィンずれ。

足の皮がむけてが痛いから、フィンを手に履き替えて泳いだ。潜りすぎで楽しかった。

 

 

 

 

 

9月19日~21日までは南伊豆を周った。

野生のサルたちをかきわけて船に乗り込んで断崖絶壁に沿ってダイビングポイントに向かう「波勝碕」。

ハンマーヘッドシャークの大群に思いを馳せたが、透明度5mの「神子元」でその思いははかなく散った。

洞窟とクエの名所「雲見」では超ド級のクエ1.5mに度肝すっぽ抜かれて放心。フリソデエビも前代未聞の観察のしやすさで・・・。

 

 

 

 

 

9月22日~23日まではアドバンスの講習で田子へ。

教えたことはやらないのに、教えてないことはやるという不思議レイヒさんに密着した2日間。

魚の群れに突撃しちゃ浮いていく・・・みんなが潜降していると一人浮いていく・・・を繰り返しやっとつかんだAOWの資格。

これからの継続の必要性が120%のギリギリ取得ですっ。(笑)

丘の上ではそんなレイヒさんの実話に何度も腹がよじれる程笑わされたなぁ。

 

 

 

 

 

9月24日は雲見へ。

今住んでいる福岡の実家からうちの沖縄ツアーに参加して、そのまま東京に遊びに戻ってきてこの日の雲見ツアーに組み込まれたゴンドーちゃんを連れて。

巨大クエを見てその迫力に二人顔を見合わせて笑ったよね。

お店に戻ってからもモエちゃんと3人、閉店までしょーもない話で盛り上がったよね。

 

 

 

 

 

9月26日は田子へ。

世の中を席巻してきた重鎮の方々のお供で。毎度ですがいろんなことが起こります。

ダイビングに関しては何もマスターしていないマスターズツアー。そう命名させていただきますっ。僭越ながら。

ディープスペシャリティコースで40mに行きたい!?

いやいやいやいやいやいや、嫌です、だめです、まだですっ、それだけは。  お諫め申し上げますーっ。

 

 

 

 

 

 

秋刀魚の刺身が始まった9月。

どこに行ってもアフターダイブの食材はきらり光ってて、海中は南の海から来た生物がずらり並んでいた。

 

 

毎日海とかプールとかお酒とか・・・に浸っていた。

 

さようなら充実していた僕の2015年の9月・・・。

 

ありがとうございました。

 

 

まさ

かつおぶし工場見学

 

2015/8/31・田子       透明度15m   水温26℃

 

重厚な技、年期が刻まれた道具・・・

 

 

昭和55年頃をピークに衰退していったカツオ漁。

当時40隻もの100トン超大型カツオ漁船を含む船団が港を埋め尽くし

カツオ漁に沸いていたこの田子に、今はその面影を見ることはできない。

 

漁の衰退はオイルショック以降の原油の高騰や近海でのカツオの減少など様々らしいが、

今は一隻のカツオ漁船も存在しない。

 

 

ダイビングを始めて16年。

なんとなく聞いたことがあるここの昔話も、ただのよく通うダイビングスポットの過去と

そんなに感情を動かされることはなかった・・・。

 

 

この日まで。

 

 

 

 

「あーここしってる。テレビで見て来たかったんだよねー。

京都の有名な料亭とかもほとんどここの鰹節を仕入れているらしいよ。

帰りに買いたい。寄れる?」

 

 

国道から右に折れて、田子港への急峻な下り坂に差し掛かるとすぐに、傾きかけたあばら家みたいな鰹節製造所があり、

その脇を通過しようとしたときに、同乗のねえさんがこんな事を云い出した。

 

 

「何?ここの鰹節ってそんなにすごいの?」
「ここでも直接買えるのも知らなかったし」

 

 

昔の名残とどちらかというと寂しい気持ちでその脇を16年間素通りしてきた・・・。

 

 

 

 

寄ってみた。ショックだった。いやーすごかった。

 

 

 

 

古い一つ一つのそこにある道具からの異様な重厚感。

地元の薪のみを使っての独特な製法を明治時代からいまも続けていることを後から知った。

 

 

 

 

この田子に残る、今は2軒になってしまった鰹節工場のひとつ。

カネサ鰹節商店。

ここを透かして見るとかつてのその名残や面影が強烈によみがえる。

 

 

 

 

ここは、300年前からカツオ漁で栄えた港町。

40件もの鰹節工場と40艘ものカツオ漁船が並んだかつてカツオ漁獲高日本一の場所。

カツオ漁船が帰港すると、人々が集まりカツオが親族や友人に配られ、加工所へといきわたっていく。

 

 

 

 

この地区の、沸き、笑い、豪気な、やさしい人々、風土。

 

 

 

 

それこそがまさにその頃の名残だったのだ。

 

いぶし行程

 

かねさ鰹節商店 海底洞窟へ潜入

 

大輪の金魚 祭壇

 

ねえさんの一言で田子の深層を見ることが出来たように思う。

この日がなければ、田子を浅いフォーカスのままで終えていたかもしれない。

 

 

みんなこの時買った鰹節食べたかな。

 

 

 

 

洞窟と群れと歴史と。

 

 

 

 

最後は近くの蕎麦屋さん”やぶ誠”にて、

ここの鰹節の出汁を取ったつゆでお蕎麦をすすって、湧き、笑い、人情を味わって。

 

 

 

 

 

 

まさ