2025/7/25-27・神津島 透明度10-25m 水温21-28℃

さー帆を張れーっ
出港ーっ
ま、帆なんてないんですけどね
竹芝桟橋am8:00
神津島行きのジェットフォイル船は
順調に僕らを乗せて東京湾を滑り出し
時速80㎞で竹芝-神津島を3時間で結ぶ
去年
寝坊して大遅刻しやがったマサシの事を思い出し
全員何事もなく平和に出航できたことに安堵する
さぁて、
あの時の不満がぶり返さぬよう
ワクワクに集中することにします
さー神津島ツアー始まるよーっ!!


島に着くなり絶景お出迎え
海に入れば漏れなくカメさんついてくる
一気に喧騒からの離脱で開放的になる

初っ端のダイビング中にイッ君やらかした
どうやらライトを落としたらしい
その現場に急行すると僕は思わず吹いてしまった
岩の隙間からオシャレな間接照明がっ
覗き込むと更に吹いてしまった
絶妙に腕が入らないサイズの穴の奥に
点灯したライトが上向きに立っている・・・
ダイビング歴27年の僕は
何もできない事を直ぐに悟った
この案件は
たまたま火バサミを持った人が通りかからない限り解決しない・・・
それにしても・・・
なんて美しい岩の隙間だろう
こんなオシャレな海底見た事ない・・・
失意のいっ君と

もうそんなこと忘れて
カモメに和むミカ
くよくよしたって仕方ないからね
島の温泉できれいさっぱり気持ち切り替えよう
後日チャンスがあれば(なかったんだけど笑)
火バサミ持ってあそこにまた潜ろう

アフターダイブは
海沿いの商店で買ったビールで乾杯しながら
島の温泉に行く
ミネラルの塊みたいなかけ流し源泉に浸かって
海を眺める
クーラーの効いたレストランで
風呂上がりの生ビールも海を眺めながら頂く♪
さー、2日目っ
チャーター船で2時間弱
大海原にちょこんと頭だけの岩礁地帯
「銭洲」を目指します
この航海がとにかく気持ちいい
船の上で大物との遭遇を信じるミカの目は
散歩に行くと分かった時の飼い犬のような眼をしてる
自分のキャップが飛ばされ海の藻屑と消えた時でさえ
笑っていた(怖っ)




激流
どこまでも見える青い潮
魚魚魚魚魚
マダラエイ・マダラトビエイ・コバンザメ・
ハンマーヘッドシャーク×10!!メジロザメっ
いつもの1.5倍速でタンクから空気が減っていくぅーっ

いっくん大ジャンプ
https://youtube.com/shorts/u8ivg6OPYHY?si=nNoos6G91Sa_Y_8S
こじまさん大技
https://youtube.com/shorts/RZy0Z4k79-A?feature=share
島のもう一つの見どころ
「赤崎遊歩道」
神津島の岩場に木道が組まれ
飛び込みを楽しんだり
海水浴したり
家族連れなど一日遊べるところ
三か所ある飛び込み台のうち
最難関で立ちすくむ若い男達を横目に
ポンポン飛び込む私達四十路組
近くの子供達からは畏れられ
すくんでいた若者から崇拝された
特にコジマさんの前宙返り飛び込みは圧巻だった
そうして神津島には夜が来る



寿美礼丸さんの夕食はとてもおいしい
塩加減が丁度良く、島の特産物金目鯛が美味いっ

満腹になった私達はぶらり近くの広場を目指す
そこには満天の星空が広がって
真っ暗な芝とコンクリの地べたに
多くの人々が寝そべっている
人工衛星のか細いけれど安定した光が
あちこちで星の合間を進み
大河となって天の川が流れ
流星の度にあちらこちらで歓声が上がる
無料で
ずーっと見てられる天体ショー
近くで
エチケットに欠けたおとーさんに
「ねぇお父さんオナラしないでっ」
という子供の怒号を帰宿の合図としたが
あれが無ければもっとあそこにいたかった

2泊3日の船旅は残念だけどすぐに終わる
だけど3時間でまたここに来れるから
ここは一旦引き下がろう
今回は神津島周りの水温と透明度が低くて
ちょっと不完全燃焼でしたよね
島周りで頑張ってくれた
ヌノちゃんの写真でマクロメをインに
その他タカベ・イサキ・ミギマキノ群れとか
ヒレナガカンパチ・ヒゲダイ・テングダイの
コラボとかも良かったよーっ







でもね、また来年
3時間で来れるから
神津島周りの
凄い地形とか
凄い群れとか
綺麗な生え物の周りの小さい生き物とか
会いにまたここに戻るでしょう

火バサミ持って入島せよっ

島名物バーガー
鼻にソース付けて
元祖「返し弱し」
アッキーでお別れです
それでは
さよならさよならさよなら~
まさ