何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

「夏休み」カテゴリーアーカイブ

若さと経験。

8月13日(木) 田子 透明度:5~18m 水温:17~23℃

 

 

今年はお盆休みも旅行を控えたり、
テレワークで陽に当たる機会が減ったり。
子どもたちの夏休みも短いことが多いそうです。

 

 

そんな一週間もない夏休みに、
中学生になり、寮生活で少し逞しくなったはず?の少年が、
潜りに来てくれました。

 

 

 

 

 

 

若いというのは素晴らしいことです。
半年のブランクを感じさせない中性浮力。

 

 

でも、安心してください。

 

 

経験というのも素晴らしいことです。
少年の何倍かの人生経験を経ていても100本以上潜れば見事な中性浮力(笑)

 

 

キンギョハナダイ群れ@田子ダイビング

 

 

そんな少年や、経験豊かな大人を迎え入れるかのように。
私たちの目の前を上から下へ、下から上へ大忙しの、
カンパチとイナダの群れ、孤高のヒラマサ。

 

 

ヒラマサ@田子ダイビング

 

 

カンパチ@田子ダイビング

 

 

透明度に水温に、
夏休みと言うには少し寒さがありましたが、
着々と賑やかになっていく水中。

 

 

そして、以前一緒に潜ったときよりも、
着々と上手くなっている少年。(あ、大人も。笑)

 

 

 

また、一緒に潜れる日を。

 

楽しみにしています。

 

 

 

それにしても、田子の桜の木の下に持参のエアマット。
昼寝はずるいなぁ(笑)

 

 

みか

ツヤツヤ、スベスベ

8月8日-10日 IOP、安良里、田子

透明度 2-15m 水温 17℃-22℃

 

 

 

長かった梅雨がやーっと明けた!

 

 

 

それと同時に容赦ない日差しが私の肌を襲い

アッと言う間に色を変えていくー。

 

 

 

3連休が終わってトイレの鏡に映った自分の顔に、

『 黒っ!』って今シーズン初めて思いました。。。

思わず二度見しました・・・

 

あのトイレが逆光だったからと思いたい。。。

 

 

 

 

そんなずっと天気の良かった3連休。

 

修善寺にある宿を拠点にその日その日良い海を求めて、

IOPと安良里と田子を

潜ってきました。

 

 

 

 

小さいー!

 

 

クロスジリュウグウ セトリュウグウウミウシ

 

 

フジナミウミウシ ソヨカゼイロ

 

 

 

やっぱり田子ではマクロが面白い!

上の写真ソヨカゼイロウミウシ初めて見ました。

 

 

 

安良里ではタイミングよくアオリイカの産卵も!

 

 

 

 

 

メスが卵を産んでるときには近くで見守っているオスがかっこいいんです!
見守っている感じ好きです。

 

 

 

 

 

 

潜り終わったらビールをグイっ!グイっ!グイっーーー!

 

 

ダイビングが楽しみなのか、

そのあとのビールの方が楽しみなのかわからないベテラン勢。(笑)

 

 

 

いい飲みっぷりです!

 

照りつける太陽の下で飲むビールはまた格別なんですよね!

 

 

大人のいい夏休みです。

 

ここから、運転がある私はかき氷で我慢・・・。

 

 

 

宿に着いても、まず飲み。

 

 

 

 

お泊りだから、宿についてものんびり温泉を満喫。

各々、マッサージやあかすりやサウナなど2時間たーっぷりと。

 

 

私は人生初あかすりしました!

 

これでピカピカの身体です!

もう色が黒いのはアカだなんて言わせない!(笑)

 

夏といえば、ビールとかき氷

 

外で飲むビールサイコー! パイタンラーメン

 

すっぽん鍋!

 

 

夜ご飯はすっぽん鍋まで用意してくださって、

マスターありがとうございます!

 

 

あかすりにすっぽんに私の肌がすべすべになった気がします!

 

 

 

 

すなお

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も夏休み?

8月30日(木) 安良里ビーチ 透明度:12~20m 水温:28度

 

安良里ビーチダイビング#平日ツアー
今日のベストポイント!

 

 

『久しぶりのダイビングだから、のんびり潜りたいです。』
今回のツアーの首謀者マルちゃんは2年ぶりの海。

 

西風だから穏やかなIOPにする?
でも、西伊豆は今、透明度が抜群なんですよー。

 

 

 

『イワシの群れが見たいー!』
夏休み最後の平日休みを取ってきてくれたカブちゃんは大物が好き。

 

西伊豆はちょっとざわついているけど、
イワシの群れにイナダとかカンパチがアタックしていましたよー。

 

 

 

『前回はIOPだったんだよね。ハゼが見たいなー。』
キクトモさんの意見を是が非でも尊重したい(笑)

 

え?そうなんですか??
じゃあ今日は西伊豆の安良里に行ってみます??

 

 

まるで誘導尋問のように、
西風で少しざわつく安良里へとセレナ君を走らせる。

 

でも。

 

ここが今日のベストポイントなのではないでしょうか?

 

 

青くて暖かい黒潮の恩恵をたっぷり受けた海。
包み込むようなイワシの群れにアタックするカンパチにイナダに・・・シイラ!
足元に目線を移せば私史上初めて見るヒメオニハゼにホタテツノハゼsp.!!

 

オオモンハタ#安良里ビーチダイビング

 

ホタテツノハゼSP#安良里ビーチダイビング ヒメオニハゼ#安良里ビーチダイビング

 

アオリイカ#安良里ビーチダイビング クロホシイシモチ#安良里ビーチダイビング

 

熱すぎる・・・。

 

あっという間に流れる時間を気づかせてくれるのは、
トイレに行きたいという欲求。
ダイコンを見ればもうすぐ60分超え・・・

 

上がりたくないー。
けど、上がらないと深刻ー。

 

ギリギリの葛藤を繰り広げた2ダイブ。
やっぱもう少し潜っていたかったなー。

 

お昼ご飯は2ヶ月ぶりの弥次喜多!
ここにもインストラクターの誘導があったとかなかったとか・・・。
あ、初心者ツアーのみんなもいたー!

 

弥次喜多#沼津ランチ#アフターダイブ
今日のベストポイント?笑

お付き合い頂きありがとうございました。
私も8月最後のツアー、しっかり夏休みを満喫できました!?笑

 

みか

いろいろお祝い。

8月13~14日(月・火) 田子 透明度:10~18m 水温:24~26℃

 

真冬のライセンス講習からみてきたウメちゃん、ミカちゃん。
試験と部活の合間を縫っては練習してきた大学生ダイバーの二人。

 

初めての海ではずっとフィンが水面から突き出ていたミカちゃんも、
綺麗な水平姿勢で泳げるようになりました。

 

パンパンになったドライスーツで水面に浮いていたウメちゃんも、
最近デビューしたウエットスーツで上手に中性浮力をとっていました。

 

アシストのDMアツシと真冬に汗をかき奮闘したのが嘘のように,
上手になっていた二人に驚かされた2日間。
たぶん真夏の今回の方が汗は少なかったはず。笑

 

西伊豆民宿#お泊りアドバンス講習

 

サザエさんのような食卓を囲って、そんな二人を見守ってくれたみんな、
色々あったけど(汗)ありがとうございました。。。

 

コンパスナビ#PADIアドバンス講習 アカカマスの群れ#田子白崎ダイビングツアー

 

ハチの幼魚#ナイトダイビング#アドバンス

 

ハナタツ#田子ダイビングツアー オトヒメエビ#ウツボ#水中写真

 

2日目の最後は念願の外海へ。
数えきれないイワシの群れに・・・目がチカチカしちゃいます。

 

イワシの大群#田子ボートダイビングツアー

 

 

ドリフトダイビング#フロート 地形#田子ボートダイビング

 

夏の伊豆の海#ボートダイビング

 

ケイ君のドリフトスペシャリティのフロートは無事成功したし。
イッセイさんはナイトダイビングでイカの捕獲に成功したし。笑
ついに・・・マナミが50本!!

 

PADIアドバンス講習#記念ダイビング

 

アドバンス取得といろいろ成功とマナミの50本記念を祝してっ
おめでとうっ

 

まだみんなが見たことないような海が、これからいっぱい待ってるからね。

 

あ、ウメちゃん。
真夜中のシーフードヌードル美味しかった〜
ありがとう!

 

みか

おそすぎちゃってどーしよう・・・

 

8月のダイジェスト

 

 

夏の海路

 

 

 

むかし・・・すこしだけあっつい季節があった・・・。

 

すこしだけ・・・そのむかしを振り返ってみる・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017/8/4・田子

8/4田子 紅一点っ。

 

8/4 ぱんかいーっ

 

 

 

日焼けするなら8月だっ。

車に乗り込むその直前まで、少しでも多くを露出していたい。

あとね、ビールを飲むなら8月だっ。

 

 

 

 

浅瀬へと移動していた田子の海の中で、突如ワラサの大群に囲まれた。

 

狩りの途中だったのだろうか。

ものすごい勢いでそれらは視界に飛び込こんできて、

何かを確認するかのようにぼくらの周りをぐるぐると回り始めた。

 

 

群れが去り、興奮顔を見合わせる僕ら。

 

 

ふと、ダイブコンピューターに目をやると、水深24mの深みに戻っていて・・・

そしてまた顔を見合わせる・・・。

 

 

 

 

一緒に映る、華奢なカッシー(略してキャシー)とその横のサスケはアドバンスの講習。

 

ワレカラというものすごくマニアックな海中の寄生生物を夏休みの自由研究の素材に選んでいて、

夏の繁忙期のぼくらをたじたじにさせていた。(笑)

 

 

 

ちなみに一番上のヒマワリの写真も、

みんなが寝ようとしている帰りの車を急停車し僕一人が降車し撮ってきたこの日のものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/5・伊東

8/5伊東  伊東のスタンダードな風景

 

 

いくばくかの無念を抱えてスタートしたこの日のツアー。

その理由は千葉の「西川名」に向かうはずが、海況の悪化に伴いそれが叶わなかったから。

 

 

 

代案に選んだ伊東。

 

 

 

野球でも代役が結果を残すチームは強い。

この日の伊東は、ぼくらからあっという間に主役を失った喪失感を忘れさせてくれた。

 

 

 

おびただしい魚の群れに囲まれて、火照った体がどんどん癒されていった。

 

 

 

潜った後に、花ごよみのマスターに旬のアオリイカを造ってもらった。

 

 

 

そしたらなぜか、

パパさんとオータニさんの顔はどんどん赤ら顔になっていった。

 

8/5 花季で頂いたアオリイカのお造り

 

8/5伊東 パパさんの顔が赤いのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/6・井田

8/6 井田 あつかった。とにかくセイワさんが生きづらそうだった

 

 

 

ご覧の通り、夏真っ盛り。

アドバンス講習担当のスナオが変なことしないか気になりつつ、

僕のほうはベテラン勢と一緒に深場へ直行。

 

水深32mから徐々に水深を上げてハクセンアカホシカクレエビやミジンベニハゼを狙う。

 

 

 

きれいな青色の空きビンに巣を作ったミジンベニハゼの黄色はとても映える。

 

夢中になってシャッターを切るが、深さ故アッという間に体内残留窒素は飽和点へ近づいてしまう。

 

 

 

 

その窒素の影響か・・・

なぜだか無性にフィンを脱ぎたくなったぼくは、裸足で海底を駆け上がってみたりした。

 

 

 

多分この光景をスナオが目撃したら・・・

変だ・・・と心配しただろうと推測する・・・。

 

8/6 井田に現れた忍びのもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/11・城ヶ島

8/11  お店にて

 

 

お盆に入る。

 

案の定、第三京浜も東名もそこを埋め尽くす車両で身動きが取れなかったらしい。

 

三浦半島方面は渋滞無し。ノーストレス。

城ヶ島のボートポイントとビーチポイントに分かれてそれぞれが潜り、

三崎港で水揚げされたマグロを食べて帰ってきた。

 

 

やお夫婦がアドバンス認定。やりましたっ。

 

 

 

全てが順調だと思っていた僕は、

まさか自分の履いている海パンが若い女の子たちを引かせていたことをつゆ知らず、ご機嫌だったのです。

 

短すぎる、キモイ、、、等々。

 

だって普通に売ってる海パンはいてるだけなのに・・・。

 

 

 

それを履く人間によっては、身に着けちゃいけない海パンも普通に売られている・・・

ということを学んだ一日でもありました・・・。

 

8/11 城ヶ島 待ちに待ったマグロ三種盛りをほおばるっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/14・江の浦

8/14  奥おじさんの群れ。もりあがりました。(笑)

 

 

 

みな初心者なのだが、別に意図したわけでなくミカは若い子たちを担当。

 

ぼくの担当はみな僕より年上、ゆえに40を超えてるということになる。

 

 

 

 

海の中、ぼくらより少しだけ先に進んでいたミカチームが、

水中の沈むオブジェ(ドラえもん型の石)の前で泳ぎを止めている。

どうせつまらないジョークでもかましているのだろうと近づくと、

割と真面目に中性浮力の練習をしていた。

 

 

 

 

一生懸命練習するその若い子たちに「おじさんの群れが通ります」とスレートに書いて見せる。

もうもうと砂煙を上げながら、

それさえ気にせず目の前の魚を夢中で追う40オーバーの群れが差し掛かる。

 

 

 

夢中ではしゃぐのは、何も若い子たちばかりではない。

 

 

そして夢中になってはしゃいだ場合、

かなりの確率でおじさんたちの方が可愛いことが多い。と、ぼくは自負している。

 

 

 

 

 

運ばれてきたご飯に喜ぶ若者と、

 

無事にビールにありつけた喜びをかみしめるアダルトと、

 

 

 

 

あなたにもそのコントラストがくっきりと見えるはず。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/19-20・田子

8/20 田子の海中でイサキに囲まれた

 

 

 

夏の夜空にごうごうと炸裂する日本の美「花火」

船の上からそれを見ると海面にも映るから、単純計算だと二倍きれいということになる。

 

 

それに加えて、おいしいつまみと良いお酒がある。

こうなってくるともうその良さは2乗になったり3乗になったり、もう計算などできない。

 

 

ゆっくりと揺られながら大輪の花火を見上げるついでに良酒をぐびり。

 

 

真上に上がる花火の轟音と、それがやんだ時の静けさのなかに、船に当たる波の音がちゃぷり。

 

 

そよぐ海の風に乗って、夏の記憶を強烈にする煙硝の香りがふわり。

 

 

 

はかなくも強烈なたのしい思い出を残し、あっという間の2日間・・・。

 

 

 

時間よもう少しゆっくり行ってくれ、何度もそう思った。

 

8/19土肥の花火を船上から観賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/21・田子

8/21 田子の群れは今年もすごかった

 

 

沖合の「沖の浮島根」の根頭。

水深11mの世界はいつもこんな感じだった。

 

ぐわわーっとあっちから来たと思えば、がばばーっとこっちから、下からもどばばーっとくる。

 

 

 

 

 

 

何十年も前に海外で潜っていたが、ほぼ記憶は皆無。伊豆に潜るのも初めて。

という方々をご紹介いただき、

「この日いかんによっては今後のダイビングライフに影響出るよ」

とプレッシャーをかけられて向かった田子。(笑)

 

 

一本目はものすごく浅いところで慣らし、二本目思い切って外海にお連れした。

 

 

 

 

 

 

どうですかっ??

これが僕の力・・・もとい、伊豆の海のすばらしさっ。

 

8/21  田子の鉄管でかっこつけるフルキさんと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/24-25・大瀬崎

8/24-25 大瀬崎 休み時間も海へ(笑)

 

 

お泊りの海洋実習の初日、

2本のダイビングの合間にシュノーケリングにいそしもうという魂胆のみなさん。

 

とそれをお連れするきゃしー。

 

 

この日の海は優しく穏やかにぼくらを迎えてくれて、

終始和やかにライセンス取得に向けた特訓ができたように思う。

 

 

 

ぼくが担当したのは小学四年生を連れた母子だ。

 

何でも自分でやってみたい年ごろで、でも出来ないとすぐに放り出す。

 

でもそれを克服した時の表情はぱぁっと明るくなって、

その顔見たさに大人も必死に励まし、見守り、あの手この手。

 

 

 

 

 

立派にできてたよナオ。

 

 

疲れ切ってお母さんにぐっすりともたれている姿も完璧だったよ。

 

 

 

 

 

やりとげて、ダイビングライセンスを自分で勝ち取ったナオには確実に応援団一人増えてます。

 

 

 

フィンキックしろナオ!

ちがう・・・。はばたけナオっ。

 

8/24-25  小学4年のナオも一人前のダイバーに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/26・IOP

8/26 IOPの帰りは花季でランチ

 

 

スイフトというコンパクトカーを1台借りてそのスポーティーな走りを体感しつつIOPへ。

 

 

 

そのせいでしょうか・・・

 

ぼくもスポーツモードにシフトしちゃったみたい・・・

 

 

 

そんなに泳がないって言ったのに、2本目、結局気づいたら2の根まで・・・。

あれはきっとスイフトのせいだと思います。

 

 

 

 

2本ともロングスイムなのに、結局エキジット場所のミナミハコフグの幼魚と、

南方種のヌノサラシが一番熱かったっ。

 

 

 

ということでごめんなさいー。

話してたことほとんどウソになってしまいましたっ。

 

8/26IOP ヌノサラシ。配色あんま良くない、ね、塩月さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/27・田子

8/27 田子船上 ノムラより黒いナガハラちゃん

 

 

キャシーもたまーにたまたまいい仕事をする時がたまーにたまたまある。

 

この日の数日前にフタイロハナゴイという南方の綺麗なハナダイを見つけたというのだ。

普段伊豆では見れない種。

 

グッジョブ。見たい。

 

 

 

 

ミカにその場所を確認すると、「あぁそれなら私知ってますよ」という。

「あ、ほんと。よかったー」とぼくはそう返した。

 

 

よし、ついて行けば大丈夫とそこで話を終えてしまったのがいけなかった。

 

相手はミカ、もっと入念にディティールまで打ち合わせをしとくべきだったのだ。

 

 

 

 

 

ミカチームに少し遅れること潜降していくと、フタイロハナゴイ方面にミカチームの姿はなく、

自力であてずっぽうに探すも発見出来ない。

 

あてにしていたミカも、待てどくらせど来ない。

 

 

・・・。

 

 

 

さっきのあの会話の後で、よく別ルートを選択できるものだとつくづく感心する。

ふつーくるだろーこっち・・・

 

 

 

うなだれて浮上した。

 

 

 

写真はみたっちが撮った意図せざる一コマ。

 

 

 

おそらく2匹はひそひそと、ミカへの悪口でも言っているのではあるまいか?

 

いやまず間違いないだろう。

 

8/27 ミカちゃんてさー、ひそひそひそ byみた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/31・田子

8/31 田子の船上。このあと海中は戦場(笑)

 

 

 

この日の朝、珍事が起こる。

本人の強い希望もあり口外することは出来ないが、その珍事でこの日のツアー行きを断念した人がいた。

 

 

という訳で、若い女の子たちにポツンとおじさん一人投げ込まれたような構図。

 

ミカはこの日お休みで、車に空きがあるのをこっそり狙っていたようで、いそいそとついてきた。

 

 

 

 

さて水中はというと、ちょいとウネリがあるようだ。

 

 

洞窟に入りたいとお願いすると船長さんは心配そうな表情を浮かべていたが、

無茶は勿論しないので・・という約束で入れてもらった。

 

 

 

 

平日でしかもウネリもあって、僕ら以外には誰もこの日入った形跡はなし。

 

物凄い数のハタンポの群れと、

ものすごい数のイセエビ達が僕らの侵入に度肝を抜かれて慌てて逃げ惑う。

 

全く人の侵入を予期してなかったのだろう。その数、量、動きが凄かった。

 

 

 

 

 

そして狭い洞窟で僕らもわーきゃーうねりにに揉まれながら・・・(笑)。

 

 

 

 

 

若い君たちに言っておこう。

 

そう。これが海なのだ。

 

 

ごらん、

こんなに小さなウミウシ達もうねりをものともせずに、

種の保存という営みを粛々と進めている。

 

 

 

たくましく。

 

8/31田子洞窟のキャラメルウミウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みじかかったね。8月。

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

まさ