何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2020.10.24 平沢 透視度5~7m 水温23.4℃
裸の大将
すっかり、寒くなった。
ドライスーツで快適に潜れる日が続いている今日この頃。
ホシはまだウェットスーツ。
この日は地上に上がるなり、寒くて日向ぼっこ。
皆はドライスーツでぬくぬくとしているのに、ホシはウェット。
早く自分のドライスーツ届くと良いね(笑)

彼を見ていると、3年前の僕を思い出します。
僕も始めた当初は、ウェットスーツしか持っていなく、
11月末までずっとウェットスーツでした。
『自分暑がりですから。』
そう豪語し、決してドライスーツを着ようしていませんでした。
7月上旬にライセンスを取得したボクは、
8月、9月とウェットスーツで快適に潜っていました。

ひょんなことから、9月中ごろ本栖湖ツアーに参加することに。
皆がドライスーツを持っているのにも関わらず、僕はウェット。
『玉ちゃんなら大丈夫だよ。』とミカさんがニコニコしながら、
言うもんだから、信じてついていくと・・・水温11℃。
当時殺意がわいたのを、今でも覚えています。
寒いのは、つらい。

ホシは今、3年前の僕のような状態。
ほら、周りを見てごらん。
ミヤコシさんだって、サキさんだって、
ドライが初のリマちゃんだって・・・快適そう。
誰もさむがってないよ。

ホシ!!
強がりは、ダメよ。
自分が、寒くなるだけだから。
ゆきや
2020.9.20 江の浦 透視度8m 水温25.8℃
『明日は海だから、お酒は控えめにしよう。』
どんなにそう思っていても、
飲み始めたら、なかなか止まらない。
『もう一杯くらい平気だろう。』
黄金色に輝く液体の入ったグラスを空にする度に、
毎回そう思い、いつの間にか心地良い世界に。
そして、気づけば心地よい世界は通りこし、
辛い辛い朝が幕を開ける。

さぞ、辛かったことでしょう。
お店に来るなり、
片手に持っていた『ヘパリーゼ』と書かれた空き瓶を机に置く。
顔色も良くない。
彼女は車へ乗るなり、深い眠りへと就いた。

一本目を潜り終えても、彼女は少し辛そう。
ただ、その姿を見ていた他の人はなんだか楽しそう。
『水中で吐いたんですか?(笑)』
『どうでしたか?(笑)』
具合悪そうな人の姿を見て、
笑えるのは二日酔いの時だけでしょうね。
『ち、ちかいよー』
2本目は、ほぼ僕に連れられながらの水中散歩。
体験ダイビングをやっている気分でしたね。
陸上に上がれば、ようやく回復。
05㎜サイズ
流石にビールは飲めなかったみたいですが、
美味しい蕎麦を二人前食べていた。
周りにいた人は、
少し疲れた体にビールと梅酒を流し込む。
『・・・・おいしそう。』
僕もついついノンアルコールビールを頼う。
これがまた、さつま揚げと相性が良くて、
あっという間にグラスは空に。
アルコールがあれば、なお良し
彼女は、この日さぞ辛かったことでしょうね。
でも、辛くても2本ちゃんと潜れた。
こうやって、苦難を乗り越えて逞しくなるんですね。
僕は、あまり体験したくないけどね・・・、
ゆきや
6月28日(日) 大瀬崎 透明度:5~8m 水温:22℃
久々に朝から本気の豪雨。
梅雨前線で時化た伊豆の海。
でも大丈夫。
こんな日も大瀬崎の海は穏やかに、
リフレッシュのみんなを迎えてくれました。
そう、穏やかではあったのですが。
大雨でどこか崩れたのか、まっ茶色の水が流れ込んできた湾内。
視界不良が心配・・・と思いつつ潜降してみる。
どこかで見たことある光景。
なんだ、これはー!
表層の茶色い層と、その下にある綺麗な青い水。
まるで、まるで・・・
いつだか写真で見た、硫黄島の水中のようではないか!
(硫黄島では温泉と海水が反応して、
海の中に不思議なグラデーションが生まれるそうです。)
透明度の心配から、一気に楽しくなってくる。
めったに見れない光景ですよ。
硫黄島みたいですね。
魚でもない、地形でもない、
ただ、『水』を指差してあーだこーだと紹介するガイド。
お付き合い頂きありがとうございました(笑)
あ、ちゃんと魚も紹介していますからね。
冬、越しました。
みか
2020.03.20(金) 江之浦 水温15.8℃ 透視度12m~15m
ダイビングの後は、美味しいご飯をいっぱい食べたい。
僕は常々そう思っている。
ガツガツと食べ、お腹をいっぱいにする。
もちろん、今まで残したことはない。
今日もお昼は何にしようか、潜りながら考えていた。
海鮮丼と蕎麦にしようか、
はたまたカレーとナンにしようか。
悩みどころ。

クルクル回って気持ち悪くなった人や、
中性浮力をマスターしようと励む人、
そして初めて自らの力で水中を泳ぐ人。
『江の浦にマンボウが出た!!』と言うのを聞きつけた僕らは
初心者ツアーだということを忘れ、ただただ探し続けた。
結果は言わずもがな。


待ちに待った食事の時間。
今日はカレーとナンにすることに。
僕はマサさんおススメの『シーフードカレー』にすることに。
行く度に『ここはシーフードカレーが一番いい』
と言われていた。

んー、美味しそう。
口にすると、カレーから
『僕はカニです。』
『私はエビよ。』
『おいらは貝だよ。』
とそれぞれの主張が激しい。
こんなにも魚介たちの存在感が凄いなんて。
遂にバターチキンカレーがなくなったがいて
僕のが余っていたため、ちょっとお裾分け。
『これスゴイですね・・・。私2口で十分です。
・・・・・・・よくここまで食べましたね。』
この言葉で、僕一人がおかしいじゃないんだってことに
初めて気づいた。どーりで手が進まないわけだ。
こうして僕は初めてご飯を残すことに。
店に帰ってから、クレーム気味にマサさんに伝えると、
『それはおかしい。あれは誰が食べても旨いって感じるぞ。』
ここでようやく今日のが変だったことに気づいた。

『美味しくなかったことより、
残したことの方が引きずってるでしょ(笑)』
こんな一言を。
お察しの通りでございます。
食べきることに美学があった僕は、
しばらく引きずっていました。
おたま
2020.1.24(金) 大瀬崎 透視度12m 水温17℃
朝、6時16分。
店の固定電話から着信のメロディーが鳴り響く。
その時に来ていなかったのは、マチコさん、ただ一人。
まあ、そういうことでしょう。
だいたいの予想はつく。
この時期は、どうしても暖かい布団の中から出にくいもの。
僕も休みの日はそんな感じになります。
今日は平日ということもあり、どうにかこうにか合流でき、
海へと向かったのであった。
思い返せば、僕もお客さん時代そういうのことがありましたね。
理由は全く違いますけどね・・・。
何度ミカさんに怒られたことか。
お酒の飲みすぎは気を付けないとですね。

月に一度ダイビングをする。
このリズムをしっかり守り、コツコツ潜る事12回。
ようやく中性浮力の基礎的なことが、出来つつあるミナミさん。
始めた当初は、なかなか中性浮力、
そして耳抜きに苦戦していたのを僕は覚えている。
ようやくここまで来た。
『こういう所で潜りたい』 『この生き物が見たい』
そういった願望もすでに出来ている。
水中での振る舞いは、最初とは見違えるように。
褒めることはたくさんある。
今が次へ進む時。
僕はそう思う。



それなのに、
どうしてそんなに心配するんですか。
認めて下さい。
ほら、マチコさんだって絶賛してるんです。
次のAOW、きっと大丈夫。
すぐには完璧に出来ないかもしれない。
次に潜る頃には忘れてしまうのかもしれない。
それでも、
『今日で器材のセッティングを完璧にする。』
そういう目標を常に掲げ行動しているのだから、
いつの日かきっと最高のダイバーになれる日が
来るんじゃないですかね。
それが、明日なのか。
それと1か月後なのか、
はたまた1年後なのか、それは誰にもわからない。
焦らずにいきましょう。


そんなことを話しながら、
寒空の下ドライスーツを着て、湯船につかる。
ゆったりと、まったりとしたそんな1日。

ゆっくりしたっていい、
まったりしたって良い、
でもねマチコさん。
そこでフィンを履いたら、どうやってこっちまで来るんですか。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。