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それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「レンテンヤッコ」カテゴリーアーカイブ

ワイドな海で、狙うはマクロ。

 

台風明けでちょうど海が落ち着いた海の日の3連休初日。

のんびり3人でIOPへ!

 

 

7月19日 IOP  水温26度 透明度15m

 

リクエストは『ベストマクロ』もいかんせんクローズ明けで生物情報は皆無。

こんなときは、台風が連れてきてくれたであろう南方系を狙って出たとこ勝負!

 

そしてどうせ勝負するなら、混雑予想の手前エリアは避けて、行っちゃいますか、ブリマチまで!

 

 

ということでベストマクロ狙いで、ワイド派垂涎のポイント『ブリマチ』までひと泳ぎしてきました笑

 

青い海を泳いで

 

ブリマチに向かう道中は

 

意外と少ないけど最近はよく見かけるようになった30㎝クラスのイシガキダイや

 

岩の隙間でスズメダイの幼魚と混泳していた猫目のササスズメダイなどにカメラを向けながら。

 

 

 

ただ、15m以上見える青い海。

 

表層にはソウダガツオが高速で泳いでいたり

 

夏らしいタカベの群れがいたり、

 

こういうところにいたりするんだよな と岩の隙間にカメがいないかのぞき込む自分がいたり笑

 

 

 

そんな感じでいろいろ見ていくと意外と近く感じるブリマチ。

 

着いて深度を落としていきながら、

 

こういうがれ場の斜面といえば と目を凝らしていくと・・・

 

いたー!!!

 

 

動きもかわいいハタタテハゼ

 

人気の南方種の代表格、ハタタテハゼ!

 

ちょっと寄り方が難しいのと体勢は苦しいけど、

斜面の上から撮るとこんな風に背景が青く抜けて映えるのでおすすめ。

 

そしてその近くでちょろちょろしているジャパニーズエンゼルフィッシュといえば・・・

 

英名Japanese Angelfish

 

とーっても美しいレンテンヤッコ!

いまはもう日本固有種じゃないらしいけど、そんなの関係ないくらいの色鮮やかな斑点とグラデーションがきれいなおさかな。

珍しい魚じゃないけど、見かけるとつい紹介しちゃう子です。

 

 

ほかにもちょっとした砂だまりに極小のアカハチハゼがいたり、

やっぱりブリマチはマクロも面白いなと感じながら

目線を水底からふと前に上げたら・・・

 

ぬーん

 

眼前1mにコブダイ。笑

 

しかもこのあともう1匹さらにでかいのが合流。

 

そして遠目には丸々太ったでっかいクエも。

 

う~ん、やっぱりワイドポイントかも笑

 

 

上がってきたら思いのほか空いていたので、2本目はいつもの一の根周辺から浅場狙い。

 

こっちにはまだ南方系は少なめだったので、

岩の隙間やソフトコーラルをのぞき込んで色々見てきました!

 

被写体と対峙中
岩の隙間にベンケイハゼ
こっちの隙間にはコシオリエビの仲間
こっちの隙間にはノコギリヨウジ 抱卵してる!
砂とゴロタの際にはセホシサンカクハゼ
ナガサキスズメの幼魚 伊豆の夏!

 

そういえば、2本目に行く前に気づいたことが。

 

ぱっと見、100人程度はいたであろうIOPで、ドライスーツを着ているのは浩子さんと宇佐美ちゃんだけ。

 

あと他みーんなウエット笑

 

夏のIOPでわたしたちだけドライ笑

 

今思えば真夏のドライでブリマチまでのロングスイム、お疲れさまでした笑

 

 

りゅー

自然の摂理に、手のひら返し。

6月26日(日) IOP 水温17~21度 透明度5~20m

 

 

 

青空に緑の芝生、リゾートを思い出させるヤシの木。

 

梅雨明け直前とはいえ、伊豆にも夏の訪れを感じさせる陸上の一枚。

 

 

 

こちらは、伊豆海洋公園(通称IOP)の水深22mでの1枚。

写真上部がうっすら白濁して見えるのは、ちょうどここが水温の境目。

 

上:暖かいけど、濁り強め

下:キンキンに冷えてるけど、すっこーーんと抜けてる。

 

そしてみんなの視線の先には、冷水とともにやってきたサカタザメ。

まさに初夏の水中を表した1枚。

 

 

見れた生物も

 

カラフルなレンテンヤッコのちびちゃんに、

頭のメタリックブルーが鮮やかなアマミスズメの幼魚、

海藻に紛れるカミソリウオ

 

と、今シーズンお初のラインナップ。

 

南の魚たちも続々と伊豆に到着し、生物層からも夏の訪れを感じさせます。

 

 

ただ近年は温暖化の影響からか、

伊豆の生物層も大きく変わってきており、

南の生物が幅を利かせるように。。

 

 

この日も見たアマミスズメの幼魚なんて、

5年前は1匹出たら「おおーっ!」ってなってたのに、

いまや夏の定番種。

 

 

 

「なんだかなぁ・・・」なんて思いながら、

エキジット口の方へ泳いでくると、

目の前の岩の隙間から、小さなカメがぴゅーん!

 

 

これも温暖化の恩恵か?

昔より圧倒的に増えた印象のあるアオウミガメ。

 

 

このときばかりは「ありがたや~~」と嬉しさ100%で追走。

 

 

ただ前述のとおり、浅場はニゴニゴ。

誰のカメラにも収まることなく、カメは視界から去っていきましたとさ(笑)

 

 

りゅう