2025/05/23~25 羅臼 透明度:6~10m 水温:6℃
初めて通った知床峠。
残雪残るなか、新緑溢れる山肌。
見たことない景色に、車を停めました。

昨年のことでした。
冬休み、春(4月)に取りたいです・・・
忙しくなる時期に、
無理言って取った冬休み。
北海道は、羅臼に潜りたい。
でも、雪深い季節の運転は困難。
雪解けを狙った春、でした。
あの時潜った海がとっても楽しくて、
随分テンション高めにお誘いしましたね、
2024年5月に私に会ってしまったユカさん、ハナコさん(笑)
あれから1年。
ようやく実現した北海道は知床半島。
春の羅臼ツアー。

流氷ツアーと同じ空港。
見慣れたはずの女満別空港に白い雪はなく。
伊豆よりも少し遅めに芽吹いた新緑。
今年の流氷ツアーご参加のせっちゃんとハナコさん、
あの真っ白な雪に覆われた世界からわずか3ヶ月。
鮮やかな草木溢れる北海道はいかがですか?
私だって、マサさんだって、
この季節のメルヘンの丘は見たことないです。
もちろん、流氷ツアーをこよなく愛するマサシさんだって。
そこにいないはずのマサシさん。
しかし、あらゆる景色を見ては、
マサシさんならこういう、
マサシさんはまだ見たことがない、
マサシさんは・・・
マサシさんの北海道(流氷?)愛、
みんなに知られていましたね。笑



道中、マサシさんの見たことない景色は、マスト。
キツネを見つけては、狭い農道をUターン。
ワシっぽいシルエットを見つけては双眼鏡構えて停車。
なかなか到着しない私たちに、
現地サービスの皆様はやきもきしていたことでしょう。

でも、安心してください。
濃霧と雪に覆われた知床峠を越えた先。
私たちの本当の目的地は、ここ。

顔をつければ最大3mになる羅臼昆布の森。
そこに舞うは、大量の(!)天使クリオネ。
慣れないアイスダイブ装備、低水温に緊張でした。
でも、思いがけず穏やかで温かい羅臼の海。
なんて恵まれたスタートだったのでしょうか。

エキジットした私たち、
騒がしく(迷惑そうに)歓待するカモメさんたち。
目と鼻の先には国後島。
得も言われぬ景色でした。。。
初日の1本目を無事クリアした皆さん。
待っていたのは、ご褒美でしかないお夕飯でしたね。

テーブルに並ぶ豪華料理に舌鼓とくれば、
冷酒の徳利は傾き続け、供給間に合わず。
胃袋ははちきれんばかりにふくらんで、
体は鍋とお酒パワーで中からポッカポカ。
ハナコさんのカニへの集中度はふりきり、
満腹を抱えたユウカさんは立膝で小休止。
何に笑ったのかは覚えていないけど。
あっという間に流れる至福の時でした。
夜のお散歩で腹ごなししたら、
ひとり部屋を満喫する(はずだった)
オータニさんのお部屋に集合っ。
満腹なのにつまみにお菓子に、ずらり。
賑やかな机囲んでまた笑って飲んで。
眠りたくない、けど、明日の海に備えて。。。

昨日慣らしたのに、今日がラスト。
羅臼の海を楽しみましょう。






図鑑に北海の魚を飾るべくカメラを構えるせっちゃん。
水中で結び昆布作っちゃう面白すぎるユウカさん。
ミズダコに誰よりも興奮してたであろうマサさん(笑)
見た事ない生き物だらけの北海道の海。
全てが目新しくって、何よりも、
ほどよく目に優しいサイズ感が好評でした(笑)
そして、2日目は現地ガイドの関さんよりご提案が。
普段はいかない特別なポイント。
ホタテポイントへ!?

砂地のあっちこっちに現れたホタテ貝。
天敵のヒトデから逃げる子、
なんの意味があるのかパタパタ泳ぐ子。
夏から秋にかけ、ホタテは増え続け、
2重3重に重なり水底は覆われ、見えなくなるそうです。
まだ数は少な目でしたが、羅臼でしか見れない光景。
こんな貴重な景色を、ありがとうございました!
そしてこの素敵な海で、
シバさん、ユウカさんご夫婦が100本記念。

羅臼ツアーに二つ返事で参加してくれた、シバさん。
参加決めたからって報告を受けた(笑)ユウカさん。
これからもお二人の食指の動く海へ!お連れしますからね。
短い羅臼時間。
海だけじゃなく、もちろん陸まで。
余すとこなく満喫しましょう。
5時起きで、早朝風呂だって入ります。

羅臼遊びに行ってきます!って言ったら、
『熊の湯っていう温泉があって〜』と、
20年前のバイク羅臼旅の情報くれたオータニさん。
壁も洗い場もなく、
川と山を望む超開放的な熊の湯は、
変らず町民憩いの湯でしたね。
早朝は熱湯に近いことを除けば(笑)
胃袋に隙間ができれば、
北海の海の幸、食って呑んで。


シャチ探しに行って。

ニアミスして・・・。
悔しいからサイズ感だけでも!!笑

ダイビング界のパイオニアであり
写真家である関さんのお宅お邪魔して。
鑑賞会&ちゃっかりお買い物(笑)


みんなのやりたいこと詰め込むはずが、
私の好みがめっちゃ盛り込まれたり(笑)

最後はみんなで煙にまみれてジンギスカン!

私たちが、女満別空港で、
一番幸せな香りに包まれた集団だったはず。
(周囲の皆さまスンマセン)
春にむりくりとった冬休みから、
本当に、実現した羅臼ツアー。
憧れの新緑の北海道。
特別な装備も、練習も、必要だけど。
面白そうだし行ってみよっかなって。
楽しいってゴリ推しうるさいから行こっかなって。笑
ご参加いただいた皆様、
本当に、ありがとうございました!!