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「ジャパピグ」カテゴリーアーカイブ

いずれ、あなたもこちらの世界に

 

 

2021.1.4            大瀬崎     透視度12m 水温17.2℃

2021.1.5 伊豆海洋公園 透視度20m 水温16.8℃

 

 

 

 

 

 

チューサにとって、

小っちゃい生物は大抵ゴミ扱い。

 

 

 

 

どんなに珍しくたって、関係ない。

 

 

 

小さい物は、ほぼほぼゴミ。

 

 

 

 

 

 

 

わずか3mmほど

 

 

 

 

 

 

 

 

年明け早々、

大瀬崎にジャパニーズピグミーシ―ホースが出没していた。

 

通称ジャパピグ。

 

 

 

 

 

シーホースとは、タツノオトシゴのこと。

ピグミーとは小人という意味。

 

 

 

 

 

 

 

ピグミーシーホースは

名前の通り、極小のタツノオトシゴで、

世界各地で観察されていた。

 

もちろん、日本でも。

 

 

 

 

ただ、このジャパピグに限っては、

日本でしか観察出来ない。とてもレアな生物。

 

 

 

 

主に八丈島で見れることから、和名は『ハチジョウタツ』。

 

 

伊豆では、そうそう見れないこの生物は、

どこかで観察できる情報が入れば、人が自然と集まる。

 

 

僕は、一度も見たことはない。

 

 

 

 

 

 

そんな生物を、

ミサコさんと僕は探さずにはいられなかった。

 

 

 

 

 

コマチコシオリエビ フジタウミウシ属の1種の7ウミシダヤドリエビ

 

 

カミソリウオ

 

 

 

 

 

 

 

 

見当たらない。

 

2本費やしても、全然見つからない。

 

 

 

 

 

 

 

クロホシイシモチ

 

 

 

 

 

 

 

 

奇跡を願って、捜索に行った3本目。

 

 

 

 

 

 

 

先客がいた。

 

何かパシャパシャと写真を撮っている。

 

『これは、絶対いる。』

 

 

 

 

しばらく待ち、取り終えた様子。

 

 

さー、僕たちの番だ。

すぐさま、その人がいた場所に身体をねじ込み、

探し始める。

 

だいたいこの辺を見てた、行けるはず!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んんっ?どこー??

 

いなくない???

 

 

 

じゃあ、あの人は何を長々と撮っていたの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐさま、その人の方に行き、僕は書いた。

 

『居場所、教えてもらっても良いですか??』

 

 

 

 

やれやれとした様子。でも、教えてくれるようだ。

 

その人が指を差す。

 

 

 

 

えっ、どこ?

全然分かりませんよ。

 

 

 

 

あー!!えーーー!!?これっ???

 

 

 

 

 

 

 

 

ペン先と大差なし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々な生物を見てきたミサコさんと僕も、これには驚き。

 

ごめん、チューサ、これはゴミだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこはずるくないー??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイド好きのチューサからすると、

2日目のIOPの方が、好みかもね。

 

 

 

 

とはいっても、やはり小さい生物探しちゃうね。

 

 

 

 

 

でも、昨日のとは、少し違う。

 

 

 

 

 

 

 

ミノカサゴの赤ちゃん withフタイロハナゴイ ご対面

 

 

 

 

 

チビ助

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがのチューサも、

このイロカエルや、フタイロハナゴイは可愛いと思うらしい。

 

 

 

 

 

 

あくびしちゃってる??

 

 

 

 

 

 

 

ただ、ミサコさんが見つけたわずか3mmほどのフリソデエビ、

これをまたゴミと言ってしまうのだから、難しい。

 

 

 

このサイズ、見つけるって相当すごいんだよー。

 

 

 

 

 

 

 

食べちゃうぞーぉ

 

 

 

 

 

 

 

こっちの方が、あなたは好きみたいね。

 

 

 

 

 

 

 

私は、これが好き

 

 

 

 

 

 

 

 

まー、いいさ。

あなたもいずれはこっちにくるのさ。

 

 

 

何かをきっかけにね・・・。

 

 

 

 

 

 

あと一つ、僕はチューサと泊りを行って、気づいたこと。

 

残り物を食べすぎて、私太ります。

 

 

 

 

・・・太らせないで。

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

大瀬でジャパピグ!?

 

4月3日(日) 大瀬崎 水温18℃ 透明度15m

 

西伊豆に向かう道中、大瀬崎の現地ガイドから気になる噂を耳にする。

「外海にジャパピグがいるらしい。」

ただまだ噂レベルで、いまから確認に行くとのこと。

 

 

決まった。今日は大瀬だ。

そして・・・居た。

 

ジャパピグ!!

 

ジャパニーズピグミーシーホース。

通称ジャパピグ。

 

体長1cm弱。薄さ0.3mm。

とんでもなく小さいタツノオトシゴの仲間。

 

どれくらい小さいかというと、こんな感じ。

 

①拡大なし

どこにいるでしょう こちらでっす

②拡大すると

拡大図 ここね

 

水中で教えてもらったからわかったけど、

こんなのどうやったらこんなの見つけられるんでしょ。

その直後に見たハナタツの成魚(8cm)がとんでもなくデカく感じました。(笑)

 

しかも本来は南のほうに住む生き物。

過去にさまざまな珍しい生物が観察されている大瀬でも初めて。

 

はまゆうのたくちゃん、ナイスな噂をありがとう!

 

ハナタツ いるとこがいいね

ゴージャスなとこにオオモン 大瀬湾内の重鎮タカノハダイにごあいさつ

 

2本目どこに潜ろうか迷っていたら、

初心者チームを率いてるミカが1本目に湾内で、

オオウミウマというちょっと珍しいタツを見つけたと喜んでいる。

 

詳しく場所を聞くと、

ロープから斜面を下りきったとこを右に行く。

するとその辺に1つだけ海藻があってそこについているとのこと。

 

ありがとう。

その情報に沿って、そのエリアに差し掛かると、

一つだけといわれた海藻がそこら中に生えてる。

 

鵜呑みにするんじゃなかった・・・

全然分かんねぇよと思っていると、ちょうどミカチームの影。

ちゃんと教えろーっ!!と一喝して教えてもらいました。

 

ツノザヤGET! クサハゼきれいだな

お初のアキノハマカクレエビ 青さがあるよね

 

クラゲ祭り TRIBEチーム

ミカに騙されてフードをしなかった結果。(笑) オオウミウマyg

 

一番良い顔をするとき

 

最後はみんなで弥次喜多へ。

やっぱりみんなこの時が今日一番の笑顔。

潜ったあとのおいしいご飯、最高だよね。

 

                         りゅう