何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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【質問:準備編】ドライスーツのインナーは何がいい?

 

 

【質問:準備編】ドライスーツのインナー

 

 

明日は楽しみにしていたダイビング。
バッグに荷物を詰めて・・・あれ?

 

 

『この時期のインナーって、何着たらいいんだろう?』

 

 

今回は伊豆の海で潜る際の、12ヶ月のおすすめをご紹介しますね。

 

 

 

気温と水温

 

 

まず、ドライスーツのインナーの選択には2つの要素があります。

 

  1. 気温
  2. 水温

 

 

伊豆の年間平均水温と気温の表
伊豆の年間平均水温と気温(2019-2021)

 

 

ここで大切なのは、水温は気温の1~2ヶ月遅れという点です。

 

 

 

あるある失敗➀

 

春のぽかぽか陽気に惑わされて薄着インナーに衣替え
⇒海水温はまだまだ最低水温です。

 

海の中でガタガタブルブル・・・なんてことに。

 

 

あるある失敗➁

 

自分、寒がりなんで。陸では暑すぎるインナーの着込みすぎ
⇒陸で汗をかいてしまうと、肌表面が濡れている状態に。

 

すると海の中では・・・おわかりですね。

 

 

 

インナー購入時の注意点

 

 

次に、ドライスーツのインナーを購入する際の注意点。

 

  1. 専用インナーじゃなくても大丈夫
  2. 素材の吸湿性と速乾性が肝

 

今回はお家のタンスに眠っている洋服でご紹介。

 

 

ドライスーツはファスナーを締めると、内部が完全防水になります。
これ体を濡らさずに潜れる、ドライスーツ最大のメリット。

 

しかし、これは裏を返せば・・・
汗をかいても乾かない。内部の湿気が逃げない。ということです。

 

 

 

あるある失敗➂

 

温かいインナーといったらヒートテックでしょ!
⇒ヒートテックは、薄いのに水分を効率的に吸収発熱&発散するのが特徴。
しかし、ドライスーツの中は密閉状態。水分の逃げ場がないため発散されません。

 

結果、ただの薄い湿った服を着ている状態に・・・

 

 

 

ということで、上記を踏まえた、
箪笥の中は・・・

 

 

【上】
ボタンやファスナーやフードがない、クルーネック(丸首)型で、
あまりぶかぶかにならないサイズ感がベスト。

 

  • 綿素材の半袖Tシャツ
  • 綿素材の長袖シャツ
  • 綿素材の中厚手のトレーナー
  • 薄手のフリース素材の長袖(肌に直接触れる面がポリエステル100%素材のもの)

 

【下】
あまりぶかぶかにならないサイズ感で動きやすいものがベスト。
ズボンは裾がすぼまっているとスーツが履きやすいです。(ひざ下がゴワつかない)

 

  • ナイロン素材のピタッとしたタイツ+半ズボン
  • 綿素材のスウェット長ズボン
  • 裏起毛素材のタイツ+半ズボン
  • 表ナイロン裏起毛素材の長ズボン
  • 厚手で長めの靴下(登山用など)

 

大体この上下の組み合わせや重ね着をして一年中潜っています。

 

 

 

12ヶ月のインナーセレクト

 

 

ということで、伊豆の海で潜る際のおすすめのドライスーツインナーと、
12ヶ月分のコーディネート(?)を、勝手にセレクトしてみました!

 

 

暑がりさん、寒がりさんは適宜調整(笑)
オーシャントライブのスタッフで分けますと・・・

 

暑がり:玉ちゃん&みか
ふつう:マサシさん&マサさん
寒がり:すなおさん&マイさん

 

こんな感じです。
自分はこの人の体感に近い!という参考までに。
(え?当てにならない??笑)

 

 

 

伊豆の春の海のイラスト

 

 

3月・4月・5月:平均気温7~22℃ 平均水温16~19℃

 

上:薄手のフリース素材の長袖~綿素材の中厚手のトレーナー
下:綿素材のスウェット長ズボンor裏起毛素材のタイツ+半ズボン

 

水温の上昇は2ヶ月遅れ!インナーはまだまだ暖かいものを!
気温の変動が大きい季節。着込み過ぎると汗をかき、水中で冷えるので注意。

 

暑がりの方はもう、綿素材の長袖シャツ、
寒がりの方は3月はまだ、表ナイロン裏起毛素材の長ズボンが快適。

 

 

 

伊豆の夏の海のイラスト

 

 

6月・7月・8月:平均気温20~31℃ 平均水温20~25℃

 

上:綿素材の長袖シャツor綿素材の半袖Tシャツ
下:ナイロン素材のピタッとしたタイツ+半ズボン

 

とにかく陸が暑いので熱中症にならないように薄手の汗を吸う素材にしましょう!
7月くらいまで水温は低いので、水中はドライスーツが快適。

 

 

 

伊豆の秋の海のイラスト

 

 

9月・10月・11月:平均気温8~28℃ 平均水温22~27℃

 

上:9月は綿素材の長袖シャツ~11月は薄手のフリース素材の長袖
下:綿素材のスウェット長ズボンor裏起毛素材のタイツ+半ズボン

 

水温は一年で一番快適!だけど気温の変動が大きい季節。
気温に合わせて陸で身体が冷えないように注意!

 

 

 

伊豆の冬の海のイラスト

 

 

12月・1月・2月:平均気温0~12℃ 平均水温16~19℃

 

上:薄手のフリース素材の長袖+綿素材の中厚手のトレーナー
下:表ナイロン裏起毛素材の長ズボン

 

なにせ陸で体が冷やさないようにすることが大切!
12月はまだ水温温かめですが、着込み過ぎて損はないでしょう。

 

暑がりの方は、薄手のフリース素材の長袖一枚でOK、
寒がりの方は、裏起毛素材のタイツを重ねてもいいでしょう。

 

 

 

結局・・・

 

 

結局、当日の気温と水温のバランスを見るのが大切です!

 

 

ちなみに、年間をドライスーツで潜る想定ですが、
暑がり玉ちゃんと私は、
7~10月は確実にウエットスーツですね・・・笑

 

 

ではでは、参考になりましたら幸いです!

 

 

よくある質問を永久保存版にしようかな。と、画策中です。
(※内容はたまーに更新&改訂されます。)

 

こんな質問にも答えてほしいなどなどありましたら、
ぜひアイデアくださいっ。

 

 

ダイビング質問箱 >>>

 

 

みか

 

 

やるべきことが・・・?

3月14日(日) 田子 透明度:15m 水温:17℃

 

 

ヒメエダミドリイシ@田子サンゴポイント

 

 

お蕎麦とマサシさんイチオシのカレー丼を食べ、
車に乗り込むとあっという間にぽわ~んとした空気が車内を包む。
やるべきことをやり終えた感。

 

 

『帰ったら、テストがありますからね。』

 

『えぇ?!』

 

 

一気にざわめく車内。
すみません、嘘です・・・(笑)

 

 

 

 

本日は、エンリッチドエアースペシャリティの日。

 

 

エンリッチは普通のエアーに比べて、
ちょっと美味しい空気。
・・・って、タマちゃんから教わった方、嘘ですからね。笑

 

 

でも、酸素濃度が高い分、ちょっと嬉しい空気。

 

 

普通のエアーに比べて同水深でいられる時間が、長い。
普通のエアーと同時間潜ると、体に溜まる窒素が少ない。

 

 

つまり。

 

 

減圧症予防の身体に優しい空気。

 

 

 

そんなエンリッチタンクを使うには、スペシャリティ資格が必要。
そして、スペシャリティの中でピカイチ学科が難しい・・・。

 

 

学科講習で脳に負荷をかけ、
最後にテストでとどめを刺された皆さん。

 

 

おまけに今日はアナライザーという新アイテムを使ったり、
ダイビングコンピューターをエンリッチモードに設定したり・・・

 

 

さらにさらに、田子湾内の水中は、
カメラを構える手が休まらないくらい楽しい・・・(これは嬉しい誤算?)

 

 

ミゾレウミウシ@田子ダイビングツアー

 

スケロクウミタケハゼ@田子ダイビングツアー アカホシカクレエビ@田子ダイビングツアー

 

ホンダワラ@田子ダイビングツアー

 

クリヤイロウミウシ@田子ダイビングツアー テーブルサンゴ@田子ダイビングツアー

 

 

湾内にウミウシがザクザク現れ始め、春の気配♪

 

季節来遊魚も余裕で越冬しちゃってカラフル。

 

 

あっちでパチパチ、こっちでカシャカシャ、たまーにエンリッチの勉強。
それは、お腹がいっぱいになったら、睡魔も訪れますよね。

 

 

お疲れ様でした。

 

 

さ、帰ったらテスト・・・は、ありませんので、
自由が丘までゆっくりおやすみなさい。笑

 

 

みか

春を感じるとき。

3月10日(水) 井田 透明度:15m 水温:16度

 

 

今朝、玄関のドアを開け、
外の明るさに時間を間違えたかと思ってヒヤッとしました。

 

日毎に朝日が昇るのが早くなり、冬の終わりを感じます。
日中の心地よい暖かさに、春を感じます。

 

 

海の中で、最も私が春を感じるとき。

 

 

マメダワラの森@春の海草

 

 

マメダワラがすくすくと、日毎に成長して。

 

 

フクロノリ@春の海藻

 

 

フクロノリがふわふわと、水底を覆い始めて。

 

 

小さくて可愛らしい生物が・・・見つけづらくなるとき。笑

 

 

 

久々の海に緊張気味のお二人と、慣らしの海中散歩。
なにせ生物は小さいし、草は生い茂っている。
のんびり捜索・・・は、寒かったみたい。

 

 

オオアリモウミウシ@井田ダイビングツアー
ノリさんにビジュアルを否定されたオオアリモウミウシ。

 

休憩は日向ぼっこして、2本目は冷えないように運動。
なにせ海草の森は一番浮きやすい浅瀬が綺麗だし、広大。
泳いで、浮かないようにして・・・疲れたみたい。

 

 

マメダワラとソラスズメダイ@春の伊豆
ソラスズメに突撃するナナちゃん。

 

寒かったり疲れたり、ごめんなさい。

 

 

 

冬眠明けのリフレッシュ。
春を感じるとき(笑)

 

 

タカベ群れ@井田ダイビングツアー

 

ナガハナダイ幼魚@井田ダイビングツアー

 

リフレッシュダイビング@井田 青い海@井田ダイビングツアー

 

 

これからすくすく育つマメダワラの森が楽しみー。

 

 

みか

 

 

言い得て妙。

3月9日(火) 城ヶ島ビーチ 透明度:5m 水温:15℃

 

 

最大水深5m、透明度も5m。
正直、透明度のいい今の時期に、
ベストなコンディションとは言い難い。

 

 

それでも私たちは迷うことなく、
その遠浅ビーチで一日を楽しむことを決めていました。

 

 

そう。

 

 

ダンゴウオリクエストの城ヶ島ビーチで。

 

 

 

1本目、一瞬で超かわいいダンゴウオを発見。
60分、粘る。

 

 

天使のダンゴウオ@城ヶ島ダイビングツアー
かわいい!

 

天使のダンゴウオ@城ヶ島ダイビングツアー
かわいいー♪

 

ダンゴウオ赤@城ヶ島ダイビングツアー
かわ・・・いい?

 

 

エキジットしていると、
城ヶ島ダイビングサービスの方がエントリーしていく。
いってらっしゃい。

 

 

 

休憩をはさむ。

 

 

 

お菓子を食べる。
写真の出来をチェックする。
話は弾む。

 

 

 

さーてと、そろそろ行きましょうかー?

 

 

 

ドライスーツを着ていると、
城ヶ島ダイビングサービスの方がエキジットしてきた。

 

開口一番、

 

 

『潜ってる時間も長いと思ったけど、休憩も超長いですね!?』

 

 

今日のツアーを見事に表現したお言葉でした(笑)

 

 

はい、ご想像どおり、2本目66分。

 

 

悪いのは私だけじゃない。
ですよね、カメラを構えた皆さん?

 

 

ダンゴウオ緑@城ヶ島ダイビングツアー
緑もいたし。

 

天使の輪っかダンゴウオ@城ヶ島ダイビングツアー
卵から出来たて?!も。

 

 

アカエラミノウミウシ@城ヶ島ダイビングツアー ギンポ@城ヶ島ダイビングツアー

 

キヌバリ@城ヶ島ダイビングツアー ウバウオ@城ヶ島ダイビングツアー

 

 

・・・ん?ちょっと!
ショーダイさん、それは撮っちゃダメですよぉ。

 

 

写真練習@城ヶ島ダイビングツアー

 

 

これでマグロたらふく食べて5時には自由が丘って・・・
城ヶ島、熱いです。

 

 

三崎港@ちりとてちん

 

みか

 

 

落ち着け、自分。

3月6日(日) 城ヶ島 透明度:8~10m 水温:16℃

 

 

久しぶりの城ヶ島。
春先にかけて旬を迎えるこの海。
去年の今頃、シーズンを逃した方は多いはず。

 

生まれたてほやほやのダンゴの赤ちゃんが登場しているらしく、
期待に胸を膨らませて今日の海に乗り込む。

 

 

 

ダンゴウオにはやる気持ちを落ち着かせるべく、
まずはクールダウンのボートダイビング。

 

『え?!ボロカサゴいるんですか?!』

 

・・・全然落ち着かない。

 

 

 

とりあえず先降して。
とりあえずスレートを取り出して。

 

『おぅ!?ペン、折れてるじゃん。』

 

身振り手振りで意思疎通。できるわけもなく(汗)
・・・全然落ち着かない。

 

 

 

まぁまぁ、とりあえずウミウシでも探しましょ。
とりあえずライトをつけて。

 

『おぅ!?ライト、電池入ってないよ・・・。』

 

水底すれすれに顔を近づけて、顔面センサー発動。するわけもなく(汗)
・・・全然おちつかない。

 

 

 

コケギンポ@城ヶ島ダイビングツアー
『今日はなんだってんだ?!』

 

コケギンポだって驚いちゃいます。

 

どうにか、こうにか、借り物競争のごとく、
水中でユキさんのペンを借り、ミモのライトを盗み・・・

 

 

ボロカサゴ@城ヶ島ダイビングツアー
『どうした人間、息が上がっているぞ。』

 

ええ、息も絶え絶え浮上・・・。

 

皆さん、ご協力の上での1ダイブ、
ありがとうございましたっ。

 

 

 

気を取り直して2本目は本日のメイン。

 

 

最大水深5m。太陽光さんさん。
ライト要らずの明るさ。
ビーチ、落ち着きますねぇ。笑

 

『1人3個体見れますよー』

 

はい、ダンゴウオ、来ました。
しかも本日、みなさん手持ちのカメラがバラバラ。
この違いが面白い・・・!

 

 

天使の輪っかダンゴウオ@城ヶ島ダイビングツアー
SONY α7
ダンゴウオ@城ヶ島ダイビングツアー
OLYMPUS TG 顕微鏡モード
ダンゴウオ@城ヶ島ダイビングツアー
SONY RX100+UNクローズアップレンズ
天使の輪っかダンゴウオ@城ヶ島ダイビングツアー
OLYMPUS OMD EM5

 

一人3個体は、ちょっと言い過ぎじゃない?と思いましたが(笑)
驚くほどあっちにもこっちにもダンゴ、だんご、団子♪
生後1~2週間しか見られない天使の輪っか模様。

 

 

他の子たちが脇役になってしまってごめんなさい。

 

 

サラサウミウシ@城ヶ島ダイビングツアー ヒメイカ@城ヶ島ダイビングツアー

 

カエルアンコウ@城ヶ島ダイビングツアー チシオウミウシ@城ヶ島ダイビングツアー

 

 

これは・・・次のお休みにまた来なきゃ・・・。
うぅ・・・やっぱり落ち着けない・・・。

 

みか