何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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実習の最終日

 

 

2019/9/16・井田        水温26℃   透明度20m

 

 

 

いっくぜー

 

 

 

 

 

 

学科講習を担当させてもらった4人の講習生たちと「井田」

へと向かう。

 

 

 

4日間のダイビングライセンス講習の最終日。

 

順当に行けばライセンスを授与することが出来るが、

いわゆる最後の牙城として厳しい目で合否を

チェックしようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

んー、にしても水が綺麗だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

魚もいっっぱい群れてる。

あー気が散る・・・。

あー気持ちいい青さ。

あー水温も全く冷たくない。

 

 

 

 

 

はっ、マドカちゃんが浮いていくっ。みたいな・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

スキューバダイビングに必要不可欠な浮力の調整スキル。

 

 

 

手も使わず、足も動かさず、息も止めることなく、

水底から少し離れたところで体を水平に保ったまま

ピタッと止まる練習をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単そうに見えるがこれがなかなかに難しい。

 

 

練習生は必死にバランスを取りながら、

息を吸うタイミングと吐きだすタイミングも考慮しつつ、

徐々にそのコツをつかんでいく。
このスキルが出来るようになると、

フィンキックがスムーズにできるようになり、

1ストロークごとの進む距離が飛躍的に伸び、

同時に体力の損耗を防ぐことが出来る。

 

 

 

 

 

無重力という環境を味方につけるためには、

このスキルが極めて重要なのだ。

 

 

 

 

みんな頑張ってんのよ笑)

 

 

 

 

見よ。

 

この真剣な姿。(笑)

 

 

 

 

 

なにそのポーズ

 

 

 

息を吸うと浮いちゃうし、吸わなきゃ苦しいし・・・

息吐くと沈んじゃって、フィンが水底にあたる。

 

 

 

 

 

 

深くなると圧力が増えて、

浮力小さくなるから空気足さなきゃならないし、

耳だって痛くなるから耳抜きもしなきゃならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく初めての水中は忙しい。

 

 

彼(たくみくん)だって、

こんなポーズをとるつもりは毛頭なかったはず。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

積み重ねましょ。

 

急ぐことはないからこつこつと海に入って、

海の中での自由を得られるその日まで。

 

 

 

 

 

4日間ありがとう。おつかれさま。

 

 

 

 

 

 

 

 

りえちゃんは奄美大島行ってらっしゃい。楽しんで。

 

まどかちゃんは、今頃バハマの海中かな?

 

たくみくんとまやちゃんはパラオの海に向けて準備しよう。

 

 

 

 

 

 

 

またみんなで行ける11月の海を愉しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

4日間おつかれさま。

本当によく頑張りました。

 

 

 

 

 

 

ライセンスを取るのに、

ここを選んでくれてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

まさ

まだなまだな

 

 

2019/9/5・初島     透明度8m  水温23-24℃

 

 

局地的大タカベ

 

 

 

 

9月に入ってまだまだ暑い日が続いている。

 

 

 

 

去年の夏は短くて、9月に入ったとたんに気温が下がって

気持ちの整理がつかないまま夏と別れてしまったから、

 

ちゃんとゆっくりと順当な手順で、秋をじわじわ迎えたい。

とそう思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

真新しいウェットスーツを手に入れて嬉しそうな

浜さん(通称)のリクエストはあったかい海。

 

 

3mmと薄めの、しかも半そで(シーガルという)の

本来南国で使うためのスーツを作ったから、

必然のリクエストだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、

水温があったかそうな、暖かければいいなと願いつつ、

イルカと泳げるかもしれない初島に赴くことにする。

 

 

 

 

 

だがしかし、

イルカが出るのをじっと水中で待っているあいだ、

ダイブコンピューターの表示は水温23℃をさしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

3mmシーガルの適温は27℃以上だからね・・・、

ちょ、ちょっと足りないかな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震えを抑えるために

辺りを泳ぎ回る浜さんの姿がイルカのようでした・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんなさい。

はまさん。

 

 

 

 

イルカとの待ち合わせ場所へ

 

 

 

 

 

 

 

浜さんの震え報われず・・・。

イルカさんたち現れず・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天気が良くて

気温が高くて

夏らしかったこと。

 

 

タカベが群れてて、

カンパチも群れてて、

いきものいっぱい見れたこと。

 

 

 

 

 

それが救い。

 

 

 

 

 

あーうらやましい。あー・・・うらやましい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金目の煮つけ食べれて

日本一の塩辛が食べれて

ご希望通りの時間に帰って来れたこと。

 

 

 

 

 

 

これがご褒美。

 

 

 

 

キンメんまほー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして3日後、

3?歳になるこの子のこの表情。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残暑厳しい本日のハイライト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明後日3?歳の誕生日

 

 

 

 

 

まさ

インストラクターの大一番

 

2019/8/30・伊東       透明度:まぁまぁ   水温:下の方冷たい

 

 

 

DSC00716

 

 

 

 

 

1年と半月ほどだろうか。

 

ブランクの永い、最高位 7~歳の貴婦人達が続々と

AM6:00頃のお店に集まり始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

片方の車輪が外れてしまったダイビング道具満載の

キャリーケースをひきずって来たのだとフサエさんは

息を切らし、綺麗な洋服が汗に濡れている・・・

 

 

 

妹のキヨコさんは大きなサングラスを外し、

もうこれで捨てる決心がついたわねと、

姉の心配よりもキャリーケースを捨てられる踏ん切りを悦び、

安く買えた自分のキャリーの話を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの再会を悦ぶ暇さえ与えてもらえない

この展開の早さ・・・。

 

今日は一世一代の大勝負・・・。

 

この、只者ではない方達を海にお連れする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この方たち全員無事に帰すという壮大な使命を帯び、

久しぶりの再会のあと、フンドシを閉めなおし、

インストラクターの大一番に臨む。

 

 

 

 

 

DSC00723

 

 

 

 

4人の女性グループ に、唯一の男性、カワキタさんが加わる。

 

パワフルな女性たちに押されっぱなしで、加わるというより、

紛れているという感じの方が正しいように思う。

会話に耳を傾け、目尻を下げてほほ笑んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お初にお目にかかります」とご挨拶するカワキタさんに、

フサエさんとキヨコさんは「お会いしたことありますわ」

と譲る気配がない。

 

 

 

 

 

 

 

僕は、初見に一票。

 

 

 

 

 

 

 

カワキタさんが数日前にこの日の予約をくれた時、僕は、

「強烈なメンバーが名を連ねてますが、良いですか?」

と確認したところ。

 

「別に とって食われるわけじゃあるまいし、オレは

潜れて旨いもんが食えて酒があればいーんだよ」

と仰られて、

ぼくは「わかりませんよ・・・」と返答した。

 

 

 

 

 

 

 

 

いま助手席で、タジタジになっているカワキタさんを見て、

あの時僕が言ったことがやっとわかったかな・・・と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC00720

 

 

 

 

と、この中にあって一人優雅に泳ぐみっちゃんは、

さすがにコンスタントに海に入っているだけあって、

息の合ったダイビングができる。

 

 

 

 

 

方向転換するときや、魚の群れが現われた時など、

ぼくにいち早く気づいてくれるので、案内しやすかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC00731

 

 

 

 

と、対照的に、レイヒさんとはまったく目が合わないっ。

 

 

 

 

この写真も、全く僕を確認しないレイヒさんに、

証拠写真として突きつけるために撮ったんだった。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあと僕はレイヒさんの進行方向にクマノミを見つけ、

近寄ってそのことを伝えようとした。

 

が、

僕の指差したクマノミから40°くらい左上ににズレた

何もない海中に顔をあげてOKサインを返してきたから、

おそらくクマノミは伝わっていないだろう・・・。

 

 

 

伊東の海は魚の群れが凄かったが、

「魚の群?見てなーいっ!」と飛び切り明るく言われそうで、

レイヒさんにはその確認をして、いない

 

 

 

 

DSC00711

 

 

 

 

 

 

 

 

天の御味方もあり、2本のダイビングは無事終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お美味しいご飯屋さんに場所を移し、

肝付きのカワハギのお造り、アオリイカの揚げ物を頂き、

みんなでつついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイボールやら ビールやら 熱燗やらがどんどんテーブルに運ばれ

てきて、

上述の出来事を肴に食事を楽しみ、

僕は皆さんの前で、勝手に勝利宣言を高らかに、した。

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 肉厚かめさん

 

 

2019/8/16・川奈     水温26℃ 透明度10m

 

 

 

メジナの群  byひろしさん

 

 

 

 

 

その日、僕たちが集まったワケは

「初島」にいつの間にか住み着いた2頭のイルカに会うため。

 

 

 

あっこちゃんは、

いつもとは違うテンションで、

この日のツアーのリクエストをしてくれて、

楽しみにしてくれていたに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

 

おてんとうさまはそういうわけにもいかない・・・。

いろんな兼ね合いがあるからね・・・。

 

 

たまたまこの日は台風を横滑りさせて、

激しい南西風を吹かせなければならないワケがあったんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも見てるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなにイルカたちに会いたかったとは知らなかったよと、

カメさんを呼んでくれたに違いない。

 

 

 

 

 

大きくて肉厚のカメさんを。

 

 

 

 

 

僕もこんなに、お腹と背中までが分厚いカメさんは

見たことないよ。

 

爬虫類に精通してるイッセイくんだって、あれはなんだ?

ってなってたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おてんとうさまありがとう。

 

肉厚カメさん。

 

 

 

 

 

みんなもみてみてね。これ。

 

 

 

肉厚~っ♪  byいっせい

 

 

 

 

 

 

 

 

泳ぎ始めたカメさんを見つけた時の、あっこちゃんを見て、

「大人の女としてはどーなの?」おてんとうさま笑ってた。

 

 

 

あんなにインストラクターが口を酸っぱくして、

追いかけてはいけないと言い聞かせていたのに。

 

 

 

まるでギリギリに引かれた弓から放たれた矢のように

そのままカメさんに刺さるのかと思うほどに・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも大丈夫。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おてんとうさまは

大興奮のあっこちゃんにほっと胸をなでおろし、

 

あっこちゃんに綺麗に撮ってもらったカメさんも、

喜しそうに悠然とゆっくりと、まるで

あっこちゃんに追いついてほしいとでもいうようように。

 

 

 

 

肉厚カメさん♪  byあっこちゃん

 

 

 

 

 

 

 

天の川みたいなマアジの群や

 

メジナの大集結(photo by ひろしさん)

 

ピークを迎えたソラスズメダイの密集

 

キビナゴの群れに容赦なく襲い掛かるカンパチ軍

 

砂地の海藻に身を寄せるシマウミスズメの子供

 

イッセイだけが楽しんでいたミナミハコフグのちび。

etc・・・。

 

 

 

 

 

 

ソラスズメダイ byあっこちゃん

 

 

ミナミハコフグ  byいっせい

 

 

 

 

 

 

 

 

これがイルカに会えなかった日の、

思い出。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肉厚な、

 

思い出。

 

 

 

 

 

 

まさ

ビーチパラソルと、遠くの入道雲

2019/8/10-12・川奈-北川-静浦     透明度5-10m   水温21-26℃

 

 

 

海水浴場と遠くの入道雲

 

 

 

 

 

台風も何のその、夏を弾け倒した3日間。

 

 

 

 

 

ビーチパラソル満開の海水浴場と、遠くの空の入道雲、

子ども達のあげる水しぶきと歓声を背に、

船上の僕らはとっておきのダイビングポイントへと向かう。

 

 

圧倒的な魚群と激しい地形、そしてカメとのランデブー♪

 

 

 

 

アオウミガメ byしおつき

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいな芝生の今日の宿に帰ればすぐにBBQ。

 

月明りと手持ち花火に彩られた夏の夜は、笑い転げていたら

瞬く間に更けてしまって、つまらなかった・・・。

 

 

 

OCEAN

 

BBQ

 

手持ち花火

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目。

 

 

ちょうどよい量、食べたいものがちゃんとある、朝食を済ませ

台風の情報を聞きつつ「北川」を目指す。

 

 

台風のことが気がかりだったために、BBQの酒代も払わずに、

元気に挨拶を済ませ宿を出てきちまった・・・。

 

 

 

 

でも大丈夫。

二泊三日の行程は、ランチを済ませたあとに

またその宿の前を通るのだから。

 

 

 

 

三つ指ついて、耳を揃えてお支払いにいこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北川の海は生き物が爆発してて超絶楽しい。

あやこ発見の、極小のカイカムリがスーパーだった・・・。

 

 

 

かみぐっちゃん、良い写真、たくさんくすっ。

 

 

 

 

ウサミちゃんがめっけた1㎝のカイカムリ!! byうさみ

 

テヅルモエビエビ byかみぐち

 

ヒメゴンべ  byかみぐち

 

オウゴンニジギンポ byかみぐち

 

アカホシクレエビ byかみぐち

 

ヤセアマダイ byかみぐち

 

昼飯

 

ランチはパンケーキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全くご迷惑をおかけしてしまったお宿(本当に申し訳ない)

に立ち寄り借金をお支払いしたのち、
今日の寄宿予定地は修善寺にっひっひ向かう。

 

 

 

 

 

 

どーーーっぷりと温泉に浸かって、サウナで汗を絞り出し、

扇風機が回る脱衣所のテレビで、激闘の”甲子園”を

裸のまんま立ち見する。

 

 

 

 

 

オッといけない、もうこんな時間。

すぎ屋で美味しいものつまんで1杯?2杯?え?一升っ!?

ひっかけるお時間だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頼んだエビシュウマイが醤油皿に墜落して、

Tシャツが跳ねた醤油まみれになったとしても・・・

 

枯渇している喉と胃袋に、

美味この上ない肴と酒がどーにもこうにも止まらない。

 

 

 

 

 

 

 

めっちゃうまい

 

箸も酒ももう止まらないっ

 

〆のアサリラーメンと担々麵っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

困ったもので、二日酔いと台風はやはりやってくる・・・。

 

 

最終日、

3日目は台風の影響を受けない「静浦」の海で1本だけ潜る。

 

 

 

 

 

 

1本に凝縮して濃く潜る。

 

 

 

 

 

 

 

これにてこの旅は、とうとうおしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイビング施設の、コテコテにつくり込まれたお風呂にて、

大人達は自分たちの運命を悟り、言われるがまま、遊んだ。

 

 

 

仕込み充分の風呂・・・。で、けっきょくはしゃぐ。

 

 

 

後半は上手に、

自主的に遊んだ。

 

 

 

良いおじいちゃんになると思いますっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台風の進路にどきどきさせられたけれど、

2019年の夏をたっぷり味わった3日間。

 

 

 

 

 

 

 

おそらくたぶん、

日にちが経つにつれ、もっと懐かしく感じるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大人のくせにはしゃいだ夏の記憶を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早めに海を切り上げて東京に戻った我々は、

まるで大人を取り戻す儀式のように、

田園調布の落ち着いたレストランで、パスタを食べた。

 

 

 

イタリアン

 

 

 

 

まさ