2021/8/30・店番
かたくらさーんっ!
ほんとに花咲きましたっ!
ブログ見てくれてるかなー。
移転のお祝いで頂いた観葉植物。
うちに通ってくれてる、
花屋さんの店長さんが、
「この木、黄色の花咲くんですよ」
ってある日教えてくれた。
なんてエキゾチックな花でしょう。
まさ
何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
8月13日(金) 透明度:8~12m 水温:28℃
何度日程表を見ても、本日のリクエストは、
『ベストマクロ』です。
何度日程表を見ても、リクエスト者を除く本日の面子は、
小さな生き物大好き!・・・ではなさそう。
朝一、念のため確認を。
『今日はベストマクロツアーですよね?』
緊張の一瞬、のち・・・
『マクロって、なんですか?』
参りました・・・笑
そもそも久々だから、
海に入れればどんなリクエストでもいいというお言葉。
しかしせっかくならマクロも・・・ね?
ん?
つい、ワイドに振ってしまう自分の弱さ・・・。
しかも、かぶせる様に、
『昨日ジンベイザメが出たんですよ!』
という、現地サービスの声。
そりゃあ、上見ちゃいます。
下を見ても、ソラスズメダイの群れ。
そりゃあ、マクロ忘れちゃいます?
いやしかし、よく見れば足元にはベストなマクロ達。
私のライトの照らす先の小さな生物を、
GoProで撮ったり凝視したり、みんなで結構じっくり。
ダイビングでいうところの『マクロ』とは。
こんな感じです(笑)
意外とベストマクロツアーで、合ってましたね?
リクエスト&素敵なお写真、ありがとうございました!
それにしても、この広い海のどこかで昨日ジンベイザメが。
会いたいものです。。。
みか
8月12-13日 大瀬崎・井田 透明度8m 水温27度
哺乳類が好き。いつかジンベイザメやイルカと泳ぎたい!
そんな大きな希望を胸に夏休みを使ってライセンスを取りに来た
10歳のSちゃん。
やりたい、知りたい!があふれ出る子どものキラキラした目に
こっちまで楽しく嬉しくなっちゃう。
学科の時から目をキラキラさせて、
「あっ!そうか!先生わかった!」と嬉しそう。
「先生はこの魚見たことありますか?」
「いいなー。今度行く時いるかなー?」
とワクワク。
海でもシュノーケルは大好きっ!
魚がいっぱい!
けども、初めてのダイビングはちょっと怖い。
魚を見ている間はいいんだけど・・・
深くなってくるとちょっと怖くなっちゃう。
深いとこにもかわいい魚いっぱいいるんだよ!
ここまでは頑張ろう!と目標にして会いに行ったクマノミ。
記念に自分で写真撮影。
ちゃーんと撮れている!
センスがあるかも?(笑)
夜はアドバンスチームの、
あまりお手本にならない大人たち・・・?と花火。
夏の思い出になったかな?
初日、頑張っていた潜っていた同じ大瀬崎の海で、
ジンベイザメが出たんだって。
なんという偶然。
もしかしたら、頑張っているすぐ横を通っていたかもね。
ジンベイザメに会いたい!その夢が叶う日は意外と近いかも!?
すなお
8月12日(木) 富戸 透明度:6~10m 水温:24度
1本目を終えた私たちは、切通しの中をトコトコ。
おもむろに岩肌に手を当てて自然を感じる20代。
今潜った水中の『砂』が良かったと感想を述べる13歳。
あんなに食べた朝食は何処へ?お腹が空いたと訴える16歳。
自由な発言と豊かな感性に学びが多い一日でした。
このたくさんの魚より、
彼の感想は・・・
砂。
しかも、意外な感想に驚く私に対して、
『ミカちゃんは、よく見てないから気づかないんだ。』
って。ご指摘受けました(笑)
わかりません。
彼の感性と、その行動は・・・
マイさん、いかがでしょうか?
お隣ではタマちゃんがご夫婦とのんびりリフレッシュ。
夫婦というのは、似るものです。
長年連れ添った夫婦は、阿吽の呼吸になるといいます。
数年でここまで(笑)
末永く、よろしくお願い致します。
今後どこまでリンクするか楽しみにしています。
雨がパラつく中、荷物の積み下ろしのお手伝いまで、
みなさん、ありがとうございました。。。
みか
2021/8/10-11・熱海‐北川‐伊東 透明度8-12m 水温24-27℃
さて、これは水面休息の一コマ。
水面休息=
ダイビングの合間の陸上での休息時間。
大島ツアーが結局フェリーの欠航によって
中止になった。
天気図とにらめっこしながら、
入れそうな海を探して、
東伊豆の伊豆高原に空いている宿を見つけ、
さっそく代案を立ち上げた。
「それでもいいよ」
と言ってくれた方たちと。
海沿いの国道135号、ハンドル握るさなか、
前方そっちのけで相模湾を注視しつつ・・・
慎重に海況を観察する。
果たして、ここから珍道中は始まった。
さきほどの日本庭園は老舗の蕎麦屋。
庭を見渡せる席に通されると、
冷たい麦茶が運ばれてきた。
まず、伊東市の「川奈」を目指した。
ここの地形ならこの日の風は躱せると読んで。
読みはよかったのだが、
「漁協の事情で今日はクローズ」
聞いたことのないフレーズで断られる・・・。
「なるほど・・・」
流れが悪い予感・・・
暗雲がたちこめーる・・・。
麦茶で日本の涼を愉しみながら、
だし巻き卵とサクラエビのかき揚げを注文する。
蕎麦の旨さは言わずもがな。
付け合わせというには豪華すぎる主役級逸品。
川奈撃沈・・・。
思わぬ形で目算が狂ったが、
熱海でダイビングをスタートできた。
その熱海、
表層は風があるが海中は穏やかそのもの。
沈船には魚がどっちゃり。
先日見つけたハクセンアカホシカクレエビが
6匹ついてるピンクのスナイソギンチャクを
観察するなどして遊んだ。
しかし無情にも、
ここで熱海も安全策からクローズ。
すでに、折れない心という
抗体の出来上がっていた我々は、
伊豆高原の宿からほど近い「北川での2本目」
という奇抜な発想を採択し、さらに、
その道中でおいしい蕎麦も食う!
と、なったのだ。
古い日本家屋と、麦茶と、伝統的和食は
アドレナリンまみれの体をやさしく
整えてくれた。
「北川」からはすぐそこに
本来我々が上陸してるはずの
「大島」がみえる。
ゆっくり食事を済ませ、
途中のコンビニでアイスも食べながら、
みんなは車中で昼寝。
北川の2時の出船に合わせて
僕はハンドルをきる。
北川も面白かった。
南西からのうねりを避けるため
普段潜れないポイントに潜らせてもらえたから。
本人の顔くらいあるオオモンカエルアンコウを
認識できない節穴の”らっきょ氏”とは対照的に、
自らネコザメを発見するなど大活躍の”ダヤマ氏”
は、夜の部も主役級活躍をみせることになる。
夜・・・
懐メロの話題で
「その曲は日清カップヌードルCMソングに使われていた」
と譲らないダヤマ氏。
それは清涼飲料水CMに使われていた曲である。
頑としてそれを認めず、
「そうであったとしてもカップヌードルにも使われていた」
と、推し通すのだ・・・。
YouTubeでそれを証明しようとするも
ないものは出てくるはずもなく、それでも尚、
「YouTubeも大したことない」
と、自分を疑うことを覚えず・・・笑
らっきょ氏が、混沌とした状況で
「ほんとに聞いたことあります?その曲」
と、原点回帰。
すると・・・
「あるよそりゃ!よくカップヌードル食べながら聞いてたんだからっ」
「あっ!?」
・・・笑
そこでしょうね。
あんなに笑い転げた夜はない。
こんなに思い出深い二日間もそうはない。
よく晴れた夏空に浮かんでる、
大島を横目に帰路に就く。
ルームミラーに移る主役に、
そのたびに思い出し笑いが止まらない・・・。
「あるよそりゃ!よくカップヌードル食べながら聞いてたんだからっ」
そのフレーズがどこまでも追いかけてきて、
ぼくはまたよじれるほど笑った。
まさ