何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

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ペア―ルックの提供でお送りします

 

10/30・店番から

 

 

ぺあーるっく

 

 

母さん、今ぼくは東京のダイビングショップで働いています。

 

 

すっかり秋めいてきたこちらでも、イチョウの葉が色づき始め、

道端に銀杏の実を落としています。

 

 

一緒に働いている人達も良い人ばかりで、そしてペアルックです。

 

 

 

僕はやはりペア―ルックは恥ずかしくて出来ないと思っています。

 

でもこの人達はワザとやってるわけではないのです。

ずっと一緒に働いているので似てきてしまうのだと感じています。

 

 

 

 

この照れくさそうにしている人たちと、今日も元気に仕事をしてきます。

 

 

それでは。

風邪などひかぬよう、ご自愛ください。

 

 

 

まさ

言い訳のまとめ・・・

 

秋刀魚の刺し身が始まった~9月ダイジェスト~

 

9月は秋刀魚刺しが始まった

 

 

 

ブログが滞るにはちゃんとしたワケがある。

 

 

 

それはね、

 

お店のパソコンからは人間の目を攻撃する悪い光線が出ていて、体を守るためには居眠りしてしまうのが一番だから。

 

 

 

 

 

 

まだあるよ。

 

地球の自転がどうも最近早くなってるらしいんだ。

みんなが寝てる間に地球の回転速度があがってすぐに朝が来てしまう。

1日が24時間なんて言うのは今やもう昔の話なんだって。

 

 

 

 

 

 

それからね、

 

ダイビングインストラクターは自然に精通してなければいけないから、

その対極にあるようなスマホとかパソコンとかにあんまり触れ合っては

いけないというしきたりがあるらしいんだ。

 

 

 

 

 

 

あとはね、

 

スタッフ全員の能力がそんなに高くはないらしいんだ。

それなのにいちいち思い入れが強くあるから、サクサクっとやっつけられないんだね。

で、結局追い詰められてダイジェストになってしまうんだ。

 

 

 

9/5井田。だれがいちばんまっちょかコンテスト 9/6伊東 こいのぼり 9/11井田 8人ともこの日のメンバーです

 

足5本 波勝碕の日常 船盛りにほころぶおーたにさん

 

マスターズ?マスターデキズ?? 雲見の光 2015923 (4)

 

9/14安良里 だらだらだらだらーっとねっ ナイトダイビングへ向かう俺チーム。見送るミカチーム ジュラシックパークみたいな崖

 

波勝碕の水中洞窟 仲良しの2人 色々ありましたけど・・・おめでとうっ。

 

秘境に潜入 ヒメイソギンチャクエビっ クリアクリーナーシュリンプっ

 

フリソデエビっ ホムラチュウコシオリエビっ byこさか やどかり

 

アカスジカクレエビ byこさか アカホシカクレエビ byみさこ ウミシダヤドリエビ byみさこ

 

ウミカラマツエビっ byりえ かわむら

 

 

 

9月5日は初心者ツアー。

 

ぼくのちゅうこくを聞かず、ウェイトを7kgもつけると言ってきかないゆりえは、

無重力のみんなをしり目に海底で腕立て伏せを繰り返していたし、

本物のラガーマン・シユウのマッチョボディにはみんなの視線が釘付けになっていた。

 

 

 

 

 

9月6日は伊東ツアー。

 

潮流を受けて泣きそうになるリエをよしよし慰めながら潜降して、

潮流の中でばーばぁと息を上げて泳ぐカズをスローダウンさせながら、

の、小エビ探し。(笑)

リエのもミサコさんのも良く撮れてて、使わせてっ貰ったよーっ。

 

 

 

 

 

9月11日は、ミカと井田へ。

コサカさんがカメラを手に入れたことで放っておかれることが多くなったイクちゃんがふてくされ、

そんな事とも知らずに写真に没頭する30代と40台と60代の男たち。

巨人軍は永久に不滅ですっ。そして、男は永久に子供ですっ。

そしてコサカさんのアカスジカクレエビ、ホムラチュウコシオリエビ見事ですっ。

カワキタさんのビールあおる姿、七福神級でした。

 

 

 

 

 

9月14日もミカと安良里ビーチ。

予定の潜水時間をゆうに超える1時間越えのダイビング2本・・・。

超難関のハナタツやら生まれたてのイロカエルアンコウを2匹、ウミテングノ子供etc・・・。

2本目では遠泳余儀なくされる水中ドームを攻めるも、帰りの遠泳でまさかのフィンずれ。

足の皮がむけてが痛いから、フィンを手に履き替えて泳いだ。潜りすぎで楽しかった。

 

 

 

 

 

9月19日~21日までは南伊豆を周った。

野生のサルたちをかきわけて船に乗り込んで断崖絶壁に沿ってダイビングポイントに向かう「波勝碕」。

ハンマーヘッドシャークの大群に思いを馳せたが、透明度5mの「神子元」でその思いははかなく散った。

洞窟とクエの名所「雲見」では超ド級のクエ1.5mに度肝すっぽ抜かれて放心。フリソデエビも前代未聞の観察のしやすさで・・・。

 

 

 

 

 

9月22日~23日まではアドバンスの講習で田子へ。

教えたことはやらないのに、教えてないことはやるという不思議レイヒさんに密着した2日間。

魚の群れに突撃しちゃ浮いていく・・・みんなが潜降していると一人浮いていく・・・を繰り返しやっとつかんだAOWの資格。

これからの継続の必要性が120%のギリギリ取得ですっ。(笑)

丘の上ではそんなレイヒさんの実話に何度も腹がよじれる程笑わされたなぁ。

 

 

 

 

 

9月24日は雲見へ。

今住んでいる福岡の実家からうちの沖縄ツアーに参加して、そのまま東京に遊びに戻ってきてこの日の雲見ツアーに組み込まれたゴンドーちゃんを連れて。

巨大クエを見てその迫力に二人顔を見合わせて笑ったよね。

お店に戻ってからもモエちゃんと3人、閉店までしょーもない話で盛り上がったよね。

 

 

 

 

 

9月26日は田子へ。

世の中を席巻してきた重鎮の方々のお供で。毎度ですがいろんなことが起こります。

ダイビングに関しては何もマスターしていないマスターズツアー。そう命名させていただきますっ。僭越ながら。

ディープスペシャリティコースで40mに行きたい!?

いやいやいやいやいやいや、嫌です、だめです、まだですっ、それだけは。  お諫め申し上げますーっ。

 

 

 

 

 

 

秋刀魚の刺身が始まった9月。

どこに行ってもアフターダイブの食材はきらり光ってて、海中は南の海から来た生物がずらり並んでいた。

 

 

毎日海とかプールとかお酒とか・・・に浸っていた。

 

さようなら充実していた僕の2015年の9月・・・。

 

ありがとうございました。

 

 

まさ

かつおぶし工場見学

 

2015/8/31・田子       透明度15m   水温26℃

 

重厚な技、年期が刻まれた道具・・・

 

 

昭和55年頃をピークに衰退していったカツオ漁。

当時40隻もの100トン超大型カツオ漁船を含む船団が港を埋め尽くし

カツオ漁に沸いていたこの田子に、今はその面影を見ることはできない。

 

漁の衰退はオイルショック以降の原油の高騰や近海でのカツオの減少など様々らしいが、

今は一隻のカツオ漁船も存在しない。

 

 

ダイビングを始めて16年。

なんとなく聞いたことがあるここの昔話も、ただのよく通うダイビングスポットの過去と

そんなに感情を動かされることはなかった・・・。

 

 

この日まで。

 

 

 

 

「あーここしってる。テレビで見て来たかったんだよねー。

京都の有名な料亭とかもほとんどここの鰹節を仕入れているらしいよ。

帰りに買いたい。寄れる?」

 

 

国道から右に折れて、田子港への急峻な下り坂に差し掛かるとすぐに、傾きかけたあばら家みたいな鰹節製造所があり、

その脇を通過しようとしたときに、同乗のねえさんがこんな事を云い出した。

 

 

「何?ここの鰹節ってそんなにすごいの?」
「ここでも直接買えるのも知らなかったし」

 

 

昔の名残とどちらかというと寂しい気持ちでその脇を16年間素通りしてきた・・・。

 

 

 

 

寄ってみた。ショックだった。いやーすごかった。

 

 

 

 

古い一つ一つのそこにある道具からの異様な重厚感。

地元の薪のみを使っての独特な製法を明治時代からいまも続けていることを後から知った。

 

 

 

 

この田子に残る、今は2軒になってしまった鰹節工場のひとつ。

カネサ鰹節商店。

ここを透かして見るとかつてのその名残や面影が強烈によみがえる。

 

 

 

 

ここは、300年前からカツオ漁で栄えた港町。

40件もの鰹節工場と40艘ものカツオ漁船が並んだかつてカツオ漁獲高日本一の場所。

カツオ漁船が帰港すると、人々が集まりカツオが親族や友人に配られ、加工所へといきわたっていく。

 

 

 

 

この地区の、沸き、笑い、豪気な、やさしい人々、風土。

 

 

 

 

それこそがまさにその頃の名残だったのだ。

 

いぶし行程

 

かねさ鰹節商店 海底洞窟へ潜入

 

大輪の金魚 祭壇

 

ねえさんの一言で田子の深層を見ることが出来たように思う。

この日がなければ、田子を浅いフォーカスのままで終えていたかもしれない。

 

 

みんなこの時買った鰹節食べたかな。

 

 

 

 

洞窟と群れと歴史と。

 

 

 

 

最後は近くの蕎麦屋さん”やぶ誠”にて、

ここの鰹節の出汁を取ったつゆでお蕎麦をすすって、湧き、笑い、人情を味わって。

 

 

 

 

 

 

まさ

一度あきらめたダイビング

 

2015/8/28・田子            透明度10-15m    水温26.5℃

 

 

 

この日は、アイザワせんせとヒメ(通称)と3人でこじんまりと田子。

 

 

 

 

アイザワせんせはね、大昔にダイビングを始めて一度挫折したんだって。

その時に揃えたダイビングの道具を全部捨ててしまったんだって。

 

 

 

 

 

友達のヒメに誘われて、人生2度目のダイビングへの挑戦。

 

 

 

 

 

この日もせんせは緊張と恐怖のはざまで、憂鬱な気持ちで海の中へ入る・・・。

 

 

 

 

 

ところが・・・

 

 

浅い洞窟ポイントで一本目を潜って、

「あれ?楽しい!?」

 

水が綺麗で魚の群れがたくさん見れた二本目で、

「あら?おもしろかった。」

 

 

 

 

 

でもここで気を抜かないように・・・せんせの場合、

「寒かった」とか「疲れた」とか「怖かった」とか・・・

 

 

どれか一つでもその要素が入った瞬間、

「やっぱりもう・・・」ってなるから、僕らも気が気じゃぁないんです。

 

 

 

 

寒さも、疲れも、恐怖も、全くなくなることはないかもしれないけど、

 

その全てを喜びが少しでも上回る日が来ることを信じて、海に入ろう。

 

 

そしてうまくなろう。

 

 

 

ヒメも、せんせの押し上げこれからもよろしくー。

 

 

近づいてくるツバメウオ

 

 

この日潜ると、沖縄、インド洋でよく見る魚が2匹。

しかも、人慣れしてんのか、逃げないどころか、どこまでも付いてくんのっ。

 

 

一緒に泳いで、
一緒に水深5mで3分間安全停止して、
一緒に水面まで浮上して。

 

 

みられるだけでもじゅうぶん感動できる珍客に、ここまで愛想を振りまかれ、
感情を激しく想い入れてしまうのです・・・。

 

 

 

いまも、この2匹がどこでどうしてるのか、
ちゃんと生活は出来ているのか、
怖い他魚(ひと)たちに追いかけられちゃいないか、

 

 

 

時々気になるのです・・・。

 

田子海中洞窟

 

 

あら、いいしゃしん

まさ

根っからの商社マン

 

2015/8/24・田子      透明度10-12m     水温26℃

 

 

 

残暑を感じさせない近年の夏。

急激に気温は下がり景色はあっという間に秋色に推移していく・・・。

 

 

 

 

 

水中は違う。

 

 

 

 

 

水温はさらに上昇を続け、膨大な魚たちが活発にその命を重ね合い、削りあう。

 

 

 

 

 

沖合200mの水深-13m。

 

 

キンギョハナダイの軍勢6万

イサキの軍勢3万

タカベの軍勢3万

スズメダイの軍勢2万

メジナの軍勢3千

 

 

が集結し、ブリやカンパチの軍勢の襲来に備える。

 

 

その中を四人で泳ぐ。

 

 

キンギョハナダイの軍勢 タカベの軍勢 スズメダイの軍勢

 

 

 

 

 

「泳ぐときにどうしても上半身がさがってしまうのは、

僕が根っからの商社マンで、頭を下げ続けてきた半生が影響している」

 

 

と、僕の本気の指導に対して真顔でこう返してきた、タケオさん。

 

 

 

 

車中ではずーっと、「”伊豆”はどーやっても”いまめ”としか読めないでしょふつー」論を展開してました。

 

 

 

 

 

 

いつもですが、タケオさんの「お戯れ」好きです。

 

 

 

あ、あれも。「俺たち上級者」。

 

 

あのお戯れも大好きだなー。(笑)

 

フードサングラッチュレーション

 

 

 

まさ