何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2020/10/31-11/3・西表島 透明度15-30m 水温27℃

えーこちら西表島、こちら西表島どうぞー。
水温が27℃もあって、
透明度が30mもあって、
サンゴがたくさんあって、
珍しい生き物にたくさん会えて、
カラフルな魚たちがいっぱい泳いでいて、
のんびり潜ろうって言ってたのに、
ついうっかり3本も潜っちゃった。

ナマコを宿主にするウミウシカクレエビは、
宿主が砂に潜ってしまったからね、
ほんのわずか残された体表に3匹が身を寄せて。

白い砂地の真ん中にこんもりとエダサンゴの群生。
キンメモドキがぎゅっと詰まって、ノコギリダイが
濃厚にのせられていて、
白いプレートに盛り付けられた芸術品。

真っ白なイソギンチャクから顔を出す2匹のカクレクマノミは、
洗い立てのシーツにくるまって遊ぶ子供のよう。
ふわふわで気持ちよさそうだけどね、
人間素手で触れると激しくかぶれます・・・。

砂地に不安定な枯葉を発見。
いいえ・・・カミソリウオです。
知識がなければこれがどうして魚だと
信じられるでしょう。

イソギンチャクにとって白化は不健康な証。
海水温が上昇し続けると、白化し最悪絶命する事も。
でも白化したイソギンチャクはなんかおしゃれ。
海水温が下がり始めると、このイソギンチャクは元の
茶色に戻りつまりはあまり映えなくなるのです・・・。

エダサンゴが浅瀬で光をいっぱいに浴びて元気です。
そこを住処に、小魚たちもいろんな色に輝いていました。
我々はサンゴを傷つけないように
ちょっとだけ緊張してそこにぷかぷか浮かんでます。
そしてその景色を楽しみます。

枯葉第二弾。
彼は自分の擬態がすでに見破られていることに
気付いているのでしょうか。
移動する時も、まるで枯葉が巻き上がる様に
ゆらゆら泳ぎます。

とことことヤドカリが駆けていきます。
カメラを向けると、
これが彼にとっての一番のイケてるポーズなのでしょう。
撮り終えるまでじっとしてくれていました。
広大な砂地をパートナーを求めて駆けつづけ、
カメラ向けらえるとポーズ・・・を繰り返し・・・。

白い砂に映える黄色の着底ハゼ。
頬の模様からギンガ(銀河)ハゼ。
昭和天皇命名のおしゃれな名前。


ダイビングの合間は、小さな島々を遠くに眺め、
おっそろしく綺麗な海に浮かぶ船の上。
良い風♪

こちら西表島の夜~どうぞー。
海ブドウのサラダがあって、
ゴーヤチャンプルーにラフテーもある、
がざみのパスタに島魚のカルパッチョ、
美味しいワインも泡盛も、そしてオリオンビール、
三線の生演奏に、喉鳴らし舌鼓うって伴奏です。

初日は、郷土料理
2日目、イタリアンとイノシのカルパッチョ(美味)。
3日目、パイナップルを食べて育った牛の焼き肉屋。

ホテルから徒歩圏内・・・。
トシの誤情報に踊らされ、
真っ暗な道を歩かされてもご愛敬・・・。
5分と教えられた道は、延々20分・・・。
ビールの味もひとしおだったよトシこんにゃろう。

海に入っては、

ホテルにくつろぎ、

ランチもガッツリグルクンバーガーっ。(笑)

甘いものもあるんだなこれが・・・。

そしてまた海に入る。
見よ、このカトウさんの潜降スタイル。
弱音吐いてた姿が想像できません・・・。

見よ、
このアキラさんのお洒落なウェットスーツ飾り。
海に入る前にウミシダには気をつけましょうと、
話し合ったばかりなのが嘘みたい・・・。

見よ。
このつぼっちのカロリー摂取量を。
ツアー後に3キロ増えたって笑ってた。(笑)


そして最後に・・・
1人18000円分のGoto電子クーポン券と
JALパッケージツアーのクーポン券。
手続きや、クーポンの登録につくづく自分の無力を
思い知らされて・・・。
暖かくて、青い空には雲がゆっくりと流れていて、
今年の西表島は
クーポンvs僕の激闘の記憶でもありました・・・。
まさ
2020/10/24-25 ・伊東-IOP 透明度8-12m 水温24℃

出航ーっ。
船尾にも2人、たかゆきさん、まちゃひこくん、
雰囲気伝わってるよーっ。(笑)
お泊りBBQツアーに、日帰りのミカ達が紛れ込んで、
一緒の船に乗って漕ぎ出します。
ちょっと話は横道にそれますけれども・・・
オーシャントライブはだいたい
その日にダイビングポイントを決めます。
潜り終わると美味しいご飯を求め
颯爽と姿を消します。
これは・・・、
現地ダイビングショップサイドから見ると、
あいつら当日電話かけてきて無理難題を押し付け、
怒涛のように潜っては、去っていく・・・。
そんなふうに恐れられています。
現地サービスの皆様、
いつもお世話になっております。
いつも愉しませて貰っておりますっ。
いつも誠に申し訳ございません。
これからもどうぞお許しくださいっ。
この日も突然の襲撃で、しかも3本潜りたい、
早く出船したいのやーのやーの。
それらを全て
聞き入れて頂いて・・・、
今日の被災地は「伊東」です。

イシモチの群れが津波のように覆う。
数えきれない魚たち。
語り尽くせぬ迫力の海。
あっちに泳いでも、こっちに泳いでも、
キビナゴ、カタクチイワシ、イサキ、タカベ、
タカサゴ、ネンブツダイ、クロホシイシモチ、
キンギョハナダイ、ソラスズメダイの群れがドバーっ。
それを狙って、
ワラサ、カンパチ、ツムブリ、アオリイカ、クエ
が手ぐすね引いて待ち伏せしたり、襲撃かけたり。
泳ぎ、見とれ、圧倒されること数十分っ!
こうなりました・・・。

2本で投了の日帰りチームはササっと片付けて、
颯爽と「花季」ランチへと消えていきます。
ぼくらは暮れなずむ海原に3本目の船を浮かべ、
海中を覗くと午前中とは打って変わって落ち着いた海。
お腹もひと段落したのか、クエやカンパチも
のんびりと泳いでいました。
そしてキビナゴ達もどこかへと泳ぎ去り・・・。
そして今宵はBBQ。
魚たちの捕食シーンを眺めて、
夜は僕たち肉を食う・・・。
秋の味覚、
マツタケなんかも焼いちゃったりして♪
最高に旨かった・・・。
マツタケ旨かった。
ビールに濁り酒、焼酎ザブザブ。
ワインも2本程飲み干して・・・
気がつけば2日目の朝・・・。

ゆるく、ライトに、さらりとふわりと2日目は。(笑)
IOPにてやさしい1本、ランチはあっさりお蕎麦かな。
大阪から来てくれてたクニマル(通称)を
根府川駅に見送って。
僕の本当の闘いはここから始まります。
GoToの大渋滞を、
途方もない抜け道ひた走る。
クニマルの長い道中想へばなんのその。
毎日追われるキビナゴ苦労想へばへっちゃらさ。
まさ
2020/10/16-19・屋久島 水温27℃ 透明度15-25m

屋久島空港に降りたつ。
毎年一度は訪れるこの小さな島には、
気の置けない同業者が住みついている。
むろん彼に会うのも楽しみだが、
彼の織り成す水中ガイドマジックや、
そこに登場する生き物たちがもうすぐ見られるのだと思うと、
おそらく隣のせっちゃんも
僕と同じような気持ちになっているのではあるまいか。
朝起きると、枕元には綺麗な包装の箱が置いてあって、
その中身には、確実に嬉しくなる何かが詰まっている・・・。
ぼくらにとって、
屋久島は、そしてそこに根差す彼のガイドは、
そんなおとぎ話みたいな島・・・。
さぁ、はじまるよーっ。

「366日雨」と形容されるほど。
それなのに、初日だけは・・・太陽がほほ笑んだ。
彼の世界にウェットスーツ姿で飛び込んだ。
毎年やさしい笑顔で迎えてくれる船長が
僕たちを乗せてその世界へ漕ぎだすと、
あっという間に、旅行者だった筈の僕たちは
ずっとここにいたような居心地の良さを
おぼえてしまう。
行けばわかるさ。
これはおとぎ話なんかではなく、
誰もが感じるはずのホントのはなし。


屋久島って、小さな島。
居心地のいい海中で夢中で魚を追って。
彼のガイドは、摩訶不思議。
指さすところに意中の魚が現れ夢中でカメラを構え。


サザエさんのエンディングみたいな潜降で
魚たちの住むお家にまっしぐら。
海の砂漠にポツリと過去の遺産が残されていて、
今は魚たちの活気に満ちている。
戦闘機だった残骸には、
魚たちの1つの宇宙が出来上がっていて、
40種類の生き物達がイキイキと共存していた。
そこを知り尽くす彼はのガイドは面白く、
その宇宙とうまく融合しているように見えた。
行けばわかるさ。
これはたとえ話なんかじゃなくて、
誰もが感じるはずのホントの話。


不思議と雨が苦痛ではない。
今すぐ森に飲み込まれてしまいそうな山荘で
夜を迎え、朝を迎える。
雨が森全体に降り注ぐときの音。
近くの葉に跳ね返る音。
ベランダのひさしを伝う音。
耳を澄ましてコーヒーを飲む。
太陽なんてどこにもないのに、
木々の緑がキラキラ輝いてるから不思議だ。
さて、今日も、
海の中へ、彼の世界へ出発だ。









だれもが見たことのない生き物たち。
婚姻色に彩られたきれいなオスの魚たち。
色彩は地味だが他では見ることのできない生き物。
幻のブダイなど・・・。
それらの生き物たちを自分の友達を紹介するように
彼は僕らに教えてくれる。



今にも森に食われそうな山荘に戻れば、
今日出会った生き物たちの再チェック。
性格まで教わったあの子の名前は何だったけ??
男ども(+はなほ)は差し入れいただいた、
地元の名酒「三岳」をあおりながら。
雨音のBGM、持ち込んだ懐メロなんかを流しながら、
森の中の灯はやがて落ちる。



たくさんの魚たちに、
今にもうずもれてしまいそう。
青い海。
毎日の、深い森との往復。
優しい船長。
きみちゃん食堂?なっちゃん食堂?
看板の文字がかすれてて読めない食堂でのランチ。
毎日が気持ちいい。
がやはり僕らは住人ではなく旅行者で、
またここを去らなくてはならない。




最終日前夜は彼を囲んで盛大な酒宴。
別れを惜しみ、
山荘に戻った後も眠気の限界まで飲み明かし、
最後まで生き物談義は続く。


彼の知り合いの、
燻製やさん。
Tシャツ屋さん。
おみやげやさん。
みんな優しくて、そして一生懸命に、自分の商品を
まるで友達を紹介するように教えてくれた。
行けばわかるさ。
屋久島はそんなところ。。
ぼくが毎年訪れる島。


そして僕らは、
友達みたいな屋久島を後にする。
いたる。
やくしま。
おれまたくるよ。
まさ
2020/10/14・田子 水温25℃ 透明度10-15m

ぼくは、よくわからないんですけど、
”そこじゃない” と思うんですよね。
髪の毛のおダンゴの位置。
船首に立ち、海面を眺め潮流を見極めて、
みんなに指示を飛ばそうと振り向いたらね、
それはもう一生懸命、フードに前髪をしまおうと
悪戦苦闘してるではないですか・・・。
「指示はあとまわし」って思って助けに行くと、
このちょんまげですよ・・・。
「いや、ここに どうして??」
ってなりますよ。
絶対入りませんし、マスクつける時エライ邪魔。
実名は名誉のため伏せますけど、
100本以上潜ってる中堅どこですよ。
すごい面白かったなぁ・・・
びっくりしたけど。
フロート上げる練習も彼女は面白かったです。
左手で何度も小刻みなガッツポーズを繰り返し、
一体何をしてるんでしょう?
笑ってると、
あっちでかとーさんがフーっと
召されそうになったりしてそりゃ忙しい。
珍プレーの総合商社企業しましょ。
人材は揃ってます。
モエちゃん、この証拠動画ありがとう。
自分、これでお酒飲めます。

まったく見たことないブダイを発見っ!!
さぞ珍しいブダイに違いないと、
帰店後ミカに調査依頼すると、
:ヒブダイ
「ブダイの中では最も美味って書いてあります」と。
いや・・・だから・・・、
そこじゃない・・・。
珍プレー多し。
もうゆるしてちょんまげ。
まさ
2020/10/11・淡島 透明度8-10m 水温25℃

ここがどこだか分るでしょーか??
知る由もない。
僕だって潜ったことのない、未踏の地なのですから。
今日のダイビングポイントは、
キャスティングをしている一人のアングラーの
その先に浮かぶ「淡島」(あわしま)の島周り。
駿河湾の奥深く、沼津市の唯一の島で
平沢ダイビングセンターから小舟でアクセスできる。
野郎6人で、ウキウキワクワクの処女航海。
早速、海の中に突撃じゃーっ。
海ん中見せてみぃーっ。
するとぉ~・・・

サクラダイ(日本固有種の魚)ぐしゃーっ。
(♀の群れに一匹♂交じってます。)
そして~、

サクラ吹雪~っ。
(♀の群れに一匹♂交じってます。)
もうええわーっ。
だがしかし~、

サクラダイ男(♂)の群れ~っ。
(♀が五匹交じってます)
濃-っ。

コガネスズメダイとサクラダイ!
とにっっかく、サクラダイがすごいっ。

そしてその群に目を凝らすと、違うのちらほら。
ベニハナダイが混ざっていたり、アカオビハナダイ、
ナガハナダイが混じっていたりっ。。
おそらくミナミハナダイ、スミレナガハナダイなんか
も探せばいるんだろうし、もっと深場に足を運べば、
別のハナダイ達もいるのではなかろうか・・・。
そのほかも、
ニシキフウライウオ(えぐっちゃんお手柄)、
オオモンカエルアンコウ、
アカスジカクレエビもいたるところに、
キサンゴカクレエビも3個体!
でっかいメリベウミウシetc・・・
今までに潜ってきた他の伊豆半島のどこにもない
ここだけの「楽しみ」がいっぱいあったなー。
しかも・・・今日は男だけ。
お洒落なランチ要らないでしょっ。

ガッツリチャーハンむしゃむしゃ。
こってり麺ズルズル。
大皿の餃子4枚ペロリ。
セット物さらに大盛にして・・・。
先のブログで今風男子気取ってみたけれども・・・
これ見せらんないなー。
もしも今日、
女の子一人でもいたら、こんなことしてないなー。
こんな1日になってないなー。(笑)

サクラダイと中華。
しばらくもういいす。
まさ
:サクラダイ(伊豆諸島、南日本)
雌として成熟し、その中から体の大きい個体が
オスに性転換することで知られ、
オスは体の赤みが強くなり、白い斑点が現れる。
個人的にはグリーンの瞳が綺麗で好き。
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。