何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

拍子抜け。

4月27日(土) 城ヶ島 透明度:8~12m 水温:15度

 

 

スミレウミウシ#城ヶ島ダイビングツアー

 

 

ガラガラの高速道路を快調に走り、赤い城ヶ島大橋を渡る。
左手に東京湾、右手に相模湾が望めるんです。
右を見ても左を見ても波一つない穏やかな海。

 

今日は、10連休の初日。

 

道も海も、何もかもがいつもの週末以上に穏やかで、
なんだか拍子抜けしてしまう。。。

 

 

ぐずつく天気も、出航の頃には雨が止み、幸先の良いスタートに。
そして顔をつければその天気さえも気にならない旬の海が。

 

 

ダンゴウオ#城ヶ島ダイビングツアー

 

イナバミノウミウシ#城ヶ島ダイビングツアー テントウウミウシ#城ヶ島ダイビングツアー

 

イロカエルアンコウ#城ヶ島ダイビングツアー

 

オオクチリュウグウウミウシ#城ヶ島ダイビングツアー センニンウミウシ#城ヶ島ダイビングツアー

 

ハナタツ#城ヶ島ダイビングツアー カトウイロウミウシ#城ヶ島ダイビングツアー

 

 

 

さすがです、春の城ヶ島。

 

 

裏切ることのない生物ラインナップ。
ダンゴウオ、リュウグウ系・ミノ系・謎系?ウミウシ各種、ハナタツ・・・
先月はビーチが熱かったけど、今月はボートが熱い!!ね、トーマさん(笑)

 

 

お久しぶりのチムちゃん大興奮。
ウミウシ好きのハナコさん、呼吸が早いっ。
続々と生物発見のミチルさん、カメラデビューを決意。笑

 

みーんな城ヶ島の水中に夢中。
私?決められたダイブタイムを過ぎていることに気づき、
急ぎ足で船へと戻りましたね。。。

 

 

ホクホクとサービスに戻ると、ライセンス講習チームのタマちゃんが。
いいでしょー。ボート潜りたいでしょー。

 

ライセンス講習のカナボウさんとイハラさんに自慢しても、
全長1cmに満たない極小生物たちを羨ましがるとは思えないので、
タマちゃんにこれでもかってくらい自慢しておきました。笑

 

ボートに乗らなくても、お二人ともなかなか楽しそうですね(笑)
高校時代から仲良しだと、いろいろリンクしちゃうようです?

 

 

コンパスナビゲーション#PADI#ライセンス取得 PADI#ライセンス取得#城ヶ島ビーチ

 

PADI#ライセンス取得#男性一人

 

 

今日が講習最後だったお二人のお祝いに?みんなで乾杯。

 

 

ちりとてちん#三崎#マグロ
そのお2人が見事にリンクして、カメラスルー(笑)

 

 

何にこんなに笑ったのか忘れちゃいましたけど、いい笑顔です。
もはやナツさん、笑いすぎて1人だけブレてます。笑

 

みか

僕の先生

 

 

 

平成31年4月25~26日(木・金) 田子 透視度:場所により8~20m 水温18.8℃

 

 

 

 

 

 

 

 

OW講習を終えて、1年。

 

フィリピンや沖縄などで潜り、気づいたら経験本数31本。

 

AOW講習を受けるのが遅すぎる。

 

 

 

カメラは、一眼レフカメラ。

 

一見ベテランダイバーのような機材を扱う、コウキ。

 

今日は、いよいよAOW。

 

同い年の彼と僕、自由気ままに潜る。

 

 

 

もちろん、ちゃーんとスキルをやった後に。

 

 

 

 

 

 

カメラ好きのコウキ、

 

一眼レフカメラ、ゴープロ2台(頭と手持ち)。

 

ありとあらゆる所にカメラを搭載し、生物を撮る。

 

 

 

さすが31本ダイバー。だてに本数を重ねてない。

 

中性浮力をなんなく、こなし、

 

続くはナビゲーション。

 

 

 

 

コンパスを使い、三角形を作って帰ってくる。

 

コウキは、たぶん余裕でやっちゃうんだろうなー。

 

 

 

っと思っていると、

 

『あれ??何してるの??』

 

変な方向へ向かっている。

 

結果Zを描くように泳いでいました。

 

何でもそつなくやっちゃうタイプかと思っていました。

 

 

 

アラリウミウシ
アラリウミウシ
ゴマフビロードウミウシ
ゴマフビロードウミウシ
ニシキウミウシ
ラベンダーウミウシ

 

 

 

その他はと言うと、スキル系をやっては撮影をし、

 

ナイトをやっては撮影し、撮影をしては撮影しを繰り返す。

 

 

 

僕よりカメラが詳しいコウキに

 

イチからカメラについて教えてもらう。

 

コウキによるカメラ講習のスタート。

 

 

 

Photo By KOUKI
Photo By KOUKI

 

アラリウミウシ②
アラリウミウシ②
コモンウミウシ
コモンウミウシ
Photo By KOUKI
Photo By KOUKI

 

 

 

 

高校生くらいから一眼レフカメラを使用していたコウキ、

 

腕前はさすが。

 

カサゴの目の球体がくっきり分かる。

 

 

 

Photo By KOUKI

 

 

 

夜、その日撮ったお互いの写真を見ながら、

 

お酒を飲む。

 

『この写真が良い』

 

『ピントが惜しい』

 

『光が甘い』

 

次の撮影にいかせるように。

 

 

 

 

 

 

コウキ、とりあえずAOWおめでとう。

 

君は、OCEANTRIBEの数少ない一眼部隊だ。

 

これから、良い写真期待してるよ。

 

 

 

 

 

ゆきや

 

幼い時の僕と出会った

4/25  田子  透明度:10~15m 水温:17℃

 

朝一、フクイさんがお店に入ってくると、手首に大きめのシップが貼られている、

 

どうやら手首を痛めてしまったのだという。

 

そんなフクイさんが、「なんかこうするとボクサーみたいでしょ」と自慢げファイティングポーズをとってきた、

 

え、えぇ。

 

すると僕の小さい時の記憶がふと、よみがえってきた、

 

小学生の時、路上でバック転をして手首を痛め、手首にシップをして包帯を巻いた、

 

そして「なんかケンシロウみたいでかっこよくね?」

 

と、友達に向かって自慢気にファイティングポーズをとった小さな時の自分を思い出したのだ(笑)。

 

あの時の僕と一緒だ(笑)。

 

今日はのんびり田子ツアー、

 

「大丈夫です、あ、でも痛いな」なんていう、ちょっと遠慮がちなフクイさん。

 

こういう時こそ僕の出番なのですよフクイさん、

 

最近筋トレをさぼって、少し細くなった筋肉達も喜んでいますよ、

 

ドライスーツの手首もぼくが広げて脱着してあげますし、

 

タンクの着いた器材もボートに運びますし、

 

しょわせますし、

 

フィンも履かせますし、

 

水中からボートに上がる前に機材も脱がせますし、

 

その機材も「オラァァァ」って言ってボートの上に引き上げますから。

ちゃんと潜れましたね

 

やっと冬眠からあけたアユミさんアサコさんも、

 

まぁ、色々ありましたが、無事にダイバーの記憶を取り戻して頂きました(笑)。

 

写真は少ないですがお察し願います(笑)。

 

僕のパフォーマンスを最大限に発揮した1日、

 

最近使われなかった筋肉達、喜んでおります(笑)。

 

アユミさんとアサコさんに「フクイさん、手首、どうなされたんですか?」

 

と聞かれていたフクイさん、

 

「いやぁ、銀座でちょっとワルサしちまってですねぇ」なんて言っているフクイさんを横目に、

 

本当は、風呂場で足を滑らせて転んで、手をついて、手首を痛めてしまった事、

 

僕は知っているのです(笑)。

 

 

大丈夫、遠慮しないでください、いつでも喜んで最大限のサポートしますから(笑)。

 

身体お大事に。

 

 

ヤマモトさんも

 

まさし

カトーさん

 

2019/4/24・井田      透明度13m  水温17℃

 

スナチゴミノウミウシ

 

 

 

僕はカトーさんのことをせっかちだと言う。

 

カトーさんは僕のことを話が長いだの、

段取りが悪いだの言う。

 

 

 

 

 

 

この日は、

カトーさんからツアーの要望があったものの、

人が結局集まらずひとりのみになってしまい、

やむなくカトーさんにツアーの中止を伝えた。

 

 

だがその直後、東京に帰省していたのだという

宮城県に嫁いだ元非常勤スタッフのリエから

ツアーに参加したい旨の連絡が入った。

 

 

 

すぐさまカトーさんにツアーの催行を伝える。

「カトーさんやっぱ行きますっ」

 

 

 

 

 

 

 

はいっ。

段取りすいませんっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は井田の海底で見つけた

トモエミノウミウシ属ヨツスジミノウミウシ科

「スナチゴミノウミウシ」というらしい。

 

 

 

砂の海底に、バルーン形で透明なゼリー状の物体

(直径3cm程)がいくつもはえていて、

その中に小さな粒が無数に入っている。

 

ゴカイの仲間の卵塊なのだが、その中に

このウミウシは自分の卵を産み付けるらしい。

 

 

 

 

 

初めての出会いにリエとシャッターを何枚も切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだか」

 

という、せっかちな視線のプレッシャーを感じながら。

 

 

 

 

 

まさ

 

ジンギスカン

 

4/19-21・北海道‐支笏湖(シコツコ)   透明度25m  水温4℃

 

 

 

千歳川源流

 

 

 

 

飛行機の小さい窓から、でっかい大地が見える。

遠くの山にはうっすらと雪化粧を残して、

澄んだ空気が冷たくておいしそうに見える。

 

 

 

 

支笏湖に潜るため、

行者ニンニク(アイヌネギ)を狩るために、

千歳空港に降り立った。

 

 

 

 

 

 

 

早速レンタカーに乗り換えて、

美味しい生ラム肉が手に入る精肉店へと向かう。

 

 

 

美味しい羊どこですか?

 

 

ジンギスカンでアイヌネギを一緒に焼いて食べるのが、

北海道で生まれ育った者の楽しみの一つ。

 

 

柔らかく臭みもない良質の生ラム肉をここで入手して、

これからの山菜狩りで採れるであろうアイヌネギとの

ジンギスカンに胸が膨らむ。

 

 

 

 

でもその前に、

支笏湖でのレイクダイビング、

支笏湖を源流とする千歳川でのリバーダイビング

の予習もしときましょ。

 

 

 

サケのふるさと 千歳川水族館

 

 

支笏湖のミニチュア展示

 

 

えりヒグマ

 

 

これがサケ

 

 

見分け難しい・・・・

 

 

秋には真っ黒になって千歳川を遡上するサケのこと、

その他にもサクラマスや、ブラウントラウト、ウグイ

コイ、ヤツメウナギの生態などについて。

 

 

詳しく説明してくれる職員の話に皆うなずいてたが、

その人が通りすがりの一般人だったと知るや否や、驚きと

共にそのご高説の記憶はほとんど吹っ飛んでしまった。

 

 

 

 

 

その他番外編も・・・。

 

北海道とはゆかりのない、

古い角質を取ってくれるドクターフィッシュも何故か

ふれあいコーナーに展示されていて・・・。

 

 

 

シオツキさん大丈夫すか?

早めに手を引かないと骨だけになりそうです・・・

 

角質の塊シオツキさん

 

 

 

 

アケモさん大丈夫すか?

早めに手を引かないとアゴまでとれそうです・・・

 

ぎゃー

 

 

 

そ・し・て、支笏湖畔の山へ山菜狩りに。

 

タヌキの出没に沸き、

バカでっかいカルデラ湖の迫力に驚き、

アイヌネギの群生を見つけては熱狂した。

 

 

樽前山と支笏湖

 

山菜狩りっ

 

これが自生のアイヌニンニク

 

 

 

実はこのアイヌネギの寿命は短い。

生え始めてから2週間と持たずその食べごろを終える。

 

 

終盤はスジがたち、噛み切れなくなり風味も薄れる。

 

ニラとニンニクの美味しいところを足して2で割ったよ

うな豊かな味わいは、出始めてから1週間がベスト。

 

その頃のアイヌネギとラム肉の相性は・・・むーん、

例えようがありません。「完璧」なのです。

 

 

 

さらにっ、

の北海道限定「サッポロビールクラシック」が

これに合う。

 

 

メインディッシュ♪

 

素揚げにしたフキノトウ旨かったねー

 

スーパーローカルフード

 

 

最大40度ほどもある急峻な斜面での狩りをやり遂げた

達成感と、

 

生え始めから1週間以内のアイヌネギに出会えた喜びと、

 

そのふたつも相まって、腹 はち切れるほど最後までおい

しくいただいた。

 

 

フキノトウの素揚げもほんとーにうまかったっ。

 

 

 

 

 

湖畔のに立つホテルは、

源泉かけ流し露天ぶろ付きのお部屋で、

重曹泉が肌を滑らかにしてくれる。

 

 

ひんやりとした空気を吸い込みながら、

温泉が体に染み渡り、一日の疲れがどっと流れ出た。

 

 

部屋で少しの寝酒をみんなでたしなんで、

きれいな星空とも別れて布団にもぐる。

 

 

 

 

いよいよ明日からは湖底に潜る。

 

 

 

雪化粧の恵庭岳(エニワダケ)

 

 

支笏湖は水質日本一に何度も選ばれている、

有数の透明度を誇る湖なのだ。

 

 

水温はこの時期4℃・・流氷ダイビングと同じ装備で潜る。

 

 

太古の巨木が今も眠る

 

流れの起点

 

グラスボート船の内部を湖底側から見る

 

 

淡水で浮力が海水に比べ小さく、平均水温も低いため

湖底には遥か太古の巨木が折り重なるように沈み、

腐ることなく横たわっていた。

 

 

水草が湖底に草原風景を作っていて、そこに暮らす

イトヨや、スジエビ、ヌマチチブ(ハゼ科の魚)など、

小さな生物たちの逞しさに驚かせされた。

 

 

 

3本も潜った。

 

 

「冷たいの重い(装備)の」言いながら、

みんな最後まで笑顔だったことに驚かされた。

 

 

 

 

そして明日は支笏湖からあふれ出す、

千歳川の源流に乗る。

 

 

倒れた木の横を潜りぬける

 

ブラウントラウト

 

う、うしろーっでかいのがいるぞーーっ

 

 

 

支笏湖からあふれ出した透明な水はゆっくりと流れだし、

そのまま千歳川になる。

秋にはサケの大繁殖スペクタクルがこの下流で起こる。

 

 

 

物陰に潜む70cmオーバーのブラウントラウトや、

1mオーバーの巨大な鯉が川底に潜んでいた。

 

川の両岸にそびえる木々が見上げると水面に映っていた。

 

 

 

ゆっくりとゆっくりと、40分ほど、

下流へのリバートリップは気持ちいい。

 

 

 

全員並びます

 

このソフトクリームを食べ終えたら、支笏湖とは

おさらばだ。

 

 

湖と、

川と、

山と、

温泉と、

食を、

今ならでは、ここならでは、を過ごしてきた。

 

 

 

 

 

帰りの飛行機まで、

東京のアスファルトジャングルでは見られないもの

ぎりぎりまで見に行きましょう。

 

 

 

 

そして最後は寿司も食べましょう。

 

 

 

牧草地

 

の道路挟んで反対側には牛

 

馬です

 

乗ります!

 

乗りました!

 

 

体の曲線が美しいサラブレッド、しかもダービー優勝馬や、

バカでっかい道産子馬や世界最小種ポニーなど、

ほぼすべての馬種を飼育している吉田牧場にて、

 

 

 

馬に触れ、乗馬まで楽しんだ。

 

 

 

牧場から言われていた80キロの体重制限・・・。

 

ジンギスカンとビールとソフトクリームとで大きく

なっていたであろうジュンさん、シオツキさん、

 

2人の乗ったお馬さんたちは、

「割に合わない」というような顔をしてました。

 

 

ノリコ騎乗の際にはごらんの余裕の表情だったのに。

 

ノリコ騎乗

 

 

これにて2泊3日の北海道ツアーはおしまい。

 

 

最後の楽しみは空港でのお土産とお寿司。

 

 

旨いものを最後の最後まで詰め込んで。

 

温泉後の牛乳のように

 

アイヌネギ洗い

 

アイヌネギ洗い

 

みんな無事かーい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日間。

 

 

 

サポートいただいた現地ガイドのイタヤ氏、

保険のアイヌネギを実家の近くで取って届けてくれた

親父、ありがとうございました。

 

 

 

 

皆に手伝ってもらい、すごく楽しいツアーになりました。

 

 

 

 

 

ご出演頂いた、タヌキ様、エゾシカ様、羊様、牛様、馬様、

北海道ツアーを盛り上げて頂き誠にありがとうございます。

 

 

 

 

また来ますね。

 

一時、東京に戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ