何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「東伊豆ダイビング」カテゴリーアーカイブ

前菜はアオウミガメでございます

 

2021/5/15-16 ・ 北川-IOP                       透明度6-12m  水温18℃

 

 

 

アカボシウミウシ

ミノウミウシを丸呑みにかかるアカボシウミウシ。

 

 

 

 

 

 

青い空に、ぬるんできた風が雲を運んでる。

 

国道135号を南に走らせると、

前日までのうねりがうっすらと残る相模湾が

せわしなくキラキラ僕らを誘ってくる。

 

 

 

 

 

そんな風情豊かなドライブで、

1泊2日の旅はのんびりと過ごす予定だった。

 

 

 

 

 

そう、

海に飛び込んだ僕らの真下に

大きなアオウミガメが出現するまでは・・・。

 

 

 

 

潜降ポイントで偶然寝ていた大きなアオウミガメ。

 

 

 

 

 

 

 

その後も、

「一緒に潜りますよ」

って言ってくれた現地ガイドさんについてったら、

怒涛の珍生物ラッシュ。

 

 

 

ぼくの見つけた生物と、

そのガイドさんが見つける生き物たちと、

その間を行ったり来たり、

みなさん写真が忙しい。

 

 

 

 

 

 

 

この日の僕は、

正直言うと「北川」という選択には

懐疑的だったんだけどね、

みんなに推される形でね・・・。

 

 

 

 

ごめんなさいっ。

んありがとうっ。

 

 

 

 

今日は俺もう、ここしか考えられねぇっ。

 

 

 

 

 

ウデフリツノザヤウミウシ

 

もしゃもしゃはむはむピカチュウ3個体。

 

ムラサキウミコチョウ

 

ぴっとり♡

ムラサキウミコチョウもあっちこっちいたね。

 

コトヒメウミウシ

 

コトヒメウミウシの珍しい柄バージョン。

 

 

きれーなオオモンカエルアンコウ。

 

イロエルアンコウ

 

小指の爪ほどのイロカエルアンコウも。

 

オルトマンワラエビ

 

オルトマンもなんかつまんで喰ってるね。

 

ヨシオキヌヅツミ

 

初めて聞いたヨシオキヌヅツミなる貝。

ヨシオさん(という方)が見つけたらしい。

 

 

 

 

 

 

そのほか:

 

カイカムリ(小っちゃくてかわいい)

アナモリチュウコシオリエビ(通商ロボコン)

イソコンペイトウガニ

アカシマシラヒゲエビ

 

カシワハナダイ・タカベ群れ・イワシ群れ

キツネベラ幼魚・テングダイ・マツカサウオ

 

ミアミラウミウシ・テントウウミウシ・

ボンボリイロウミウシ・キイボキヌハダウミウシ

クマドリミノウミウシ・セスジミノウミウシetc

 

 

 

 

 

 

 

のんびりやるどころか、

3本せわしなく。

 

 

お昼ご飯も、休憩中に車を走らせて、

コンビニに買いに行ったぐらいにして・・・。

 

 

 

 

 

 

楽しいのは昼間だけではとどまらない・・・。

 

 

 

 

新規開拓

 

 

 

 

いつも泊まらせてもらう、木々に囲まれた閑静なお宿から

歩いて行けるところにね、

おいしいご飯が食べられるお店を見つけたよ。

 

 

 

 

 

ナイス北川。

 

ナイス新規開拓ご飯屋さん。

 

 

 

 

 

 

 

まさ

その目を私にください。

1月3日 IOP 透明度 20m 水温17℃

 

 

 

IOPの透明度が抜群!

20mは見えてると言ってもいいこの日。

 

 

 

泳いでいるだけでもきもちいいー♪

そして穏やかー。

 

 

太陽キラキラ

 

 

浅場にはキビナゴやイワシの群れ、太陽もキラキラ。

本当に気持ちが良いー。

 

 

私はのーんびり泳ぐだけでも大満足。

 

でも、生き物も見たいと言う皆の無言のプレッシャーを感じ、

生き物捜索。

 

カエルアンコウは数種類。

極小、中、巨大。

 

小指の爪くらい

 

中ちゃん ジャンボ君

 

 

最近IOPではカスザメが砂地に隠れているらしい。

ぜひとも見たいとイラストと共にブリーフィング。

 

私が書いたイラストを見たみんなは「カッパ・・・?」

カスザメです!

 

 

食べちゃうぞー カスザメ発見

 

ほら、私のイラストとそっくりではないですか!

(イラスト見たい方はいつでも私まで!)

 

でも、このカスザメ、エグチさんが見つけてくれたんですけどね・・・。

 

 

 

 

 

その後、エグチさんがライトをちかちか。

 

 

ツバクロエイ

 

これはー!ツバクロエイっ!

お初にお目にかかります!

 

 

 

ピカチューが聞いていた場所にいないなー。

 

すると、ライトがチカチカ。

またしても・・・。

 

ウデフリツノザヤウミウシ

 

 

全く違う砂地で発見。

 

その目を私にいただけませんか?

是非とも頂きたい。

 

 

自分の絵心と目の役立たずっぷりにガッカリした一日・・・。

 

コブダイ

 

私の周りをグルグルとついてきて、

まるで慰めてくれているような(エサ欲しいだけ)

コブダイに傷ついた心を癒してもらいました。

 

目を鍛えれば、生き物の特徴を捉えられて、

 

イラストも上手になって生き物もザクザク見つかりますかねー?

 

 

すなお

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊び心の神様

 

 

 

 

 

2019/12/7-8・IOP-熱海     透明度15-18m   水温20℃

 

 

 

 

この時は知る由もなし

 

 

 

 

 

持て余した時間に城ケ崎海岸のゴツゴツした

溶岩の上を歩いている。

 

 

 

昔、

一帯の大噴火により噴出した大量の溶岩が、

沿岸を埋め尽くしながら、

最終的には海底30mにまで流れ込み固まった。

 

 

 

その溶岩は今やサンゴの群生の土台になり、

魚たちの隠れ家になり、

豊かなダイビングスポットを形作っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、語りたいのはここではなく、

 

 

 

 

なぜ時間が余ったのか・・・

それにより我々に起ったとんでもない災難について・・・

 

 

 

 

それを語らずにはいれないだろう・・・。

 

 

 

アカウミガメ

 

 

 

 

久しぶりに足を向けたIOPの海は、

とてつもなく綺麗な水で気持ちがいい。

 

 

 

 

目の前に突然現れたアカウミガメが、

砂の海底を滑空して、

やがて青色の背景に溶け込んでゆく。

 

 

 

 

 

 

2本目を終えたところで、海の傍に立つ休憩所で

軽い昼食と暖とる。

 

 

夜の美味しい居酒屋を予約してるから食べすぎ注意。

 

そして楽しい夜に備えて昼寝もしとくべきだ。

 

 

 

 

うとうとうと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あのー・・・」

とサービスのスタッフが、

眠りに入ったばかりのぼくに申し訳なさそうに

話しかけたのが14:15。

 

 

「もう一本入られるんでしょうか?

最終エキジット15:00ですけど・・・」

 

 

爆発したように跳ね起き、海めがけて突き刺さり、

海底到着14:25!!

 

 

トイレにいき、ドライスーツ着て、器材装着して、

フィン履いて、水面少し泳いで、潜降して、所要10分。

 

 

 

 

このときまで20年、ダイビングは

瞬発力とは無縁のスポーツだと思っていた・・・。

 

 

 

 

 

詰まらぬ距離

 

 

 

 

そしてその後の僕等の時間は余り、

猫のいる林を抜けてゴツゴツした岩の上を歩いている。

 

 

 

 

まぁるくなれますように・・・

 

 

 

 

これを見るために。

散歩も兼ねて・・・。

 

 

 

 

 

 

岩の間に挟まった岩が波に転がされつづけ、

長い年月をかけて見事な球状になっている。

 

 

 

 

 

ポットホールなる名称の、ちょっとした有名な岩。

 

 

 

 

 

 

 

 

シオツキさんと僕は間近まで降りて、

丸くなれますようにと願をかけた。

 

 

 

 

 

 

 

と、

 

その刹那・・・

 

どっぱーんっ、という音とともに僕とシオツキサンは

波のブラインドに一度姿を消し、再確認されたときには

頭のてっぺんからつま先まで、ずぶ濡れになっていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

この写真は、

まだ幸せだった頃のシオツキさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずぶ濡れのまま近くの温泉へと急行すると・・・

 

なんとそこにはっ、

ドラム式の乾燥機数台と靴2足が入る乾燥機を備える、

コインランドリーが併設されていたのだ。

 

 

 

 

 

 

何という神のいたずら・・・。

ぼくたちで遊んでおられる・・・。

 

 

 

 

 

 

 

僕とシオツキさんの靴2足はシューズ専用乾燥機、

シャツや靴下はまとめてドラム式へ。

 

 

 

 

温泉で体を温めている間に、

かの災害はなかったことになっていた。

 

 

 

 

 

刺身クオリティ半端ないってっ

 

 

 

 

 

むろん、こんな日だからとめどなく会話は弾む。

 

店主の出す逸品にはどれも魂がこもっているようで、

そのどれもが格別に旨い。

 

 

遅くまで笑い声が途切れることは無し。

 

 

 

 

こんなにおいしいサバも・・・

 

 

 

 

ただし、

どんなにおいしい料理も、背景が悪ければ、

まずそうな写真になってしまう。

 

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

この後宿にもどり、

僕は間もなく記憶を飛ばすことになるのだが、

翌朝の報告を受ける限りひどいことはしていない。

 

 

 

 

海底に横たわるかつての・・・

 

 

 

 

覚えている記憶まではとても綺麗な思い出だ。

 

2日目に潜った熱海の沈船もとても綺麗だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西高東低の冬型の気圧配置になると、

西風が強く吹く日が多くなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東伊豆の海が熱くなるのはこれからだ。

 

忘年会のシーズンもこれからだ・・・。

 

 

 

 

 

まさ

言わなきゃよかったー

8月16日 透明度:5~10m 水温:24℃

 

この日のツアーはベストポイント!

さて誰が入ってるのかな?

 

ほーほー、郷さんにかぶちゃんねー!

 

後は、相場ちゃん、おーいつぶりだー?二年ぶり。

えんださんも久しぶりだぞー?1年ぶり。くりやまさんも去年依頼。つまり一年ぶり。

そしてダイブマスター候補生、あきよしさん。

おや半年ぶりだぞ?

 

みんなコラー!間明けすぎだー!(笑)

何故か久しぶりの人々が大半を占めるツアーになりました・・・

 

そんなみんなと、行ったのは

私も久しぶり!

川奈!

 

行きの車の中で、川奈にはカメがいついてるんですよー!

なんて言ったら、

みたーいと!

でっでもね、ほら。夏だし、お盆だし、

人いっぱいだと遠くに逃げちゃうから・・・・。

 

結果はというと、タイトルの通りです。

いませんそんなもんは!

 

桃太郎のお話の中にしか出てこないんですよ。

 

かめ探しのためにいっぱい泳いだんだけどなー。

かめ探し オチビソラスズメダイ

 

イシモチの奥にみんな 突進!

あおー ミナミハタンポ

でもいっぱい泳いだおかげで?

 

こんなに小さくてかわいい

ミナミハコフグの赤ちゃん見つけたもんね♪

あれは相当可愛かった♡

 

お昼は電話がつながらないから休みかと思ってたけど、

マスターが前飲みすぎて携帯なくして連絡つかなかっただけの、

花季で!

 

花季

 

いやーマスターの携帯が見つかったおかげでありつけました!

 

みなさんカメはまたリベンジさせてくださいっ!!

 

すなお

 

ぼくの伊豆終着駅2017

 

 

2017/12/21-22・IOP-八幡野    透明度10-15m  水温17℃

 

 

 

 

オキゴンベ BYせつこ

 

 

 

 

 

せっちゃんのオキゴンベ。

 

 

手前側のアウトフォーカスはウミシダかな?

それともウミウチワの一種??

 

 

何かの隙間から、オキゴンベの特徴的な背びれとグリーンに透き通った瞳が美しいっ。

 

 

 

 

 

 

せっちゃんが撮ってきた魚たちはもう700種類を超えてるらしい・・・。

 

 

 

 

 

こんな風にして撮ってもらえる魚たちも幸せだ。

 

 

 

 

 

いつの日か・・・せっちゃんの前に魚たちの行列ができる・・・

そんな日が来るような気さえするのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなせっちゃんと画策した、

生き物とちゃんと向き合いながらいい写真を撮りたくて、被写体も豊富で、

ごはんもおいしいけりゃ尚のことイイねお泊りツアー。

 

ー1年を締めくくるにいいツアーにしたいなバージョン2017ー

 

 

 

 

 

刺身も料理もうまいっ

 

 

 

 

 

 

 

ポッドホール

 

 

 

 

 

IOPで被写体にも恵まれて超絶楽しいダイビングを昼寝を交え堪能したら、

観光にも出かけましょ。

 

 

 

 

 

僕もね、

その存在はずーっと聞いて知ってはいたんだけど実際見たことはなく、

IOPからすぐ先の”ポットホール”なる不思議な岩のあるところ。

 

 

ずーとみてみたかったの。

 

 

 

 

 

とにかく見た方がいい。

 

そのまんまるさはやばい。

 

 

 

 

波の力で動くたびに削られて真ん丸になったその岩は、

僕らの目さえ真んー丸にしてしまう・・・。

 

 

 

 

 

しばしトモエと「丸~っ。えー!まる~っ」を連呼。

見たらもうそれしか出てこない。

丸すぎんだもん。

 

 

 

 

 

 

 

だがしかし、このぜったに見た方がいいと思えるこのスポットに

たどり着くための案内がどこにもない。

 

 

それもふしぎ。

 

 

 

 

海岸の波をかぶる場所・・・という情報しかなくて・・・。

 

 

 

 

地元に人に聴取を試みると、

とにかく足元が悪い、松が危ない、海にぶつかったら東京方面に少し歩くとある。

見に行っても見つけられずに帰ってくる人がほとんど・・・など

 

 

 

「ま、松が危ない??」

 

 

 

有力とは思えない説明の中でひときわ気になるこのフレーズ・・・

 

危ない松っていったい・・・どんな・・・。ゴクリ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行けばわかる。

 

 

 

 

 

 

行く人は、足元と、松には十分に注意が必要だ。

 

 

 

 

しょうだいが撮ってくれた写真

 

 

 

 

 

初めて泊まった宿も、夕食に予約をした料理屋も予想をはるかに上回った。

 

 

 

 

とくに夕食での刺身の旨さはやばい。

 

 

 

アカヤガラの造り・ひらソーダガツオの中トロのような刺身・

ウスバハギの肝を和えて頂くお造り、

それに加えてお料理のすべて美味しいことっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ショーダイが撮ってくれたいくつもの決定的瞬間を捉えた写真と、

 

ゆみちゃんの少し的を外した大声と、

 

かおるの殺人的なお酌スピードも相まって・・・

 

時は、気持ちよくあっという間に流れ、酔いはどっぷりと回り、

 

気が付くと運転代行者の操る我がハイエースで寄宿するという。。。

 

 

 

最高の夜。

 

 

 

 

日本酒いっぱいのみました

 

 

 

 

 

翌日、八幡野。

 

ほぼ情報のあった生き物は皆無だったけど、

生き物へのぼくらの情熱が上回った。

 

 

 

コクテンベンケイハゼにヤイトサラサエビ、

キツネベラ幼魚、ベニカエルアンコウのちっさい幼魚、

などを自力で見つけては、どうやればいい写真になるのか真剣に向き合っている。

 

 

 

 

コクテンベンケイハゼ BYせつこ

 

見つけましたっ、ベニカエルの子ども  byせつこ

 

キツネベラ

 

ウツボ子供可愛い

 

この子の名前知ってる方いましたらお教えください

 

 

 

 

 

また来年もやりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

こんなにゆっくりな、

充実の、

おいしくて、

それでいてちゃんと目標があって、

そして課題が残る・・・

 

 

 

 

 

そんなツアー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで2017年の伊豆ツアーは最後だけれど、最後に最高の到達点。

 

 

 

 

 

 

 

それは来年に向けてやりたいことが明確になった2日間。

 

 

 

 

 

 

 

 

いちねんかん、

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

まさ