何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

今年最後の更新です。

 

2016/12/29・お店より

 

 

一昨日の雨から一転また急激に気温が下がってきて・・・

今年の年の瀬はなんだか天気の移ろい激しい・・・。

 

 

でも、あと1回寝たら僕たちは沖縄の空の下。

あともう3回寝たら訪れるお正月を温暖な沖縄で迎えようって魂胆です。

 

 

 

その沖縄ツアーを控えて正ー直、「1年の締めくくりのブログ」も

どーにも実感としていまひとつ・・・ですが。

 

 

 

いつも寛容的なみなさまっ

 

 

 

 

2016年はたくさんの新しい出会いと別れの一年になりました。

 

今年ダイビングを始めた人たちはみんないい人たちばかりで、

ぼくらのことを「いいスタッフだ」「いいお店だ」とすごく褒めて頂きました。

 

 

至らないところがいっぱいあっただろうに、心の広い人達との出会いに感謝いたします。

 

 

 

評価は上がるより下がるほうが簡単です。

 

最初から評価が高いことは、自覚のない我々にとっては恐怖そのものですが、

期待を裏切ることがないよう初詣で神様にお願いしてきますので、

どーか末永くお付き合いいただけますようお願い申し上げますっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

お付き合いの古いメンバーや関係者各位のみなさまには、今年もよく叱られました。

 

でも最後には「まぁ、おまえらならしゃーないっ」と、結局わがままを聞いてくださいました。

 

そのご恩をぜったい忘れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして何よりも龍の退職・・・。

それぞれの喪失感の中で、様々な感情、想い、憶測が交錯しました。

 

 

 

お世話になった人たちへの責任をこれからの人生で果たして行ってくれることを信じて、

ぼくたちは旅に出るリュウを見送りました。

 

 

 

今まで、リュウを優しく受け入れ、育てて頂いた皆様にスタッフ一同を代表して

御礼申し上げますっ。

 

 

 

 

 

 

もしかすると・・・

来年のツアーに非常勤スタッフとして普通に朝お店にいることも

あろうかと思いますが・・・そのときも温かく受け入れて頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊豆の海の生き物方様を筆頭に、皆さま良いお年をお迎えください。

 

ご自愛頂き、笑顔あふれる年越しになりますようはるか沖縄の地よりお祈りしておりますっ。

 

 

 

お店の営業再開は1月8日(日)からになります。

ご不便をおかけしますが、何卒ご理解賜れますようお願い申し上げます。

たまに、留守電とメールはチェックしてますので何かりましたら

レスポンスは期待せずにご伝言願います。

 

 

 

 

 

 

 

そいじゃぁまたっ。

 

 

 

 

ありがとうございましたっ。

 

 

 

スタッフ代表:まさ

 

コソガドウクツ

 

2016/12/13・熱海        透明度15m   水温18℃

 

 

小曽我洞窟(コソガドウクツ)

 

 

 

 

小曽我洞窟の夏は、豊かなイセエビの漁場になるために入ることが出来ない。

 

ここに入る事が許されるのは11月から3月の期間だけ。

 

とくに透明度の上がるこの12月は、

太陽の位置ともにコソガドウクツが最もきれいな”旬”と言える。

 

 

 

 

 

 

 

熱海の海岸線を構築する断崖絶壁沿いに船を停泊させ、

水底からその入り口を探すと漆黒のくぼみが見えてくる。

 

 

車2台がゆうゆうすれ違える場所や

人一人がやっと通れるような細い場所も有する闇の世界は約40mにわたって続き、

その道中には暗がりを好むウミウシやマツカサウオの仲間、

セミエビやスベスベマンジュウガニたちがざわめきをもって迎えてくれる。

 

 

 

 

 

 

ライトを片手に探求心をくすぐられながら・・・

 

差し込む青い光に心うばわれながら・・・

 

 

 

 

 

心地のいい時間は、トイレのリミットをむかえるまでつづく・・・。

 

 

テングダイ ガラスハゼの宝庫

 

ゼブラガニ 小曽我洞窟 反対側

 

 

 

 

今日は3人。

 

 

 

 

 

小田原の山の上にある焼きたてナンのカレー屋さんで、

ワタリガニやアサリで出汁をとった濃厚なシーフードスープカレーを食べた。

 

 

 

 

 

そしてそのまま箱根の温泉へ。

 

 

 

 

たっぷり1時間半。

 

 

 

 

 

木々に包まれた露天の端で、熱海の海底の夢を見る・・・ZZZ。

 

 

 

じゃぱん

 

 

久しぶりに海にやってきたアイカちゃん、

道具もそろえてきちんと上達してるハシモトちゃん、

 

 

 

今年1年ありがとーございましたー。

 

 

 

まさ

人が点にしか見えない海のうえで

 

2016/12/10-11・田子 AOW講習     水温18.5℃    透明度6-10m

 

 

弁天島を背景に

 

 

 

 

 

あーんな、人が点にしか見えないような沖合で潜って何をすんだろう。

 

あそこはいったい水深何メートルだろう。

 

水中はどんな景色で、何がいるんだろう。

 

潜っていった人間はどんな屈強な人達だろう。

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 

 

 

沖合200m、アドバンスドオープンウォーターダイバーになるための講習で、

 

水深は-30mまで潜っていきます。

 

海底には高さ20mを超えるバカでっかい岩山がボコボコそびえ立っていて、

その周りには大小さまざま、色とりどりのなさかなたちが驚くほど群れています。

 

そして私たちは生まれてはじめて水深30mの世界をのぞく

普通の男の子、女の子たちですっ。

 

 

 

直角に潜降 うわ居たーぁっ

 

西伊豆の夕陽に照らされて コンパス移動

 

 

 

 

コンパスや自然の創造物を駆使して方向感覚を失わないようにする。

 

夜の海に潜り、魚たちの寝てる姿を観察し、活発化する夜行性の生き物と初めてであう。

 

ドライスーツでのこれからの時期の潜り方や、浮力・バランスの取り方を練習して体力を使わないようにする。

 

ボートダイビングの醍醐味とそのリスクをかんがみて更に海を幅広く、奥深く理解する。

 

 

 

深い所に行けるためのトレーニングの他にもいろんなトレーニングを繰り返し、

みんなでAOW(アドバンスダイバー)の資格をめざします。

 

 

 

 

全部で5本。

 

 

最後は随分うまくなったし、どうだろう?更なる課題も出来たかな?

 

 

 

 

 

 

上手いものは必要で・・・

 

 

美味しい宴も、遅くまでつづいた部屋飲みも、たのしかったしっ。

 

 

オーガミさんのちょいずれ一人時間差クエッションも、

ミカの取り留めもないしオチもない読書のくだりも面白かったけど、

 

 

 

 

兄とアイスホッケーをしていた頃のいきさつをあんなにも話してくれたハラシマちゃんに

 

「兄弟はいるの?」

 

と質問したみっちゃんが、超絶ダイナミックおもしろかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

修了して一安心

 

 

 

 

 

 

2日間おつかれさま。

AOWおめでとうっ。

 

 

 

まさ

 

よわねをはくな

 

2016/11/26-27・大瀬崎       透明度:無視   水温:無視

 

冬の富士

 

 

 

これから、レスキューダイバーになるための訓練を行う。

 

 

 

 

 

いいかぁお前ら、弱音吐いてる暇があったらなぁ、

事故者にマウスtoポケットで人工呼吸吹き込め。

 

 

ダイビングの重い装備は2秒でしょい込め。

それが出来なきゃもっと重いものが一生お前らの肩にのしかかるぞ。

 

 

よぉーしそうだ。

溺れてるパニックダイバーを見かけたらそのダイバーとの真剣勝負だと思え。

 

水中から忍び寄るように間合いを詰めたらそいつのウェイトをひっぺがして浮力を与え、

相手を水面に仰向けに寝かしつけたら勝利の雄叫びは、「だれか救急車ーっ」だ。

 

 

 

 

 

 

こらーっそこーっ、事故者から手を離すなーっ

こらーっ、事故者に目隠しするんじゃなーいっ

おいそこっ波打ち際に事故者を放り投げるなっ

なぜ貴様が事故者の下敷きになっているのかっ

 

 

 

 

 

怒号が大瀬の湾内にこだまする。

 

 

途中で捨てちゃう ぎゃーっいたたたー

 

ぐわーっ そうだーそれでいいんだっ

 

人を引き上げる練習 あぁあああああー

 

ふーっ

 

 

 

ほんとはね、そこまで厳しくはないけどね。

 

でも、ちゃんと緊張感を持ちつつ頑張るよ。

 

 

 

今回の2日間で、実際の有事の場合、自分が何をできるのか

何ができないかが判断できるようになればいいし、

 

 

なにしろトラブルに遭っている人への対処を知っていれば、

自分がトラブルを引き起こすことが激減するからね。

 

 

 

 

 

くたくたになった体を戸田の名湯「一の湯」が優しく温めてくれて、

宿に帰れば元気百倍のいおりのご馳走が体に染みわたっていく。

 

 

ねぎらいのいおり飯

 

 

この2日間を経験すればだれもが少し成長する。

 

リスクを理解したうえで楽しむことが出来れば海はもっとふかくて身近なものになる。

 

 

 

得体のしれない一体感と共に・・・レスキューダイバーおめでとーぅっ!!

 

 

しゃーっ

 

 

 

最後は意識のないダイバーを担ぎ上げようとするトシキの雄姿・・・。

 

 

にゃーんっ

 

 

トシキは不合格っ。(笑)

 

 

髭も濃いしね。

 

 

 

まさ6-27

おれは38さい

 

 

2016/11/13・井田    透明度15-20m!  水温20℃

 

 

包帯ぢゃねーよ

 

 

 

吐息が白くなると、

「あっ息白くなったーっ」と、38歳でもそう思う。

 

 

 

買ったばかりのニット帽をかぶり少しウキウキしてたら、

ミカに、「頭怪我したのかと思いました」と言われてふつーに凹む。

そう、38歳でも・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

道はガラガラ。

プリウスαは一定のスピードでスイスイ東名を走る。

それなのに、強面のくせにビビリのユースケはギャーギャー喚く。

 

 

どうやら自分の運転する感覚と僕の運転のリズムがあわないみたいなんだよね。

 

 

 

あるよねーそういうこと。

 

 

 

僕ならブレーキ踏んでるタイミングなのに・・・とか、

ここで僕は車線変更しない・・・とか、

ここでアクセル踏むんだ・・・とか、

ここまでんなったらふつう給油するでしょ・・・とかね。

 

 

 

ひとつ言わせてもらうとね、君の普通は僕のそれには当てはまらんのだよ。

 

 

 

ただし、共通点は「安全に」。ね。

そこは一緒さ。

 

 

 

 

そのユースケが帰りがけに、

「今日1日の車線変更、俺の人生の車線変更の回数越えましたね」

ってまぁた面白いこと言ってたなー。

よーくおもしろおかしくいうよねー。

 

 

 

 

ユースケにいわせりゃ「し過ぎ」

おれにいわせりゃ「しなさ過ぎ」

 

 

 

 

大袈裟だぞ。強面のくせに。

 

 

 

空中浮遊

 

 

 

この写真を見よ。

 

 

 

 

透明な海と魚たちの群れ。

 

 

 

これを見上げているダイバーはなんと、

この日、生まれてはじめて海に潜ったサクライくん。

の、海洋実習風景。

 

 

 

 

童顔で、爽やかで、初めてなのに落ち着いてて上手。

出すぎない性格、笑った時のチャーミング、

それなのに芯がしっかりしてるその感じっ。

 

 

 

 

全て持ってるなっ、ちみはっ。

 

 

 

 

ふつーに嫉妬する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、

 

 

38歳でも・・・。

 

 

 

 

 

 

 

まさ