2017.11/25 川奈ビーチ
ベストビーチ!!東伊豆の透明度はよさげ。
朝みんなに、ポイントの候補を説明する。
IOPにはフリソデが・・フタイロがいて・・。
んんー。あまり反応がよろしくない・・。
あと、川奈には魚の群と、あとウミガメがいて・・。
ウミガメ?!・・うみがめ??・・・うみがめ!!
ウミガメ!!!見たい!
みんなのテンションが一番高かった、川奈に行く事が決定した瞬間でした。(笑)
1本目はウミガメ捜索しているようで、していないよーな。
ソラスズメ、スズメダイ、アオリイカ、群れ系と
イソギンポ、カマス、ネンブツダイなどを見てきたのでした。
2本目は本気で、まるっとウミガメ探しダイビング!!
つまり、他の生き物は紹介しないという事。
ウミガメがいなければ、ログブックに書く事は何もなくなる。
ウミガメがいなければ、「見れなかったね・・・。」
そういうテンションでツアーが終わる。
やがて、○○さんと行くとウミガメいないからいやだ。
なんて言われ始める。
それは避けなければ。
とってもハイリスクでハイリターンな勝負なのです。
エントリー直前。
気合いを入れ直していると、海上がりのチームが「カメいて良かったー!!」っと。
インストラクターとしての恥もプライドもなく、
速攻で「どこで見ましたか!?」
っと、聞きましたよね。(笑)
と・こ・ろ・が・・・。
めぼしい所を探してもいない。。。いない!
諦め、ヒトデヤドリエビを紹介し、マクロモードになった。
やっぱヒトデヤドリエビだよねー。
みんながエビを見ようと下を向いたその時。
トダケンがかわぐちくんの腕を引っ張り、
何かを指さしブクブク言っているのが見えた。
ばっと!指さす方を見ると、ウミガメ泳ぎ去っていくぅ~!!!
ヒトデヤドリエビにピントを合わせて
シャッターをきっていたみなこさん、かずさん、かおりさんを、
そんなもん捨て置け!!
と引きはがし、みんなでウミガメを見失わないように付いて行く。
プレッシャーをかけないように・・でも近づきたい。
そんなみんなの気持ちが伝わってくる。

敵じゃないよ。お父さんだよ。
そんな優しい気持ちで、離れたところで見守っていると、警戒を解き、
岩と岩のすき間ですっぽりと挟まって、うとうとし始める。
無防備・・・。
これ以上の癒しがこの世に存在するのだろうか。
10分?いや15分以上??子ウミガメの事を黙って眺めていた。
囲んで、じっと見つめた。
同じことを僕が人間の子どもにやっていたら、
おそらくパトカーが来てつれていかれただろう。
海で良かった。

調子に乗って、記念撮影もしちゃう大人たち。(笑)
ウミガメは真ん中の下。岩に紛れてるけど。
第一発見者のトダケン。本当にナイスなファインプレイ!!
あざっすっス。
「ダイビングの新たな楽しみに目覚めてしまった・・。」
ってつぶやいていたけど、まさにそうだね。(笑)
みなこさんも、まるで初孫の写真を撮るような勢いで写真撮影。

ウミガメ見れてピース出ました。(笑)
2ダイブ頑張って潜っても見れない日もあるから、この日は本当にラッキーでした。
お昼ごはんは、いつものように花ごよみへ。

花ごよみのカレーは。美味いのです。
ウミガメと花ごよみのご飯で、心身共に満ち足りた僕らだったのでした。

ああ。あの子ウミガメにまた会いに行きたい。
誰か、川奈リクエスト下さい。
カッシー