何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

守られていた森の探検記

 

 

2019/10/11-14・屋久島    透明度5-15m  水温25℃

 

 

 

永く深くこのもり

 

 

 

 

 

 

 

霧が木漏れ日に沿って降りてきて、

一面緑の斜面はあっという間に分厚いレースに覆われて、

苔の葉先にはクリスタルの装飾がキラキラ。

 

 

 

 

 

 

苔に水滴る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち止まると、深い静けさに、

自分の吐息とカケスが飛び立つときに発しただみ声が

遠くに聞こえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

みずみずしくってひんやりとした空気が、

喉に潤いを与えながら心地良く肺に満たされていく。

 

 

 

 

苔と共生の植物

 

霧に包まれる森

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音もなくいつの間にか目の前に立っていたヤクシカと目が合い、

しばらく動けずにお互い見つめ合った。

 

 

 

 

 

 

 

様子うかがうヤクシカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所々、立ち止まって集合写真を撮ってもらった。

 

 

その時以外は、みんな、「森とひとり」。

 

 

 

 

 

 

 

空っぽになって、自分の中の森に入り込む。

 

 

 

 

 

苔むすもののけの森っ

 

2000年の樹命

 

さて入山っ♪

 

これから養分という第二の役わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苔の狭間から今年芽吹いた一年目の杉は、

そびえる何千年の先輩たちのわずかに見落とした隙間から

太陽をもとめ、

誰も何もしてくれないこれからの千年をどう生きていくんだろう。

 

 

 

 

 

一年目の杉

 

何千年の杉

 

 

 

 

 

 

 

 

太鼓岩の眼下に広がる、今登ってきたあの森は、

そういう一つ一つが集まって出来ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

何分も、

何分でも、眺め続けられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

深い森、蛇行する川の流れ、雲、海を眺め何分も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋久島の苔むす森を抜けて、源流を手ですくい、

木々の間をすり抜け登った白谷雲水峡の山歩きは、

ここが一つのゴールになっている。

 

 

 

 

 

 

 

雲が晴れたーっ

 

 

 

 

 

10月第2弾の屋久島ツアーは、台風の影響を回避しながら、

多くを屋久島の陸の上を遊び倒した4日間。

 

 

 

 

 

 

これほど陸に遊んだオーシャントライブは、

未だかつてあっただろうか・・・。

 

 

 

 

ヤクザル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海の様子はどうやら厳しいようだ・・・。

こりゃだめだぁー

 

 

 

イタル氏は湿った口調で、

一向に収まらない海の様子を伝えている。

 

 

 

猛威を振るった19号の波は、予想よりも長引いていた。

 

 

 

レンタカーに載って翌日も山に向かった我々は、

紀元杉を見に行き、独自ルート?で巨木を探したりした。

 

 

 

道端に咲く、

恐ろしくセンスのある紫の花とオレンジの実をつける樹に

心奪われて写真を撮ったり、

 

 

 

誰か教えて、この木何の木?

 

 

 

 

轟く滝の下に立って、マイナスイオンと言うには濡れすぎる

気流を浴びたりもした・・・。

 

 

 

爆マイナスイオン滝

 

滝からの爆風

 

 

 

海辺の、島民が昔から使用しているという

ほぼ混浴の露天風呂にも入った。

 

水着禁止の、板一枚隔てた入浴に野生を感じながら、

でもそのぬるさに風邪をひきそうになった。

 

 

 

露天風呂も入りました

 

 

 

小さな町のはずれにある蕎麦屋の評判を聞き、

ナビを頼りに、細い砂利道やでこぼこ道を恐る恐る進んだ。

 

 

同時に料理を出せないことから、6人以上の団体は断ってしまう

小さなお店がそこにあって、

僕の頼んだお蕎麦は本当においしかった。

 

 

 

ぜっぴん

 

 

 

 

そして、食後のデザートも、

 

 

わたしたち、ぼくたちは忘れない。

 

 

 

(その時のつぼっちと、シオツキさんの少年のような笑顔も忘れない)

 

 

 

黒蜜氷とつぼっち

 

グァバ氷としおつきさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、3日目の朝。

 

とうとう海は開かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

湿っていたイタル氏の受話器から、やっと、

「おいでくださいまし」が聞けた。

イタル氏もホッとしたに違いない。

 

 

 

 

 

 

海は優しく迎え入れてくれた。

 

台風の猛威から、アザハタは居城を守り抜いたようだった。

 

おびただしい生命がいつもと変わらぬ逞しさで、

折り重なり生きていた。

 

 

 

 

ゼロ戦にも潜れました

 

ハナゴイの乱舞

 

アカオビハナダイ カシワハナダイ

 

アザハタ

 

アオスジテンジクダイ

 

キンメモドキ

 

砂原に翔ぶ

 

 

 

 

1日海にどっぷりと入れただけでも、ツイている。

 

 

 

一日ズレると屋久島にさえ

上陸できなかった方達もいっぱいいるのだ。

 

 

 

 

ほんとうによかった・・・。

 

 

 

 

その自然からのギフトに恥じない宴を毎晩ぬかりなく。

 

 

神々に感謝の気持ちを込めて、たくさん飲んでたくさん笑って。

 

 

 

旨いのよこの飯が

 

美味い空気といい酒と

 

刺身美味しかったねー

 

パノラマにてレバーパテ

 

ごんどー温めシステム

 

 

 

最終日を迎えた我々は、マスクとスノーケル、

ウェットスーツだけをもってまた海へと出かける。

 

 

タイドプールとサンゴ綺麗なリーフで最後まで海に浸かって

遊ぶ。

 

 

お尻だけ水面に残す不細工な素潜りを繰り返し、

少しづつ深く潜れるように上達した。

 

 

水深30cmのタイドプールで遭遇したシロオビハゼに大興奮。

イタル氏が次々に紹介するヤドカリ達の可愛さにズキューン。

 

 

イタルと深酒してしまい2人風呂で眠り込んでからの、

カップラーメン&ウィスキーで、飛び切り気持ち悪い僕も

イタルも力の限り遊んだ・・・。

 

 

楽しかったスノーケリング

 

タイドプールにいたシロオビハゼ 

 

タイドプールの力尽きたイタル

 

 

 

 

力の限り登って、
思いっきり潜って、

最後の力振り絞って泳いで、

(ぼくは帰ってきてから力尽き体調を崩して・・・)

 

 

 

 

やはりまた僕らはここを目指して来てしまうのでしょう。

 

 

 

 

 

思いっきり自然を感じに、また戻ってくるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

二転三転する旅行程に合わせて、付き合って頂いたみなさま、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ぎすぎすせずに、楽しい思い出に出来たのも皆様の人柄と、

屋久島の濡れすぎるマイナスイオンのおかげです。

 

 

 

 

 

 

 

いきまぁすっ

 

くぐりすぎ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かに守られているような気がした4日間。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

外はブルブル、中はぬくぬく。 

10月16日 安良里 透明度15m 水温26度

 

台風以降、透明度が安定しない中、

高い透明度をキープしている、安良里へ!

 

平日だというのに、東名高速は大渋滞。

 

箱根の山を越えてると、山頂の気温計を見て、

ビックリ!なんと7℃でした・・・。

どうりで寒いわけだ。もう冬です。

 

安良里に着くと、朝から山を越えてきたみんなを、

(たーっぷり寝れて元気なみんな?)

いつも通り真鯛のダイちゃんが歓迎!

 

 

だいちゃん、おはよう

 

 

 

ネジリンボウ ミカヅキツバメウオ

 

安良里は浅いし、今の時期水温も高くて水中はノーストレス。

気づくと60分も経ってる!

 

外気温は一気に冬っぽくなり20度切っているのに、

水温は未だ25℃。水中の方があったかいね。

 

 

中は広ーい

アジアコショウダイ

 

 

 

初心者ツアーのヒメノさんは初めてのドライスーツにドキドキ。

レスキューダイバーまで持っているのに、

ドライスーツは初めて。でも何でしょう・・・?

 

とっても似合ってます。

 

はい!皆さん準備はできましたか?
はい!皆さん準備はできましたか?

 

まるでインストラクターみたい。

 

水中ですれ違ったけど、初めてとは思えないくらい安定していましたよー。

ね?大丈夫でしょ?

もうこれで冬眠は許しませんよー。(笑)

 

お昼ご飯は暖かいお蕎麦!

 

たいちゃんいい顔してるねー

 

この暖かさが身に沁みます。

一気に冬模様の最近、早く秋に戻ってほしいなー。

 

山々も少しずつ紅葉し始めましたよー。

紅葉?枯れてる?

 

すなお

 

 

 

 

 

 

 

 

申し訳ありません。

 

 

 

2019.10.17(木) 井田 透視度10~12m 水温25.4℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリコさんはAOW講習で中性浮力。

 

ユウキさんとトシさんは、PPBスペシャリティ。

 

どっちもやるのは、中性浮力。

 

しかし、ユウキさん、トシさん、

 

この2人は只の中性浮力ではない。

 

逆立ちだ。

 

これが意外と難儀である。

 

 

 

 

 

1分続ければ、なかなかやるね。

 

2分保てば、大したもんだ。

 

3分やれば、素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長時間お疲れ様でした。
ミズキ『ぱちぱちぱち。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水面近くには、タカベ軍団が右へ、左へ泳いでいる。

 

が、そんなのは無視。

 

一目散に水深10mまで降りていき、

 

ユウキさん、トシさんには逆立ちになってもらう。

 

次にユリコさんのホバリングが安定するまで、ちょっと待つ。

 

 

 

 

1分経過。

 

・・・2分経過。

 

・・・・・・3分経過。

 

 

 

 

あっという間に3分が経過し、

 

2人を見ると、電柱のように微動だにせずにキープ。

 

 

 

 

予定では、全員が安定してから、

 

そこから3分間キープと言っていたので、

 

実はまだ始まってはいない。

 

だが、すでに3分は経過している。

 

 

 

 

 

ここでようやく、ユリコさんが安定。

 

最初のうちは、安定するまで時間がかかるのはしょうがない。

 

全然OK。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズキ、ナイスプレー!!
ミズキ、ナイスプレー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリコさんは、浮きそうになりながらも、

 

ミズキちゃんのフォローで、なんとか同じ深度に保てた・・・?

 

 

 

 

 

4分経過。

 

・・・5分経過。

 

・・・・・・6分経過。

 

 

 

 

 

ようやく、終了。

 

6分間逆さまになっていたせいで、

 

鼻が痛くなっていたみたい。

 

トシさんは、何回も何回も、マスククリアをしていた。

 

 

 

 

 

3分やれば、素晴らしい。

 

4分耐えれば、文句なし。

 

5分持続で、参りました。

 

 

 

 

 

6分我慢で、申し訳ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナミハコフグ

 

クマノミの幼魚

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よくぞ、6分間も逆さまになりました。

 

2人は文句なしのPPB(中性浮力)スペシャリティを取得です。

 

6分もやった人は、きっと初のはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頂きます!!

 

・・・どこからか殺気を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリコさんも、2人みたいに逆立ちできるようになりましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

ナベシマさん。

10月14日(月・祝) 田子 透明度:8~15m 水温:25℃

 

 

 

『あれ?!ナベシマさん来てない!電話しなきゃ!!』

 

『あ、僕いまーす。』

 

『え?おぉ!?おはよーございますっ。』

 

 

 

目の前に座っているナベシマさんを無視。
そんな始まりだったこの日。

 

エンリッチドエアーで潜ろうという、リクエスト。

 

酸素が多い分、窒素が少なく、NDL(減圧不要限界)が長くなる。
まさに・・・夢のようなエアー。

 

 

無敵のタンクを背負い、いざ。

 

 

ダイコンを確認、まだいられる。
いい加減そろそろ・・・まだいられる。
もっといちゃおうかなー・・・残圧がない!?

 

エアーの限りにじっくりダイビング。

 

エンリッチ、最高です。。。

 

唯一の悲しみと言えば・・・
私もミラーレス一眼、持ってくればよかった・・・。笑

 

 

 

モンツキベラ幼魚#田子ダイビング

 

サクラダイ雌#田子ダイビング ミナミギンポ@田子ダイビング

 

マツバギンポ#田子ダイビング スミツキトノサマダイ#田子ダイビング

 

タテジマヤッコ幼魚@田子ダイビング

 

ヒメエダミドリイシ#田子 アザハタ#田子ダイビング

 

オキナワベニハゼ#田子ダイビング カサゴ幼魚#田子ダイビング

 

 

アサミさん、お写真沢山使わせていただきました。
イトヤマさん、腕、あげてるじゃないですかー。
クサカベさん、あのアザハタ・・・よくぞ撮り収めてくれましたっ。
マナミ、オキナワベニハゼ、すり潰さないでね(笑)

 

 

いいなー。楽しそうだなー。

 

 

みんなの写真を眺めながら、やっぱり思うのです。
ミラーレス一眼、持ってくればよかった・・・。笑

 

 

田子ダイビング#沖の浮島根
ナベシマさん、いますね。

 

 

充実の2ダイブを終え、美味しいお寿司を胃袋につめ、お店に到着。
完璧な一日だった。

 

帰り際、去ろうとするナベシマさんへのあの一言こそなければ・・・。

 

 

 

『あ!ナベシマさん・・・ですよね?』

 

『はい、ナベシマです。』

 

 

 

ごめんなさい、ナベシマさん。
無視しているわけでも、名前を忘れているわけでもないのです。
ちょっと口と脳の連動が・・・。

 

次回は誰よりも早く挨拶しますからっ!

 

 

みか

運命的な再会。

10月14日 安良里 透明度;5ⅿ 水温;25度

 

 

史上最強クラスの台風が関東を直撃。

 

みなさんの周りは被害などは大丈夫でしたか?

 

OCEAN TRIBEは無傷で無事です。

 

台風の直撃の日はお店も早めに閉めさせて頂きましたが、

お店とピーちゃんが心配だったので、

玉ちゃんが泊まり込みました。

 

警備と言いながら、お店の有線でジャズを聴きながら、

お店にあるウイスキーを飲んだり、

お店のPCでYouTubeを見たり、

それはそれは楽しんでいたようです。

 

早朝からピーちゃんの騒音には悩まされていたようですが・・・。(笑) (よくやった!ピーちゃん!)

 

 

 

台風明けは初心者ツアーで安良里へ!

 

透明度はそこまでよくはないけど、

台風明けにしては、まずまずのコンディション!

 

大ちゃんも無事 いくよー

 

運命の再会

 

たまたま3か月前に、安良里で海洋実習をした、

けーことベンちゃん。

 

その時には小さくて黒いオオウミウマが

3か月経つと、黄色くて大きくなっている!

なんか運命を感じますねー。

 

黄色いので安良里ではバナナちゃんと呼ばれているこの子。

水中で見たマサシさんがおもむろにスレートに書いたのは、

 

「こういうポテトあるよね?」と。

確かに・・・。

冷凍食品でこういう形のポテトありますねー・・・。

納得。もうポテトにしか見えなくなりました。

 

みんなでポテトちゃんを見ていると、

すぐ横にトビエイの子ども現る!

 

トビエイ

 

私たちの前を優雅に飛んでいくトビエイ。

 

みんなちゃんと見れたかなー?

 

 

海鮮どーん

 

お昼ご飯は海鮮丼でエネルギーチャージ!

 

 

 

台風を境に一気に寒くなりましたねー。

みなさんも風邪などひかないよーにお気を付けください!

 

すなお