何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
11月6~7日(金夜・土) 神子元 透明度:6~12m 水温:22℃
やりました。
苦節3か月。
お店に帰ってくるたびに、マサさんの背中が大きく近くに見えました。
タマちゃんがツルっとした頭で・・・あ、顔で、ニヤニヤこっちを見てました。
今日はもう、肩で風切っちゃいそうな勢いです。
お店の扉も開けずに突き破っちゃう勢いです。
わーーーい。
どんなに透明度が悪くてもいいんです。
カナイさんとムラタさんに先を越されたっていいんです。
私だって、群れ、見れたんですから。
リクエストを入れてくれたカナイさんが一番喜んだのは、カマスサワラ。
でも、いいんです。確かに近いしかっこよかった。

ムラタさんがダッシュして消えていったのは、特大カンパチ。
GoProの録画ボタンのONとOFF押し間違えて・・・
でも、いいんです?目に焼き付けたし。

海面からあふれんばかりのタカベに巻かれて。

カメラを向けたら大人の男の方が楽しそうに両手を広げてくれて。

ありがとうございましたっ。
え?12月も行くんですか??
もちろん私も行きますっ
まだアイス食べれる!
みか
10月22日(木) 神子元 透明度:10~15m 水温:23~24℃
弓ヶ浜から、大型クルーザーで20分。
強い北東風でシケた水面。
緊張の一瞬・・・いざ、エントリー!!
青い海にうっすらと色が違う部分が見える。
寄っていくと、それが魚の塊であることに気づく。
そのタカベの大群に、カメラを向ける。
被捕食者である彼らにとっては、危険と隣り合わせの食事。
流れてくるプランクトンを必死でパクパクと食べるタカベ。
ザッ!
一斉に魚の群れが向きを変える音が、海中に響いた。
一気に凝縮されたタカベの群が降ってくる。
そのタカベの群の向こうに・・・・・!!!
さぁてと・・・
また来月が楽しみだなぁ・・・。
後ろ髪引かれまくり。
あなたには、見えるでしょうか?

来月こそはと、心密かに願かけちゃった私の心情が。
みか
9月29日(火) 神子元 透明度:8~10m 水温:24℃
久々の上陸!
おかしい。
何かがおかしい・・・。
連日、ツアーに行くたびに、
ようやく長いこと続いた『冷たい』『濁っている』海を脱して、
そのポイントの今季最高の透明度を記録している。
それなのに・・・なぜ?
強風予報に出港するかヒヤヒヤしながら朝5時半に車を走らせ、
伊豆半島の突端まで来て、出港を喜ぶ私たちに知らされたのは、
好ましくない透明度と情報。
これだけ伊豆全域青いのに、そんなわけないでしょー?
なんだか自分が、少しずつマサさんに寄せてきている気がする。
でも、そんな思いを振り払い、というか振り払うため、泳ぐ。
泳ぐ。
泳ぐ。
なにせ私の後ろをついてくるのは、
神子元の流れをものともしない猛者。
猛者、楽しそう。笑
だからたまに残圧を聞く以外は、泳ぐ。
現実を振り返りたくないからではなく、泳ぐ。
すれ違った特大アオウミガメに気づかなかったわけではなく、泳ぐ。
でも、最後に二人の方を振り向いた。
ごめんなさい・・・。
同じ海のどこかには、
3桁を超える群れがいたそうです。
マサさん、握手なんて絶対しませんからね。
みか
2020.9.11 神子元 透視度10~20m 水温26.8℃
『どうかサメが見れますように。』
神子元へ行く前日は、毎度そう願ってから、寝床に就く。

アッコさんは、遭遇率100%。
ズコウさんも、遭遇率100%。
そして、僕も100%。
そんな強運な3人をもってしても、
今日はなかなか厳しい戦いだった。

1本目、水面、水中ともに穏やか。
流れなんて一切なし。
泳ぎ始めて、僕たちはひたすら南へ向かった。
透視度も申し分ない。
ハンマーヘッドシャークのように、
辺りをキョロキョロしながら、ひたすらひたすら南へ進んだ。
27分間泳ぎ続け見れたのは、
ニザダイ、タカベ、イサキ、そして巨大なクエ。
こんなに泳いだのにいない。
なるほど。マサさんは常にこういう気持ちだったのか。
仕方ない。安全停止しよう。
BCDの右ポケットに入れていたフロートを打ち上げる。
それでもなお諦めず、
右手にフロートのカラビナを持ちながら、探し続けた。
い、いたーー。
奇跡でした。
みんな内心諦めてました。
こんなに苦戦したのは初かもしれない。

2本目も群れに出くわすことはなかった。
ただ、今まで比較的穏やかな神子元しか潜ったことのない、
少しハードめな海ではなかったですか?
激流に乗った瞬間、
地面や壁があっという間に過ぎ去っていくあの感覚。
楽しいですよね。
カメを見つけても、
そこに辿り着くこと出来ず、すぐ流されてしまう。
ハンマーヘッドシャークやカマストガリザメを見つけても、
流れが厳しすぎて、すぐ消えて行ってしまう。

これが神子元。
やっと神子元らしい海を体験できた。
ただ一つ、言えることは、
今日サメを3匹を見れたのは、3人が強運だから。
ゆきや
2020.8.17(月) 神子元 透視度3~10m 水温20~25℃
全長19mの290(フクマル)が動き出す。
お盆期間ということもあり、船の上はやや多め。
乗っている人は、神子元を頻繁に潜る人やプロばかり。
初めて神子元を潜る人にとっては、
少し緊張する光景かもしれない。
出船した時間帯は、9時30分。
この日、干潮の時間。
潮が引いている事、そして船体が19mもある事で、
船尾にあるスクリューは、水底に接触してしまいそう。
乗船人員30名ほどが、船首側に移動を命じられる。
船首側傾くことで、船尾側は浮き、スクリューが動き始めた。
いよいよ、290が港を出る。

大海原に浮いている神子元島の周辺が
こんなに穏やかなのは珍しい。
穏やかなことと、
心地良い太陽の日差しがよりワクワク感を生み出す。
神子元島の島影まで、残り5分ほど。
島が近づくにつれ、乗船している人の動きが機敏になる。
次第に話し声はなくなっていき、緊張が込み上げてくる。
今日の水中は、当たりなのか、外れなのか。
いざ、海へ。
正直言って、当たりでした。
目的とする根(水中にある岩山)に到着するや否や、
上方には、無数のシュモクザメの影が。
右へ行ったと思ったら、反転し左へと戻る。
左へ行ったと思ったら、反転し再び右へと戻る。
流れは無いと言っても良い。
ただ、下から冷たい潮が時折湧いてくる。
時間が経つにつれ、冷たいエリアは範囲を上へ上へ広げてく。
それに追われるように、
ハンマーヘッドシャークも上へ上へと上がっていく。

1本目を終了するころには、ほぼ真上に移動。
そこに真夏の太陽が指すことで、
シルエットがくっきりと見える。
推定100匹ほどはいたであろう。
透視度はいまいち、ただ当たりと言って良いだろう。
神子元とは思えないほど穏やかで快適な海。
このままでは、凄く簡単な海と思って帰ってしまいそう。
2本目に、『らしさ』味わってほしい。
何度も神子元で潜る何名かも、『らしい』海を期待する。

2本目、ハンマーはあまり見れなかった。数匹程度。
ただ、終始流された事と、
最後安全停止に差し掛かる時に、
8mか浮上したくても出来なかった事。(緩いダウンカレント)
この2つを体験出来たから、良しとしよう。
1本目と、2本目。
違う神子元らしさが出た海。
相変わらず、緊張はするし、怖い部分もある。
でも、やっぱり面白い。
大漁だ、大漁だー
あっ、拝啓マサさん。
またサメ見てしまいました。
ごめんなさい。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。