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それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「ウミウシ」カテゴリーアーカイブ

干からび調べ

 

 

 

 

2020.5.1(金) 玉手より

 

 

 

 

 

 

ウミウシって何なのだろう、たまにそう思いませんか。

 

 

 

僕はずっと気になってました。

 

 

 

今まであまり気にせずにいたウミウシの身体、そして生活。

 

 

 

 

 

 

干からびてしまいそうなので、調べちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

日本のウミウシと言えば。
伊豆のウミウシと言えば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊豆でも観察されるウミウシ。

 

 

 

見たことない人も、

 

聞いたことくらいはあるのではないですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本で観察できるウミウシは約2000種類。

 

 

世界では、約6000種類以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

チシオウミウシ

 

 

 

 

 

 

 

では、早速。

 

 

ウミウシは貝類の仲間です。

 

 

これは知っている人も多いかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

ウミウシは、成長していく、若しくは進化していく過程で、

 

 

貝殻を退化させたり、小さくして現在に至りました。

 

 

 

 

 

 

因みにウミウシの仲間は貝類だけではありません。

 

 

タコ、イカ、クリオネ、そしてナメクジ。

 

彼らも仲間なんです。

 

 

 

 

 

 

 

僕は、タコやイカが仲間なのを初めて知りました。

 

 

 

 

どうやら、彼らも進化していく過程で

 

貝を退化させたみたいなんです。

 

 

 

 

 

 

退化させたおかげで、

 

 

 

水中を自由に素早く動けるようになったそうです。

 

 

ただ中には、未だに貝を被って活動する種もいます。

(アオイガイと言うイカ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、ウミウシの部位についてです。

 

 

 

 

まずは、目。

ウミウシの目はどこにあるのか。

 

 

 

 

 

「よくここでしょ!」と言われるのが、触覚ですね。

 

 

上の写真だとオレンジ色の2本の角です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この触覚は、匂いを感じる部位です。

 

 

それを使って、自分が食べるエサを探しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

では、目はどこなのか。

 

目は触覚の付け根付近にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウミウシの目は、非常に小さい、

 

 

若しくは皮膚の下に埋もれているので

 

 

僕たちの目では、確認するのが困難な種が多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、困難な種が多い中でも、目が確認しやすい種もいます。

 

例えば、下の写真のオオアリモウミウシ。

 

 

 

 

 

 

 

オオアリモウミウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に載せたウミウシの写真に比べて、

 

 

形がだいぶ違いますね。

 

 

このオオアリモウミウシの触覚付近を拡大してみると、

 

 

触覚の間に黒ごまのようなのが2つありますね。

 

 

これが目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拡大すると、目が・・・

 

 

 

 

 

 

 

こんな種もいます。

 

 

ただ、目が確認できる種でも、人間の目のような機能はなく、

 

 

光を感じる程度しかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

クロスジリュウグウミウシ

 

 

 

 

続いて、鰓(えら)の位置。

 

 

 

海で生活している魚には必ずついていますね。

 

 

 

 

水中の酸素を体内に取り込み、

 

二酸化炭素を排出するためにあります。

 

 

 

 

 

では、ウミウシはどこに鰓があるのか。

 

 

 

 

 

 

上の写真だと触覚の奥にあるオレンジ色のやつが鰓なんですね。

 

 

 

 

 

この鰓のことを二次鰓と言います。

 

なんで『二次』がつくのか・・・、『一次』ではダメなのか。

 

 

 

 

 

 

どうやら魚のように口の側面に鰓があるタイプを『一次鰓』、

 

 

 

 

口の側面ではなく、

体の別部分にあるタイプを『二次鰓』と言うそうです。

 

 

 

 

 

違いはそれくらいみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、ウミウシの場合、

 

 

この鰓には肛門の機能もあります。

 

 

フンを出すのですが、見たことはないですね。

 

 

 

 

 

 

 

ケイウカスミミノウミウシ

 

 

セスジミノウミウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、二次鰓がないタイプもいます。

 

上の写真のような種類ですね。

 

 

 

 

ウミウシは本来、

 

皮膚から酸素の吸収と二酸化炭素の排出ができます。

 

 

 

 

なので、二次鰓が無いタイプもいるみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

キカモヨウウミウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に生殖器の位置を。

 

どの種もウミウシの右側面、中央付近にあります。

 

 

 

 

 

 

ピカチュウの交接

 

 

 

 

 

 

この写真はウデフリツノザヤウミウシ、

 

通称「ピカチュウ」と呼ばれているウミウシです。

 

 

 

 

 

2匹の間にある透明な物体が、交接器です。

 

 

この中に生殖器があります。

 

 

 

 

 

ただ、ウミウシは『雌雄同体』と言って、

 

雄と雌の両方の生殖器を持っています。

 

 

 

 

 

この写真だとそれっぽいのは1つしか見えませんね。

 

 

こちらについては、次回に持ち越したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

知らべていると、ウミウシは不思議なことが多く、

 

書きたいことが増えて増えて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキウミコチョウ

 

 

 

 

 

 

 

なので、ここまでを前半として、今回は終わりにします。

 

次回は、ウミウシの生殖器、卵、

 

そしてエサについて書こうと思います。

 

 

 

 

一度ですべてを書ききれず、ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

リクエストは?

3月18日(水) 城ヶ島 透明度:5~10m 水温:15~16℃

 

 

電話でツアーの予約を受けたのは、わたし。

 

 

『予約したいんですけど。』

 

『リクエストどうします?』

 

『何が見れますか?』

 

『ダンゴウオが旬かな~小さいの好き?ダンゴウオ見に行こう!』

 

『じゃあそれで。』

 

 

 

当日の担当ガイドは、わたし。

 

 

『今日はダンゴウオリクエストだね。ダンゴウオ、知ってる?』

 

『いえ、知らないです。』

 

『・・・。』

 

 

 

何かも知らずにダンゴウオリクエストを快諾したヤナイ君。
しっかり、その目に焼き付けもらいましょう(笑)

 

 

 

天使のダンゴウオ@城ヶ島
これがダンゴウオ!の、お尻・・・。

カメラトラブルが色々ありまして・・・
でも、目には焼き付けたからいいよね?笑

 

 

最大水深5mのビーチで体長5mmのダンゴウオを探し。
2本目は珍しい生物が多い東京湾エリアでボートダイビング。

 

 

クリヤイロウミウシ@城ヶ島 ハナタツ@城ヶ島 

 

イロカエルアンコウ@城ヶ島 スミレウミウシ@城ヶ島

 

ミアミラウミウシ@城ヶ島

 

 

意外にも小さい生き物が大好きなヤナイくん、
ウミウシやイソギンチャクが大好きな触感フェチのユウさん。

 

二人とも今日が何ツアーかは知らなかったようですが(笑)
旬の春の城ヶ島をたっぷり満喫したはず?

 

 

初心者ツアーのアサミさんもマイさんも、
付き合わされた形で城ヶ島ビーチでしたが、
この浅さが中性浮力練習にはちょうどよかったかな?

 

 

初心者ツアー@城ヶ島

 

 

季節来遊魚のように年1現れるリフレッシュダイバーのマイさんも、
今年はアドバンスを目標にしてくれたはず(笑)

 

 

 

お昼ご飯は丁寧なブリーフィングの元、
みんなの意見にちゃんと耳を傾け決定した三崎港名物のマグロ丼屋さん。

 

 

 

それにしても。

 

 

 

ツアーチームも初心者チームも、
ビールとレモンサワーがだいぶ空きましたね(笑)

 

 

ちりとてちん@三崎ランチ

 

 

みか

良く見つけましたね

 

 

 

2020.3.12(木) 城ヶ島 透視度8~10m 水温16℃

 

 

 

 

 

城ヶ島にはウミウシがわさわさといる。

 

珍しい子から、よくいる一般的な子まで。

 

 

 

 

 

 

潜る回数、そしてウミウシを見る回数が増えれば

 

自然と珍しい子と一般的な子の区別がついてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、

コモンウミウシ、ヒロウミウシ、そしてイボ系のウミウシ達。

 

この種のウミウシは、いわゆる伊豆の普通のウミウシ。

 

 

 

 

 

普通のウミウシを見る回数が増えれば増えるほど、

こういう言葉が出てくる。

 

 

 

『また、アオウミウシか。』

 

 

 

 

 

 

正直ぼく自身もいつの日からか

 

普通種を見るとそう思うようになっている。

 

 

 

 

 

珍しい種ばかり、見つけようとするせいなのか、

 

『普通種を見つけても、教えなくていいです。』

 

っと事前にいう日もあるくらい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スミレウミウシ

 

アカボシウミウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日も黙々と城ヶ島の水底を探す。

 

各々がバラバラに動く、必死になって。

 

見つけては、他の人を呼んで撮影、そしてまたバラバラに動く。

 

 

 

 

 

皆が写真を撮っている中、

キヨカちゃんがチラチラとこちらに視線を寄せてくる。

 

 

 

 

彼女の先にはコモンウミウシが。

 

きっとこれを教えたかったんでしょうね。

 

チラチラと見ていたその眼は、大変キラキラしてました。

 

 

でもね、大きな声では言わないけど、

 

それ普通のやつなんだよーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サガミミノウミウシ

 

ダイダイウミウシ

 

クリアイロウミウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらかと言うとワイドがお好みのツルタさん、

 

水の中へ入り、辺りを見渡すと

 

今日はワイドがは期待できないと察知したのか、

 

ウミウシ探しシフトチェンジ。

 

 

 

 

 

 

皆が散り散りになり、ウミウシを探している中、

 

ツルタさんが僕のフィンを激しく引っ張ってきた。

 

珍しいのがいたのかと思うと、それは・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

アオウミウシだった。

 

 

 

 

 

 

なんて言えば良いか迷いました。

 

嘘っぽく『凄いですねー』と言えばいいのか、

 

それ普通のやつですと言えばいいのか。

 

迷いました。

 

 

 

 

 

でも、嘘はつけなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚の真顔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海から上がって休憩してると、

 

ツルタさんに『お客様満足度を下げてますよ。(笑)』と言われる。

 

 

 

 

 

ん~、確かに。

 

次からは『よく見つけましたね。』と私は言いたい。

 

 

 

 

そう心に誓った、3月12日の昼下がり。

 

 

 

・・・言えるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おたま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊豆のリハビリ。

 

パラオツアーに行ってました。
ちょっとお休みもらってました。
お店でEFR講習やっていました。

 

ん?気がついたら3週間ぶりの伊豆の海。
しかも3号が来てから一度も潜っていなかったので、初3号。

 

 

き、きんちょうする・・・。

 

 

3月8日(日) 大瀬崎 透明度:8m 水温:16℃

 

 

謎なウミウシ@田子ダイビング
君の名は。

 

心惹かれる大瀬崎でしたが、
どうやら田子のウミウシがすごいらしいので、
リハビリダイブ(?)は田子の海へ。

 

リハビリ・・・小さっ!!!笑

 

春の伊豆の海。
洗礼を受けましたね。
でも、燃えますね(笑)

 

次々と現れる、肉眼では判別不能の極小ウミウシを、
トキワさんと目を凝らし、リョースケさんに無理矢理見せ、
次々と紹介しては・・・カメラチームの腕に任せます。笑

 

 

キカモヨウウミウシ@田子

 

ツノクロミドリガイ@ウミウシ アラリウミウシ@田子ダイビング

 

アオサハギ@田子ダイビング オキナワベニハゼ@田子

 

アオセンミノウミウシ@田子

 

シロハナガサウミウシ@田子 クダヤギクモエビ@田子ダイビング

 

アイリスミノウミウシ@田子

 

 

TGチームのシオツキさん、ヅカさん、大健闘。
一眼を構えたレナさん、目ピンが素晴らしい。
・・・けど、そろそろ先に進んでいいですか?笑

 

 

雨降るちょっと寒い一日でしたけど。
雨の心配いらずの田子で、移動距離最短の湾内で、
じーっくり潜るのもいいものです。

 

 

沼津魚河岸寿司@ランチ

 

 

そう、一日の〆に美味しい海鮮と日本酒があればもう、文句はない。笑
あら、ヅカさんヒレ酒ですか?あらら、シオツキさんも・・・笑

 

 

沼津魚河岸寿司@ランチ
ちゃっかり奥に冷酒が(笑)

 

みか

NO窒素デー

3月6日 田子 透明度:8m 水温:・・・

 

 

こんなにも窒素を溜めない日はあったでしょうか?

 

こんなにもスレートを使わないダイビングはあったでしょうか?

 

 

田子の白崎2本立て。

 

平均水深は4mくらい、深くても8mくらい。

 

ダイビング用のタンクは必要だったのか謎に思うほどに、

ひたすら浅場で。のんびりと真剣勝負。

 

そこには、ウミウシがたくさんっ!

スレートに○○ウミウシと紹介もせず、様々なウミウシを。

 

とっても小さいし、名前も知らない子たちばかりだったので、

たまに使うスレートには、「後で図鑑で調べましょう」と。

 

 

ネアカミノ説

 

オトメミドリガイ説 ミドリガイ説・・・

 

これもミノなのは確かでしょうけど・・・ ミノ系なのは確かですね・・・

 

キフチミドリガイ コトヒメウミウシ

 

ウララカミノウミウシ説 ハクセンミノウミウシモドキ?

 

小さいものと戦った後は、美味しいお魚を。

ホウボウを手にするミナさん、いい顔です!

 

ホウボウの塩焼き

 

 

お店に帰ってきてからも図鑑とにらめっこ。

 

何のウミウシだか調べるのも楽しいけど、

なかなか判別が難しいーっ!

 

ケンさんミナさんからの宿題、私なりに調べてみましたよー!

 

冗談とかではなく、本当に一日中、

ウミウシ図鑑とにらめっこでした。

 

お二人の答えと会ってると嬉しいなー。

 

すなお