2026/9/5-6・神子元-妻良 水温25℃ 透明度13-15m
初陣2人を含む6人とボク
神子元島出陣の図
伊豆随一の高度な
メンタル・スキル・フィジカルを要する
ときに潮流が激流と化す
神子元島のダイビング奮闘記
ダイブマスターのヤヒー大活躍の
行軍となった

神子元島2本目
7-8mまで接近してきたメジロザメ
1本目をほぼ完ぺきにこなした皆さん
だったがハンマーの群れには惜しくも届かず
満を持しての2本目は
上級者達と同じコースにチャレンジ
してみる事にした
エントリーは完璧。
潜降を始めると
アツコさんの耳が突如としてロックした
本来ならそこに皆で深度を合わせて
一塊になって「流される」のが正解
だったが、
ボクとアツコさん以外は
水底に降りてしまった
着底した位置の水深は15m程で
海底に向かってライトを振ったが
届かなかったようだ・・・。
仕方なく場所をマーキング
アツコさんのみ水面に残すことは
波の高さ、流れの強さと向き、
船の位置、を考えると下策と感じた
浅い岩礁から離れるために
アツコさんの手を引きながら
船に向かってライトをぶん回すと
すぐ気づき船を寄せてくれた船長
いつもの船長以上に
心強く、かっこよかった
2人ですぐに乗船したが
皆の待つ海底からはその時点で
50m程下流に流されている・・・
船長にマーキングポイントまで
船を進めてもらうが
その現場と思しきポイントの10数m横にも
泡が上がり、どちらに向かうべきか
イマイチ確信が持てなかった・・・
現場の海域は波高2m程で
島に当たって返される波とで
水面が平らになることは皆無
かき回されながら水面に上がる泡の量と
流れの向きから考察した結果、
より多くの泡が上がってる海面の
流れの上流まで船を回してもらい
飛び込んだ
泡が上がる地点に潜降を始めたその時
水面に浮上してくる5人の姿が見えた
ダイブマスター「ヤヒー」が
みんなを束ねて浮上してきた姿だった♡
チーム離散から6~7分の出来事だが
場合によっては大惨事の可能性もある
ボクの緊張感は最高調に達していたし
1個のミスも許されないと思っていた
あの船長の素早い対応と船の取り回し、
水中で皆を束ねてくれてちゃんと
浮上させてくれたヤヒーの活躍が、
どれだけ心強く逞しく感じたことか
ヤヒーに抱きつきたくなる衝動を
やっとこらえた
浮上してきた皆さんの表情も
冷静そのもので驚かされたし
本当にホッとした
船長がすぐ気づいてくれなかったら・・・
皆がバラバラになって浮上したり
海底にとどまっていたら・・・
と考えるとぞっとする
ドリフトダイビングでは
みんな同じ深度・進路に居る事が肝要
もし一人で浮上してしまったら
船を呼び一人でエキジットできること
水中ではぐれてしまったら
安全に浮上し、以下同上のスキル必須
昨今、
神子元でのダイビングリクエストを
多く頂くが嬉しい反面、不安も大きい
神子元に限らず
外洋やその他の流れのある海域であっても
楽しみの内にダイビングを終了する事は
最優先されるべきで、
今回のようなことを想定したうえで
「海に入る」ということが初手中の初手
と考えてほしい
トラブルへの
想定と対応
予防と対処
両方を高めていくことが凄く大切だ
今回いくつかのミスが重なってしまったが
「慌てることなく水面に皆で浮上し浮力を確保する」
これを完遂してくれた皆さんに感謝
本当に救われた思いがした
再潜降した僕達を迎えてくれたのは
メジロザメ2匹と(写真の1匹は至近距離)
ハンマーヘッドシャーク1匹
大きいマダラエイ1匹
一緒にエントリーした他のチームは
大きなハンマーの群れに遭遇したらしい
だけど今の僕達にはそれよりも
「大切な経験を手に入れたこと」
「カッコいいヤヒーを見れたこと」
の方が価値は高い。

元々ママ友で、当店で10年前に偶然再会し
以来、
たまにこうして一緒にダイビングを
楽しんでいるお2人
おしゃべりが尽きない2人の姿は
船上微笑ましく
正面から盗撮させてもらった
アフターダイ部はスローに
南伊豆の魅力を観光しましょ


とうじ浜サンドスキー場は
一年を通して沖からの強い風が吹き
飛ばされた砂が岸壁にあたって落ちる
そうして体積した砂の斜面は
地元の子供たちがソリ遊びをしていた
ことが由来になっている
道端に咲く珍しい花にも
話題が集まったが
1人だけそっけないシバハラさんの
花への無関心がはっきりと露呈した

とうじ浜を見下ろす断崖に登ると
海まで垂直にぽっかりと穴が開いていて
上下両方からその眺めを愉しめる
が、
坂道を歩かされたシバハラさんにとっては
ただの忌まわしい記憶かもしれない・・・笑


砂と潮風を浴びたあとはこちら。
金谷旅館でひとっ風呂
総檜風呂
千人風呂が有名な老舗旅館で
日帰り浴を頂いた
ここへきて初めて
満場一致の快適な笑顔が揃った
ような気がした・・・笑


そして
この日のもう一つの山場が訪れた
宿のご飯が用意されていないという
ハプニング発生っ
ならばっ、と、
現地聞き込みで人気の高かった
「おか田」さんでの晩餐にシフト
乗り掛かった舟と
美味しそうなの全部頼んだら
物凄く豪勢な食卓になった
味も◎
この旅2度目の緊急事態も
災い転じて福となす
お陰様で
この局面も乗り越えられた・・・
ほっ





2日目は妻良へ
これは大当たり
流れもかかっていたが
もう昨日のボクらとは違う
流されながらの潜降を決め
即座に根の裏側に回り込み
皆、同じ深度・進路で泳ぎ
見事に妻良を遊びつくした
線状降水帯のかかる予報のあったこの日
海から上がった僕たちの
撤収の速さときたら
妻良の船長も驚きを隠せなかった
この一糸乱れぬ団結をもって
この2日間の〆とする
渋滞する前に
もちろん雨が降り出す前に
東京に着いた私達

この一泊の旅が始まった時よりも
一回り成長していたに違いない。
まさ



















































