何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

壁際の魚(とと)ちゃん

 

 

 

2025/9/26-29・屋久島  透明度15-25m  水温29-30℃

 

 

 

 

大瀬崎を飛び越えて

 

 

 

 

離陸から20分

「え只今ぁ右手前方に富士山が見えてまいりました」

 

 

 

機内アナウンスに安眠を妨害された僕

 

50近くなって飛行機からの富士山など

珍しくもないと二度寝を試みるけれど

やはりちょっと気になって薄目を窓に移す

 

 

 

あーっ

僕らのホーム駿河湾だー

 

あーっ

左下に見えるの大瀬崎だーっ

 

 

 

 

おーいっ行ってくるよー!

マイホームっ!

 

 

 

心の中はそりゃ大騒ぎ(笑)

 

前席のシオツキさんの肩に

「大瀬崎っ!オセザキっ」って

強制的に共有してもらいました

 

 

 

 

窓の隅に西伊豆が見えなくなるまで

おでこくっつけて楽しんだ僕

 

 

 

 

今月2度目の屋久島への空の旅

いつもの西伊豆、初めて見る西伊豆になる

 

CAさん、

 

良いアナウンス良いお仕事でした・・・

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしき日々

 

 

 

 

この人達と海にくると

各地地元のガイドさんに

よくこんなことを言われます

 

 

 

 

「壁ばっかり見てますね」

 

 

 

 

ええ・・・そうなんです

気が付きましたか・・・

 

 

 

 

透明度がこんなに綺麗なのに

頭上に魚が群れようがカメ泳ごうが

・・・ですよ!?

 

 

 

 

 

壁に生えてるサンゴに暮らす綺麗なエビ

 

隙間から顔だけ出してるハゼとかギンポ

 

合間をジワリ進む宝石みたいなウミウシ

 

そんな壁に夢中の私たち

壁があるなら、私達そこにいます

 

 

 

 

イタルの新規開拓したダイブサイト

「水魚」なるポイントに潜れば

素敵な壁が両側にそそり立ち

右見ちゃ左、壁から壁へ

張り付くこと1時間

 

 

 

「え!?もう浮上??」

 

「したい人だけでいいんでしょ??」

 

 

 

駄目ですよー

 

ドランカーの皆さん

変な病名付く前に

全員で浮上です

 

 

 

 

 

そう、

ここは屋久島の海の中

 

 

 

これは「ヨコヨコ」というポイントのステキ壁
ベンテンコモンエビ
オドリカラマツの中に隠れるヘラヤガラ幼魚
イソギンチャクのウミタケハゼ
ヒメユリハゼ
チャシボリガイ
ヒョウモンウミウシ×2
ライオンに見えたサンゴ

 

 

 

 

ああーたのしぃっ

 

 

 

良いなーマサさん

今月これが2回目なんでしょう??

ずるいなぁ

 

 

 

上がってくるたびに

レナとせっちゃんにチクチク

言われるんですよ

 

 

 

「いや仕事だし」

 

 

 

必死の弁明も

半分遊びバレてるみたい・・・

顔でバレるみたい・・・

 

 

 

イソコンペイトウガニっ!!
ハタタテシノビハゼ
ブチウミウシ
イシガキカエルウオ
クダヤギクモエビ
ゴシキエビ
BIG3

セツコ機・アサミ機・カミグチ機

浮上後引き上げシステム作動!

 

 

エッフェル塔みたいなクビナガアケウス
ユカタハタの幼魚だったのですね
アサミのいたずら書き1 後ろのみんなこれ(ピグミー)見てます
↑これピグミー
ヤクシマカクレエビいるのわかるかな??
これだとわかりやすいかな?ヤクシマカクレエビ
ハナゴンベだ
ナマコの上のウミウシカクレエビ
ナマコマルガザミ アサミレナバサミ

 

キツツキ戦法っ

この子たちに狙われたら諦めるしかないね

 

 

そうして撮られたナマコマルガザミ

 

観念したマルガザミ

おとなしくされるがままに(笑)

 

 

そうして撮られたアカスジウミタケハゼ
コブシメ
サビイロウミウシ
アサミのいたずら書き♪2 いなせなギンポ
これが本物イナセギンポ
オイランヨウジ
抱卵中のオイランヨウジ

 

あけちゃんショット

オイランヨウジの卵ってこんな感じなんだっ!

 

 

パンダダルマオコゼ
ハナゴイ若魚
マルスズメダイ
オヨギベニハゼ
お宮前の魚たちに見入るおシオツキさん
ニセアカホシカクレエビ
ゴシキエビ
トゲトサカとノコギリハギ
オドリハゼを物影から狙う女子達・・・

 

物影から狙いをすます女子ハンター

 

 

そうして撮られたオドリハゼと砂を掻き出すブドウテッポウエビ

 

ロックオンされた

生き物たち

 

 

 

海の世界へ下りてゆく
シューヤジリチンヨウジウオ

 

 

 

はじめの1DIVEから

最後の1DIVEまで、全部

別々のポイントで11本も潜ったよ

 

 

 

あと3本で終わりかぁ・・・

 

2本かぁ・・・

 

これで最後かぁ・・・

 

 

 

 

 

 

その時は来る

ラストダイブ

 

 

夕暮れ迫る海の色

 

 

 

船に上がる順番を牽制しあうみんな(笑)

 

 

どーしたってこうなります

誰だってこうなります

 

 

そう

屋久島の海の中

 

 

 

 

 

黄昏の宮浦川

 

 

 

風呂上がりの黄昏タイム

 

静かに森の胎内に身を委ね

いくばくかの充電タイム

 

 

 

女子部屋

 

 

 

からの・・・

 

 

 

夜行性の私達

 

 

 

真夜中の猫みたいに

目を真ん丸に光らせて住処を這い出し

闇夜に集まって何するのでしょう・・・

 

 

 

海じゃ魚に目を光らせて 夜な夜な集まる不敵な猫たち

 

 

 

こうするのです

 

 

 

まきこ&あさみすまいる

 

 

 

こうなるのです

 

 

 

あけもすまいる

 

 

 

@ボクこう見えて仕事中

 

 

 

パノラマラストナイト イタルの手長くない?

 

 

 

そして夜が更け

1日が終わるころ・・・

 

 

 

酸素濃度の高い森の中では

電池切れは突然に

 

今まで元気だった人間が

一瞬にして睡魔の餌食と化すのです

 

 

 

凶弾にもう一人・・・(笑)

 

 

 

 

 

これにて

僕の屋久島ツアー2025おしまい

 

 

 

 

 

 

アサミのほっこり悪戯書き

2回しか見れなかったよ・・・

イタルもね

 

 

インストラクターに共通する

まずスクリーンを消す癖

僕自身も全く気づいてなかったなー

 

 

みんなに「ただのミスジスズメダイ」

と大合唱された幻の僕的新種・・・

 

 

カメもサルもシカにも会わないで

屋久島の海底中の壁と水底ばっかりみて

 

 

実際せっちゃん図鑑的新種との出会い

 

 

全員で打ち上げのパノラマの夜まで

 

 

森と海の深いところで

たっぷり満たされた私たち

 

 

 

 

帰京の日

 

かろうじて抜け殻に目だけくっつけました

みたいな顔してお土産選ぶみんな(ぼくも)

 

海の中で生き物を追ってた姿と

違いすぎるでしょっ(笑笑)

 

 

 

 

わかりましたよ

また来ましょう

 

 

 

 

イタル氏の身柄を

来年分も拘束して

しぶしぶと搭乗口

 

 

 

不本意ながら今日東京に戻ります・・・

 

 

 

 

丁度8人掛けの屋久島空港ベンチにて

 

 

 

 

まさ

 

浮上大っキライ

 

 

2025/9/20-23・屋久島  透明度15-30m  水温30℃

 

 

 

もう言うことないんだもん

 

 

 

 

あ、先どうぞ

 

え、いやいやどうぞどうぞ

 

いやぁ、じゃそちらの方先にどうですか?

 

 

 

 

毎回こんな空気

 

窒素も溜まってるし

そこそこ空気も使ってるし

「浮上しましょ」のサインが出たとたん

譲り合い精神旺盛になるんですよね・・・

 

 

 

そろそろ浮上かぁ

そんな頃合いになると

ガイドのイタルと少し距離置くでしょぅ

 

 

序盤はぴったりくっついて

可愛い生き物紹介してもらってるくせにさぁ

 

 

 

 

 

でもそうなんです・・・

ぼくもです

 

 

 

 

 

もう残圧計もダイブコンピューターも

見なくていい

浮上なんていったい何の為に??

このまま海に溶けたっていいじゃない?

 

 

 

 

魅力に溢れてて

そんな気持ちになる危険な海域

 

そう

ここは「屋久島」の海の中

 

 

 

 

屋久島の原住民

 

 

 

沢山のお声がけを頂いて

今年は3回の屋久島ツアーを催行できました

 

 

その第一団は初来島組が交じり

イタル丸に乗船できる最大値8名での来訪です

 

 

 

港に到着するなり

カメが5匹も顔を出してくれたり

1m越えのロウニンアジが船の真下に現れて

すでに船上のテンションも最大値っ

 

 

イタル丸に設置されてる原始的なトイレにも

キャーキャー言いながら(笑)

 

 

 

 

 

ボクはというと

どうしてもやりたいことがあった

 

それがこの写真↑

 

ひょろ長く、浅黒い肌、切れ長の目

イタルとタローを並べて撮りたい♪

 

 

「タローは島の人間じゃないの??」

写真だけ見たらイタルの右腕か兄弟・・・

※ちなみにイタルも横浜出身ね・・・(笑)

 

 

出会うべくして出会ったような

そんな気しません?この2人

 

 

 

 

 

 

さー、森と海の4日間が始まるよーっ

 

 

 

森に帰る日々さ
朝さ

 

 

 

窓のカーテン開けるとオールグリーン

深く息を吸い込みながら顔を上げていくと

木々の隙間に青空が広がっていた

 

 

準備してきたコーヒーにお湯を注いで

ズズズと森の中で目覚めた幸せの儀式

 

 

翌朝は雨だった

大きな葉っぱにバタバタと雨粒が打ち付け

ビー玉くらいの水玉になって地面に落ちる

 

 

 

さぁて

今日はどんな生き物たちに

イタルは会わせてくれるんだろう。

 

 

コーヒーをすする

 

 

 

ゼロ戦
きゃーっ 身長5mmのアイドル
カラッパさ だいすきだー
え、え?
ぎゃーカラッパくわれたーっ あ、すぐ吐き出したよかったーっ、さ
ホシゾラワラエビ
お宮前
イソコンペイトウガニ 名前も◎さ
K2 サンゴの丘
な、な、なにものですか?
シューヤジリチンヨウジっだってさ
キャベツ畑みたい
ニシキカンザシヤドカリ
ニザダイがバリケードみたい
海上は豪雨さ
キンメモドキの雲
賑やか
健やかな昼下がり
イソバナガニ
ハダカハオコゼさ
ゼロ戦に降りていく
また静寂に戻るゼロ戦
モンハナシャコさ
得物のイソギンチャクが立派なキンチャクガニ
水底の柄
パンダダルマハゼさ♪
黄色のジョーさ
安全停止中に現れたアオリイカの群れで浮上を遅らせるみんな
クビナシアケウス??
フタイロサンゴハゼさ

 

 

 

 

海はおおむね穏やかで

雨も時折強く降ったけどそれが良い余興

 

 

イソギンチャクモドキカクレエビ

ハナヒゲウツボ

ウミウシカクレエビ

パンダダルマハゼ・・・

 

 

 

イタルの指さす先に次々に顔を出す魚達

 

フィンを突き出すように蹴ると

中層を泳いでいた魚たちが集まってくる

 

 

 

ぼくも真似してみたが全く効果なし・・・

 

イタルと魚達は知り合いのように見える

 

 

 

 

夕暮れ 今日の最後のダイビング

 

 

 

そして僕の大好きな

屋久島の夕暮れ迫る海の中

 

 

良く澄んだ青色の海だが

西日が差し込むと少し緑がかった色合いになる

 

 

一日のラストダイブを象徴するような

物寂しさと達成感の混じりあった色だ

 

 

 

 

山荘の夕焼け

 

 

 

 

森に帰って宮之浦川を眺め風呂に浸かる

フライング用の缶ビールを忘れない

 

夕陽に酸素の濃そうな青空が赤く燃える

夜の部はここからだ

 

 

 

山荘の飯
あ、のぞむー悪意を感じるぞーっ
友達ん家に集まってるみたいさ
全ての男たちを眠らせて悪女ほくそえむ

 

 

 

 

宿の夕食を頂いて

すっかりと暗くなった森の中に

煌々と電気がともる私たちの部屋

 

 

一棟貸しの大きなお部屋で

眠るにおしい一日が暮れる

 

 

 

毎晩

だらしのない男たちはバタバタ倒れ

2日目の夜、とうとう

リューイチとノゾムが凶弾に倒れた(笑)

 

 

 

凶弾に倒れた偉い人と使えないSP
ドラゴンレディ&ドラゴン農家?

 

 

 

 

1日4本

こんなに潜ったのにまだ足りないくらい

 

気持ちはそう

だけど夜になると体は正直ね

 

宵越しの体力は持たねぇぜ・・・

 

 

 

 

 

ゴッドいたる

 

 

 

 

 

 

 

もう帰る日である・・・

 

 

 

アカウミガメの産卵地 いなか浜
田舎浜で産卵スタイル

 

 

 

お母さんのアカウミガメは毎年ここを登る

その子供たちは一気にここを下って海に出ていく

 

 

アカウミガメの最大の繁殖地屋久島の「いなか浜」

 

 

 

ヤクシカ家族
さる太郎にドン引きのヤクサル達

 

 

 

 

島一周道路の西側

西部林道

 

極細のくねくね道を曲がると

突然ヤクサル達やヤクシカ達がくつろいでいる

 

 

 

 

サル真似をしたタロウに

ドン引きのヤクサル達

 

「オレタチニンゲンクウ」

 

もののけ姫に登場するショウジョウ達のモデルとされる

 

 

 

 

大川の滝とゴマちゃん

 

 

 

至近まで寄れて

滝の爆風にマイクロミストが乗ってくる

 

大川とかいてオオコと読む

 

パワースポットしても有名で

滝からエネルギーとマイナスイオンを受け取る

 

 

 

ボクがこうやるとハイ波ドーンっ

 

 

 

塚崎タイドプール

 

潮が引くとでっかいタイドプールが出現し

取り残された熱帯魚達を水深0mで鑑賞できる

 

この日は台風のうねりが入り迫力ある波が

雲の形とリンクした

 

 

 

ハイ人生初めてスムージーっ

 

 

 

教えてもらったスムージー屋

人生初めてスムージーなるものを頂いたが

 

甘すぎず、許容できるほのかな酸味が

疲れた体を何度でも蘇らせる

 

そんな印象を抱いた

 

 

 

 

またくるよーっ

 

 

 

 

みやげもたくさん買った

 

だけどまだ帰りたくはない

 

だのに飛行機に乗る・・・

 

 

 

 

浮上も嫌い。

離陸も嫌だ。

 

 

 

あ、あー屋久島が遠ざかる・・・

 

 

 

 

鹿児島空港でラーメン食って打ち上げよう
鳥そば♪

 

 

 

 

!?

 

鹿児島空港にてもうひとあがき(笑)

鳥そば美味かったーっ

 

 

 

 

いい風が吹いてる

 

 

 

 

カメと泳いだね

でもカメの隣のノゾムちゃんのが可愛かったね

 

 

開かなくなったジップロックに取り乱し

「ちょ、ちょっとどぉしたのっ?」

とジップロックに直接聞いたハラちゃん

 

 

ラストナイトのパノラマの夜

さっきまで笑ってたリューイっちゃんは机に突っ伏して

次の瞬間にはまた会話に参加して笑い

いつのまにか日本酒頼んでいて

 

 

イタルの奔放と、それに

翻弄されるサキちゃんの愚痴でさえ

 

 

 

小さな船に揺られた10人の4日間の思い出は

またここに戻ってくる理由になるでしょう

 

 

 

 

 

 

 

オレタチマタココニクル♪

 

 

 

 

 

 

 

再訪を愉しむためだけに

大嫌いな浮上を許容しただけだからね

 

 

 

 

 

まさ

 

凄まじき魚影と寝相 壮大な自然と丸裸の人間

 

 

2025/9/13-15・波勝崎-雲見-安良里

透明度10-13  水温23-25℃

 

 

イサキリバーを泳ぐ

 

 

 

この3連休からシルバーウィークの幕が開ける

 

 

マサシはリュウと「田子」で

沢山潜りたい方達のリクエストに応えつつ

AOW講習生も受け持ち大忙しだ

 

 

ミカはホクホク顔で小笠原丸の船上

太平洋を南下している頃だろう

 

 

スズカは日帰り3連荘

口を尖がらせ目を皿のようにして

伊豆ー東京間を車で往復する予定になっている

 

 

 

お陰様で各チーム満員御礼で

 

ボクはというと南伊豆を網羅する

2泊3日のツアーを引率させてもらっている

 

 

活気のある三連休の幕開けに

感謝の気持ちと高鳴る緊張感

各隊の成功を祈りつつ

この3日間の予定潜水地の中で

もっとも難易度と期待値の高いポイント

「波勝崎」を目指した

 

 

 

ムロアジ

 

波勝碕もう一つの秘境 水中の門

 

どでかクエ

 

一面のイサキ

 

 

 

洋上は穏やかそのもの

晴れ男を自負するイクタ氏のお陰か

ガッツリ雨予報が嘘のようだ

 

 

波勝碕の3つあるうちのメインポイント

「弁慶」は水深40mから文字通り仁王立ちの

巨大な岩山{根}がそびえたっている

 

根頭は水深5m

ここから潜降を開始して激流の中を

魚の群れをかき分けるように進む

 

一旦尾根が途切れ

どん深の水底の見えないエリアを

コンパス頼りに泳ぎ進んでいくと・・・

 

「子弁慶」

 

という隣の根が見えてくる

子弁慶の根頭は-25mと深い

根深くその基部は見えない

 

 

 

そこが魚たちの超絶根城になっている

 

 

 

ダイビング難易度★★★★★

神子元に匹敵する危険度を有し

経験の浅いダイバーは近づかないに限る

 

 

 

現に3本目、潮目が変わり

1本目とは異なる魚の群れを期待して

子弁慶を目指したがあえなく撃沈

 

弁慶に張り付くのがやっとの激流で

何とかイサキ群れる突端に辿り着き

猛者と思しきイクタ&タロウに

 

「群れに突撃して良し」

 

のサインを送るも

首をうなだれ2人とも動かない・・・

 

 

浮上後「意気地なしーっ」と揶揄った僕に

「だって空気も残り少なくて・・・」

か細く呻くイクタ氏

 

 

イクタ氏の憔悴をうけて

空はみるみる暗くなり雨がぱらついてきた

 

 

 

晴れ男は言った

「エアー切れじゃ威力を発揮できない」

 

 

あれには笑った

 

 

 

ムチカラマツエビとガラスハゼ BYみさこ
ロボコン BYみさこ
太郎を一人で食べる太郎
テヅルモヅルエビ BYみさこ
洞窟・ダイバー・魚
ヤシャハゼ行列
アオサハギ幼魚 BYれな
おもろい画だね
コロダイ幼魚 BYれな
ヤノダテハゼとコトブキテッポウエビちらり BYれな
ヨシピロー&タローのシンクロ
イムラの刺し盛り
安良里のカンパチ BYみさこ
ノコギリヨウジの2匹の幼魚 BYれな
お肉姉妹
断崖シュノーケリング
泳いだ後はロッククライミング
を見下ろすみっちゃん
イシダイ老成魚のごあいさつ
クダゴンベ BYれな
2日目の宴にて

 

 

 

ヤナイの凄まじき睡眠欲と寝相・・・

タロウの揚げ物への執着と偏食・・・

etc

 

 

雲見から安良里へ

概ね希望通りのダイビングロードを歩んだ3日間

 

時間が経過すればするほど

隠し切れない人間性が浮き彫りになる

 

地金が覗いてきたとき

ダイビングツアーは旬な自然だけではなく

自然体の人間の両方を楽しむことができる笑

 

 

 

60年代アメリカン

 

 

 

この3日間の最も印象深い一コマ

 

 

 

 

 

あーいい海だったぁ~

 

着替えを済ませ出てきたミサコさんに

吹いてしまった

 

 

 

 

ベティ・ブープのTシャツに

ピンク柄の短パン

頭にリボン彷彿のピンクのタオル巻いて

 

 

 

 

 

ひっそりとした伊豆半島最果ての波止場に

70年代謳歌中のアメリカンが突如現れた瞬間だった

 

 

 

 

 

まさ

サメ専門インストラクター

 

 

2025/9/6-7・神子元・雲見   透明度10m 水温19-26℃

 

 

 

お判りいただけるだろうか

この私の興奮度を

 

 

題名、そして動画をこんなにも多用するあたり

おそらく今ボクは調子に乗っている

 

サメ専門のインストラクター

そう言っても過言ではないだろう

 

 

 

 

 

 

「出船当日の朝判断」

 

現地スタッフから連絡があり

表情を曇らせるみんなの不安を載せて

南伊豆に向かって車を走らせている

 

 

いつもなら

祈るような気持ちでハンドル握るのに

なぜだか今日は

 

「船はまぁ出るさ」

 

と別に気にもならない

 

前日にミカから神子元島虎の巻を

伝授されたからだろうか・・・

 

 

 

 

サメ遭遇率の最も低いガイド(社内比)で

若手の台頭に押され気味の身分にして

いずこからこんな自信が沸くものか・・・

 

内心笑ってしまうメンタリティ

 

 

 

 

「出船します」

 

現地からの朗報を受けた時

すでに

勝利を確信したような気持ちになっていた(笑)

 

 

 

 

 

 

 

落ち着いている

プレッシャーは何も感じない

 

 

2ダイブ目だった

 

 

みんなのマスク越しの表情を確認し

飛ばす他グループを見送ってから

我々もゆっくりとフィンを漕ぎ始めた

 

 

最初の群れとの遭遇はその直後

振り返ると100匹を超えるサメたちが現れた

 

 

 

約2分間のランデブー

他のパーティーの影はない

 

群れ占有して並走♪

 

セキドちゃん撮影の動画には

弾む呼吸音が拾われている

 

 

 

そしてその後も何度もサメたちは

入れ代わり立ち代わり現れた

 

 

 

ほぼ同時刻の別アングル動画

上:ノゾムちゃん作品

下:サヤカ作品

下の動画を撮るサヤカちゃんが

上のノゾム作品に登場する

 

 

 

 

サメもさることながら

この日、空前絶後のタカベ群れも登場

 

ニザダイの群れも物凄く

メジナに混じって真っ黒になって押し寄せる

 

 

そしてさらには・・・

 

 

 

 

 

 

メジロザメだ

 

 

 

しかも特大

 

 

 

しかもカメとの交錯バージョンだ♡

 

 

 

 

 

 

 

 

自信漲るボク

ボクが担当ということで

不安を募らせていたみんな

 

 

 

 

この海域ではほぼ疫病神扱いだった

かつてのボクはもういない

 

 

 

サメ群れ追う人 ニザダイ群れ イサキ群れ シラコダイ群れ
ニザイサ連合

 

 

 

今日のメンバーはみんな若い

 

歳の差があるからか

ボクからするとみんな猫みたい

 

気ままなの

自分のペースをけして崩さない

 

いやいやマサさんに合わせてあげてますっ

って声も聞こえてきそうだけど・・・

 

いい意味でみんな自然体ね

 

 

 

ほらね、野生の猿と同化してるもの

ナチュラルな風吹くままに

 

 

黄昏の波勝碕

 

 

この旅のもう一方のハイライト♪

 

 

気まま戦隊っ
さるサヤカ
さるマリン

 

 

翌朝

 

前夜の呑みすぎを

いくばくか引きずって目が覚める

 

 

昨日の海凄かった

サルたちと戯れた

そして夜若者たちと飲んだ

楽しかった1日が今日も幕を開ける

 

 

 

 

雲見の穴ン中

 

 

 

西伊豆は雲見の海の中

 

穴の中には魚がひしめいて

トビエイがあちらこちらを飛んでいる

 

砂地に降りて

ヤシャハゼとヒレナガネジリンボウ

オニハゼの仲間ホタルビオニハゼ

オオミウマに出会うことができた

 

 

 

この麺がまた旨いのよ
僕の好物パッチョ
完璧マルゲリータ

 

 

 

 

今日の逸品は絞ることできず・・・

 

松崎町の花畑にたたずむイタリアン

陽だまりみたいな半個室で頂く料理は

必ず一口目からウマイと唸る

 

 

 

 

食後のデザートは

 

川海苔コロッケの時間ですよー

これまた松崎の人気店

アサイミートさんの揚げたて川海苔コロッケ

&カレーパン

 

 

って

食後ですよっ!?

 

 

 

今日のメンバーは若い

そして猫みたい(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神子元島初体験だったマリンとダイスケ

マリンはストラップフィンが足に合わずに

サメに寄り切れなかったんだよね

 

フルフットフィンにしてまた行こうね

 

 

 

海面に浮上して

「こういうダイビング好きかも」

そう言ったダイちゃんのキラキラした目

 

 

 

めぐみ荘で杯を重ね

上機嫌のダイちゃんのトローリとした目

 

 

 

 

彼はこの2日間

とても良い目をしていた

 

 

 

いい目をしていた(笑)

 

 

 

まさ

全部揃った夏のアイテム

 

 

2025/8/30-31・初島ー伊東   透明度10-15m  水温26℃

 

 

 

 

 

夏の終わりに大爆発した伊豆の魚達

 

初島のキビナゴ

伊東のタカベ

 

誘発したカンパチやワラサが

ヒュンヒュン頭を掠め飛んで

そのたびに群れが真っ二つに割れる

 

 

 

岩にしがみついて流れに耐え

ただただその光景を眺めるボクら

 

開いた口からレギュレーターが

ポロリと落ちそうになった

 

 

 

 

うねるキビナゴ
キビナゴの屋根
カンパチ乱舞
浅瀬を埋め尽くす
初島 テングダイ

 

 

今日は初島で3本潜ろう

そして明日は伊東で2本

 

 

お泊り初日の初島は

たっぷり時間使えるのが嬉しい

 

 

 

 

食堂の軒先に特別席を作って貰って

海上がりのランチが気持ちよかったし

 

トビエイにテングダイにサカタザメ!

ウミウシ達にタツノイトコに巨大なコブダイ!

あまりのサービスの充実に、うっかり

水中に長居しすぎちゃったよね・・・

 

かき氷にビール

熱海へ帰るフェリー待ちのさなかにも

目に映るすべての夏のアイテム手に入れて

 

 

かき氷買う気だなっ
ビール片手に良いじゃないっ

 

 

船の中で、舟を漕ぐ・・・(笑)

 

 

上手く寝るよねー

 

&エキストラ

 

 

 

熱海から修善寺へと車を走らせる

夕暮れに田園風景が赤く染まる

 

なんって気持ちの良い1日なんだ

 

悪くない疲労感に車窓の風景が沁みてくる

 

 

 

伊豆牛のレバーっ

 

上タン塩っ♪

 

 

夜の酒盛り♪

今日はお肉

 

 

伊豆牛のいいとこどり

上ハラミに 上タン塩

そしてこの日はレバーが美味かったっ!!

 

前日に仕入れがあったんだってっ!

ツイてるね~っ

 

 

 

ビールがばがばイベちゃんと

マッコリぐびぐびユリちゃん

 

それと対照的な

巨躯の下戸イワムラさんとの

コントラストが非常に面白かったなーっ

 

寄り道バスケもしたよね

 

 

あくる朝

相談して決めた伊東がまた大当たり

 

冒頭のタカベの巨群

巨躯イワムラさんもあっという間に

タカベに飲み込まれてしまう

 

そして隣の根まで泳いでいくと

一面を覆うナンヨウイボヤギと

キンギョハナダイの乱舞そして

ホウライヒメジの割拠

 

 

伊東 五島根

 

伊東のタカベに手を振るみっちー

 

 

見とれて手を振ってしまう

わかるよーミッチー

 

「わーっすごーい」

 

おっさんになってもピュアがほとばしる(笑)

 

 

 

カツオのたたき「うずわめし締め」
ムギイカの刺身とアジのたたきねっ

 

 

 

 

攻撃の手を緩めない強欲な大人たち

最後は伊東名物「うずわ飯締め」

 

 

イベちゃんの生ジョッキがまた火を噴いている(笑)

 

 

 

 

前列に違和感あり

 

 

 

ゆーだい企画のこの2日間

初島でも大学時代のゼミ友にばったりでくわして

どんだけ顔広いのでしょう

 

 

 

さすがねー

 

 

カメラの調子が整わず残念だったけどね

これからのあなたの腕前に

相当期待してるボクです

 

 

水中写真もエリートコースでお願いねーっ!!

 

 

 

まさ

 

 

 

 

まさ