何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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まだまだ潜り足りない昭和世代

7/17-18 田子 水温19~23度 透明度3~15m

 

今回のリクエストは「田子でいっぱい潜りたい」。

早く着きたいところでしたが、3連休の中日でも伊豆に向かう道は結構渋滞しており、朝から抜け道使用。

いつもよりちょっと遅めに到着し、さぁ田子合宿のスタート!

 

 

1本目 沖の浮島根

浅場はうねり+濁りでいまいちも、下に降りたらウミウシも豊富。

ただ窒素貯めすぎないように20mより下には降りないようにして、途中からは中層に飛び出してワイドを堪能。

 

 

そんな海で強く印象に残ったのが、ヘラヤガラの黄色バージョン。

 

 

昔は見なかったけど最近増えてきたヘラヤガラ。

グレーの体色をしたものがほとんどだけど、少数は全身が真っ黄色のタイプも。

もともとの生息域である南国の海では、数自体が多いので黄色verも見たことあったけど、ついに伊豆で見れてしまった・・・

 

ヘラヤガラの黄色ver

 

2本目 田子島

言わずと知れたギャンブルポイント。

最近その広大なポイントの中にある一つの岩に、珍しい生き物がついている神岩なるものがあるらしい。

現地スタッフのケンローさんに場所を事細かに聞き、向かうも・・・。

 

が、神岩を外したって、問題なし。

 

触覚のラメが美しいミゾレウミウシに、黄色が鮮やかで伊豆では超稀種のサフランイロウミウシをゲット~!

 

 

 

3本目 白崎(サンゴ)

この日は外海はそこそこうねりもあったので、昼食後の3本目は穏やかな湾内で。

 

ウミウシ狙いで入った白崎は、代替わりしたのか、いつもより小ぶりな3㎝ほどのセトリュウグウウミウシにセンテンイロウミウシ、岩奥にいたクリアクリーナーシュリンプなどマクロ○

 

 

4本目 白崎(先端)

※まだ初日です。

特大の真っ黒オオモンカエルと記念撮影をしたあと、白い小さな体に似つかわないぷっくりとした触覚が可愛いボンボリイロウミウシ×3。

 

だがハイライトはここから。

 

個人的に恋焦がれ続けて3500本。いまだ出会えず縁がないと思っていたフジナミウミウシがそこに!しかも2個体!!!

見つけてくれた美佐子さん、ありがとうございます!!!!!!

 

 

 

5本目 沖の浮島根

※まだ初日の日中です。

5本目にして流れビュンビュン。気を引き締めなおして潜った夕方16:30。

 

普段潜れない夕方の外海。

時間帯的にキンギョハナダイとか魚たちの産卵に期待。

結果、タイミングは少し早くかったようで産卵準備段階でしたが、そこらじゅうでキンギョハナダイの雄たちが鰭全開にして体をぶつけ合う喧嘩は壮観。

 

先日のレスキューで100本を迎えてしまったかなえちゃんの100本だった記念撮影をした後は、流れに耐えて根待ちからのドリフト。薄暗い海に、流れに向かって必死に泳ぐ魚の群れ。これは大物の雰囲気。。。

 

まぁ、そこまではうまくいかず(笑)

 

 

 

6本目 弁天島→アジロ崎

※まだ初日。ようやくナイト。

そこで見てしまった、驚きの光景。

それが「ヒメイカの捕食」。

 

水底にある海草にライトを当てると、無数のヒメイカがせわしなく動いてる。

 

世界最小のイカとして知られるヒメイカ。

今年は少ない印象だったけど、そこら中にめっちゃいる!

 

活発に動きまくっているので、なんだろう??と目を凝らしてみると、

ヒメイカよりさらに小さなアミ(エビの仲間)がたくさんいて、それを捕食してる!!

 

ほぇーーー!こうやって餌食べてるんだ!

マクロな世界の生存競争を見られて、ちょっと感動。

 

ってことで、初日だけで6本。

朝10時から夜7時過ぎまで、よく潜りました。

酒に定評のあるメンバーでしたが、さすがに夜10:30には就寝です。(笑)

 

 

 

2日目  1本目 田子島

神岩リベンジ。

前日よりさらに落ちた透明度の中、泳ぐこと5分すぎ・・・。

眼前の岩の上で泳ぐゲッコウスズメダイ。

 

神岩、あった・・・。これは、勝った・・・。(笑)

 

噂通りの神岩。

冒頭のゲッコウスズメダイから始まり、ボブサン×2、コールマン×2、オトヒメ、ムラサキウミコチョウ×2が1m間隔でついているその岩はまさに神。

 

2本目 白崎(先端)

8本目にして初めて外した感が漂う水中。

紫色のキレイ系ウミウシが見たいと、水深20m前後の水温18度エリアを丹念に探すも生物皆無。

 

だが、浅場で状況は一変。

 

何気なく手元を見たら、美しさひときわ輝くセトイロウミウシ×2。そして夏を感じさせるシロミノウミウシ。

あと一押しほしいと思っていたところ、生田さんが海草の合間でカメラを構えているので、近寄ってみると・・・

 

お目当ての紫色キレイ系!アラリウミウシ!

 

 

 

充実の というか、やりすぎの8本。

3連休最終日なので、朝のニュースでも渋滞30㎞予想。

昨日いっぱい潜っておいてよかった・・・と思いきや、20回くらい聞かれたこの言葉。

 

 

「今日、ほんとに2本なの?(=3本行かないの)」

 

 

はい、何回聞かれても、今日は2本です。

 

 

 

失礼ながら、この日のメンバーは決して平均年齢が若いというわけではなく、かなえちゃん以外は昭和世代。

そして昭和世代は全員が8本完走!

唯一の平成世代かなえちゃんはナイトだけパスしたけど、それでも2日で7本。十分です(笑)

 

 

 

前述の「今日ほんとに2本なの?」圧力も、昭和世代からいただいた声。

 

 

 

やはり昭和世代は、パワフルです。(笑)

 

 

りゅー

「まだまだ潜り足りない昭和世代」への1件のフィードバック

  1. やっぱり、田子は、イイですね!
    それにしても、昭和世代、皆さん、素晴らしいですね! ご立派です!
    龍クンも。またいつか、一緒に深く深く潜りたいもんです。 
    機会あればどうぞ宜しく。 恐々頓首

    福井雅章拝ボ~る!
    (現在、180本弱の、68歳昭和28年生)

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